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2014年釣行記(1)-AJ

2014年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮 場所:EM-FP 釣果:アジ x 10 同行者:単独

当初、2014年の釣りぞめは、どんくさんと6日に房総方面で行うことになっていたが、お互いの思いのすれ違いのため、結局中止になる羽目に・・・。
と云う訳で、2014年の釣りぞめは1日順延して7日に単独ですることにしたが、思わぬことからバースデイ・フィッシングと洒落込むことになった。

さて、何処でするか・・・・?
独りで房総に出掛けるのは、道路代が高くつくし・・・等々考えたが、繊細なアタリに続く小気味よい引きが頭から離れず、誕生祝に道路代を出しても良いだろう・・・、と自らを納得させる理由を見付けて当初の予定通りに房総方面に行くことにした。

12:00に自宅を出発。
アクアラインから首都圏中央自動車連絡道に乗り継いで昔バスフィッシングで通った高滝湖まで1時間。その頃はアクアラインなどある筈もなく東京湾をぐるっと回っていたので2時間程掛かった様に思うが、便利になったもんだ
市原鶴舞IC首都圏中央自動車連絡道を下りて大多喜街道を30km程走るのだが、交通量が少ないとは云え一般道はやはり時間が掛かって、結局目的地のUBR-FPに着いたのは14:00少し前。

釣り雑誌などではこのUBR-FPは穴場と紹介されている通り、車一台分の細い曲がりくねった道をくねくねと走らなければならず、釣り人は地元のおっちゃんだけかと思いきや、しっかりと足立ナンバーの車が停まっていた・・・(笑)
漁港の規模は小さく、水の透明度はすこぶる付で良く、豆アジ(?)が群れをなして泳ぐ姿が良く見える。

まだ陽が高いので付近の漁港をチェックしておこうと、8km程戻ってWEBで見付けたHBR-FP
ここも透明度は高かったが、魚の姿が殆ど見えずUBR-FPに比べると今一つか?
作業中の漁師のお兄ちゃんに訊ねても、アジは最近釣れてないヨとのことで、時期を選べば面白そうだと感じた。
そのお兄ちゃんによると、最近は鴨川方面が良いらしいとのことだったので、その助言に素直に従って24km程南下して鴨川港に移動。

鴨川港は規模の大きな漁港だが、大きいだけに掛かり場を絞り込むのが大変。特に一見ではまず無理だろうし、至る所に大きなテトラが入っているのも難点。
地元のおっちゃんに訊ねると、近くの島に渡り反対側の磯に下りれば尺が出るとのことだったが、磯支度をするのも億劫だったので様子を見るだけにして、更に南下。

次いでTYUZK-FPに入ったが、この頃から南風が強く吹き出した。
しかもこのTYUZK-FPの常夜灯がある岸壁から狙う場合は、風は斜め右前方から吹き付けて来ることになる。試しに1gのジグヘッドをキャストして見たが釣りになりそうにもないので、早々に諦めOTHM-FPに行くことにして再度車を南に向けた。

そして車から見掛けたEM-FP
常夜灯が明るく点きしかも釣り人の姿が見えない。このまま見送ってしまうのは策がなさ過ぎると、様子見の積りで車を停めて突堤の先端に向かっていると、その突堤の中程、丁度外側のテトラが切れた辺りでエサ釣りをしていたアングラーのロッドが大きく曲り、型の良いアジを釣り上げている所に遭遇してしまった。

AJ-2014-001Rここは元々候補にはしていなかった所だが、可能性があるとばかりに車にとって返しタックルを担いで突堤の先端に釣り座を構えた。

相変わらず南風が強いので、幾分でも風を背に背負う港内向きにキャスティングを始めたが、0.2号のPinkyが大きく風に吹けてしまう。
諦めてOTHM-FPに向かおうかと思ったが、良型のアジを釣り上げる所を目撃しているだけに、なかなか踏ん切りが付かずにキャスティングを続けていると、フト風が弱くなる瞬間が出て来た。

その風が弱まった瞬間を狙って対面の突堤に向かってキャストすると、ルアーにアクションを付ける間もなくジワッと重くなるアタリで待望のアジ。サイズは18cm程でもう一つ物足りないが、2014年の釣りぞめボーズを回避出来た嬉しい嬉しい1匹で、18:00を廻った頃のことだった。
その後、一時期ピタリと風が止んでいる時間帯には、コツッコン等々様々なアタリがあって楽しいアジングが出来た。

しかし、20:00を回った頃からアタリが遠くなってしまった。
恐らく満潮時刻の20:40が近付き潮が停まって来たことが関係している筈で、であるとすると下げ潮が効き始めるまで廻って来ないことが考えられる。
加えて、弱くなっていた南寄りの風が強くなって来たこともあったので、OTHM-FPに移動することにした。

32km程を南下してOTHM-FPに到着した時には、油断をすると帽子が飛ばされる位に風は更に強く吹いていた。
釣りをするのを半ば諦めながらも、広い港内で釣りが出来そうな場所を探していると、何とお誂え向きの場所が空いているのが見えた。早速、そこに入ろうと準備をしていると、小生より一足早く駆け込む姿が・・・・・。

他に釣りが出来そうな場所も見当たらないので、結局、22:00頃StopFishingとしたが、2014年の釣りは、 UBR-FP、HBR-FP、鴨川港、TYUZK-FP、EM-FP、OTHM-FPの6ヶ所を廻って300kmを走破することで幕開けとなった。

(注)写真は9匹しか写っていないのは、1匹は10cm程の豆だったので即リリースしたため。