※ 月別アーカイブ:6月2016 ※
2016/06/28
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:カサゴ x 6
同行者:SMNさん、(YGWさん)
実は昨日の27日(月曜日)の夜から、SGMRさん、OHTさんと一緒に孤島に出張る積りだったが、予報を見ると日付が変わってから雨でしかも強く降るとなっている。雨には極めて弱い小生は、この予報にスッカリ怖気づいてしまって、ドタキャンさせて貰い、28日の火曜日に久し振りに単独で行くことにした。
しかし、当日朝から降り続いていた雨は上がったが、午後になっても空はどんよりと曇っており、今にも降り出しそう。念のため、予報を見ると夕方から明朝まで傘マークは付いていない。
予報を信じるか?
予感を信じるか?
踏ん切りが付かないまゝ、駐車場にまで来ると流石にこの天候なので駐車中の車は、黒のX-Trailと八王子ナンバーのEveryWagonの2台のみ。X-Trailは確証はないものゝ惧らくSMNさんの車だろう。EveryWagonは孤島で何度も一緒になったことのあるYGWさんの車であることは間違いはない。
と云うことで、やっと気持ちも決まって18:00過ぎに孤島に到着。
風は斜め前方から吹いて来ているが、釣りには問題はなさそう。雨は霧雨の様な細かい粒が時折落ちて来る程度で、雨の嫌いな小生でも何とか凌げそう。しかし、海の色が、これまでになく濁りが強くて赤茶色をしていて、何となく厭な予感。
にこやかに談笑している二人に様子を尋ねると、明るい内にアタリがあって其々1匹づつ獲ったものの、アッと云う間に居なくなってしまったとのことで、厭な予感を裏付ける内容。
それでも、微かな希望を胸にキャスティングを開始。
しかし、実釣開始後1時間も経たない19:00頃には、その微かな希望も無残に打ち砕かれて勇気ある撤退を真剣に考えた程濁りがきつくて生命感が全く感じらず、先は未だ長いにも拘らずPB(パーフェクト・ボーズ)の臭いがプンプン。
21:00を廻った頃、夜光虫の帯が風に流されて来て行きかう船の引き波が青白く光り、これはこれで幻想的な眺めだが、釣りには邪魔な存在。
そんな夜光虫の青白い光をボーッと眺めながら惰性のキャスティングを続けていると、22:00頃、この日初めて感じた生命体からのコンタクト。
主は、ワームの長さと変わらない位小さなロリ・カサゴ。24:00頃に同サイズを追加した所で、その後は全くアタリもなく、逆に頻発する根掛かりで粘る気持ちもスッカリなくなってしまい、1:30頃から建物の陰で雨を避けウツラウツラしながら時間潰しに入る始末。
東の空が白み始めた頃から、最後の悪足掻きのキャスティングを再開した所、すっかり明るくなった4:30頃になって、コンと忘れかけていたアタリがあり、合せも決まって久し振りに感じる魚の引き。
やっと来てくれたかとリーリングをして抜き揚げたが、この主は赤い色をした20cmに少し足りないカサゴ。そしてこの1匹を皮切りに同サイズを4連荘でゲットした所でカサゴからのコンタクトもなくなったのでStopFishingとして、スゴスゴと引き揚げて来た。
2016/06/21
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 1、黒鯛 x 1
同行者:SGMRさん、OHTさん、(KNKさん、KIさん)
空読さんに譲って頂いた8326#1Bで作ったショート・ロッドをデビューさせて以来、孤島でのアジングでは一桁台の寂しい釣果が続いており、短さを活かした釣りが出来ずにいる。そこで、今回は心密かにツ抜けを最低限の目標として17:00過ぎに、先着していたOHTさんに迎えられて到着。
釣り場には、ウィーク・デイにも拘わらず、結構沢山のアングラーの姿がある。その殆どが黒鯛師で、競合するアジ狙いは、見るところOHTさんの他に若い二人のアジンガーと最も航路に近い先端のサビキ師の4人。
風はほゞ正面になる南東の風だが、釣りの邪魔になるほど強くはない。海は濁りが若干強い様に見えるが、かえってアジの警戒心がなくなって良いかも知れない。といつもことだが、釣りをする前は至って前向きな考え方。
最近の日没時刻は19:00頃なので、到着した頃は未だ明るいが、OHTさんは既に釣果を出しているので、直ぐに支度をしてキャスティングを開始。
カウント・ダウンをしながら、先行しているOHTさんや若者二人の様子を観察すると、ポツリポツリとアジを掛けている。こんなに明るい内から出ると云うことは、アジの活性は高い。これならばツ抜け達成は確実だろう。
事実、程なくして小生にもコンタクトがあった。これは合わせ切れなかったものゝ、釣りは始まったばかり、と余裕を持っていたが・・・。
18:00過ぎに黒鯛師の殆どが引き揚げて行ったのと入れ違いにSGMRさん、KNKさん、KIさんその他4~5名が登場。その殆どがアジンガーで岸壁の表側はアジンガーがズラリと並び、まるで週末の釣り場の様相。
小生は気が付かなかったが、好釣果の情報でも流れていたのだろうか?
続いて来る筈のアジからのコンタクトを期待しながらキャスティングを続けている内に時間は過ぎて日没時刻の19:00を過ぎた頃。
さぁ、これからだと気分も新たにアタリを待っていると、ムズッとはっきりとしたものではないが違和感が伝わって来た。反射的に合わせを入れた所、ガチッとロッドが止まってしまい・・・・。
ありゃ、根掛かり?
と、思ったが、ラインを張っていると明らかにロッドをジワーッと絞り込む重たい動きが伝わって来て、根掛かりではなく、何かが掛かったことは判った。だが、左右に動き回るサバではないし、シーバスの様なスピード感のある引きでもない。しかし、やたらとトルクのある重たい引きがある。
何度かラインを引き出されしてやり取りをした結果、海面にちらりと姿を見せたその主は、良型の黒鯛で、OHTさんの玉網入れで取り込んだのがこの写真。SGMRさんのスケールで測ると45cm程の良型。
それにしても0.3号のエステル・ラインで良くも取り込めたものだ。
この日初の釣果が良型の黒鯛。しかし、アジ狙いからすると立派な外道で嬉しさも半分と云った所。
気を取り直して、アジのアタリを求めてキャスティングを続けたが、その頃から周囲のアジンガーもロッドを曲げる様子がなくなってしまった。
孤島の住民と云っても良い程通い込んでいるSGRMさんや明るい内は好調だったOHTさんも首を傾げるばかり。
その内、風もなくなり海はノタリノタリと春の海の様相に変わり絶好のアジング条件となったが、海からは生命感が消えてしまい、代わりに夜光虫の帯が目の前に広がり始めて、キャストしたラインにベッタリと付着しているのが判る程。
波の刺激で青白く光る夜光虫は幻想的と云えば幻想的だが、この夜光虫が赤潮の原因になると考えると、アングラーとしては願い下げにしたい所。或いは、生命感がなくなりアジからのコンタクトがなくなったのは、この影響が既に出ているのかも知れない。
浜アジを求めて大挙してやって来たアジンガー達はなすすべもなく、釣り座を離れて釣り談義をしたり、夜食を喰ったり、あるいはごろりと横になって休んだりと岸壁には弛緩した空気が蔓延する始末で、日付が変わり、明け方に近付いても状況は一向に改善しないまゝ。
4:00頃、日の出時刻間近になり周囲が明るくなって来た頃、先端のサビキ師がパタパタとアジを揚げ始めたのを機に、隣りのSGMRさんが掛け、小生にもこの日最初で最後の獲物が掛かった所で、地合いは去って行った。
それでも未練たらしく、5:00過ぎまで粘ったが、その甲斐もなくStopFishingとして、肩をガックリと落としてスゴスゴと引き揚げて来た次第。
2016/06/17
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 5、シーバス x 1
同行者:SGMRさん、(空読さん)
土曜日を控えた金曜日なので早めに行って釣り座を確保しておく必要があると云う訳で、いつもよりも1時間早い16:00頃、孤島に到着したのだが、残念ながらベスト・ポジションには、2名の先行者が姿がある。そこで、その二人を挟んでSGMRさんが航路側、小生は陸側に釣り座を構えて、12時間余りの長丁場のアジングをすることにした。
この時期の日没時刻は19:00頃なので、アジングにはまだ早い。先行者の二人と色々な話をしながら、ゆっくりと支度をしていると何やらSGMRさんが騒いでいる。
何事か?と、問い質した所、ハンドルがない!
確かにSGMRさんが指し示すリールには、あるべき所にハンドルが付いていない。流石、名人のことだけあって、この日はハンドルのないリールでアジングをしようとしているのかと思ったが、良くよく聞いて見れば、どうやら車のロッドホルダーに止めていたタックルから、車の振動でハンドルが抜け落ちてしまったらしい。と云ってもその確証がある訳ではなく、どちらにしても、ハンドルがないことに釣り場に着くまで気が付かなかったとは、猿も筆の誤り・弘法も木から落ちる・・・・・か(笑)
この日、小生はアジング用にEmeraldas改と8326#1Bを持ち込んでいたが、Emeraldas改は予備にする積りだったので、そのリールをSGMRさんに使って貰うことにして、取り敢えず、一件落着。とは云え、無くしたハンドルが気になるのは当然で、遅れて来ると云う空読さんに駐車場付近を見て貰うための連絡を仲立ちしたりと、のっけからドタバタとした幕開け。
日没まで待っておれず、17:00頃にキャスティングを開始。
時刻はしかと記憶にないが、未だ日の出前の明るい時間帯にも拘わらず、最初にアジを掛けたのは左隣の小柄な若者。そして、SGMRさん。
アジの活性は高そうなので、今回こそ8326#1Bのパーフォーマンスを発揮出来る程の釣りが出来る!!
所が、こんな甘い見通しは裏目に出るのが常で、この日最初のアタリは20:00を廻った頃で、その主はセイゴ(涙)
前回はシリヤケイカ、今回はセイゴと8326#1Bでの孤島アジングの開幕フィッシュは、どうも外道付いてしまった感がある。
20:30過ぎに登場して来た空読さんは、到着早々にアジを獲ったと云うのに、小生は、このセイゴの後どうしてもアタリが感じられない。
その間、SGNRさんは一人好調に竿を絞り、最終的にはアジは勿論、メジナ、メバル、カマス、アイナメ、サバ、カサゴ、シーバスの8目達成!!
しかも、アジは型物揃いで最大は32cmを超える程。
その他、先行者の二人、空読さん他のアジンガーはSGMRさん程ではないにしろ、ポツリポツリと拾い釣りを展開しているが、小生には・・・・・。
そんな小生を見るに見かねてSGMRさんはそっと小生の隣りにやって来て、狙い方等をレクチャーして呉れたのだが、小生にはそれを忠実に実行出来る腕もなく、最初のアジは実釣開始後6時間も経過した23:00頃のことで、その間アタリらしいアタリもなく、今回こそはボーズを覚悟した程。型は30cmに若干足りないとは云え良型だが、何故か嬉しさ半分。
日付が変わり風もなくなり孤島では滅多にない絶好のアジング日和となったが、小生は相変わらずアタリが出せないまゝ、独り蚊帳の外に置かれた感じ。
3:00頃には根掛かりでライン・ブレイクしたと同時に気持ちもプツン。
道具を片付け空読さんやSGMRさんのアジングをボーッと眺めて時間潰しをして1時間程。夜明けを迎えて明るくなった頃、気を取り直して8326#1Bを手にキャスティングを再開した所、今回、初めてコンとハッキリとしたアタリが伝わって来た。
まさか・・・と思いながら取り込んで見ると20cm強の立派なアジ。
この1匹を皮切りにパタパタと同型を4匹追加した所で、根掛かりしたのを機にStopFishingとした。
それにしても、アタリさえ感じることが出来ず独り寂しく蚊帳の外に置かれていた10時間、対して、地合いが終わってしまった筈の明るくなった時間帯の1時間。この差は一体何だったのだろう!!
空読さんに云わせればレンジが合っていないのがアタリのない原因だとのこと。
しかし、カウント20から5カウント刻みで50までレンジを刻んだり、遠投したりと小生なりに色々と探り、自分としてはそれなりのことはやったと思っているが、何が足りないのだろうか?
このアタリがアジングの面白さであり、醍醐味だと思うが・・・・・。
それにしても、辛い一晩だった。
2016/06/14
2016年 Ajing 釣行記
潮回り:長潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 6、シリヤケイカ、サバ、タチウアオ各1
同行者:SGMRさん、OHTさん
ソロソロ、メトウイカが釣れ始めるころなので、南端で調査することを考えていたが、今年は寄りが遅れている様で、釣果情報がない。一方、カミさんからはイカはアオリがあるので、出来ればアジかサバの方が嬉しいと婉曲的な指令が出たので、SGMRさん、OHTさんに合流して孤島アジングをすることに。
例によって孤島には、17:00過ぎに到着。
風は天気予報の通り南東の風だが、強さは予報以上。南西から北東に走っているこの岸壁では向かい風になるので、予報に従って弱くなってくれることを願うばかり。
今回のメイン・ロッドは、鱗付けが出来たばかりの8326#1B。とは云え、フロックで掛かった豆アジ1匹だけでは、もう一つ納得出来ない。そこで、アジングでは8326#1Bのみ使用することにして、最近出始めたサバ狙いのSoare30 Xtune S610LS30の二本立て。
キャスティングを開始したのは、17:30頃。
時間的にもアジが出るには少し早い。着水点の見える明るい内に8326#1Bの飛距離を確認しておきたいと、キャスティングを繰り返していると、思いがけずコンと明快なアタリ。反射的に合わせを入れると、生命体の反応を伝わって来た。
しかし、アジにしてはどうも引き方がおかしい。獲物の正体は何かと訝しく思いながらリーリングをして海面まで引っ張り上げると、何とシリヤケイカ。
最初の獲物がシリヤケとは運が良いのか悪いのか?
早くからアタリがあったものゝ、アジからのコンタクトはなく、日没時刻の19:00頃を過ぎ、SGMRさん、OHTさんはアジを掛けた始めたが、小生には梨の礫。
小生のこの日のファースト・フィッシュは21:00を廻った頃に掛けたアジ。
小振りなので、型の点では不満は残るがボーズ逃れの嬉しい1匹で、これを皮切りに釣果を伸ばしたい所だが、実釣開始後3時間半もの間アジのアタリは皆無だったので、この夜も厳しい孤島アジングを予感させる1匹でもあった。
その後は、忘れた頃に来るアタリを拾って1~2匹するのがやっと。
22:00少し前のこと、コツッとした小さなアタリを掛けリーリングを初めて1拍を置いた所で、いきなりドラグをジーッと鳴らしてラインを引き出す程の強い引き。
アタリの出方からアジだとばかり思っていたので、これには些か慌てたが、右に左にラインを引き出しながら逃げる魚を何とか往なしてOHTさんに玉網入れをして貰った正体は、丸々と肥えた40cm程のサバ。
サバ狙いで持って来たXtuneを振っても見向きもせず、こんな細いラインのアジングのシステムに掛かって来るのだから、皮肉と云えば皮肉なもの。
このサバを最後に、小生にはアタリがなくなってしまい、日付が変わった頃、ガガッと来るアタリで指3本程のタチウオを掛けて、この日の孤島アジングは事実上の終了。
所で、この孤島は航路に近い所に位置しているので、直ぐ近くを沢山の大型コンテナ船や自動車運搬船が行き来している。
この日も外国航路のコンテナ船が何隻も出入りをしていたが、明け方になって純白の客船が入港して来た。
コンテナ船などはエンジン音も聞こえるし、風向きによっては排気ガスの臭いもあって、ガサツな感じがするが、流石に客船ともなるとエンジン音も聞こえず排煙も見えない。静々と優雅に海面を滑って走るのが印象的で、写真を拡大して船名を見るとDiamondPrincessとあり、全長290mの英国船籍の客船とのこと。
2016/06/10
2016年 Eging 釣行記
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:ZMKZ-KGN
釣 果:1kg, 400g各1杯
同行者:単独
予報では10時頃までは弱い北風。
ZMKZ-KGNでボート・エギングをする際には、北風が必須の条件。しかも弱いと来ては、行くしかない。
ZMKZ-KGNには5:00少し過ぎに到着。早速、ボートを借りようと店にまで行った所、店は開いているのにオヤジの赤銅色をした顔が見えない。仕方がないので、帰って来るのを待っていると、隣りの棟からヒョコヒョコと出て来た。
訊けば、既に2艘出したが金曜日なので、客はもう来ないと思っていたとのこと。何とも商売っ気のないこと。
直ぐにボートの支度をして貰いポイントに向かって岸払い。
前回は、空読さんが漕いで呉れたので、何とも感じなかったが、これが結構きつい。後ろを振り返ると未だ半分程しか来ていないのに、もう腕が鈍って怠くなって来ている。これも緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんに会うためには仕方がない・・・・。
ポイントには先行者が2艘。1艘は前回空読さんが止めた所、もう1艘は右側の沖に止めてキャスティングをしている。
小生は、2回目のこと故、ポイントの見当が付かない。心積もりとしては、前回の場所を考えていたが、先行者がいるので、その岸寄りに離れてアンカーを落としてキャスティングの準備を開始。
キャスティングを開始したのは5:30頃。
前回のポイントでは20カウントで海藻が掛かって来たが、このポイントでは40までカウントしても海藻も掛からず根掛かりもしない。この付近一帯は砂地混じりの岩礁帯とのことなので、エギが着底する付近は砂地なのかも知れない。
少しでも海藻がありそうな場所を探してキャスティングを続けていたが、可愛娘ちゃんからのコンタクトは感じられない。前回、最初のアタリがあった6:00はアッと云う間に過ぎてしまい、ボート漕ぎで疲れた腕にエギングロッドが殊更に重たく感じる。
他の2艘の様子を窺いながらキャスティングを続けていると、右側の沖のエギンガーが取込みしているのが目に入って来た。ピュッピュッと噴射している海水が見えるので、良型のアオリだと判る。暫くして、今度は前方のエギンガーが玉網を出している。
これで小生を除く2人はボーズではなくなったが、小生には何のコンタクトもないまゝ、時間は7:00、8:00とドンドント過ぎて行き、そうそう美味いことが続くことはないと半ばボーズを覚悟した程。
8:30頃、前方のエギンガーが場所を移動したので、小生はその後に移動。
気も新たにキャスティングを続けたが、やはりアタリはなく、9:00を廻った頃には引き揚げる積りにもなっていた。
所が、風は岸からの北風で朝方よりは強く吹いている。この風に逆らって戻るのも辛い。10:00過ぎから南寄りに変わる筈なので、それまで我慢することにしよう。
9:20頃、20カウントした所でシャクった所、エギかラインが何かに擦れる様なズルズルと云った変な感触があった。
うん、何だ?????
念のため、一呼吸おいた所で合わせを入れると、ガツンとロッドが止まって、次の瞬間グィーンとロッドを絞り込む大型特有のトルクのある引き。
墨を出来るだけ吐かせる様にゆっくりと慎重に寄せてヘラブナで使っていた玉網に収納すると、直径35cmの玉網からはみ出す程の良型のオス。
それから30分の後の10:00少し前、この日の2杯目。
今度も良型の引きを楽しみながら寄せて来て来た所、カンナの掛かりが悪かったのか、玉網入れ寸前にビューッと墨を噴水の様に噴射すると同時に海に帰って行ってしまった。
これを寄せながら、これで近所の魚好きにお土産に出来ると思ってしまっただけに、悔しい悔しいバラシだった。
その悔しさから回復しないままにキャスティングを続けていると、10:30頃、シャクッたロッドがガツンと止まるアタリで来たのは、400gと小振りなメス。
この1杯で、バラシた悔しさも幾分和らいだ所で、北風が幾分収まったのを機にStopFishingとした。
« 古い記事