2016年釣行記(36) – AJ
2016/06/14
潮回り:長潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 6、シリヤケイカ、サバ、タチウアオ各1
同行者:SGMRさん、OHTさん
ソロソロ、メトウイカが釣れ始めるころなので、南端で調査することを考えていたが、今年は寄りが遅れている様で、釣果情報がない。一方、カミさんからはイカはアオリがあるので、出来ればアジかサバの方が嬉しいと婉曲的な指令が出たので、SGMRさん、OHTさんに合流して孤島アジングをすることに。
例によって孤島には、17:00過ぎに到着。
風は天気予報の通り南東の風だが、強さは予報以上。南西から北東に走っているこの岸壁では向かい風になるので、予報に従って弱くなってくれることを願うばかり。
今回のメイン・ロッドは、鱗付けが出来たばかりの8326#1B。とは云え、フロックで掛かった豆アジ1匹だけでは、もう一つ納得出来ない。そこで、アジングでは8326#1Bのみ使用することにして、最近出始めたサバ狙いのSoare30 Xtune S610LS30の二本立て。
キャスティングを開始したのは、17:30頃。
時間的にもアジが出るには少し早い。着水点の見える明るい内に8326#1Bの飛距離を確認しておきたいと、キャスティングを繰り返していると、思いがけずコンと明快なアタリ。反射的に合わせを入れると、生命体の反応を伝わって来た。
しかし、アジにしてはどうも引き方がおかしい。獲物の正体は何かと訝しく思いながらリーリングをして海面まで引っ張り上げると、何とシリヤケイカ。
最初の獲物がシリヤケとは運が良いのか悪いのか?
早くからアタリがあったものゝ、アジからのコンタクトはなく、日没時刻の19:00頃を過ぎ、SGMRさん、OHTさんはアジを掛けた始めたが、小生には梨の礫。
小生のこの日のファースト・フィッシュは21:00を廻った頃に掛けたアジ。
小振りなので、型の点では不満は残るがボーズ逃れの嬉しい1匹で、これを皮切りに釣果を伸ばしたい所だが、実釣開始後3時間半もの間アジのアタリは皆無だったので、この夜も厳しい孤島アジングを予感させる1匹でもあった。
その後は、忘れた頃に来るアタリを拾って1~2匹するのがやっと。
22:00少し前のこと、コツッとした小さなアタリを掛けリーリングを初めて1拍を置いた所で、いきなりドラグをジーッと鳴らしてラインを引き出す程の強い引き。
アタリの出方からアジだとばかり思っていたので、これには些か慌てたが、右に左にラインを引き出しながら逃げる魚を何とか往なしてOHTさんに玉網入れをして貰った正体は、丸々と肥えた40cm程のサバ。
サバ狙いで持って来たXtuneを振っても見向きもせず、こんな細いラインのアジングのシステムに掛かって来るのだから、皮肉と云えば皮肉なもの。
このサバを最後に、小生にはアタリがなくなってしまい、日付が変わった頃、ガガッと来るアタリで指3本程のタチウオを掛けて、この日の孤島アジングは事実上の終了。
所で、この孤島は航路に近い所に位置しているので、直ぐ近くを沢山の大型コンテナ船や自動車運搬船が行き来している。
この日も外国航路のコンテナ船が何隻も出入りをしていたが、明け方になって純白の客船が入港して来た。
コンテナ船などはエンジン音も聞こえるし、風向きによっては排気ガスの臭いもあって、ガサツな感じがするが、流石に客船ともなるとエンジン音も聞こえず排煙も見えない。静々と優雅に海面を滑って走るのが印象的で、写真を拡大して船名を見るとDiamondPrincessとあり、全長290mの英国船籍の客船とのこと。
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