2016年釣行記(37) – AJ
2016/06/17
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 5、シーバス x 1
同行者:SGMRさん、(空読さん)
土曜日を控えた金曜日なので早めに行って釣り座を確保しておく必要があると云う訳で、いつもよりも1時間早い16:00頃、孤島に到着したのだが、残念ながらベスト・ポジションには、2名の先行者が姿がある。そこで、その二人を挟んでSGMRさんが航路側、小生は陸側に釣り座を構えて、12時間余りの長丁場のアジングをすることにした。
この時期の日没時刻は19:00頃なので、アジングにはまだ早い。先行者の二人と色々な話をしながら、ゆっくりと支度をしていると何やらSGMRさんが騒いでいる。
何事か?と、問い質した所、ハンドルがない!
確かにSGMRさんが指し示すリールには、あるべき所にハンドルが付いていない。流石、名人のことだけあって、この日はハンドルのないリールでアジングをしようとしているのかと思ったが、良くよく聞いて見れば、どうやら車のロッドホルダーに止めていたタックルから、車の振動でハンドルが抜け落ちてしまったらしい。と云ってもその確証がある訳ではなく、どちらにしても、ハンドルがないことに釣り場に着くまで気が付かなかったとは、猿も筆の誤り・弘法も木から落ちる・・・・・か(笑)
この日、小生はアジング用にEmeraldas改と8326#1Bを持ち込んでいたが、Emeraldas改は予備にする積りだったので、そのリールをSGMRさんに使って貰うことにして、取り敢えず、一件落着。とは云え、無くしたハンドルが気になるのは当然で、遅れて来ると云う空読さんに駐車場付近を見て貰うための連絡を仲立ちしたりと、のっけからドタバタとした幕開け。
日没まで待っておれず、17:00頃にキャスティングを開始。
時刻はしかと記憶にないが、未だ日の出前の明るい時間帯にも拘わらず、最初にアジを掛けたのは左隣の小柄な若者。そして、SGMRさん。
アジの活性は高そうなので、今回こそ8326#1Bのパーフォーマンスを発揮出来る程の釣りが出来る!!
所が、こんな甘い見通しは裏目に出るのが常で、この日最初のアタリは20:00を廻った頃で、その主はセイゴ(涙)
前回はシリヤケイカ、今回はセイゴと8326#1Bでの孤島アジングの開幕フィッシュは、どうも外道付いてしまった感がある。
20:30過ぎに登場して来た空読さんは、到着早々にアジを獲ったと云うのに、小生は、このセイゴの後どうしてもアタリが感じられない。
その間、SGNRさんは一人好調に竿を絞り、最終的にはアジは勿論、メジナ、メバル、カマス、アイナメ、サバ、カサゴ、シーバスの8目達成!!
しかも、アジは型物揃いで最大は32cmを超える程。
その他、先行者の二人、空読さん他のアジンガーはSGMRさん程ではないにしろ、ポツリポツリと拾い釣りを展開しているが、小生には・・・・・。
そんな小生を見るに見かねてSGMRさんはそっと小生の隣りにやって来て、狙い方等をレクチャーして呉れたのだが、小生にはそれを忠実に実行出来る腕もなく、最初のアジは実釣開始後6時間も経過した23:00頃のことで、その間アタリらしいアタリもなく、今回こそはボーズを覚悟した程。型は30cmに若干足りないとは云え良型だが、何故か嬉しさ半分。
日付が変わり風もなくなり孤島では滅多にない絶好のアジング日和となったが、小生は相変わらずアタリが出せないまゝ、独り蚊帳の外に置かれた感じ。
3:00頃には根掛かりでライン・ブレイクしたと同時に気持ちもプツン。
道具を片付け空読さんやSGMRさんのアジングをボーッと眺めて時間潰しをして1時間程。夜明けを迎えて明るくなった頃、気を取り直して8326#1Bを手にキャスティングを再開した所、今回、初めてコンとハッキリとしたアタリが伝わって来た。
まさか・・・と思いながら取り込んで見ると20cm強の立派なアジ。
この1匹を皮切りにパタパタと同型を4匹追加した所で、根掛かりしたのを機にStopFishingとした。
それにしても、アタリさえ感じることが出来ず独り寂しく蚊帳の外に置かれていた10時間、対して、地合いが終わってしまった筈の明るくなった時間帯の1時間。この差は一体何だったのだろう!!
空読さんに云わせればレンジが合っていないのがアタリのない原因だとのこと。
しかし、カウント20から5カウント刻みで50までレンジを刻んだり、遠投したりと小生なりに色々と探り、自分としてはそれなりのことはやったと思っているが、何が足りないのだろうか?
このアタリがアジングの面白さであり、醍醐味だと思うが・・・・・。
それにしても、辛い一晩だった。
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