※ 月別アーカイブ:3月2012 ※

2012年釣行記(18)-MB

2012年 Mebaring 釣行記

中潮 月齢:4.5 場所:NBKW,KTGHM 釣果:ナシ 同行者:AKW氏


この所通い詰めていたHYKWは、少々場荒れ気味
そこで目先を変える意味で、以前からAKW氏が入りたいと云っていたNBKWに行くことにして、17:00過ぎにAKW氏をピック・アップ。

西湘バイパスの吹き流しが横になっているので、気になったが、兎に角行くだけ行って見よう・・・・・・。
NBKWの駐車場に着いて見ると、心配していた風はそれ程強く吹いてはおらず、釣りには支障がなさそう。
・・・・と此処までは順調だった。

駐車場から階段を下りてゴロタ浜に出て、そのゴロタ浜を左に向かって歩くのだが・・・。
先日のTKBは一抱えもある岩の連続だったが、この浜の岩と云うか石のサイズが小さい。
小さいから歩き易いかと云えば、足許の覚束ない身からすれば、どっちもどっちで、小さいが故に体重を掛けた石がズルリと動いてしまって、踏ん張りが効かない。その分、体力的には疲れ易いと感じた。

そのゴロタ浜を抜けると、今度はテトラ帯。
このテトラ帯の殆どは、テトラとテトラの間が石や小さ目の岩で埋められていて、そこを縫う様にして歩けば良かった。所が、テトラ帯が終わる直前の5~10m位の間が問題で、この間は石や岩で埋まってもおらず、テトラ伝いに進むしかない。
しかし、テトラとテトラの間が広く開いている
AKW氏は職業柄、この様な高い足場も慣れているし、何と云っても若いので、難なくテトラ帯を抜けて目的の磯に行き着いてしまった。
対して、小生は・・・・・・・???
結局、無理をしてテトラ帯を越えることは諦めて、一旦戻って迂回をして漸く磯に辿り着いた次第。
言葉で表すと、これだけのことなのだが、テトラ帯を行き来するだけで体力の大半を使い切る程の難行だった。
急がば回れで、最初から迂回路を行けばこんなに苦労することもなかったのにと後悔しきり・・・・・。

この磯は初めてなので、息を整える意味もあって、周囲をザッと見て回ったが、足許から生え根が長く伸びていたりしており、掛かり場が限られていて、先行してキャスティングを繰り返しているAKW氏が入っている付近以外に前方が開けている場所が見当たらない。
仕方がないので、AKW氏の隣りの岸寄りに入れて貰って、漸くキャスティングを開始した。

海は多少波っけがあり、風も少し吹いているが、釣りには全く問題なく、しかも、今にもグ・グンとメバルからの挨拶がありそうな雰囲気がプンプンと臭っていて、結果が出るのも時間の問題と思ったのだが・・・・。

19:00過ぎ、AKW氏はテトラ帯に移動。
小生は、そのまゝ残ってキャスティングを続けたが、全く駄目で、モチベーションは急降下。

19:30頃、小生は諦めて迂回路をゴロタ浜に戻り、テトラ帯から移動して来るAKW氏と合流。
AKW氏はライン・トラブルで、余りキャスティング出来なかった由で、当然テトラ帯でも結果はナシ。

20:10頃、ゴロタ浜の岩に腰を掛けて、AKW氏のこの日何度目かのライン・システム組み直しに付き合っていると、何やら耳慣れないメールの着信音。
エリア・メールの着信で、内容は神奈川県に津波警報が発令されたので、直ちに海辺や川から離れる様にとのこと。
座っていたのに地震を感じることはなかったので、????と思ったが、津波警報が出ている以上ジッと留まっている訳には行かず、直ぐに背後の15m程高い国道にまで戻って、海の様子を見ていたが・・・・。
何故か、国道を走っている車にも、駐車場でも慌しい様子は全くなく、警報が出されたのが嘘の様。
果して、20:40頃、再度エリア・メールの着信があって、津波警報は誤報だったとのこと。

その後、風も余り吹き付けて来る様子も感じられなかったので、KTGHMに移動したが、ここでもサッパリ。

結局、23:00頃、StopFishingとしたが、Mebaringでは今シーズンに入って初めての〇ボーで、加えてアタリもない完全試合を喰らってしまった(涙)

2012年釣行記(17)-MB

2012年 Mebaring 釣行記

大潮 月齢:29.2 場所:TKB,HYKW 釣果:25,30cm x 各1 同行者:AKW、TJM、TKUCの各氏


金曜日から雨模様の予報が出ているので、一日早めて今日(木曜日)出撃し様と思っていた。
そんな所に、TJM氏から休みになったので、おニューのロッドとリールに入魂すべく出撃する旨の連絡が入り、即、コラボすることに。

15:00少し廻った頃、待ち合わせ場所のHYKWの駐車場に到着。
TJM氏は、相変わらず出足が早く、既に、ゴロタ場方面をチェックして来たとのこと。
早速、TJM氏を先導してTKBに最も近い駐車スペースに移動。

駐車スペースからゴロタ浜の取っ付きまでは、約15分。
そして、目的地のTKBに向かってゴロタ浜を更に15分程の歩行。
バランス感覚の衰えている身には、ゴロタ浜は最大の難関で、岩伝いにヨタヨタ・・・・。対して、若いTJM氏はリズム宜しくピョンピョンと跳ねる様に進んで行き、アッと云う間に10m、20mと間隔が空いて行く(涙)
歳を取るとは、これまで当り前に出来ていたことが出来なくなることであり、今、出来ていることが出来なくなる惧れにジッと耐えることである、と云われているが、正にその通り!!
歳は取りたくないと心底から思い、自分の歳を思い知らされる瞬間である(涙)

汗びっしょりになりながら、漸く辿り着いたTKBに乗って見れば、予報とは違って北風が身体がグラリとする程強く吹き付けている。
予報では西風が3mだったが、TKBであれば風裏になる筈と踏んで来たのに、何と云うこと・・・・・。
TJM氏と相談して、ゴロタ浜の取っ付きを挟んだ反対側に風裏を求めて、ゴロタ浜を15分そして更に5分程移動することに(涙)

ここは高く走っている国道を背中側に抱えているので、時折巻いて来ることはあっても、先程のTKB程の風は吹いておらず釣りは出来そう。しかし、水深がなく、もう一つ釣れる気がしない。

周囲が暗くなって来た頃、TKUC氏が合流。
3人で相談した結果、風も弱くなったことでもあり、再度TKBに向かうことになった。
又また、ゴロタ浜を20分も歩くことに躊躇する気持ちは、正直、あるにはあったが、若い奴らに負けてたまるか!!

システムを組み直しているTJM氏を置いて、小生とTKUC氏が先行して移動を開始。
そして、暗いゴロタ浜をヘッド・ランプの灯りを頼りに、ヨタヨタ・・・・
何とかTKBに辿り着き、後ろを振り返ると、何とTKUC氏は小生を見失ってしまったのか、通り越してしまって先に行っている。
ヘッド・ランプの光を照射して呼び戻し、TKUC氏TKBによじ登るルートを示して、その間小生は小休止。

MB-2012-019R.JPG
19:00少し前、タックルの準備をしているTKUC氏を置いて、一足先に小生はキャスティングを開始。
風は、さっき程は強くないものゝ、相変わらず北風が吹いているので、先ずは風下方向。
そして、2投目は風を横に受ける東向き。
海は暗くてルアーの通過ルートが全く判らないが、正面少し左にあるシモリの横を通っている筈・・・・・・。

と、カツン・・・・!

根掛かり???
訝しく思いながら、少しロッドを煽るとグインと強力な引きが伝わって来て、きつく締め込んでいるドラグがジリッ・ジリッ。

思わず、来た~!!と大きな声を発していた。
玉網は要りますか~?と背中から支度中のTKUC氏の声が掛かり、
要る! 要る!
掬って貰ったのは明らかに30cm超えの良型(自宅で計測結果は、30.5cmで、何とか尺超え)。

支度の終わったTKUC氏は、同じ場所の第一投目で25cm。
そして、19:10頃、今度は小生が南向きで25cmと幸先の良いスタート。

その後は、漸く到着したTJM氏に入魂をして貰おうと場所を譲ったが、アッと云う間に地合いが去ってしまった様でアタリなし。

20:15頃、HYKWに移動することにして、又また、ゴロタ浜をヨタヨタ・・・・・

幸いにも、いつものベスト・ポイントが空いているので、3人で交替にキャスティングを繰り返したが音沙汰はなし。
22:00頃、一足先に引き揚げたTKUC氏と入れ替わってAKW氏が風邪をおして登場。
しかし、状況は変わらず・・・・・・。

AKW氏は、ゴロタ場に移動し、TJM氏は何とか入魂すべく粘りに粘ったがその努力の甲斐もなく、ネンブツダイだけ。
結局、日付が変わった01:30頃StopFishingとした。

<後日談>
釣行日の二日後の今日(24日)になって、身体の節々が痛い。
普段から身体を動かしていない証拠なのは分かるが、間を置いて症状が出るのは、歳を取った証拠!?
それにしても、ゴロタ浜の2往復は、堪えた~!!

2012年釣行記(16)-MB

2012年 Mebaring 釣行記

中潮 月齢:26.2 場所:HYKW 釣果:23 x 1、カサゴ x 1 同行者:TKUC氏


日曜春分の日に挟まれた月曜日なので釣り客も多いことが予想される。
毎日が日曜日の身なので、混む日に出掛けずにいようと思ったが、何となく気持ちが落ち着かず、行って入れなかったら諦めて帰って来ようと考えて出掛けることに・・・。

15:30頃自宅を出発。
順調に行けば17:00頃には現地到着の筈だったが、何とこの日は戸塚警察付近から渋滞の連続で、現地到着は1時間遅れの18:00頃。
先に到着しているTKUC氏に連絡を取ると、いつもの場所は黒鯛師が入っているとのこと。
ならばと、TKUC氏が入っている突堤の向かいの角に陣取ったが、思いの外強く吹いている風が左から右に抜けていて釣り難いことこの上ない。

暫くやって見たが風が収まる兆しも感じられないので、少しは風裏になるであろう奥に移動することに。
来て見ると、右手に防潮堤が高くそびえているので、廻り込んで来る風が少しあるだけで、全く問題なし。

19:30頃、AKW氏の調子伺いの電話の後、コツンと待望のアタリ。
釣りに来るといつも、今日は釣れないかも知れないとの思いがあって、最初の1匹が出るまでは不安が一杯なので、取り敢えず〇ボーは免れたと喜んだのも束の間、抜き揚げる際に、ボチャンとオート・リリース(涙)

MB-2012-017R.JPG
気を取り直して、キャスティングを続けていると、本日二度目のバック・ラッシュでラインの塊がゴボッと・・・・。
暗い中、ヘッド・ランプの灯りを頼りに、しかも老眼の身で、腰のないPEラインの縺れを解きほどくなんて出来る訳はない。
仕方がないので、ラインの絡まった部分で切断し、海の中に残っているラインを手で回収していると、何やら生命体の感触が伝わって来て、上がって来たのは20cm程のカサゴ(笑)

その後20分程粘ったが、全く魚の気配がない。
そこで、TKUC氏が入っている突堤に移動しようと歩いて向かっていると、大きな獲物をぶら下げたTKUC氏と遭遇。
訊けば34cm程あるとのこと。
突堤では、まだ黒鯛師が頑張っているので、狭い場所に二人で押し掛けると揉めるだろうとのことで、又、元の場所に・・・。

そこでは、眼先を変えるためにプラグを諦めてワームにして見たが、一度コツンとアタリがあっただけ。
その内、黒鯛師が引き揚げるのが遠目に見えたので、再度、突堤に移動。
このHYKWでは一番のポイントがこの突堤なのだが、これを外すとどうも釣果が得られない。TKUC氏に云わせると、この付近が最も海藻が濃いとのことだが、それにしても他のポイントとは差があり過ぎる。

兎に角、一番のポイントに入れたので、期待一杯にキャスティングを開始したが、アタリは全くなく、単独釣行であれば、とっくに諦めてしまっている所。

MB-2012-018R.JPG
22:00を廻った頃、ルアーをSHIRASU 48 LLSに替えた途端、いきなりコツンとアタリ。
これは合わせ切れなかったが、そのまゝゆっくりとリトリーブしていると、追尾している様な感触があって、再度コツン。
TKUC氏34cmには遠く及ばない23cm。
23cmと云えば三浦では良型だが、釣れれば尺前後が揃うここでは悲しいことに小さく見えてしまう。

この後、4回連続してアタリがあったが、最後のアタリのメバルを足許でバラしてからは、又々、だんまり・・・・。

23:00頃StopFishingとした。

2012年釣行記(15)-MB

2012年 Mebaring 釣行記

小潮 月齢:22.2 場所:HYKW 釣果:25~29cm x 3 同行者:AKW氏、TKUC氏、TJM氏

初めての尺上(シャッカミ)の強い引きを、再度味わいたくて、HYKWに行くことにした。勿論、前回バラした強烈な引きの主の正体を確かめたいとの下心もあってのことなのは、云うまでもない(笑)
今回は、AKW氏の他に尺上を狙ってTJM氏TKUC氏も出撃するとのことで、メッキ五人組の内YT氏を除いた同窓会となった。

明るい内に他のポイントを見ておきたいので、15:30頃AKW氏をピック・アップし、16:00頃駐車場に到着。
駐車場には見覚えのある黒のレガシーワゴンが既に止まっていて、相変わらずTJM氏の出足は早く、AKW氏と顔を見合わせて笑ってしまった。

突堤の先端に陣取り、思いの外強く吹いている風に向かってジグヘッドをキャストしているTJM氏に断って、AKW氏とその先に進んで気になっているポイントへ。

日没前でマダマダ明るいので、メタル・ジグを結んで第一投。
海底の状態を知るには、最も手早いと思ってのことだが、その第一投で、見事に根掛り。ラインを手で引っ張った感触では、海藻ではなく硬い岩礁か何か・・・。
何もないよりはメバルが身を隠せる場所がある方が当然良いのだが、この時は見事にジグ・ロスト(涙)

AKW氏は、職業柄慣れているのだろう、離れた足場に身軽にジャンプして特等席からキャスティングを開始したが、メバルの気配がないと云うことで、早々にTJM氏が入っていた突堤に転戦してしまった。

小生は、折角だから、もう少し様子を見たいと居残りキャスティング。
18:30頃、UMIBAKU LIPLESS 50Sをゆっくりとリトリーブしていると、突然コツンとメバルからの信号。突然のことだったので、これは合わせられなかったが、同じコースを再度トレースすると、又同じアタリがあって、上がって来たのは25cm。

これで、このポイントにもメバルが居ることは判ったが、その後は全く音沙汰なしになってしまった。
そこで、AKW氏TJM氏の様子を訊ねると、AKW氏は移動直後に27cmを出し、その後もアタリがあるとのこと。
こんな情報を貰ってはジットしている訳には行かず、小生も移動することに・・・。

MB-2012-016R.JPG
19:50頃、ムズッとしたアタリで27cm。
そして、20:00頃、コツンと来たのが30cmに僅かに届かない29cmの泣き尺(写真)。
段々良くなる法華の太鼓とばかりに、次は30cm超と期待したが、これは期待倒れ。

その後、突堤に集まって来た4人の誰にもアタリがなくなり、風も強くなって来たので、22:00頃StopFishingとした。

2012年釣行記(14)-MB

2012年 Mebaring 釣行記

中潮 月齢:18.2 場所:HYKW 釣果:25~30cm x 3 同行者:AKW氏

朝、釣友のAKW氏より、前日の土曜日に尺越え2匹を含む良型ばかり出した!との弾んだ声での電話を貰って、居ても立ってもおられずに無理を云ってその日の夜に案内して貰うことにした。

AKW氏を自宅前で20:30にピックアップし、現場到着は21:00頃。
心配した先行者もなく、狭い突堤を二人で陣取ってキャスティングを開始。

先ず最初にShallowMagic50を結んで、表層を探ってみた。
ホームにしている三浦の地磯であれば、シモリの直ぐ近くを通せば、何らかの回答があるのだが、根もなくシモリもない湖の様なこの場所では、魚が身を隠す場所もないので駄目だろう
そう思いながらも、確認の意味で方向を色々と替えてやってみたが、やはりその通りで全く気配がない。

そこで、UMIBAKU LIPLESS 50Sに替えて、遠投して10カウントして、ゆっくりとリトリーブを開始。
21:30頃、右隣りのAKW氏アタッたと声を発した直後、モゾモゾとした違和感に聞き合わせをすると、確かな生体反応があって、27cmのメバルで、あっさりと自己記録が更新出来てしまった。

MB-2012-015R.JPG
しかし、その後は音沙汰なしの状態が続いたので、20:00頃にルアーをPintailTuneに交換。
同じ様に沈めて海底付近をスローリトリーブさせていると、今度は、もたれる様な抑え込む様なハッキリとしないアタリ。
こいつは、海面近くまで浮いて来たと思ったら、グングンと底に向かってロッドを絞り込み、強めに締めていたドラグをジリジリと鳴らす程
これまでに味わったことのないトルク一杯の引きを何度かかわして、スロープに引き揚げて見ると、ジャスト30cmで、夢の尺上
撮影者の腕が悪いので、写真では普通の何でもないメバルに見えてしまうが、実際には、精悍な顔付で、これまで釣っていたメバルとは別の魚に見える程。

その後、程なくして25cm。
25cmあっても直前に30cmを見ているだけに、小さく感じてしまったが、陸ッパリのMebaringでは立派な良型。

これを最後に小生には全くアタリがなくなり、逆にこれまでアタリのなかったAKW氏が、30cmに僅かに届かない良型を連発。
弟子が良型を上げたのを見届けてから、自分の釣りをするとは、何とにくいことか・・・・

日付が変わった1:30頃だったと思うが、これまでと同じ様なモゾとしたアタリに合せると、さっきの30cmを遥かに超える強い引き
30cm上を予想して使っていたSoare30 X-tuneでもため切れず、足許のケーソンの隙間に入り込まれて、無念のバラシ

それにしても、今日は、これまでの様なグ・グンコツンと云ったハッキリとしたアタリは全くなく、全て違和感に近いものばかり、しかも、海底付近でしかアタリがなかった。これは、この日の魚の状況なのか、それとも、この場所の特性なのか・・・・。

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