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2023年釣行記(47) – SL&TK

2023年 Octopusing SaltLure 釣行記

日 時:08月08日(火) 04:30~08:00
潮回り:小潮
(↑)
場 所:HGS-OGSM
釣 果:マゴチ x 0、タコ x 0
同行者:単独

今シーズンになって始めてターゲットに加えたマゴチだが、これまでの釣果は、マグレで獲った1匹しかない。しかも、サイズは30cmクラスで本来であればリリースする対象。そこで、何とか50~60cmの良型をものにすべく、色々と調べてみると、夕マヅメよりも朝マヅメの方が期待出来るらしい。
小生は、アジングにしろメバリング刀狩りにしても夕マヅメから夜間の釣りなので、この数年の間では朝マヅメ日中の釣りは、殆どすることがなくなっている。と云う訳で、マゴチ夕マヅメから夜間に狙っていたのだが、上述の通り芳しくない結果しか残せていない。
そこで、朝マヅメに釣行することを考えたのだが、前日の夜の睡眠時間が余り取れないことを考えて躊躇していた。しかし、目的を達成するためには仕方がない。意を決して朝マヅメの時間帯に狙うことにして、天気予報をチェックすると、明け方は北東の風が2m程しかない。風の弱さをから考えると向かい風になるKMI’sでも問題はないと思ったが、風を背中から受けるHGS-OGSMの方が良いだろう。

と云う訳で、HGS-OGSMに行くことにした。

04:00過ぎ、現地の駐車場に到着。
直ぐにキャリヤーにクーラーやバッカンを積み込んで岸壁に出たが、HGS-OGSMは滅多に来ることのない釣り場で、様子が分からない。と云う訳で、目の前にあった比較的広く空いている場所に釣り座を構えることにした。

04:30頃、期待のキャスティングを開始。
今回のロッドは、ZENAQASSAUT Shore S96。このロッドは、小生が海釣りを始めるに当たって始めて購入したエギング用のもので、重たいため最近ではすっかり出番がなくなっていた。しかし、今回は出来るだけ遠投したかったので、手持ちの中では最も長いこのロッドを引っ張り出して来たもの。
このロッドに、5号のナス型錘を使ったキャロシステムを組み合わせたのだが、最近には扱ったことのないロッドの長さと重たさ、そして20g近い錘を使ったシステムだったので、頭の中でヨイショと掛け声を発しながらキャストする始末。
その様な調子でキャスティングを繰り返したが、意外にも水深が余りない。4~5カウントで着底してしまう程で、足元から4~5m程の所まで来るとゴツゴツとした感触が返って来るが、それ以外は砂か泥の様子。動画情報では岸から30~40m程は岩礁地帯とあったので、Shore S96を引っ張り出して来たのだが、そこまでする必要がなかったのかも知れない。

ポイントの大凡の様子が解った所で、マゴチからの反応に集中していると、何やら違和感が伝わって来た。
何だろう?
と思いつゝ仕掛けを回収しようとした所、ラインが斜め左から帰って来る。風は左から右に吹いている上、潮の流れも殆んどない状態なので、ラインが左に伸びていることはあり得ない。
?????
と思ったら、10m程離れて左に入っている若者とお祭りをしていたことが判って、ガックリ。
仕掛けを回収して、お祭りを解こうとしたが、何がどうしてこの様な絡み方をしたのか、物の弾みとは恐ろしいもので、2本のラインが見事なまでにグシャグシャに絡んでいる。それでも、最初の内は何とかして解こうとした。しかし、どうにも糸口が見付からない。こんなことで貴重な朝マヅメの時間を使ってしまうのは勿体ないと、お互いのラインを、最も被害が少ないと思われる箇所で切断してお祭りを解いてトラブルを解決した。
そして、システムを組み直した直後のキャスティングで、振り被ったロッドを前方に振り戻した所、何の前触れもなくいきなりテンションが抜けて・・・・。
何事が起きたのかとよくよく見ると、ラインが高切れをしていて仕掛けが何処かに飛んで行ってしまっており、一難去ってまた一難。そこで、ラインシ・ステムを組み直すことも考えたが、時間の節約のため予備のリールを出して来て、キャスティングを再開した。

しかし、マゴチからのコンタクトはないまゝ、05:00、06:00と時間ばかりが経ち、その内、背後から差して来る朝日に首筋がジリジリと暑くなって来る始末。それでも、何とかしてマゴチをものにしたいとキャスティングを繰り返したが、はやり音沙汰はないまゝ。

07:00を回った頃、気分を変えるために場所の移動を決断。
移った先は、動画で見たポイントで、昨年の7月にアップされたその動画では、良型のマゴチワームで数匹掛ける場面があったので、期待充分。しかし、期待に反して全く反応が返って来ることはなく、慰みにキャストしたタコエギタコが抱き着いて来ることもなく、08:00頃、暑さに気持ちも切れてしまってStopFishingとした。

WEBの情報では、マゴチの釣り期は、6~7月頃とのことで、釣り場近くの釣り道具屋の釣果情報でも、8月に入ってから『アタリがあっても針掛かりしない厳しい状況』とのこと。とすると、ピークは過ぎたのかも知れず、マゴチの入門時期としては遅過ぎた様だ。

2023年釣行記(41) – AJ&SL

2023年 Ajing Octopusing SaltLure 釣行記

日 時:07月18日(火) 17:30~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:ナシ
同行者:単独、(IKOKさん)

前回のKMI’sアジングは、お持ち帰りをしないノー・クーラー・デイだったのだが、そんな時に限って良型が釣れるのは、釣りの世界では良くあること。この時も25cmの良型をゲットしながら、クーラーを持って来ていなかったため、泣く泣く仲間に差し上げた。
今回は、そんなことがない様に持ち帰る前提で準備を進めていたのだが、今回は、マゴチもターゲットに加えることにした。と云うのは、前回、目の前でKMIさんが釣り上げたマゴチを見て、しかも、マゴチ用の2.0gのJHとワームを頂いたので、試してみようと考えた次第。
そして、準備を終え、時間潰しで眺めていた釣り動画の中に、タコ釣りの動画があり、タコも良いなぁと・・・・。

小生は、釣りのターゲットを、例えばアジタチウオの様に複数にして臨むと、どっち付かずになって共倒れになる場合が多いので、どちらかに絞ることにしている。しかし、夕間詰め前の明るい時間帯にはタコ、夕間詰めに入ってからはマゴチ、そして、夜にはアジと云う様に時間帯を区切って、ターゲットを限定すれば、其々が独立した釣りになるので、共倒れになることはないだろう。

と云う訳で、欲張ってタコマゴチアジの三種狙いをすることにした。

17:15頃、現地に到着。
いつもとは違って、今回は三種狙いのためロッドの数も多い上、玉網まで、しかも、今回は持ち帰りが前提なのでクーラーも要る。となるとかなりの荷物となるが、この蒸し暑い中、2度も3度も往復するのも辛いものがある。仕方がないので、バッカンを肩に掛け、両手にロッド・ケースやクーラーを手に、ヨチヨチと狭い獣道を通り抜けて岸壁に出ると、意外なことに誰も居ない。

そこで、迷うことなく最奥に釣り座を構えて、17:30頃、予定通りタコ狙いのキャスティングから開始。
流石に15号(56.3g)の錘を付けたデビル・パラシュートは、重たい。ヨイショと沖に向かってキャストして、ボトムをズルズルと引き摺る様にしたが、思いの外、根や岩の存在が感じられない。何年か前、YGWさんと行ったポイントでは根ばかりで、文字通り、根掛かりとの格闘だった。その根と根の隙間に潜んでいるタコを誘い出していたのだが、それに比べると、何ともアッサリとした海底で、タコが身を隠す場所がない。そこで、テクトロで貸し切り状態の岸壁の際を狙ったが、何も変わりがない。

18:45頃、タコを諦めてマゴチ狙いに変更。
タックルは、Soare30 S803ULT30のロッドに、shimanoのメタルジグの炎月投式を組み合わせてみた。このメタルジグは、かなり昔に購入したものゝ出番がなかったもので、重さは測ってみると8g程。針やスカートが付いたまゝなので、メタルジグ単体ではは7g程度だろう。何年もの間プラスチックケースに入れっ放しだったので、付属のネクタイのゴムは溶けてしまってスカートしか残っていないが、何とかなるだろうと、敢えて引っ張り出して来たもの。
始めてのマゴチ狙いなので、アクションの付け方もアタリの出方も全くわからないまゝ、動画で俄仕込みの知識を試してみたが、全く反応がない。
そこで、これ又買ったまゝで出番がなかったOceanRulerBottomFishUltimateに替えたり、KMIさんに貰ったJHにしたりしたが、空振り。

19:20頃、最後のアジングに変更。
タックルは、SoareGame改のロッドにリールはAldebaran BFS XG1.0gのJHの組み合わせ。タコマゴチと違って遥かに軽い1.0gのJHでは、右から左へ吹き抜けている少々強目の風にラインが流されてやり難い。
直ぐにでも反応が返って来るだろうと期待をしたが、何も音沙汰がない。
前回は、明るい内にコンタクトがあったが、暗くなってからはアタリが遠くなってしまって、苦労したことを思い出し、間詰めの時間帯はマゴチではなくアジをやれば良かったかな?と後悔をしたが仕方がない。
たまにしか来ないであろうコンタクトを待ちながら、キャスティングを繰り返していると、19:45頃、IKOKさんが登場し、入口付近でキャスティングを開始。

アジからの音沙汰がないまゝ時間ばかりが過ぎて行き、流石に嫌気も差して来た所で、気分転換のためにマゴチ狙いに切り替えても見たが、何も効果がない。しからば、夜になって餌を求めて巣穴から出て動き回っている筈のタコに遭遇するかも知れないと重たいタックルを持ち出したが、これも無駄な努力に終わり、22:00頃、精も根も尽き果てて、当初の目論見とは違って、重たい空のクーラーを持ってスゴスゴと引き揚げた。

この日は、アジはどちらかと云うと保険的な意味合いがあったのだが、この日は1度もコンタクトがなかった。7月も半ばを過ぎ、ソロソロ、アジも夏休みに入る頃で、昨年の今頃と同じ様に、これから暫くの間はタチウオに狙いを変えても良いかも知れない。

所で、二兎を追うもの、一兎も得ずと云われるが、この日は欲張りにも三兎を追ってみた。しかし、二兎を追っても一兎も得られないのに、三兎を追えば一兎は得られるのではないかと考える方が、やはり無謀で考えが甘かったと云うべきだろう。
とは云え、三種ともパーフェクト・ゲームを喰らう結果は、やはりショック!!

2020年釣行記(40) – TK

2020年 Octopusing 釣行記

日 時:09月18日(金) 06:30~11:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:Y’s P
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

何だかんだで徐々に釣行することが減り、その内、チャンスがあっても釣り支度をすることさえ何となく面倒臭くなって来て・・・・・。
こんなことは、現役を退いて10年余りの間でなかったことだが、これを切っ掛けにして、あれ程好きだった釣りから足が遠退き、止めてしまうことになるのかも知れないと思い始めた頃、そんな小生の気持ちを見透かしたかの様にYGWさんから18日の午前中、魔女狩りに行かないかとのお誘い。
幸い、18日は他の用事は入っていないので、YGWさんの優しい気持ちを有難く受けさせて頂いた。

そして当日、現地の駐車場でYGWさんと落ち合い、釣り場のY’s Pに到着したのは6:00過ぎ。釣り場には、我々の他には若者アングラーが2人居るだけ。魔女狩りは、タコが潜んでいるポイントを探しながら歩き回る釣りであるだけに、混み合っている釣り場ではやり難いが、今回は総勢で4人だけなので、他のアングラーにそれ程気を遣う必要もなくて好都合。

小生がキャスティングを始めたのは6:30頃。
YGWさんは、小生がロッドを繋ぎリールをセットする等している内に、一足早くキャスティングを始めており、その頃には2番ポスト付近。

予報によると、風は南寄りで7~8mとかなり強く吹くとのこと。出来れば余り強く吹いて欲しくはないが、40gの錘を付けてキャストする魔女狩りでは、それ程気にする必要もない。
所が、釣り場の突堤に立ってみると、時折、身体がグラリと揺らされてしまう程の強さで吹き付けて来ており、足場の細いこのY’s Pの突堤では、油断をするとバランスを崩して落水する危険を感じる程。しかし、これ程強い風であっても、風を背に受けて北向きキャストする分にはそれ程問題にはならない。だが、背後の南側では強い風に吹き寄せられた海水がバシャバシャと波立っており、時折風に吹き上げられた波シブキが足許をザーッと洗って行くので、何とも落ち着かない。

久し振りにロッドを振ることが出来る嬉しさを胸に、背後からの波シブキを警戒しながらキャスティングを続けたが、音沙汰がない。その頃には3番から4番ポスト付近まで行っているYGWさんの様子を見ても、どうやらタコからのコンタクトがあった様子はない。
しかも、悪いことには、南の空には濃いグレーの雨雲が出て来て、雨粒まで落ちて来る始末。

強い風、波シブキ、雨、音沙汰がないことに少々嫌気が差して来たので、休憩をしようとベースにしている建物の陰に戻って、フト時計を見ると、まだ7:00を少し回った頃。6:30頃に釣りを開始したので1時間も経っていないのに、感覚的には少なくとも1時間半位は経っているものと思っていたので、これには唖然。
高齢者は1週間でもベッドにいると、体力がガクンと落ちるとのことらしいが、どうやら20日程殆ど動かない生活を続けていたので、小生も高齢者の端くれ、この例に漏れず、体力が落ちているのかも知れない。

8:00少し前、相変わらず強風が吹き付けてはいるが、潮位が下がり波シブキに濡れる心配もなくなって来た所で、ベースとは反対側にある突堤の西端に移動。このポイントでは昨年、何匹か掛けているので、夢よ再びとばかりに期待して移動して来たのだが、全く気配がない。
その内、あれ程吹いていた南風が徐々に弱くなって来て、かなり釣り易くなって来た。
よし、チャンス到来・・・・!
気を取り直してジックリと腰を落ち着けてタコの居場所を探したが、相変わらずコンタクトがないまゝ。
今に来るだろう!! 来る筈だ!!
自身に云い聞かせる様にしてキャスティングを続けている内、9:00を回った頃から、又々南寄りの風が強く吹き付けて来る様になって来て、結局、釣り易かった時間は1時間程で終了してしまい、再度、強風の中でのキャスティングを繰り返す事態に戻ってしまった。
こうなると気持ちが切れるのは、時間の問題で、10:00頃には西端を諦め、ベースに戻りつゝまぐれアタリを狙うことにしたが、何処にもタコの気配は感じられず空振り。

途中ですれ違ったYGWさんに様子を訊ねると、型は良くないが1匹掛けたとのこと。手練れのYGWさんにして、何とか型を見ただけの状況とあっては、小生が手ブラに終わったとしても何も不思議ではないが、それにしても何が原因なんだろうか?

暫くの間、YGWさんの近くでキャスティングをしたが、久し振りの釣りとあって、足腰や腕に疲れが溜まってしまって、身体全体に怠さを感じる様になってしまった。こんな疲れは、獲物のタコを1匹でも掛ければ、吹っ飛んでしまうものだが、気配も感じられない状況では、それも叶わず、10:30頃に、ベースに戻り着いて、クーラーに腰を掛けて暫し休憩。

クーラーから出した冷たいお茶で喉を潤し、朝の残りのパンを齧って一息ついた所で、突堤に中程でキャスティングしているYGWさんの様子を見ると、丁度タイミング良くタコを掛けて大きくロッドを曲げている所。
これまでであれば、小生も肖りたいと並んでロッドを振らせて貰う所だが、この日はその気にもならず、流石にYGWさんは凄いな~と只々指を咥えて見ているだけ。
そして、続けてロッドを曲げたYGWさんを見ては、幾ら疲れたと云ってもジッとしている訳には行かず、万に一つの可能性を期待して重たい身体を引き摺ってキャティングを再開したが、これは悪足掻き。

結局、11:30頃StopFishingとして、久し振りの釣りを終えて帰って来た。

2020年釣行記(28) – AJ&TK

2020年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:06月21日(日)~22日(月) 16:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、タコ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(KRT、YRO、NSYM)各氏

前回の孤島アジングではアタリ一つ感じることもなくコテンパンに叩きのめされて帰って来た。その頃は、近隣の釣り施設でのアジの釣果が1桁台の日が1週間から10日程続いていたので、アジの群れが寄っていないことは明らかで、ある意味で仕方がないことだったかも知れない。
前々回の孤島アジングも情けない結果だったので、これで2連敗。次回こそは何とか結果を出したいと思い、釣り施設の釣果をチェックすると、16日までは一桁だったのが、17日には突然300匹近くに増え、18日には約1,000匹、19日、20日には若干落ちたが、それでも400匹強で推移しており、ようやく群れが回って来ている様子。
よし、チャンス到来!!。今度は何とか孤島アジングを楽しめそう。
そこで天気予報をチェックすると、天候は下り坂で月曜の朝から傘マークが付いているが、日曜日は何とか雨が降るまでにはならない様子。となれば日曜日に出撃するしかないが、日曜日の夜の風向きは最悪の北東で、一長一短の状況。と云う訳で、AKTさんに連絡を入れると、愚問ですねぇ~との返事で、当然、出撃するとのこと。

孤島にはAKTさんに迎えられて16:00過ぎに到着。
孤島の突堤には、日曜日であることに加えて県境を越えての移動自粛要請も解除されたこともあってか、結構な数のアングラーの姿があり、中には女性の姿も見える。

風は南東から若干強目に吹いており、曇天のため強い日差しもなく、全体として何となく薄暗い雰囲気がある。

街灯下のベスト・ポジションには最も岸寄りにAKTさん、その隣りにYROさんNSYMさんと仰るアジンガー、そしてINUEさんの順に釣り座を構えている。そこで、小生は、最も航路側の空いている場所に入れさせて貰って、この夜のアジング用の釣り座を確保して、魔女狩り用の支度に入った。

岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを開始したのは16:30頃。
AKTさんによれば、航路側に向かってキャストしていたアングラーが、型は大きくはないが数を出していたとのことで、自然と胸が膨らんだが、時合を逃した様で、答えが出ない。

日没時刻を過ぎてアジング・タイムになったので、魔女狩りは諦めてアジングに変更。
Soare改1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、嫌な予感がして何となく釣れる気がして来ない。それでも釣り施設の釣果が上がっているので、必ず回って来る筈と自身を鼓舞しながらキャスティングを続けたが、一向にコンタクトがない。

その内、前回、良型のタチウオを2本も出したKRTさんが、柳の下の2匹目のドジョウを狙い始めたので、見習ってタコエギをバッグに潜ませて来たタチウオ用のワームに替えて見たが、空振り。

20:00過ぎになり、2匹目のドジョウの捕獲に失敗したKRTさんが肩を落として引き揚げ、小生は裏側に釣り座を移してアジングに専念することに。
この時点で、突堤にはKRTさんと入れ違いに登場して来た2人のアジンガーを含めて7人が残り、夜を徹してのアジングをすることになった。

しかし、アジは表側にも裏側にも廻って来る気配はなく、たまにアタッて来るのはカサゴばかリ。しかもお土産にも出来ないロリ・サイズばかりで、釣趣ももう一つ。

時間が経ち日付が変わる頃になっても状況は全く変わらず、小生は早くも休憩タイムに突入。
02:00近くになって、アジングに復帰したが、アジからのコンタクトは皆無。30分もしない内に2度目の休憩に入り、空が白み始めた04:00頃になって、最後の足掻きで魔女狩りを試みたが、タコエギを地球に持って行かれただけの結果に終わって、結局、3連敗の結果に打ちのめされてStopFishingとせざるを得なかった。

この日のアジンガーは、途中で引き揚げて行ったKRTさんを含めて8人だったが、小生がアジを目にしたのはたったの2匹。小生が気が付かなかったアジもあるかも知れないが、少なくともAKTさんINUEさんアジ・ボーズだったので、小生の3連敗は当然の結果と云えるかも知れない。

念のため、帰宅後釣り施設のアジの釣果をチェックすると、21日の釣果は何と2匹だけで、例年になく好不調の波が大きい様な印象。
こうなると、次回の釣行をどうするか迷う所だが、アジの回遊を予測することなど出来る筈もないので、釣行日とアジの回遊がぶつかる偶然に賭けるしかない。
そうなると宝くじの様に偶然を待つか、或いは、釣行を重ねて確率を上げるしかないが・・・・・。

2020年釣行記(25) – TK

2020年 Octopusing 釣行記

日 時:06月10日(水) 06:30~11:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:Y’s P
釣 果:タコ x 2
同行者:YGW、AKT、TKHS各氏

今回はYGWさんの音頭取りでY’s P魔女狩りをすることに。

06:00過ぎ、我々4人揃ってY’s Pに到着。今回は黒鯛師の若者1人も居たので、都合5人でY’s Pを楽しむことに。

到着するや否や黒鯛師7~8番スポット方面に急行し、YGWさん2番スポット付近の北向き、TKHSさんはベース・キャンプ付近の南向き、AKTさんは高見に登って北を向いて、夫々キャスティングを開始する中、小生は、余裕をかましてゆっくりと支度。
すると小生の支度が終わらない内にYGWさんはロッドを大きく曲げて、早速魔女狩りに成功。型はそれ程でもなかったが、ニコニコ顔で戻って来るのを見ながら、ようやく支度が終わり、1番スポット付近で真打登場とばかりに参戦したが、ノッケから大トラブル

実は、前回の孤島での魔女狩りの際にも同じことをしでかして、全く学習効果がなく汗顔の至りだが、今回もリールのマグネット・ブレーキ調整を忘れて完全にフリーの状態で、50gのタコエギをキャストしたために、酷いバック・ラッシュを起こしてしまった。
余裕をかましてと思ったのは表面的なもので、内心は皆に置いて行かれて焦っていたと云う所かも知れないが、幸い、ラインは太い4号のPEだったので、時間を掛けてグチャグチャになったラインを何とか解くことが出来き、改めて参戦。

タコが居れば直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、いつものことながら、これは期待外れ。そこでベース・キャンプ付近で粘っている3人を置いて、少しづつ突堤の中央付近に向かって蟹の横這い釣法で探ったが、異常なし。
タコは何処に居るんだろう?と思いながら周囲を見渡すと、突堤の西端に居た黒鯛師が戻って来るのが目に入って来た。突堤の西端では、昨年、釣り上げたタコ2匹に脱走されてしまった苦い思い出があるが、小生に取っては実績場所なので、直ぐにワープ。

するとこれが奏功して、移動後2~3投目で魔女狩りに成功。
型は500g程度でもう一つだが、実釣開始1時間も経っていない07:10頃のことで、出足は悪くない。
遠くまで歩いて来た甲斐があったと一人ほくそ笑んで2匹目、3匹目を狙ったが後が続かない。

08:00過ぎになって、空腹を覚えたので一旦ベース・キャンプに戻ることに。

ベース・キャンプに戻ってゆっくりとしてしまうと、ピーカンの暑い中、又々、西端まで歩いて行く気もすっかり失せてしまって、その後はベース・キャンプ付近でタコを探したが、音沙汰はない。

10:30を回った頃、意を決して8番スポット付近に移動。
しかし、この日はタコの活性が低いためか、SKさんが1週間前に8匹も抜いて行ったためか(笑)、兎に角YGWさんでさえここまで2匹の貧果と厳しい状態で、全く気配がない。
そこで、諦めてベース・キャンプに戻ることにしたのだが、唯何もせずに戻るのは面白くない。沖目にキャストし着底を確認してから、リーリングはせずにシェイク&シェイクしつゝ戻ることにした。所謂魔女狩りテクトロと云った所だろう。
偶然の産物とは云え、この釣法が良かったのか、400g程のタコを追加出来た所で、11:30頃StopFishingとした。

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