2025年釣行記(41) – MB
2025/07/03
日 時:07月03日(木) 19:15~23:00
潮回り:小潮(↑↓) 120→153→150cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 3
同行者:YTさん、(ISBSさん)
7月に入ったのでアジングに切り替えることにしていたが、一昨日、MHR-KGNに行って来たYTさんによると、まだ調子は良いらしい。一方のアジについては、昨年のこの時期には結構釣果が出ていたにも拘らず、今年に限っては余り良い情報が流れて来ていない。
メバルにするかアジにするか、大いに迷う所だが、幸い、予報では風向きも南の3m/sとMHR-KGNでのメバリングにはお誂え向きだったので、今回もメバルを選択することにした。
19:00少し前に現地に到着。
先着していたYTさんに挨拶をして、直ぐに支度を整え連れ立って岸壁に出た所、駐車場では強めに感じていた風は、背後の壁に遮られて余り強くはない。夏のこの時期なので、風があるのは暑さ凌ぎになって有り難いが、強過ぎると釣り難くなってしまう。得て勝手と云われればその通りだが、出来ればこの状態が続いて欲しいと思うのは、小生だけではないだろう。
岸壁には長いロッドを振っている先行者が2~3人。その内の一人は小生と同じ色の同じ車種に乗っているタチウオ狙いの御仁で、1年ぶりの再会。お互いに無事であることを確認して、それぞれの釣りに向かった。
今回使用するロッドはBlueCurrentⅢ 69/B。
このロッドに、前回、ベイト・ロッドでは初めて使って良かった1.3gの錘と0.5gのJHを使ったスプリット・ショットで通す予定で、使用するロッドが前回と違うため、先ずは飛距離の確認から始めた。
そして、日没時刻を過ぎたばかりでマダマダ明るいので、時間的には少々早過ぎるがそのまゝなし崩し的にメバル狙いのキャスティングを開始した。
しかし、案の定、可愛娘ちゃんからの反応は返って来ない。前回、反応が出始めたのは21:00頃からだった上、YTさんによると一昨日も復路に入ってから良くなったとのことを考えると、こんなに早い時間帯から反応して来る可能性は低い。だからと云って、出ないと決め付ける訳にも行かず、一縷の望みを抱いてキャスティングを続けたが、反応を返して来るのはカサゴ。そのカサゴにしても単発で、魚の活性は余り高くはなさそう。
時間が経ってすっかり暗くなっても本命のメバルどころかカサゴも反応を示さず、実釣を開始して1時間を経過した頃には、やはりシーズンは終わったのか・・・?と諦めムードが出て来る始末。YTさんは可愛娘ちゃんを求めてドンドンと先に進んで行っているが、小生は移動する気が起きて来ない。歳のせいだとは思いたくはないが、何故か動くことが面倒になったので、前回と同じ59番スポット付近を拠点にして、その前後を行ったり来たりすることにした。そして、バッグを肩から下ろして身軽になってキャスティングを繰り返したが、相変わらず可愛娘ちゃんからのラブ・コールはないまゝ。
20:30を過ぎてイヨイヨ期待の時間帯が近付いて来たが、梨の礫。
やはりアジングにすれば良かったと思い始めた瞬間、コツ。待ちに待った反応が返って来て、この日最初の獲物を掛けることに成功。
バシャバシャと飛沫を上げて暴れる可愛娘ちゃんをいなして抜き上げてみると21cm強の良型で、時刻は20:49だった。
そして、その直後の20:52には25cmの良型をゲットし、21:00頃から良くなるとの読み通りの展開に一人ニヤリ。
現金なもので、先程まで感じていたカッタルサはこの瞬間に雲散霧消し、やる気が泉の如く湧いて来てさぁ、この日の梅雨メバルの幕開けだ!!
後続の可愛娘ちゃんを期待してキャスティングを繰り返していると、小生に向かって真っ直ぐに近付いて来る人影に気が付いた。暗い夜のこと故、顔は判らないが、こんな時刻にこんな場所で小生に近付く御仁は一人しか思い当たらない。果たしてこの御仁はISBSさんで、挨拶がてら一言二言状況を確認して直ぐに先に行ってしまった。
小生は、そのまゝ残ってキャスティングを続けたが、その後1度反応が返って来ただけで元の木阿弥。静かな海に戻ってしまった。こうなると付け焼き刃で蘇ったやる気が失せるのも瞬く間。59番スポット付近を諦めて先に進もうかとの考えもチラリと浮かんだが、湘南の達人のYTさんや葉山の手練れのISBSさんが先行して入った後では釣り切られているだろう。
そのまゝ無精を決め込んで59番スポット付近を中心にして行ったり来たりを繰り返したが、前回の様なこともなく空振りに終わってしまった。
22:00を回った頃には、すっかりやる気も失せてしまい、YTさんの隣りに移って惰性のキャスティングを繰り返し、23:00過ぎに釣り場を離れた。
所で、MHR-KGNでのメバリングは、以前から可愛娘ちゃんの居場所を探して移動を繰り返す所謂ラン&ガンを主体とし蟹の横這い釣法とはこのことで、小生もズッとその方法で楽しんで来た。にも拘らず、この日は蟹の横這い釣法をせずに59番スポット付近でしかロッドを振らなかったのが、この日の貧果の最大の原因だろう。
この年齢になると2kmの釣り場を釣りをしながら往復するのは、翌日以降も疲れが取れずに残ってしまうことを考えると、出来れば避けたい。2kmの道程をただ歩けと云われても、小生には到底出来そうにもない。しかし、好きな釣りの一環であれば何とかなるかも知れない。運動のためと考えて、次回からは励行しようと思う。
と云っても、梅雨メバルもソロソロ終わりなので、来シーズンのことになると思うが・・・・。