※ 月別アーカイブ:6月2005 ※

2005年 アオリイカ釣行記(7)

2005年

潮回り:中潮  場所:秋谷  釣果:ナシ  同行者:ナシ

仕事の場合は何時に起きても眠たくてグズグズしているのに、好きな釣りでは時刻になると自然に目が覚めて、シャキ?ン
今日も人によっては寝入り鼻の午前2時半に起床し、3時出発、現地には未だ薄暗い4時一寸過ぎに到着した。
今日こそは一番乗りかと思ったが、先週と同じ様に、既に先行者が2名。内、一人はKNI氏で例によって防波堤の中央付近に陣取っていた。 様子を尋ねると、この所調子が悪く、氏自身も昨日の日曜日は〇ボーであったのこと。 確かに、約1ヶ月前にKNI氏の3kgを見て以来、数量の面でも型の面でも下降線かも知れない。
大きさも精々500gがアベレージ・サイズになっていたし、そろそろシーズン・オフ???? 地元のエギンガーに云わせれば7月一杯は充分楽しめるとのことだったが・・・
見掛けたことのないもう一人の先行者はテトラ寄りに入釣していたので、小生は、防波堤の先端に釣り座を構えた。 実は、先週もこの先端の方が良く狙っていたので、寧ろラッキーだった。
準備をして、第1投をする頃にはラインも目視出来る位に明るくなり、期待が持てる。
第2投。 第3投。 イカの気配が見えて来ない。 潮の色は良いが、何となく春の様にノタリノタリとしている。 一投、一投に期待を込めて・・・と、毎度この調子。 時間だけが確実に過ぎて行く。
ゴールデン・タイムの6時?7時頃になっても、一向に変化は見えない。 この頃になるとエギンガーは6名程に増えたが、この防波堤の規模からすると丁度良い人数。 しかし、20名近くのエギンガーが入っていた時を考えると少々寂しいものがある。 それにしても、流石、早耳。調子が良いとワッと来るけれど、調子が落ちてくると潮が引く様に・・・・。
潮が下げに入ると左から右への流れが強くなり、加えて南風が強く吹き出した。 潮の流れと風向きが同じとあって、正面にキャストした積もりのエギは、着底する頃には右斜め45度。 シャクッて手許に戻って来る頃には、殆ど真横になってしまう始末。 前回の様に12時頃まで粘ればと思ったが、波も出だしたので、已む無く撤収とした。

2005年 アオリイカ釣行記(6)

2005年

潮回り:大潮  場所:秋谷  釣果:450g x 1  同行者:ナシ

午前1時過ぎの地震で安眠を妨げられその後はウトウト状態で眠った気はしなかったが、午前3時半になって外に出ると、
アレ?ッ、雨だよ
時期的には梅雨なので雨が降っても全く不思議はないのだが、天気予報では傘マークはなかった筈。 雨はつい降り出したところらしく、道は未だ所々乾いている所がある。 と云う事はこれから本降りになる可能性が大きいが、道具を担いで家を出てしまった以上、今更引き返す気にもならず、兎に角行って見ようといつものルートで秋谷に向かった。
現地に到着するとパラパラと降っている中防波堤には2人の影が見える。 まぁ、2名程度であれば想定の範囲内。 道具を取り出し防波堤に急行して先行者に挨拶をすると、内一人はご常連のKNI氏。 4時頃来て直ぐに小さいが1杯出たとのこと。 であれば、先週の金曜日に入って来た濁りも取れているし、「期待充分じゃないの」と胸を大きく膨らます高齢者エギンガー。
防波堤の中央付近はこの2人が入っている。 先端付近も捨て難かったが、自分なりの実績のあるテトラ寄りに釣り座を決めた。 
てな訳で、第1投。 充分にカウントダウンを取ってシャクルと・・・・。 
ガツンと竿が止まった。 
アレ?ッ、あんな先に根があったっけ????。
竿を立てた状態で様子を見る。
ここで、グイ?ン、グイ?ンと引きが入れば、紛れもなくそれはアオリイカ。
第1投目から幸先が良い。
・・・・な?んて都合の良いことが頭を駆け巡ったが、実際には生体反応が感じられず根掛りと判断せざるを得ない。 が、竿を緩めるといとも簡単に外れた。 ?????ウ?ン、蛸?????
正体不明のまま、第2投、第3投・・・・・。
しかし、その後は何の音沙汰もなく時間だけが過ぎて行き、8時頃KNI氏は諦めて引き上げてしまった。
この頃になると、防波堤は地元の常連さんを含めて10名ほどがずらりと並んで、シャクリの砲列。 この程度だと2m間隔で並ぶことになり、横風が吹くとラインがふけるやり難さはあるが、マァ、この防波堤のキャパ一杯だろう。
しかし、状況は最悪。 今朝方の地震が悪いのか、潮が悪いのか、何が悪いのか判らぬが、兎に角、激シブ。 11頃迄で、防波堤の両端で2杯ずつ計4杯の釣果があっただけで型も良くない。 時折ナブラが起きるがイカの気配は皆無。 全体に、だれた雰囲気になりシャクる手からも力が抜けて行った。
12時頃諦めて引き上げる直前に、少し先端側に向かって投げた一投で待望の1杯が乗った。 ヤレヤレ、これで〇ボーは免れた。 更に、もう1杯追加しようと欲を出してキャスト、着底後大きく煽ると、ラインに傷があったのか無念の高切れ。 ここで、小生の気持ちも切れてStopFishingとした。 
と云う訳で、この秋谷はすっかりホーム・グラウンドとなってしまった。
先ず、第一に自分なりの実績のある所であり、ついで、地元の方々との触れ合いが楽しいのが理由だと思う。
今日も、なんだかんだと云いながら釣果はあったし、KBYさんやYMTさんとワイワイ話をしながら楽しい釣りが出来た。
だから、ツイツイ足が秋谷に向いてしまうんだろうけれど、それにしても、こうして釣行後に日記を書いて自身の行動を振り返って見ると、本当に厭になる程典型的なA型思考ですナ?。
どうせ釣りなんだから、もう少し大胆って云うか、遊び心があっても良いと思うんだけど・・・。 ついつい真剣になり過ぎるのが、小生の悪い所・・・・。
尚、この日接骨医のMED氏は現れず。 電話を入れると、風邪でダウンの由。 お大事に!!!

2005年 アオリイカ釣行記(5)

2005年

潮回り:若潮  場所:秋谷  釣果:350gX1  同行者:ナシ

先日は何となく不満が残る結果だったので、ウズウズしていた。 仕事も暇だし、天気予報を見ると雨は降りそうもないので、休暇を取って釣行することにした。
午前3時半に起床する予定であったが、はやり釣行となると自然と早く目が覚める。 1時頃に一旦目が覚めた後はウツラウツラと浅くなり何度か目が覚め、結局3時頃に床を抜け出した。
現地には丁度夜明けに到着。 
防波堤を見ると、「ウッシシ・・・」。 入釣者は1名だけ。 正に夢にまで見た貸切状態である。 休暇を取って来た甲斐があると云うもの。 期待が胸一杯に広がって来る。
いつもは選ぶことなど論外で、空いた場所を探すと云った状態だが、今日は兎に角2名だけ。 先行者は先日も最も実績を出していた防波堤の中央付近なので、その場所以外であれば何処でも選り取り見取りだが、こうして「何処でもご自由にどうぞ」何てやられると却って迷う。 結局、前回と同じ所に釣り座を構えることにした。
さて、期待充分の第1投。 第2投・・・・・・・・・。
まぁ、考えて見れば、釣りは期待の1投、1投の連続なんだけどネ。
釣れなくても、次は釣れるかも知れない。 次は・・・、次は・・・の繰り返し。
これが釣りなんだよネ。
まるで気配も雰囲気もない。 釣り座を離れて防波堤をあちらこちらウロウロと徘徊をして見たが、結局は同じ。
その内、一人、又、一人と釣り人が増えて来た。 皆、顔見知りの地元高齢者アングラー。 最終的には10名位のアングラーが2m間隔で並び、何時もの光景になって、気分的には落ち着いて来たが、水の中の状況は変わらず。
水色、透明度、水温・・・。 果たして何が悪いのか判る由もないが、兎に角、釣れそうな雰囲気がまるで漂って来ない。 そんな中、7時頃、小生の右側に入った人に待望の魚信。 型は小さく400g見当。 皆俄然、ヤル気を出してキャスティング、キャスティング・・・。 しかし、その後、誰も続かず、ヤル気が徐々に萎んでダレて来た頃、小生に魚信。 取り込んで見ると、やはり小さい。 
その後、10頃に、先日3kgのお化けを上げた人が、同じサイズをゲット。 
この日、小生が帰る迄にこの防波堤では都合3杯だけ。 しかも皆サイズ的には不満の残るものばかりで、先日からこの秋谷は、型は出るもののサイズが小さい。
春から初夏は産卵の為にサイズが大きいと聞いていたが、こんなサイズじゃ「もう秋?」
その後、10時過ぎになって沖から潮目が近付いて来て期待を持ったが、正体は切れ藻をたっぷりと浮かした赤潮。 潮には東京湾の様な茶色っぽい濁りが入って、益々期待が持てなくなり、地元の皆さんはそそくさととご帰還遊ばした。 小生は折角の有給休暇であるので粘って見たが、赤潮の濁りが取れる様子も見られず、11時半頃、諦めた。

2005年 アオリイカ釣行記(4)

2005年

潮回り:小潮  場所:秋谷  釣果:345gX1  同行者:ナシ

先週は、月曜日にも拘らず運悪く休校日に当ってしまいファミリー連れ等が多かったため、満足に竿も振れずに「不満」だけが残った秋谷を釣り場と決め、朝3時に起床、3時半出発、4時半頃現地到着。
で、薄暗い中を目を凝らして防波堤を見ると・・・・。
 「エーッ、何で!?!?」
防波堤にはもう入釣出来る隙間もない程、人の垣根がシルエットになって浮かんでいる。 一瞬、曜日を間違えたかと思い、腕時計のデイトで確認した程。 「冗談じゃない。 月曜日なのに何でこんなに人が多いんだ????」と、長井に転戦することも考えたが、生れて初めてのアオリをゲットした付近に僅かに隙間が残っている。 「全く知らない所より、実績のある所」(考えて見れば、典型的なA型思考ですナ?)をと、道端にスペースを探して何とか駐車し、道具を引っ張り出した。
防波堤に着き、何度か来て顔馴染みになった地元の高齢者エギンガーに挨拶をすると、「アー、アンタか。 横に入りなヨ」とスペースを作って呉れたので、ここは有難く好意に甘えさせて頂くことにした。 しかも、その場所は狙っていた特等席。
 「ウッシッシ。こいつは頂き?ッ」
様子を聞いて見ると、「最近余り良くない」とのこと。 加えて今日はこの人出。 ほぼ1m間隔で、30人程が盛んにエギをキャストしてはシャクッテいる。 と云うことは、30?40m程先にはエギのカーテンが出来ている筈。 イカの身になって見れば、次から次に降って来るエギに警戒心を抱くことになるだろうし、例え興味を持っても、これでは、イカも目移りがして仕方がなかろうと云うもの。 先程の期待感は風船の如く見事に萎んでしまい、「今日は出れば良い方か」と少々萎えた気持ちでキャスト開始。
こんな気持ちを抱きながらキャストしても釣れる訳がないが、キャスト後のラインの動きが何となくおかしいのに気が付いた。 風のせいか波のせいか判らなかったので、キャスト後少々ラインを張り気味にして着底を待っていると、コツン。 思わず合わせると余り強くはないがアオリの引き。 巻き上げて来ると触腕2本しかカンナに掛っていない。 型は小さいがここでバラしては、今日の〇ボーは確実になる。 慎重に玉網を使ってランディング。 時刻は7時頃(?)
丁度その時接骨医のM氏が到着。 氏には右側に入って貰って二人並んでキャスティング。 しかし二人とも魚信がなく、小生がゴミが掛った様な魚信でイイダコを1匹ゲットして、引き上げた。
接骨医のM氏はその後どうだったろうか? 気になる所である。

2005年 アオリイカ釣行記(3)

2005年

潮回り:大潮  場所:三崎・秋谷  釣果:0  同行者:ナシ

以前、三崎でいきなりドラグをジージーと鳴らしてラインを引き出しゲソだけを残して行った魚信が忘れられなくて、「夢よもう一度」と三崎に釣行した。
午前2時頃起き出して出発。夜が明ける前に到着。が、しかし、月曜日にも拘らず結構釣り人の姿が見え、白灯の目指す3箇所のポイントには既に先行者がいた。出鼻を挫かれた格好。結局入りたい所には入れず、又、入ったポイントではエギに海藻が余り掛かって来なかったこともあって、白灯→花暮→通り矢と廻ることになった。
となると、キャスティングもお座なりになって来るし、徐々に秋谷が気になりだした。それでも通り矢では、先行者が一人帰り二人帰りするにも拘らず、かなり粘ったが、7時になり、我慢も限界に達したので転戦することにした。

秋谷には8時前に到着した。
見ると防波堤は大勢の人が入っている。しかも子供連れのファミリーが多く、とても入釣出来そうな状況ではない。聞けば、昨日の体育祭(運動会)の代休に当っているとのこと。こんなことであれば、三崎でもっと粘れば良かったと後悔しても後の祭り。
防波堤の先端に先々週一緒だった八千代市の接骨医の若者の姿を見付け、暫く話し込んだが、釣りをしに来て何もしないで帰るのは、愚の骨頂。そこで、テトラから竿を出すことにした。しかし、潮は下げ切っており水深はなくキャスティングの度に根掛り。結局、エギを3本立て続けにロストしたのを期に撤収し、接骨医の横に移動してエギングを見学させて貰う。
そうこうしていると、先日の1日に色々と話しをさせて貰った地元の人が、玉網にも入り切れない程の大物をゲット。小生が釣り上げた獲物と比べると化け物的な大きさで、釣った当人も「10年間、秋谷に通って初めての大きさ」と興奮していたので、その大きさも分かろうと云うもの(3kgはあるだろうと云っていた)。
今日の成果は、この様な化け物アオリイカが三浦にも居ることが分かった事か・・・・。

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