※ 月別アーカイブ:11月2017 ※

2017年釣行記(76) – AJ&TC

2017年 Touching 釣行記

日 時:11月27(月)~28日(火)
潮回り:長潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 24、カサゴ x 2、カマス x 1
同行者:単独(MSDさん)

今シーズンのタチウオは、渇望しているにも拘わらず、残念ながら未だ姿を拝めずにいるので、何としてでも獲りたいと、孤島に出撃することにしていた。
所が、予報をチェックすると北風4mの予想になっている。
来週はもう12月に入ると云うこの時期に、4mの北風に吹かれるのは辛い。しかし、タチウオ・シーズンも終盤に入っている筈なので、多少のことなら行きたい。
行くべきか中止すべきか?
散々、迷いながらNHKのデータ放送をチェックした所、風向きは北だが2mと弱くなっている。どちらも釣り場のある地区を対象としている予報なのに、これ程違っているのも疑問だが、予想した時刻はNHKの方が若干新しい。と云うことでNHKの予報を信じて決行することにして、自宅を出発。

釣り場の岸壁には16:00少し前に到着。
直ぐに荷物を置いて、準備に入ろうと思ったが、至る所にこぼれたコマセが塊になって残っている。しかも、普段は釣り人の荷物置き場になっている一段高くなった所にも点々とあって汚い汚い。そこで、ブラシで掃き落そうとしたが既に乾燥して、コンクリートにヘバリ付いていて、ブラシ程度では何とも出来ない。仕方がないので、少しでもコマセが少ない所を選んで荷物を置いたが、どうしてこんなに汚い状態にしても平気なのか理解が出来ない。
こんな輩が増えると、折角の釣り場も立ち入り禁止の理由になってしまう。こんな奴は釣りをする資格はないし、この釣り場には来てほしくないものだと腹が立った次第。

風は、予報通り北東の方向から強く吹き付けて来ており、空には一面に黒い雲が広がっていて、今にも降り出しそうで、心配の種がまた一つ増えた格好だが、来てしまった以上やるしかない

先行者はアジンガーが1名、餌釣り師が2名と少ないが、3人でベスト・ポジションを占めている。横風であってもそれ程強くなければ、彼らの間に入ることは可能だが、この強い風ではトラブルの元。小生は、彼らとは少し距離を置いて前回と同じ場所を確保。
そして、小生より10分程遅れて登場して来たアジンガーは、先行者のアジンガーと餌釣り師の間に釣り座を構えていた。

今回、持ち込んだロッドは前回と同じEarly+81MSoare改8320#1Bの3本で、横風の強さを考えて重めの1.5gのJH8320#1Bを組み合わせを先発にチョイス。16:10頃、キャスティングを始めたが、ラインが風に吹き揚げられてJHが沈んで行かない。こんな状況でアジを仕留める程の腕もないので、早々に諦めて、2段下がった裏側に移動。
こちら側は、海面からの高さが余りないので、多少風が強くても何とかなる。試しにSoare改1.0gのJHを試してみた所、充分、アジングは出来そう。

この日の最初の獲物は、日没時刻から15分程経った16:45頃。
曇り空で日没前でも薄暗い状況だったことを考えると、出るのが遅いきらいはあるが、取り敢えずは、ボーズ逃れを達成。

今回はアジのお持ち帰りのご下命はないので、この1匹は引き揚げる準備を始めていた餌釣り師に進呈。
17:00少し前に、彼らが引き揚げて行ったので、この強風下、アジングをしようと思う物好きはいないだろうと思っていたが、世の中は広いもので17:00頃になって4人も登場し、この夜は7人で夜明かしをすることに決定。
その中の一人がTDさんの友人のMSDさんで、彼は小生の左隣りに釣り座を構えて、直ぐにキャスティングを開始。

風は、アジンガーの願いも空しく相変わらず強く吹き付けて来ていて、釣り難くて仕方がない。小生は、裏でやったり、元の場所でやったりと落ち着かない。
このまゝでは虻蜂取らずになってしまう
駄目元で、裏でジックリとやって見よう!!

これが良かったのか、ポツリポツリと来る様になったが、しかし、中々連続して来ることがない。
ボトム付近ではアタリがなくなったので、少しボトムを切った層を狙うとパタパタ。よし、掴んだゾと思っているとアタリがなくなり、更に上の層を狙うと、又々、パタパタ。こっちが正解か?と同じ層を流しても、直ぐにコンタクトがなくなってしまう。
アジの群れが小さいのか、それとも目まぐるしく泳層を変えているのか?
悩んでいる内に、どの層を狙っても音沙汰ない状態になり・・・・。

22:00頃になって、漸く風が弱まって来たので、元の場所に戻ったがアタリの出方がもう一つ。
アジ特有のモゾとかチクと感じるアタリは余りなかった様な印象。フォールしているワームを吸い込む様な違和感だったり、ヘラブナの居喰いの様にロッドにジワーッと重さが伝わる様なアタリが多かった。
それでも、風の影響がない分、微かな変化も感じられ、それなりに面白かったが、風が弱かったのは、日付が変わる頃まで。夜中を過ぎると冷たい北風がビュービューと吹き付けて来る様になってしまう始末。こうなると小さな違和感は取れなくなってしまい、益々アジングは苦しくなるばかり。

結局、2:00過ぎには諦めて仮眠を取りながら、状況の好転を待ったが、それも無駄に終わってしまい、朝間詰めを狙う気もなくなって、4:30頃には諦めてStoFishingとしてMSDさんと一緒に引き揚げた次第。

今回、孤島に来る動機づけとなったタチウオだが、結論から云えば、今回も空振りに終わってしまった。
横風が強過ぎて、中々ワインディングをする気にもならなかったが、風が弱くなった時間帯を見計らって23:00頃から1時間程の間、集中してあちらこちらをチェックして見た。しかし、期待とは反対に一度も掠ることもなく、敢え無く空振り三振
孤島ではタチウオは確実にものに出来ると思っていたが、昨年、一昨年に比べて寄りが良くない様相で、考えが甘かった様な印象。
しかし、これで諦める訳にも行かないので、年内孤島に釣行する際には、タチウオ・セットを携行しようと思う。

2017年釣行記(75) – AJ&TC

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月20日(月)~21日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 25、カサゴ x 4
同行者:単独

前回はDr.TJさんISBSさんをアジングにご招待したが、お二人は何とか形を見ることだけは出来たものゝ、小生は全くのボーズ。まぁ、最低限のことは出来たかも知れないが、この上ないお粗末な結果にモヤモヤが溜まっていたので、今回は孤島でその憂さを晴らそうと・・・・・

15:30頃、駐車場に到着すると、ガラガラでこれは想定外。
ウィークデイでも結構車の数が多いのに、これはどうしたことか?
ひょっとすると、今日は、貸し切りかも知れない。
となると、独り占め・・・・。
等々と考えながら岸壁に乗って見ると、所沢から来たと云う3人の若者グループがベストポジションを広く陣取っていて、空いているのは航路側の一角だけ。半夜で引き揚げるなら、その後に入れば良いと思い、一人に訊ねると徹夜の予定だと云う。となると、航路側の一角にしか入れないが、挨拶を兼ねて状況を訊ねた時の印象がもう一つ良くない。そこで、彼らと少し離れて前回後半に入った足場の狭くなった場所に釣り座を構えることにした。

持ち込んだEarly+81MSoare改8320#1Bの3本に夫々ラインを通し、Soare改1.0gのJHを組み合わせを先発に選んで、キャスティングを開始したのは16:15頃。

風は強くはないが、向かい風。
潮は青く澄んでいて綺麗だが、過ぎたるは及ばざるが如しでこれが悪い方に出ないことを願うばかり。

この時期の日没時刻は16:30頃なので、調子が良ければ直ぐにでもコンタクトがある筈だが、音沙汰がない。
もう少し暗くなれば・・・・、もう少し暗くなれば・・・・と根拠のない期待を抱きながらキャスティングを続けたが、何の変化もなく、3人にもアタリは出ていない。

17:00頃、様子を見るために航路側の空いた場所をチェックしようと移動して見ると、その一投目で、チクッとこの日の第一号。

これを皮切りにポツリポツリとアタリが続き、2匹、3匹と掛け始めた所に、若者3人が登場。
これで、この夜を一緒に過ごす仲間は、小生を入れて7人と確定したのだが、所沢からの3人も後から来た3人も、顔を見掛けた記憶はなく、やはり孤島ファンが増えて来ていることを実感させられた次第。

後から登場して来た3人の内の2人は、航路を向いて釣り座を構え、アジングを始めた。これまでの経験から、航路向きはアジングについては余り良い場所とは思えないので、どうだろうかと注意を払っていると、何と数投目で掛け始めた。
この日のアジの着き場は、航路側に寄っているのかも知れない

隣りの先行者の若者の一人にはアタリがない様なので、小生は、ゆっくりとアジングを楽しむために、彼にその場所を譲って元の場所に移動。
結果的には、これが正解だった様で、爆釣とは行かないまでも、良いペースでアタリがあって、20:00頃にはツ抜けを達成。しかし、その頃から風が強く吹き出して来て、思った様にワームを通すことが出来なくなってしまい、ペースダウン。それでも、風が弱くなった時には、コンタクトが感じられてポツリポツリと掛け、23:00頃には20匹超。
釣れるのは良いが、余り釣り過ぎても処分に困る
ご近所に引き取って貰える数を数えながら釣っていると、向きが変わった風が背中側からビュービューと、時折身体を揺らす程の強さで吹き付けて来る様に状況が変わってしまった。こうなると1.0gのJHでは着底が覚束ないので、JHの重さを1.2g1.5gと重くして何とか凌いだが、微妙な変化を取ることは出来ず、コンと手許に感じるアタリしか取れなくなってしまった。

日付が変わる頃には、状況は更に悪化し、岸壁の壁の陰に座って避難していても、巻き込んで来た冷たい風が目深に被ったフードを吹き揚げておちおち眠ってもおられず、頭上を走る電線がヒューヒューと鳴って何となく不気味さを感じる程。念のため、天気予報をチェックすると北寄りの風が3~4m。しかし、現場ではその倍以上にも感じる位で、釣り処か寒さを凌ぐのに背一杯。

結局、日の出間際になっても強風は収まらず、5:50頃StopFishingとして引き揚げて来た。

今シーズンは、未だ釣果が出ていないタチウオだが、この日も風が強くてアジングがし難い時を中心に調査したが、アタリも感じられなかった。
昨年や一昨年は海面をライズするタチウオの姿を何度も見ることがあったが、今シーズンは一度も目撃していない。この日も、ギラリと海面を走る光が見えたのでタチウオが寄って来たと思ってキャストしたが、何も変化を感じることはなく、どうも波に反射した光を勘違いした模様。
昨年は、12月に入っても釣果があったので、諦めるのはまだ早いかも知れないが、何となく今シーズンは終わってしまった様な気がしてならない。

2017年釣行記(74) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:11月17(金)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:FRY
釣 果:ロリメバル x 1
同行者:Dr.TJさん、ISBSさん

メッキ仲間のDr.TJさんと友人のISBSさんアジングをしたいとのご希望に応えて、お二人をお連れすることにしたが、場所を何処にするか・・。
先ず第一に、お二人には何としてもアジの引きを楽しんで貰いたい
そのためには数もサイズも期待出来る孤島付近が良いだろう。しかし、秋口の気候の良い時ならいざ知らず、師走を目前にした寒い時期に孤島で徹夜をして貰うのも、些かハードルが高いだろうし、それによってアジングに興味をなくされてしまうのも不本意。
他に、陸っパリでアジが釣れる場所は・・・?
気軽に入れて実績のある場所として候補をUMB-FPHGS-OGSMFRYに絞り、最終的には、天候によって決めることに。

前日の16日(木)に天気予報をチェックすると、東or南東の風が1~2mとなっている。この条件を3候補に当てはめてみると、UMB-FPでは右からの横風、FRYでは向かい風若しくは左からの横風、HGS-OGSMではフォローになる。と云う訳で、3候補の中ではHGS-OGSMが最も釣り易い。
しかし、HGS-OGSMは意外と人気場所なので、週末はかなり混むため3人が並んで入れる場所は、人気のない場所に限られてしまうだろう。これに比してFRYは、余り知名度が高くないので、人出もそれ程ないだろう。風が向かい風になると云っても1~2mと弱いので、向かい風を釣れとの格言に合っており、寧ろ条件としては良いかも知れない。
色々と考えた末、FRYに行って釣り難ければHGS-OGSMに転戦することにした。

現地に向かう途中、渋滞に掛かって遅刻するかと思ったが、何とか間に合って約束の15:30丁度に到着。週末とは云えまだ仕事が終わる時刻ではないので、アングラーはそれ程いない筈と読んでいたのだが、着いて見ると、思いの外駐車している車が多く、最も遠い場所にしか空きがない。

ISBSさんより一足早くDr.TJさんと並んで、釣り場の岸壁に向かったが、案の定、沢山のアングラーが一定の間隔を置いてロッドを振っており、3人が並んでは入れそうな空きがない。
そのまゝ歩を進め、第一曲がり角を過ぎた所に広く空いた所を見付けて、今晩の釣り座を確保。

今回は、ジグ・サビキ用のSoare30 XTUNE S803ULT30、ワインド用のEarly+81Mにアジング用のSoare改の3本を持ち込み、ラインを通しなど支度をしていると、遅れていたISBSさんが到着し、16:00頃、3人並んでキャスティングを開始。
風は予報通りの東寄りで向かい風だが、それ程強くないため何とか釣りは出来そうなので、先発は1gのJHをチョイス。

これまでと同じ様に、キャスト後30カウントして底付近にまで沈めた所、ジワーッとJHに重さが感じられる。
良い具合に、潮の動きがある。
これは、行けそう!!
期待を胸一杯にキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。アジは浮いているのかも・・・。
カウントを徐々に少なくして。中層から上層を試してみたが、これにも無反応。そこで、今度はカウントを40、50と増やしたが、ジワーッとした重さだけが伝わって来る。
隣りのDr.TJさんは根掛かりを頻発させているのに、果たして、底が取れているのか・・・・?

これまでになく色々と考え、試してみたが答は得られず、実釣開始後2時間も経たない18:00頃にも拘わらず、既に時刻は20:00、21:00になっている様に錯覚してしまう程。
周囲のエサ師がロッドを曲げている様子もなく、岸壁全体に沈滞ムードが漂っている。しかも、時折、強さを増して吹き付けて来る向かい風に、身体もすっかり冷えて来て、益々、気持ちを切らさずに続けることが難しい状況になり、小生は早くも惰性のキャスティングを繰り返しているだけになってしまった。

時刻は定かではないが21:00頃だったと思う。ISBSさんにアタリがあって、この日初のアジをゲット。サイズは小さくてもう一つだが、これに触発されて、Dr.TJさんと並んで気を入れたキャスティングを始めた所、今度はDr.TJさんに同サイズ。
やっと回って来た!!
小生も肖りたいと集中してコンタクトを待っていると、チクッと待望のアタリ。所がアタリの主は可愛いロリ・メバル。いつもなら写真を撮る所だが、やっと来たアタリが外道のメバルで、意気消沈。何もせずにそのまゝお帰り願った。
その後、ISBSさんアジを追加した所で、この日のアジングは事実上終わった様なもの。

23:00頃、ISBSさんが一足早く引き揚げて行き、Dr.TJさんと小生は居残ったものゝ、奇跡が起きることもなく、24:00頃StopFishingとした。

それにしても、日並みが悪かったと云えばそれまでだが、この日は生命感のない一晩で、潮が上げに変わっても魚の活性は上がらず仕舞い。そんな中でも、Dr.TJさんとISBSさんには、小なりと云えども、アジの釣果があったことだけは救いで、それもなければと考えると・・・。

2017年釣行記(73) – TC&AJ

2017年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月12(日)~13日(月)
潮回り:小潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 19
同行者:単独

今シーズンは、刀狩りに失敗続きで未だ捕獲出来ていないので、今回は何としてもゲットしたい。と云うことで孤島’よりは可能性が高い孤島に行くことにした。

孤島の岸壁到着は16:00少し前。
岸壁にはアジンガーは一人だけで、その他は女児を連れた一行で珍しいことに黒鯛師の姿がない。そして、小生に少し遅れて3人の若者アジンガーが加わり、少し賑やかになったものゝ、17:00を回った頃には、家族連れも引き揚げ、岸壁はアジンガーが5人だけ。
先行者のアジンガーはベスポジの中央付近でロッドを振っていたので、小生は彼の右側、さらに小生の右側に3人が釣り座を構えて、アジングをすることに。

岸壁では、1~2mと弱いと予報が出されていた東寄りの風が、かなり強目に正面から吹き付けて来ていてやり難そうだが、来てしまった以上我慢をする以外ない。

今回、持ち込んだのはEarly+81MSoare改8320#1Bの3本。その中から、最近めっきり出番がなくなってしまったSoare改を先発に選んで1gのJHを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。
最近の孤島付近は、暗くなってからよりも夕間詰めの方がアジの活性が高い様な印象があり、丁度、時間的にも日没時刻の直前なので、直ぐにでもコンタクトがあってもおかしくはない時間帯に入っている。にも拘わらず、5人の誰にもアタリがない。
ひょっとすると、アジは浮き気味かも知れないと考え、底から少し上を狙って見ると直ぐに結果が出てコツンとアタリ。
ヨシ!!
合わせも決まって、Soare改を大きく曲げて海面まで浮かせ抜き揚げようとした途端、ラインブレイクでそのまま海に帰って行ってしまった。
ラインブレイクは残念だが、アジが居ることは判ったと安心した。
しかし、続いてある筈のコンタクトはそれっ切り。

おかしい!!
変だ!!
5人揃って首を傾げていたが、その内、右隣の若者がポツリと掛け始め、やっと回って来たと期待したが後が続かない。
アジは居ても群れが小さいのか、それとも喰い気がないのか・・・・
前回、孤島’で最初のアジを掛けた18:00を過ぎても、音沙汰がない。
向かい風が強くて釣り難い上、全くアタリもないので、徹夜は止めようかと考えた程状況は良くない。

小生に最初のアジが来たのは、実釣開始後2時間以上も経った18:45頃。しかし、後続もなく、正に交通事故

20:30頃、先行者と3人の内の1人が引き揚げて行き、岸壁に残ったのは、若者二人と小生の3人だけ。

広い岸壁を自由に使える様になったので、若者達は風を避けるため裏側に移動し、小生は、岸壁の足場が狭くなった所に移動。この場所は、足場が狭いためアジの取り込みがし難いので、滅多に入ることがなかった。しかし、この夜は誰に迷惑を掛ける心配もないので、敢えて釣り座を構えて見たが、これが大正解。

キャストしてカウントを数え、チョンチョンとアクションを加えコンタクトを待っていると、何故かアタッて来る様な予感があり、その直後にチクッ。
風が強くて中々思い通りには行かず、リズム良くポンポンと釣れる訳ではないものゝ、上手く行った場合には、確実にアタリが出る様になって来た。

これに気を良くしていると、正に好事魔多し
24:00を過ぎた頃から、北寄りに向きが変わった風が、時折身体をグラリと揺らす程の強さになって吹き付けて来る様になってしまった。孤島では、北寄りの風はフォローになるので、多少、強く吹いても問題はない。しかし、ここまで強いとなると、ロッドが風に叩かれて微妙な感触が全く分からなくなってしまう。ロッドを短めの8320#1B1.3gのJHに替えても、効果はなく、6:00少し前に、若者2人より一足早くStopFishingとした。

今回のアジングでは、釣果も19匹と爆釣には程遠い結果だったが、前回の釣れちゃった感満載の結果とは違って、遥かに満足度の高い結果だった。と云うのは、アタリ・パターンを見付けられた結果、微かな違和感を積極的にものに出来たのが理由。
これが毎回実現出来れば、釣果はグンと伸びることは確実だが、生憎、小生の場合、来る度にあーでもない・こーでもないと迷ってばかり。その結果、答えを得る前に時間切れとなる場合が殆どで、今回の様なことは滅多にあることではない。しかし、この快感が忘れられずに、夢よもう一度と、ご老体をおして、又々、孤島に来てしまうことになるのだろう

もう一つの目標である刀狩りは、アジのアタリがない時や、風が強くてどうしようもない時を選んでとは云え、岸壁の端から端まで立ち位置を替えてやって見た。しかし、一度ガツンとアタリがあっただけで、今回も不発に終わってしまった。
昨年や一昨年の今頃の時期では、タチウオのライズを目撃することも何度かあったが、この夜はギラリと光る姿を一度も見ることがなかった。孤島付近の釣行が減ったので、そんな光景を目撃する機会が減ったのかも知れないが、何とか捕獲したいものだ。

2017年釣行記(72) – MK

2017年 Mekking 釣行記

日 時:11月10日(金)
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 2
同行者:単独、(YTさん)

現地到着を6:00頃に予定して、5:00頃自宅を出発。
順調に国道を西進して丁度中程まで来た所で、ウェーダーを積み忘れたことに気が付いた。家を出る際、何か忘れている様な気がしたのだが・・・。
今回は、石積み東端やその先のサーフも狙って見たかったので、機動力を確保するために自転車を積み込んだのだが、肝心のウェーダーを積み忘れたことには全く気が付かなかった
直ぐに引き返すことも考えたが、そうすると1時間も掛かってしまうし、YTさんはウェーダーなしで釣っている時もある。サーフに入らなければ何とかなるだろうと、結局、そのまま車を走らせ、予定通り、現地には6:00頃に到着。

自転車を走らせて、6:15頃、誰もいない井桁に乗って海の様子を見ると、台風の影響で入っていた濁りもほゞ取れていて、水色もかなり回復している。前回、前々回と黄土色に濁っている海での釣りだったので、これだけでも気持ち良く感じる。

直ぐに、短めのSoare XTUNE S610LS30SaltDgreeを組み合わせて、ひょっとしたら川に入って来ているかも知れない先ず手始めに、台風の増水の影響で新しく出来た流れ込みからチェックを開始。しかし、時期がまだ早くて川には差して来ていない様子なので、沖に向かって扇状にチェックしていたが、直ぐ目の前に水面から少しだけ頭を出しているテトラが、何となく気になって仕方がない。そこで、そのテトラの下流側にルアーを通して見ると、これが大正解。ルアーがそのテトラの陰に入った瞬間、ゴゴンとアタリがあってローニンをゲット。
そして、いつもの様に記念の写真を撮ろうとした所、針の掛かり処が悪かったのか、生憎、少し出血がある。このまゝリリースしても生き延びてくれるか判らないが、持ち帰る用意もしていなかったので、兎に角、この娘にはノータッチで海に帰って頂いた。

それにしても、実釣開始後早々の15分程で得た獲物に気を良くしたのは当然で、ひょっとしたら、今回は爆釣か・・・・・
しかし、こんな予感が的中することは、先ず、あり得ず、この日も御多聞に漏れず、その後はコンタクトがない。

それでも、メッキが回って来ることを期待してキャスティングを続けていると、流れ込んでいる水と海水との境付近で、いきなりのコンで、20ckm程のギンガメ

時計を見ると7:15頃で、最初の獲物から1時間も経っていた。

そして、それから1時間後。上げて来た潮が井桁を洗い出したので、車に戻りブーツに替えて戻って来た所、残念なことに井桁にはアングラーの姿がある。目が利かない小生には遠くてしかと判らないが、どうも知り合いでもなさそう。そこで、井桁をスルーしてそのまゝ石積みの東端に移動してキャスティングを始めた途端、YTさんから電話があり、井桁に居るよとのこと。小生が井桁から石積み東端に移動している間に、見掛けたアングラーが引き揚げ、その後にYTさんが入ったらしい。

東端では、2~3投しただけで、直ぐに井桁に取って返して、YTさんと並んでキャスティングを続けたが、魚からのコンタクトは全くなく、10:00過ぎにStopFishingとした。
しかし、どうしても石積み東端が気になって仕方がない
時間も早いので、YTさんと別れて小生のみ、又々自転車に乗って東端に入って見た。
流石にサーフ寄りは波の影響で濁っていたが、東端の沖側の角付近からは青く綺麗に水が澄んでいて、海中のシモリが黒く見えており、何となく雰囲気がある。
しかし、今回はウェーダーを穿いておらず無理は出来ない。波しぶきが掛かって来ない岩を選んで立ち、キャストをするとコン。これは空振りに終わったが、久し振りに感じる魚からのコンタクトに気を良くして、同じ様にルアーを通すと、またもやコン。今度は合せも決まり、リーリングに入った所で、白く丸い魚体がチラリと目に入った途端、敢え無くフックアウト。
姿をしかと見た訳ではないが、セイゴではない様な・・・・・・
2度目、3度目を狙って、場所を少しづつ替えながらキャスティングを続けたが、魚からのコンタクトは、これっきりに終わり、11:00頃、この日2度目のStopFishingとした。

今シーズンは、黒潮の大蛇行の影響らしいが、シラスの不漁が続き、メッキの調子ももう一つ。その反対にワカシイナダの接岸が多くて、この日もYTさんが第一投目にイナダを掛け、後から入って来たアングラーもワカシを掛けていた。
ワカシイナダブリの幼魚なので、引きも強くて面白いと云われているが、小生は、やはりメッキを釣りたいと思う。

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