2017年釣行記(76) – AJ&TC

2017年 Touching 釣行記

日 時:11月27(月)~28日(火)
潮回り:長潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ x 24、カサゴ x 2、カマス x 1
同行者:単独(MSDさん)

今シーズンのタチウオは、渇望しているにも拘わらず、残念ながら未だ姿を拝めずにいるので、何としてでも獲りたいと、孤島に出撃することにしていた。
所が、予報をチェックすると北風4mの予想になっている。
来週はもう12月に入ると云うこの時期に、4mの北風に吹かれるのは辛い。しかし、タチウオ・シーズンも終盤に入っている筈なので、多少のことなら行きたい。
行くべきか中止すべきか?
散々、迷いながらNHKのデータ放送をチェックした所、風向きは北だが2mと弱くなっている。どちらも釣り場のある地区を対象としている予報なのに、これ程違っているのも疑問だが、予想した時刻はNHKの方が若干新しい。と云うことでNHKの予報を信じて決行することにして、自宅を出発。

釣り場の岸壁には16:00少し前に到着。
直ぐに荷物を置いて、準備に入ろうと思ったが、至る所にこぼれたコマセが塊になって残っている。しかも、普段は釣り人の荷物置き場になっている一段高くなった所にも点々とあって汚い汚い。そこで、ブラシで掃き落そうとしたが既に乾燥して、コンクリートにヘバリ付いていて、ブラシ程度では何とも出来ない。仕方がないので、少しでもコマセが少ない所を選んで荷物を置いたが、どうしてこんなに汚い状態にしても平気なのか理解が出来ない。
こんな輩が増えると、折角の釣り場も立ち入り禁止の理由になってしまう。こんな奴は釣りをする資格はないし、この釣り場には来てほしくないものだと腹が立った次第。

風は、予報通り北東の方向から強く吹き付けて来ており、空には一面に黒い雲が広がっていて、今にも降り出しそうで、心配の種がまた一つ増えた格好だが、来てしまった以上やるしかない

先行者はアジンガーが1名、餌釣り師が2名と少ないが、3人でベスト・ポジションを占めている。横風であってもそれ程強くなければ、彼らの間に入ることは可能だが、この強い風ではトラブルの元。小生は、彼らとは少し距離を置いて前回と同じ場所を確保。
そして、小生より10分程遅れて登場して来たアジンガーは、先行者のアジンガーと餌釣り師の間に釣り座を構えていた。

今回、持ち込んだロッドは前回と同じEarly+81MSoare改8320#1Bの3本で、横風の強さを考えて重めの1.5gのJH8320#1Bを組み合わせを先発にチョイス。16:10頃、キャスティングを始めたが、ラインが風に吹き揚げられてJHが沈んで行かない。こんな状況でアジを仕留める程の腕もないので、早々に諦めて、2段下がった裏側に移動。
こちら側は、海面からの高さが余りないので、多少風が強くても何とかなる。試しにSoare改1.0gのJHを試してみた所、充分、アジングは出来そう。

この日の最初の獲物は、日没時刻から15分程経った16:45頃。
曇り空で日没前でも薄暗い状況だったことを考えると、出るのが遅いきらいはあるが、取り敢えずは、ボーズ逃れを達成。

今回はアジのお持ち帰りのご下命はないので、この1匹は引き揚げる準備を始めていた餌釣り師に進呈。
17:00少し前に、彼らが引き揚げて行ったので、この強風下、アジングをしようと思う物好きはいないだろうと思っていたが、世の中は広いもので17:00頃になって4人も登場し、この夜は7人で夜明かしをすることに決定。
その中の一人がTDさんの友人のMSDさんで、彼は小生の左隣りに釣り座を構えて、直ぐにキャスティングを開始。

風は、アジンガーの願いも空しく相変わらず強く吹き付けて来ていて、釣り難くて仕方がない。小生は、裏でやったり、元の場所でやったりと落ち着かない。
このまゝでは虻蜂取らずになってしまう
駄目元で、裏でジックリとやって見よう!!

これが良かったのか、ポツリポツリと来る様になったが、しかし、中々連続して来ることがない。
ボトム付近ではアタリがなくなったので、少しボトムを切った層を狙うとパタパタ。よし、掴んだゾと思っているとアタリがなくなり、更に上の層を狙うと、又々、パタパタ。こっちが正解か?と同じ層を流しても、直ぐにコンタクトがなくなってしまう。
アジの群れが小さいのか、それとも目まぐるしく泳層を変えているのか?
悩んでいる内に、どの層を狙っても音沙汰ない状態になり・・・・。

22:00頃になって、漸く風が弱まって来たので、元の場所に戻ったがアタリの出方がもう一つ。
アジ特有のモゾとかチクと感じるアタリは余りなかった様な印象。フォールしているワームを吸い込む様な違和感だったり、ヘラブナの居喰いの様にロッドにジワーッと重さが伝わる様なアタリが多かった。
それでも、風の影響がない分、微かな変化も感じられ、それなりに面白かったが、風が弱かったのは、日付が変わる頃まで。夜中を過ぎると冷たい北風がビュービューと吹き付けて来る様になってしまう始末。こうなると小さな違和感は取れなくなってしまい、益々アジングは苦しくなるばかり。

結局、2:00過ぎには諦めて仮眠を取りながら、状況の好転を待ったが、それも無駄に終わってしまい、朝間詰めを狙う気もなくなって、4:30頃には諦めてStoFishingとしてMSDさんと一緒に引き揚げた次第。

今回、孤島に来る動機づけとなったタチウオだが、結論から云えば、今回も空振りに終わってしまった。
横風が強過ぎて、中々ワインディングをする気にもならなかったが、風が弱くなった時間帯を見計らって23:00頃から1時間程の間、集中してあちらこちらをチェックして見た。しかし、期待とは反対に一度も掠ることもなく、敢え無く空振り三振
孤島ではタチウオは確実にものに出来ると思っていたが、昨年、一昨年に比べて寄りが良くない様相で、考えが甘かった様な印象。
しかし、これで諦める訳にも行かないので、年内孤島に釣行する際には、タチウオ・セットを携行しようと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

トラックバックURL:
https://mizoken.info/WordPress/fishing/wp-trackback.php?p=5283

« »