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2025年釣行記(75) – AJ&TC

2025年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月17日(月) 17:00~21:00
潮回り:中潮
(↓) 150→50cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 19、タチウオ x 0、サバ x 2
同行者:単独

夜遅くなると北寄りになってしまうが、20:00過ぎまでは南寄りの4m/sとの予報だったので、2週間振りにKMI’sに行くことにした。

現地到着は16:00過ぎ。
早速、道具を両手にぶら下げて岸壁に出てみると、先行者は一人だけ。しかし、残念なことにそのアングラーは小生が好きな最奥に陣取っている。その若者はサビキ釣りなので、夜遅くまですることはないだろうが、引き揚げるのを待っていると夕間詰めの短いチャンス・タイムを逃してしまう。そこで、水道前事務机前の中間に釣り座を構えさせて貰うことにした。

今回は、夕間詰めはアジを狙い、時合が去った後は刀狩りをする算段で来たので、先ずはSaltyStage改を取り出してアジングの準備を始めた。すると、丁度そのタイミングで隣の若者のロッドに付けられている鈴が鳴り始めた。
まだまだ明るい時間帯なのに、もう回って来た・・・!
獲らぬ狸の皮算用ではないが、爆釣を思い描いて準備を進めながらフト振り返ると、背後には物欲しそうな眼をしてジッと小生を見ている岸壁の主の黒猫の姿があった。
元気そうで良かった!!と思いつゝ準備を進めていたが、金色に輝く黒猫の眼差しに負けて持参して来た猫用のオヤツをご馳走した上で、1.0gのJHを結んで16:20過ぎにキャスティングを開始した。

すると、その最初の一投目。
潮の動きはどうだろうか?とラインの動きを注視していると、JHが馴染み切った辺りでモゾとした反応が返って来た。
隣りでは調子良くアジを釣っているので不思議ではないものゝ、いきなり反応があるとは予想していなかったので、若干泡を喰った格好だが抜き上げに成功。
時刻は16:25。日没前のまだ明るい時間帯に手にした獲物は20cmの良型アジで、幸先の良いスタートが切れたことに気分を良くして後続を狙った。
所が、このアジは群れから逸れた迷子だったと見えて、その後は反応がない。しかし、隣りは相変わらず好調に釣れ続いているので、群れはまだ近くに居るのは確実。そこで、狙う泳層を浅くしたり深くしたり、ワームの色を替えたりしてみたが、状況は変わらない。
時間はまだ早い。日没を過ぎて周囲が暗くなれば状況は変わる筈だと自分自身に云い聞かせてキャスティングを続けていると、ようやく戻って来たと見えてコンとこの日2回目の反応。時刻は16:38のことで、やはりサイズはもう一つの17cm。

2匹目から若干時間をおいた16:43に21cmの良型を掛けてから17:00までの約15分間がこの日のハイライトで、16:4516:4916:5216:5717:00と立て続け。サイズも20cm超が混じって来る様になって、このまゝ行けば・・・と思った途端、ピタリと反応がなくなってしまった。
それまでの15分間は、キャストの度に何かしら気配があり、如何にして喰いの反応を出させるかに苦心していたが、見事なまでの変わり様に只々感心するばかり。

隣りの若者は、時合は終わったとサッサと片付け始めたが、小生は予定通り狙いをタチウオに替えて刀狩りを開始。
今シーズンはMHR-KGN刀狩りを愉しんだが、KMI’sでは1本も掛けていない。そこで、シーズンも終わりに差し掛かって難しい局面になってはいるが、何とか1本だけでも獲ろうと考えて、貸し切りとなった岸壁を行ったり来たりした。しかし、気温の低下と共にタチウオは沖の深場に行ってしまったのか、さっぱり気配がない。

結局、1時間程でタチウオは諦めてアジングに戻ることにしたが、アジの時合は終わっているので釣果の積み増しは難しいだろう。時刻は18:00を回った頃なので、早過ぎるご帰還となるがアジも駄目なら、早揚がりにしよう

所が捨てる神あれば、拾う神ありで、思い掛けなくアジの反応が返って来て、18:139匹目をゲット。こうなれば何とかしてツ抜けをと思うのはアングラーの性で、小生もその端くれ。集中力を高めて10匹目を狙い、18:17に見事にツ抜けを達成。
所が、この2匹を掛けた後は、又々反応が消えてしまった。

そこで再度タチウオのご機嫌伺いを小一時間程して留守にしていることを確認した後アジングに復帰し、18:56を皮切りに19:09までの15分足らずの間に5匹の追加に成功。所が、その後は反応がなくなり、どうやらこの日は小さな群れがグルグルと回遊している様子。
仕方がないので、又々刀狩りを小一時間程してからアジを狙い、19:5019:5720:5321:06とポツリポツリと拾って都合19匹の釣果。

21:00を回っているので引き揚げても良い頃だが、19匹で終わるのは中途半端。何とか切りの良い20匹を目指して延長戦に入ったが、目論見通りの結果にはならず、21:30頃。諦めてStopFishingとして帰路に着いた。

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16:25 1匹目 20cm 18:56 11匹目 17cm
16:38 2 17 18:58 12 18
16:43 3 21 18:59 13 18
16:45 4 20 19:04 14 16
16:49 5 16 19:09 15 21
16:52 6 17 19:50 16 21
16:57 7 22 19:57 17 20
17:00 8 21 20:53 18 21
18:13 9 20 21:06 19 21
18:17 10 19

2025年釣行記(71) – AJ&TC

2025年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月30日(木) 17:25~21:10
潮回り:長潮
(↓↑) 135→127→130cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 17、タチウオ x 0
同行者:単独、(AIYMさん)

予報によると、天気は下り坂で金曜日の夜には雨が降り出すとのこと。となると、この週の後半の釣行チャンスは木曜日しかないが、生憎、北東or北からの冷たい風が吹くとのこと。初冬になる11月を目前にしたこの時期に、この風向きは願い下げにしたいが、風速は2~3m/sと余り強くはないらしい。であれば、何とか凌げるのではないかと思い、出撃することにした。

現地到着は、丁度17:00頃。
早速、クーラーやバッカンを手に岸壁に出てみると、先行者は水道前付近に一人しか見えず最奥は空いている。そこで最奥に釣り座を構えることにして、その御仁の背後を通りつゝ声を掛けるとその振り返った御仁は、久し振りに顔を見るAIYMさん
様子を訊ねるとアジを2匹釣っただけとのことで、余り調子は良くないと見えるが、どの様な結果になるかはアジのご機嫌次第。

この日はアジをメインにして反応がなければ刀狩りに切り替える予定で、XSC-59ST-Proのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0GのJHを組み合わせたタックで、17:25頃、キャスティングを開始。

風は予報通りの左から右の横風だが、潮はどうか・・・・。
どんな場合でも、最初の数投は魚を釣ることよりも潮の流れ具合や強さなどの状況を掴むことに重点を置いており、この時もそうしていたのだが、馴染み切ったJHが何やら重たくなった。
そこで、何だろうと思いつゝロッドを軽く煽ってみた所、生命体の反応があって意外にもかなり強めの引きが伝わって来た。逃げ回る獲物をいなして抜き上げてみると、その正体は立派な本命でしかもサイズは20cm。時刻は17:27のことだった。
1投目から反応があるとは思っても見なかったのでビックリしたが、取り敢えずお土産用にキープしてフォローのキャストを入れると、トン。17:31のことで、1投目から来たので喜び勇んで後続を狙っても、その後は無反応となり竜頭蛇尾に終わることが多いのだが、この時は続けて反応があったので、又々、ビックリ。
そして、この日はこの後も反応が続き、18:00前の17:54にはつ抜けを達成。実釣を開始してから30分足らずの間でつ抜けを達成することなど滅多にないことで、独りウハウハとこの日の爆釣を確実視していた。
事実、18:00を回ってからも反応は続いていた。しかし、サイズが少し小振り、と云っても少し前の頃ならお土産にしていたサイズだが、になって来ており、反応と反応との間隔も少し開き始めていたので、群れが入れ替わったのかも知れないと少し気にはなっていた。それでも18:3117匹目を掛けるまでは順調だったので、先行きをそれ程心配していなかった。

所が、17匹目を掛けたのを最後に、これまでが夢の中の出来事だったかの様にピタリと反応がなくなってしまった。まるで狐に摘まれたかの様な気持になってキャスティングを繰り返したが、梨の礫
これまでであれば、反応が消えてしまっても諦めずにキャスティングを続けていると、忘れた頃にコンと返って来る反応を拾うことが出来たのだが、不思議な位に何も事件が起きることはなかった。

結局、19:00頃、アジを諦めてタチウオに狙いを替えたのだが、タチウオもさっぱり反応して来ない。この日はアジの泳がせでタチウオを狙っていたAIYMさんの電気ウキが海中に引き込まれる場面も全くなく、タチウオも留守にしている様子。

それでも、AIYMさんと二人老骨に鞭打って何とか・・・と藁に縋りながら、釣りを続けたが何も反応が得られず、こうなると冷たい北風がより冷たく感じて来て、21:10頃、二人揃ってStopFishingとして、釣り場を後にした。

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17:27 1匹目 20cm 17:59 11匹目 16cm
17:31 2 20 18:08 12 21
17:35 3 17 18:16 13 18
17:39 4 22 18:18 14 18
17:42 5 22 18:24 15 17
17:44 6 20 18:27 16 21
17:46 7 21 18:31 17 22
17:48 8 21
17:51 9 20
17:54 10 18

2025年釣行記(69) – AJ&TC

2025年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月23日(木) 17:30~21:00
潮回り:中潮
(↓) 200→90cm
場 所:WND
海水温 : n.a.
釣 果:アジア x 1、タチウオ x 0
同行者:単独、(AKT兄、YGW両氏)

10月に入ってから天候に恵まれない日が続き、秋らしくスカッと晴れ渡った日は皆無。それどころか、それまでの猛暑・酷暑の毎日が嘘だった様に、2~3日前から気温が急に下がって秋を飛び越して一気に冬に入った様相で慌てて冬物の服を引っ張り出す始末。

そんな天候不順の毎日だったが、久し振りに傘マークのない予報が出たので釣行する前提で風の状況をチェックしてみた。すると北東の風向きで風速は3m/sとのこと。念の為、翌日の金曜日をみると同じ北東の3m/s。
北東の風なので、ホームのMHR-KGNにしろKMI’sにしろ、向かい風になってやり難いことは同じだが、どちらかと云うとKMI’sの方が影響は少なそう。と云う訳で、一日中降り続いた昨日の冷たい雨の影響が気になったが、KMI’sに行くことにした。

16:30頃、自宅を出発しKMI’sに向かって車を走らせている際、ふとWNDに立ち寄ってみることを思い付いた。そして、17:00過ぎにWNDに到着し、岸壁の様子をみると先行者は岸壁とボラード付近にそれぞれ一人。ボラード付近に入れなければKMI’sに行く予定だったが、何とか入れそうだったので、この夜の釣り場をWNDに決めて車を停めて外に出た。

すると、岸壁に居た先行者が、小生に向かって大きく手を振っているのが眼に入って来た。誰だろうと、そのアングラーに近付き顔をよくよく覗き込んでみると、その御仁は何とAKT兄さんでビックリ。しかもAKT兄さんによればYGWさんも来ているとのこと。
AKT兄さんYGWさん孤島に通っていた頃にお付き合い願ったアングラーで、記録を見るとAKT兄さんとは2021/10/07、YGWさんとは2022/05/23にご一緒願ったのが最後。と云う訳で、3年半から4年振りの再会となる訳だが、AKT兄さんは小生の車を覚えていて直ぐに小生と判った由で、これにもビックリさせられた次第。

ボラード付近のアングラーは直ぐに引き揚げて行ったので、海に向かって右から小生、YGWさんそしてAKT兄さんと並んでアジングをすることになり、17:30過ぎ、XSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。

予報では北東の風が3m/sとのことだったが、岸壁に際ではかなり強めに右から左に吹き付けて来ており、やり難い。キャスティングを始めたのは、中潮の満潮から下げに入って間もない頃だったためか、潮の動きは殆んどない。もう少し時間が経てば潮が効いて来る筈。そうすればアジの動きも良くなるだろうと思いつゝキャスティングを繰り返していると、早くも隣りのYGWさんがロッドを大きく曲げて、本命をゲット。
小生の所に回って来るのは時間の問題だと期待をしたが、何も変化がない。

その後も隣りのYGWさんはポツリポツリとだがロッドを曲げ、AKT兄さんも続いてロッドを曲げているが、小生にはコツリとも来ない。昔、孤島でこの二人と並んでアジングをしている際、二人はアジをゲットしているのに、小生はさっぱりと云った場面が何度もあったが、今回もその再現の様。
とは云え、二人の釣り上げるテンポは好調と云うには程遠くて忘れた頃に返って来る反応を拾っている様子。ひょっとすると、昨日の冷たい雨の影響でアジの活性が低いのかも知れず、苦戦しそうな臭いがプンプンとして来る。

小生がこの日の口開けの1匹をゲットしたのは、18:30頃のこと。
余りにも反応が返って来ないので、キャストした後JHが馴染み切ってもロッドを動かして誘うこともせずにボーッとしていると、突然、ロッドをグーッと抑え込む様な魚信。気配も何もなく突然のことだったので些か慌てたが、何とか針掛かりさせることが出来、抜き上げた獲物は20cm超の良型アジ
やっと、来た!!
ボーズ逃れが出来てホッと一息付いて後続を期待したが、全く、音沙汰がない。
何処かに居る筈だと色々と試してみたが、全て空振り。
その内、隣りの二人にも反応がなくなり、アジは何処かに去って行った様子。

こうなると、強い北東の風に吹かれ続かれて身体がゾクゾクと寒くなって来る。アジの反応がある状況であれば、多少の寒さは気にならないが、こんなにも反応のない時間が続くと、アジングを続ける気持は徐々に萎えて行き、代わりに寒さが益々身に沁みて来て、ダウンのジャケットを着て来なかったことを悔やむ始末。

それでも、ひょっとするとアジが回って来るかも知れないと溺れる者の心境でキャスティングを繰り返したが、何も返事は返って来ないまゝ。
そこで、駄目で元々刀狩りをすることにした。
実は、この日はアジングの他に刀狩りもする積りで来たのだが、余りにも横風が強いのでタックルを出さずにいた。しかし、長いロッドを身体を使ってキャストする刀狩りであれば、寒さ凌ぎにもなるので、YGWさんに促されたこともあって、TCX-962STYのロッドに11gのテンヤの組み合わせて、狙いをタチウオに替えてキャスティングを始めた。
しかし、タチウオからの便りもない。

20:30頃、余りにも反応がなく冷たい風が吹き止むこともなかったため、AKT兄さんYGWさんは引き揚げて行き、小生は一人残業を試みたが状況に変化はなく、結局、21:00頃、諦めて片付けに入った。

2025年釣行記(68) – AJ&TC

2025年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月17日(金) 17:30~21:00
潮回り:若潮
(↓) 140→103cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジア x 9、タチウオ x 0
同行者:KMIさん

台風22号の軌跡をなぞる様にして首都圏に接近して来た台風23号の影響で、今週前半の釣行はお休み。そして週の後半の状況だが、この日は久し振りに快晴の予報になったが風は生憎の北東からの3m/sで、条件は余り良くない。しかし、この日、釣行しなければ今週は完全休業になる。まぁ、八十路を目前にして釣りに行かない週があっても良いのだが、来週は雨勝ちの予報で傘マークがついていないのは週の後半の木曜と金曜の2日だけ。となると、悪くすると2週続けて休まなければならない惧れがある。
と云う訳で、風向きは今一つだが、3m/sなので何とかなるだろうと出掛けることにした。

17:10頃、現地に到着。
岸壁には入り口中央付近水道前に先行者が入っているが、幸運にも最奥は空いていたので、迷うことなく最奥を確保してKMIさんを待つことにした。

今回は、先ずアジを釣って余裕があればタチウオに切り替えるプランで、XSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、17:30頃、アジングを開始。
そして、その1投か2投した所で、KMIさんがノッシノッシと登場。
KMIさんは、この日は刀狩りに集中するとのことで、テンヤの準備をして直ぐにキャスティングを始めた。そこで、小生もいつでも切り替えられる様に刀狩りの準備を整えておくことにしたのだが、フト気が付くと先行者の姿は消えていて、KMIさんは直ぐに空いた入り口に移動。結局、KMIさんと小生の貸し切りになった岸壁の入り口最奥の両端に別れての釣りとなった。

季節は進んでこの日の日没時刻は17:04。
すっかり暗くなった海に向かってキャスティングを繰り返したが、風向きがクルクルと変わってやり難い。その風もどちらかと云うと右方向からの南寄りの時間帯が長い印象で、加えて潮も右から左に稍強めに流れていて1.0gのJHではどうしようもないので、直ぐに1.3gのJHに替えて凌いだ。
そして、斜め右前方、正面、斜め左前方とキャストする方向を扇状に変えてアジの居場所を探したが、コツリとも来ない。実釣を開始してからそれ程時間が経っていないにも拘らず、雨、強い横風、強い潮の流れに悩まされて貧果に終わった前回のKMI’sのことが脳裏に浮かんで来る。所が、そう思う一方で何とかしなければ・・・
と云う訳で、一段深い泳層を探ってみることにして同じ様に扇状にキャストして探っている時、その何投目かのこと。竿下にまで戻って来たJHを回収せず逆にラインを送り込んで深く沈めてみた。
すると風に膨らんだラインを更に膨らませる様な変化が出て、漸くこの日の口開けの1匹目をゲットすることが出来た。サイズもKMI’sでは良型と云っても良い20cmで、時刻は18:00
丁度そのタイミングでKMIさん指4本タチウオを掛けたとのことで、どうやら魚達の活性が上がって来たらしい。
よしよし、これからだ!!
気合を入れ直して同じ様に深い泳層を狙うと、読み通りに反応があって18:0618:08に立て続けにアジをゲット。サイズは1匹目よりも小さいのでせめて20cm・・と少々ガッカリしたが、その内良型が混ざって来るだろうとキャスティングを繰り返した。
所が、
アジの泳層が浅くなったのか?
更に深くなったのか?
それとも、群れが居なくなったのか?
兎にも角にも、アッと云う間に反応が返って来なくなってしまった。

そこで、又々獲物の探査の仕切り直し。
右に投げ左に投げ、狙う層を浅くしたり深くしたり、ワームの色を替え、形状を違うワームに替え、JHの重さを変えてみたりと色々と試したが、全く音沙汰がない。

こうなるとタチウオのことが気になって来る。
刀狩りに切り替えようか、どうしよう・・・・と迷いつゝキャスティングを繰り返していると、コツ。
オッ、戻って来た・・・?
抜き上げた4匹目の獲物は20cmの良型で、18:28のことだった。
そして、18:3118:33と良型の入れ掛かり状態に一人悦に入って追加を目論んだが、どうやら小さな群れだった様で、それっきり。

18:50頃、アジは一旦諦めて刀狩りを開始。
この日のタックルはMajor CraftTCX-962STYのロッド、PEの1.0号を巻いたVanquish C3000HGのリールに11gのテンヤの組み合わせだが、強い風のために飛距離が全く出ない。タチウオは岸壁の際にまで寄って来るので余り飛距離は気にしなくても良いのだが、飛距離を出して広く探る方が有利。
本当ならそこでテンヤを一段重めの15gor20gに替えるべきだったかも知れないが、何となく億劫だったので無精を決め込んで11gで通した。これが良くなかったのか、全く反応が帰って来ることもない。こうなると、今度はアジが気になって来る。と云う訳で、結局、19:30頃、タチウオを切り上げてアジングに戻った。

刀狩りをしてポイントを暫く休ませたので、ひょっとするとアジが戻って来ているかも知れないと思ったが、完全に期待外れ。それでもキャスティングを繰り返していると、忘れた頃に単発の反応があるだけ。しかも、サイズは一回り小さく20cm未満ばかり。

KMIさんに様子を訊ねるとやはりタチウオの反応もないとのことだったので、四方山話をして小休止をした後、又二手に分かれてキャスティングを再開した。
しかし、音沙汰のない状態は変わらず仕舞い。

暫くして、KMIさんロッドを折ってしまったと肩を落として戻って来たのを機に、21:00過ぎにKMI’sを引き払ってWNDに移動。

WNDではICNHさんIMMRさんの様子を見ていたが、やはりロッドを曲げる場面が殆んどない。釣れているなら隣りでロッドを出そうと思って来たのだが、そんな二人の様子に気持はヘナヘナと萎えてしまった。ロッドを出さないのなら、そのまゝお先に!!と云って帰路に着いても良かったのだが、釣りする馬鹿に見る阿呆。そのまゝ座り込んでグダグダと世間話をしている内に、時計の針が22:00を回ったので、一人釣り場を後にした。

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18:00 1匹目 20cm
18:06 2 15
18:08 3 19
18:28 4 20
18:31 5 21
18:33 6 21
19:45 7 18
20:13 8 15
20:37 9 15

 

2025年釣行記(64) – TC

2025年 Touching 釣行記

日 時:09月30日(火) 17:30~22:10
潮回り:小潮
(↑↓) 140→148→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:タチウオ x 8、サバ x 1
同行者:単独

予報では北北東の風が3~4m/s。となると小生がホームにしているKMI’sにしてもMHR-KGNにしても横風になるので、出来れば他の場所にしたい。
と云う訳で、BNBURアオリイカを狙うことを考えた。ここであれば予報通りの北北東の風は風裏になる筈だが、前回は予報と違って風は強く吹き波も高くてまともに竿を振ることも出来ずにスゴスゴと引き揚げざるを得ず、しかも、帰りの坂を登らなければならないことを考えると、やはり躊躇してしまう。
そんなことを考えている時、タチウオの在庫が切れたカミさんからタチウオの在庫補充司令が出た。となると、選択肢はMHR-KGNでの刀狩り一択となり何も悩む必要はない。刀狩りであれば11~15gのテンヤを使うので、3m/s程度の風であれば何とかなるだろう。

17:20頃、現地に到着。
早速、道具をキャリヤーに積み込んで岸壁に出てみると、風は予報通り東寄りで稍強めに吹いていており、海は大きくはないが波立っていてザワザワとしていて少々やり難そう。
この風を敬遠したと見えてアングラーは20番スポット付近に一人しか見えず、そのアングラーの背後を通って先に進み、空いていたお気に入りの26番スポット付近に釣り座を構え様と思った。しかし、右手から左手に強く吹いて来る風向きを考えると、風に吹かれたラインが左手で頭を出しているテトラ帯に引っ掛かる惧れがある。そこで、更に進んで27番スポット付近に釣り座を構えることにした。

今回使用するロッドはMajor CraftTCX-962STYで決まりだが、組み合わせるテンヤの重さを11gor15gかどちらにするか?
小生は11gを中心として、軽くしたい場合は8g、重たくしたい場合は15gと使い分けているので、風が強い今回は15gのテンヤを選択する方が無難だろう。しかし、タチウオがそんなに深く沈んでいるとは思えなかったので、取り敢えず、パイロット的に11gのテンヤにし風に負ける様であれば15gに替えることにして、スパーク・テンヤの11gを組み合わせて、17:40頃、キャスティングを開始した。

時刻は日没時刻の17:27を回っていて、時間的には夕マヅメの魚が最も活発に餌を追い求めている筈の時間帯に入りつゝあるので、反応があっても良さそうだが、何も音沙汰はない。前回の刀狩りから1ヶ月近く経っているので、状況が変わっているのかも知れないと考え気長にタチウオの群れがやって来るのを待つことにしてキャスティングを繰り返した。しかし、待てど暮らせど気配さえもない。

そこで、入釣してから1時間半程経過した19:15頃、気分転換を兼ねて30番スポット付近をチェックすることにした。
するとこの移動がBINGO!! 移動後の1投目、キャストしていつもの様に軽いリフト&フォールを繰り返していると、フッとラインのテンションが抜ける違和感があって、この日の口開けの1匹をゲット。時刻は19:19のことで、サイズはギリギリの指3本少しは太くなっているだろうと期待していたので、これには正直な所ガッカリ。もう少し太ければ、お持ち帰りしても良いが、この太さでは・・・とノータッチで海にお帰り願った。そして、その直後の19:24に、今度はコツッと感じる反応で、2匹目をゲット。しかし、これもギリギリ指3本だったので、即、ノータッチ・リリース。

釣りに来ているのだから、釣れないよりは釣れる方が良い。しかし、これでは在庫補充が出来ない。何とか少しでも太いタチウオが欲しいとキャスティングを続けていると、又々コツン。残念ながら、これは獲物の重さを感じてリーリングを始めた途端にフッと軽くなってバレてしまった。
3匹目は獲れなかったものゝ、短い時間帯に続けて反応が返って来たので、この日のタチウオの溜まり場はここだと気を良くしてキャスティングを繰り返した。しかし、これ以降はピタリと反応がなくなってしまった。

そこで、24番スポット付近から30番スポット付近の間を行ったり来たりしてタチウオを探し回った。テンヤも11gから15gに替えて少し深い層を探ったり、元の11Gに戻したりしてみたが、音沙汰はない。

3匹目を掛けたのは20:17のことだったので、かれこれ1時間近くもの間無反応状態が続いていたことになる。サイズはこれもギリギリ指3本、ポイントは26番スポット付近だった。そして、その直後の20:21に同じ26番スポット付近でゲットした4匹目も精々指3本
サイズの面では不満は残るものゝ、遊びと割り切れば、タチウオ独特の強い引きも味わえるので、これはこれで面白い。そんな気持になっていたが、20:27に来た5匹目は、少し太くなって指3.5本。手ブラでは帰れないので、このタチウオはお土産にすることにした。
しかし、高齢者夫婦用としても、この1匹だけでは足りない。何とか追加しなければと焦り気味にキャスティングを繰り返したが、単独行動のタチウオだったと見えて後続がなく、又々ダンマリの時間帯に入ってしまった。

6匹目をゲットしたのは、5匹目から40分も間が空いた21:08のことで、サイズはこれもギリギリ指3本。リリース・サイズなので迷ったが、これはお持ち帰りすることにして、何とかお土産を2匹確保することが出来た。そして、21:317匹目指3本を掛けたが、これはノータッチ・リリース。
この頃になると、忘れた頃に返って来る反応を拾う釣りにも疲れて来たので、引き揚げるタイミングを諮りながらキャストして、21:438匹目となる指3.5本サイズを24番スポット付近でゲット。

こうなると、何とかツ抜けを・・・・と欲が出て来るのはアングラーの性。
疲れを押して2~3投してみたが、やはり反応が返って来る気配もないので、22:00頃、StopFishingとして片付けに入った。所が、皮肉なものでその頃になると風が弱くなって来た。そこで残業をしようかとも考えたが、無理をしても指3本ばかりじゃ・・・と未練を残して岸壁を後にした次第。

所で、小生は、その日ゲットした最初の獲物はブログに掲載するため、写真を撮ることにしている。しかし、写真撮影のためには魚体をトングで挟むか、あるいは、魚体を岸壁に横たえなければならない。しかし、そうすると魚体にダメージを与えることになる。お持ち帰りする前提であれば、魚体にダメージがあっても問題はない。しかし、リリースするのであれば、極力そんな事態は避けなければ意味がない。厳つい顔付きに似合わず生命力の弱いタチウオの場合は、特に気を使う必要がある。
と云う訳で、この日の最初の獲物は、魚体に触れることは一切せずにノータッチで海に帰って貰ったが、そのためにこの日の釣果写真を撮るのを忘れてしまった。

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19:19 1匹目 指3本 30番スポット付近
19:24 2 3   ”
20:17 3 3 26番スポット付近
20:21 4 3   ”
20:27 5 3.5   ”
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21:31 7 3 30番スポット付近
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