※ 月別アーカイブ:12月2010 ※

2010年釣行記(60)-EG

2010年 Eging 釣行記

小潮 月齢:22.4 場所: DKN 釣果:ナシ 同行者:単独

江之浦沖の海水温も遂に16℃代を切ってしまったので、状況としては益々厳しくなって来ている筈だし、今冬一番の冷え込み予想が出されているにも拘わらず、中には気まぐれを起こして未だ浅場をウロウロしている奴もいるかも知れないと、今年の竿納め釣行
2:40出発、現地着は予定通り4:00を一寸回った頃。

磯に出て見ると、前回程の強風ではないが、はやり幾分強めの風が吹いている。
風向きは、予報では北西になっているのに、何故かこの磯では常に南西から吹いている。 周囲の丘の影響で回っているのかも知れないが、何となく違和感を感じてしまう。
兎に角、この風向きではSKN向きの方向はラインが吹かれてしまってエギングには厳しそうな状況なので、前回同様の方向限定の釣りになりそう。

海は、ウネリもなくこの点は問題がないのだが、予報通り気温が低くて手足の指先が直ぐにジンジンとして来る。 しかし、これでイカ様からラブ・コールがあれば、こんな寒さなんか一辺に吹き飛んでしまうのだが・・・・・。

微かな期待を込めてキャスティングを繰り返したが、掛かって来るのは海藻ばかり。

夜明け前にはグングンと冷え込んで来るのが感じられる程になり、遂に我慢出来ずに、ホカロンをニー・ブーツの爪先に入れジャンパーのポケットに忍ばせて、キャスティングを継続したが・・・・・。

しかし、ニー・ブーツの爪先は直ぐに酸欠状態になってしまい、ホカロンが全く暖かくならず元の黙阿弥
仕方がないので、足の指でグー・チョキ・パーのジャンケンを繰り返して少しでも血流を良くしようと懸命になり、両手は右手と左手を交互にポケットに突っ込んで悴む指先を温めて何とか1杯だけでも、と騙し騙しの難行苦行。

日の出時刻になり、水平線から顔を出した陽の光が当たって来ると、冷たくなった手足の先に徐々に血流が蘇って来て、生き返った心持。
これはこれで有り難いのだが、今度はポカポカとして来て気持が良くなり、今まで大人しくしていた睡魔が目を覚まし、フッと意識が飛んでしまう瞬間が・・・・・・。

と云うことで、8:00に2010年の竿納めは何事もなくStopFishing

2010年釣行記(59)-EG

2010年 Eging 釣行記

中潮 月齢:18.4 場所: DKN 釣果:570g x 1 同行者:単独

あと1回で、エイジ・シュートとは行かないが、丁度区切りの良い年間60回の釣行。
天気さえ良ければ、来週もう一度行くチャンスがあるので、何とか達成出来そう!!

水深のないSKNでは、ソロソロ期待出来そうにもない時期に入って来ている様なので、今回は目先を変えて、と云ってもSKNの隣りだが、DKNに釣り場を決めて、2:00に出発。

途中の西湘バイパスに乗ると、時折車がぐらりとする程の風。 見れば道路脇の吹き流しも横になっている。 Yahoo天気予報では風速は2m/sであったので、安心していたのだが、これは予想外のこと。

風裏となるポイントを思い出しながら3:00過ぎに現地着。 駐車ポイントは崖下になるので、普段は殆ど風を感じることはないが、今日ばかりは道端の雑草が風に吹かれてお辞儀をしている。
これじゃ、磯は風がビュービューと思いながら、道具を担いで磯の入口に立って暫く様子を観察。 時折、フ~ッと息をつく様に風が無くなることもあるが、それも束の間、又、ビュービューと身体を揺らして行く。

意を決して磯まで行くと、甘い期待を無残に打ち砕く風。
幸い、貸切なので、風を背に受ける方向は空いている。 と云うか、その方向以外はキャスティングさえ無理。
風が強く吹いているにも拘わらず、海はウネリがない。 満月を過ぎたとは云え、まだまだ大きな月の光りに照らされて自分の影がクッキリと写り、磯を歩く分にはランプもいらない程。

201012005R.JPG
海面は暗くて見える筈もないが、軽くキャストするだけで、フォローの風に乗ってエギはかなり飛んで行っている筈。 所が、シャクッて弛んだラインが風に吹かれて、やり難いことこの上ない。 加えて、時折強く吹く風に背中を押されて一歩二歩とタタラを踏んで海に・・・・。

これじゃ釣りは無理だから引き揚げようと思った5:00過ぎのこと、シャクッたロッドがズシンと止まった。 又、根掛かりか・・・・と思ったが、微かにグイグイと引かれている様な感覚。 風にロッドが叩かれているのではと一度は疑ったが・・・・。

上がって来たのがこれ。

釣ったのではなく釣れてしまった一杯だったが、この所2回連続してボーズだったので、取り敢えず連敗脱出したと同時に、新しいリールの墨付けも完了!!

201012006R.JPG
時折、風がピタリとおさまり釣り座を反対側に移そうとすると、またまた息を吹き返した様にビュービューと吹き付けて来て、グイッと背中を押して来る。
身体を風に対して横に向けて何とかやり過ごしながら、朝間詰めの凪を期待したが、期待しただけに終わり7:30、遂にStopFishing

帰りの車の中で聞いた天気予報では、強風波浪注意報が出ていたのだが、帰宅後Yahoo天気予報では、2~3m/sの風速。 観測地点によって結果が異なるのは解かるが、これではYahooは余り当てには出来そうにないと思った次第。

2010年釣行記(58)-EG

2010年 Eging 釣行記

大潮 月齢:15.4 場所: SKN 釣果:ナシ 同行者:単独

ここに来て海水温は確実に下がって来ているが、潮回りは満月の大潮。
今年最後のチャンスと云うことで、2:20頃出発、ポイントの磯に立ったのは、3:30頃。

風はいつもの様に右から左に向かって吹いているものゝ、気になる程ではなく、海も多少波っ気はあるが、寧ろイカ様の警戒心が薄れて、好ましい???。

磯に降りて直ぐ、前々回ガクちゃんが乗った岩にしようかと思って、波の様子を見ていると、時々波が上がっている。 これでは、無理といつも乗っている岩に釣座を構えて第1投

前回は初めてのサーフだったので引き波を気にしながらのエギングだったが、磯ではその心配はない。
伸び伸びと表層から中層、底近くと探りを入れるが、心配もない替わりに音沙汰もない。
独り占めの磯をあちらこちらと立ち位置を替えて工夫はしたものの、駄目なものは駄目。

その内、キャストしたエギが沈み切っていない所で、グンッとラインを引っ張る力強いアタリに思わず反射的に合せたが、スカ・・・・・。
ならば、フォール中に抱かせてやろうとそのまゝジッと待っていると、またもや、先程と同じアタリ。 今度こそはと合せたが、今度もスカ・・・・・。

おかしいなと思いながらフト左隣りのDKNを目をやると、ジギンガーが首をかしげている。 何のことはない、そのジギンガーのラインと小生のラインが沖合で直交のオマツリ

お互いにラインを巻き取って綱引き状態になった所で、ジグとエギが絡んでいる部分を近くの岩の上に落とし、この年寄りの小生が岩伝いに近付いて絡んだジグとエギを解いたのだが・・・・。

そもそも、岸に対して平行にジグをキャストすれば、沖に向かってエギをキャストしている小生とオマツリする可能性があること位は、容易に判る筈なのに、しかも、隣りの磯とは云え後から入って来ているのだから、何か挨拶があっても良さそうなのに、な~んもなし

結局、エギを3つ奉納しただけで、肝心のアオリには会えないまゝ8:30にStopFishing

2010年釣行記(57)-EG

2010年 Eging 釣行記

中潮 月齢:11.4 場所: SA 釣果:ナシ 同行者:単独

今冬一番の冷え込みだとの予報で、中々決心が付かなかったが、やって見なければサーフ・エギングも解かる筈がないと、サーフ・エギング・デビューを敢行。

通常なら日付が変わってから日の出直後までが釣り時間だが、今日は特別に上げ潮を狙って20:00頃に自宅を出発、目的地には21:00着。

早速、新調したウェーダーに脚を通してサーフに降り立ってみると、暗いサーフには人影が見えず、小生只一人で貸切。
と云っても、このサーフは自動車道路の街灯に照らされているので周囲の見通しも効き、心細さも薄気味悪さも感じることがない。 波はあるにはあるが、このサーフとしては大きい方か、それとも穏やかな方かも判らない。 何れにしてもエギングをするには問題なさそう。
サーフは砂利混じりの砂浜で、結構急な角度で海に落ち込んでいる。 ウェーダーを穿いているとは云え、立ち込むと足許を掬われそう。

暗い海原に向かっての第一投。 流石に着水点にまでは街灯の光りは届いていないので、何処まで飛んで行ったかは判らない。 書籍によると、この付近は急深になっているとのことなので、取り敢えず30カウントしてからシャクリを開始。
その後は、カウント数を40、50、60と増やして行ったが、エギが着底しているのかどうか、サッパリ判らない。 根掛かりがないのは、エギをロストする危険性がないので助かると云えば助かるのだが、これじゃエギが何処を泳いでいるのか・・・・・。
思い切って100カウントしてズル引きして見ると、微かにカツン・カツンと海底の石に当っている様子があるが、海藻が掛かって来ることもなく、完全に回遊待ちの釣り。

小生が入って来るのに若干遅れて右側に釣り人が入って来た。
こんな時は、様子を訊くのが一番、と近付くと彼もエギンガーで、着底は判らないので適当にやっているとの答え。 残念ながらカウント数までは訊ねなかったが、そんなもんかと元の位置に戻ってシャクリを再開して程なくして、彼のロッドが曲がっているのが目に入って来た。
駆け寄って見ると600g位の丁度食べ頃サイズ。
これで、アオリがいることは分かった。 後は釣るだけ・・・・・とシャクル腕にも力が入ったが、亡羊として掴み所がないことには変わりなく、22:30頃になると彼はお先にと云って引き揚げて行き、小生は黙々と手応えのないシャクリを繰り返すだけ。

満潮時刻の24:30頃、一旦車に引き返し休んでいると、以前KMKMで会ったN氏からのメールで、出撃しているとのこと。
サーフの掴み所のなさに厭気も感じていたので、合流しようかとも考えたが、今日はウェーダーを穿く前提の服装なので防寒ズボンがない。 この服装で突堤は寒くて無理だろうと、その旨伝えてウトウトしていると、3:00頃、釣れた!との着信。

4:30、サーフ・エギングの再開。
サーフには先行者が3人。 全てエギンガーで、やはり狙いは間違えていない様だ。
この時刻になると、予報通り空気がキンキンに冷えて来て、海面からは水蒸気が立ち上り、遠目にはニゴリが入っている様に見える。 手足の指先はピリピリと痛くて、息を吹き掛けながらのエギングになった。

日の出時刻を過ぎて周囲が明るくなった頃には、小生を含めて5人のエギンガーが点々と立っている。 しかし、状況は芳しくない様だ。 恐らく、5人の誰もアオリを見ていないのではないだろうか?

結局、7:00頃には気持が完全に切れてしまって、StopFishing
江之浦沖の海水温が16日朝は17.5℃だったのが日付が変わる頃には16.0℃に急激に下がったのが、原因だろう。
それにしても、サーフ・エギングは亡羊として掴み所がないって云うのが正直な所。 折角、ウェーダーも買ったので、もう少しサーフに通って見ようと思うが、何故かしら磯のエギングが気になって仕方がない。

2010年釣行記(56)-EG

2010年 Eging 釣行記

小潮 月齢:7.4 場所: SKN 釣果:300g x 1 同行者:単独

江之浦沖の海水温も遂に17℃台まで下がって来たので、ソロソロ浅場も終盤? SKNも今冬最後になるかも知れないと思いつゝ、2:40頃自宅を出発。

現地着は4:00過ぎ。 いつもの場所に車を止めて磯に出て見ると、風はこれまでと違って左から右。
ウネリも殆どなく穏やかでエギングにはもってこい。
寒くなると云う予報だったが、思いの外冷え込んでおらず、車の所から移動して来るだけで、薄らと汗をかく始末。

4:20頃、いつもの場所に立ってキャスティングを開始。 前回は目の前に浮かんでいたブイも見えず暗いとは云え、広々とした開放感がある。
所が、10分、20分とキャスティングを繰り返したが、何となくイカ様はお留守の様な雰囲気。

そこで、前回、ガクちゃんが立っていた岩に移動。 この岩は潮が引いている場合でもウネリがあると潮を被るので油断がならないが、今日の所は大丈夫だろう。
そして、その第一投。 ミス・キャストして斜め右に飛んで行ったエギを回収しようとリーリングをしていると、いきなりロッドが重くなり、グィ~ン・グィ~ン
釣ったのではなく釣れてしまったのだが、これでボーズはなしとほくそ笑んだのも束の間、フッと軽くなってフック・アウト。 考えて見たら全く合せていなかったので、当然と云えば当然。
勿体ない事をした。

201012004R.JPG
その後暫くは音沙汰がない状態が続いたが、5:00前、カウント・ダウンを長く取って底近くにまで沈めたエギに乗って来たのがこの娘。

この娘を最後に、イカ様の気配はなくなり、色々と立つ岩を替えたが、全て徒労。
やはり、海水温の低下と共にイカ様も深場に移動し始めているのだろう、何となく密度が薄くなって来た様に思える。

8:00過ぎになって、雲が益々低く垂れこんで来たのでStopFishingとした。

所で、今、サーフ・エギングに興味を持っていて、先日、安物のチェスト・ハイのウェーダーを購入した。次回からは、そのサーフ・エギングに挑戦して見ようと考えているので、帰り道は、駐車出来そうな場所を2・3確認し、浜の様子も見て来たのだが、今日は、風も弱くウネリも入っていないので、サーフにデビューするには絶好だったのかも知れない。

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