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2025年釣行記(28) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:05月15日(木) 18:45~22:10
潮回り:中潮
(↑↓) 150→157→120cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 14、カサゴ x 1
同行者:単独

今週後半は、前回から中2日を置いた金曜日にMHR-KGNに行く予定にしていた所、水曜日の夜YTさんからMHR-KGNでは良型が数出ているヨとの連絡があった。
釣りは水物なので前日良かったからと云って当日も良いとは限らず、寧ろ、昨日はあんなに良かったのに・・・と云うことが多い。とは云えこんな耳寄りな情報を聞いたからには、ジッとしている訳には行かない。急遽、一日前倒しをして木曜日に行くことにした。

現地到着は18:25頃。
いつもの場所に車を停めて支度を始めていると、思いの外強い風が吹いている。予報では南寄りの風が3~4m/sとあったので、風については全く気を留めていなかったので、若干心配になって来る。
しかし、岸壁に出てみるとそれ程強くもなく、釣りには先ず影響はなさそうで、一安心。あとはYTさんの情報宜しく可愛娘ちゃんと遊ぶだけ。

YTさんの情報ではへの字カーブ付近までが良かったとのことだったので、今回は入釣ポイントである18番スポット付近からスタートすることにした。

今回使用するロッドは、Sephia S806ML-S
このロッドはアオリイカ狙いで手に入れたエギング用のものだが、最近はめっきり出番がなくなっていた。エギング用だけにメバルには強過ぎるが、このロッドのティップ部分はソリッドで柔らかいので、メバルのバイトを弾くこともないだろう。更に、
テトラ帯より沖目を狙うため飛距離が欲しい上、
釣れるサイズが20~25cm程で引きが強く、
敷石に潜られたり、海藻に巻かれない様に強引に引っ張って来る必要があり、場合によっては、海藻ごと抜き上げて来ることもあり得る
と考えて、敢えてこのロッドを持ち出した。

潮回りは大潮明けの中潮、しかも満潮時刻とあって潮位は高くてテトラ帯の頂上が所々に見えるだけだが、海藻が至る所に浮かんでいる。

18:45頃、キャスティングを開始。
昨日と同じ様に可愛娘ちゃんのご機嫌が良ければ・・・・と思いつゝキャスティングを繰り返したが、ゴツゴツと感じる海藻の感触しか伝わって来ない。
そこで、少しづつ場所を移動しながら可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、反応はない。
そして、21番スポット付近にやって来た時、正面に見えるテトラ帯の頂上の横を狙ってキャストし、いつもの様に軽くリフト&フォールを繰り返していると、この日初めてモゾと小さな反応が返って来て、口開けの1匹目をゲット。時刻は19:01のことでサイズは22cm位の良型だった。
良し良し、饗宴の始まりだ・・・
一人ニヤついてキャスティングを繰り返して、直後にコツ。頂いた!と思ったが、残念ながら海藻に巻かれてフック・アウト。しかし、海藻が濃い時期のメバリングなので、海藻に邪魔をされて獲れないことは当然織り込み済み。釣りはまだ始まったばかりなので、余裕を持って次を狙った。所が、バラシたのが良くなかったのか、音沙汰がなくなってしまった。

そこで、又々蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんを探していると、25番スポット付近でモソと反応があって、やっとの思いでこの日の2匹目をゲット。時刻は19:29のことだった。しかし、後続はなく3匹目をものにしたのは、それから30分近くも経った19:56のことで、ポイントは25番と26番スポットの中間付近。
そして、この後の約30分間がこの日のハイライトで、3匹目に続いて
20:05 4匹目 25番スポット付近
20:10 5   24
20:12 6   ↓
20:16 7   ↓
20:22 8   ↓
と立て続けに可愛娘ちゃんをゲット出来、ツ抜けは目前。
何とか2匹を追加してツ抜けをと思ったが、同じポイントで4匹も出しては、場が荒れるのは当然で、その後は反応が消えてしまった。そこで、更に先に進むことも考えたが、生憎、進行方向にはヘチ釣りの年寄カップルの姿がある。いつもなら、このカップルを追い越して行くのだが、この日は何故かその気にならず、移動するのは諦めて22番スポットと24番スポットの間をウロウロとした。
しかし、音沙汰はない。

数はツ抜けには2匹足りないものゝ、ロッドを曲げてくれた可愛娘ちゃんYTさんの情報通りサイズは23cm前後で体高のあるグラマーなばかりだったので充分に満足していた。そこで、少し早目の21:00過ぎだが気持ち良く引き揚げることにした。

所が、車に戻った所で、このまゝ引き揚げるのは勿体ないとの思いが込み上げて来た。そこで、この日の2回戦を入口近辺で軽くやってみることにした。

そして、21:15頃、8番スポット付近に立って2回戦の開始。
この付近はMHR-KGNに通い始めた頃には良く入っていたが、この3~4年は全く入ることもなく素通りしていたポイントで、この時も反応が返って来ることはないだろうと思っていた。
所が、数投した所でモゾ。
抜き上げてみるとやはりグラマーな可愛娘ちゃんで、時刻は21:21のことだった。
こうなると、軽くやろうという気持ちは何処へやら、やる気が沸々と湧いて来て、8番から10番スポットの間を行ったり来たりして6匹をゲット。結局、前半、後半を合わせて都合14匹の釣果を上げて、22:10頃、StopFishingとして帰路に着いた。

所で、MHR-KGNメバリングでこれまでにない結果を出せたのは、何と云ってもYTさんからのホットな情報があったからこそで、タイミング良く情報を流してくれたYTさんには感謝するしかない。
もう一つの要因を挙げるとすると、エギング用のロッドを引っ張り出したことだろう。このロッドを使ったことで、リールのドラグを目一杯締め込んで、強引にやり取りが出来、敷石に張り付かれたり海藻に巻かれてバラすことが減らせたことだろう。そういう意味では、MHR-KGNでのメバリングに一つ引き出しを増やすことが出来た様に思う。

2025年釣行記(25) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:05月05日(月) 22:50~25:30
潮回り:小潮
(↑) 120→130cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 8、カサゴ x 4
同行者:単独

現役組の皆さんが楽しみにしている長いGWは、小生にとっては自宅蟄居を強いられて辛い期間。しかし、釣り人生の終端を意識せざるを得なくなっている後期高齢者の身にとっては、チャンスがあれば行きたいと云うのが正直な所。
と云う訳で、何とか釣行出来るチャンスはないものかと錆び付いた頭を巡らしていた。そしてある時、一般の人達が余り活動しない夜中ならば良いのではないかと思い付いた。そこで天気予報、潮回りをチェックしてみると、5月5日こどもの日の22:00以降であれば条件に叶うことが判った。

現地到着は、22:30頃。
早速岸壁に出て様子をチェックしてみると、流石にGW中のことでアングラーのヘッド・ランプの灯りが所々に見え、中にはこの時刻にも拘らず子供連れの釣り人も居る。

海は波もなくのったりと広がっており、海面から頭を出しているテトラ帯の頂上が点々と見え、風は時折強く吹いて来るが背後からの南寄りの風なので、全く問題はない。

今回は、18番スポット付近からへの字カーブの手前までの区間をチェックする積りだったが、生憎、18番スポット付近には子供連れの先行者の姿がある。そこで、そのまゝ先に進んで、その先の22番スポット付近からこの日のメバリングを始めることにした。

時刻は22:50頃。
前回と同じBlueCurrentⅢ82/Bのロッドに0.3gのJH飛ばし浮きを使ったワーミング・システムでキャスティングを開始。
この時刻の潮位は1m程ある筈なので、海藻に邪魔されることはそれ程ないだろうと安易に考えていたが、1投目からゴソゴソ引っ掛かって来る。目を凝らして暗い海面を見ても、海藻が浮かんでいる様子はないので、どうやら海中に漂っている様子。扇状にキャストする方向を変えても状況は変わらない。
そこで、蟹の横這い釣法で、先ずは海藻の薄そうなポイントを探すことにし、そのポイントをジックリと攻めることにした。

この日、最初の反応があったのは30番スポット付近。
この付近は余り海藻が掛かって来ることはなかったので、少しジックリと落ち着いて反応を探ることにした。すると、海藻なのか可愛娘ちゃんなのか判然とはしなかったが、オヤ!と感じる違和感があった。そこで、軽くロッドを煽って聞き合わせを入れてみた所、生命体の感触が伝わって来たもの。
所が、よし、やった!!と喜び勇んでリーリングを開始した途端、フッとロッドが軽くなって、無念のフック・アウト
その後も30~33番スポットの間で3度、4度とバラしたり、海藻に巻かれて獲れなかったりを繰り返している内に、反応もなくなってしまった。

場を休めようと思ったが、ポイントを替えるとやはり海藻が邪魔をして来る。そこで、大きく移動をして凸部をチェックすることにした。凸部は去年の経験から海藻の繁茂がそれ程でもないことが判っていたポイントで、今年の状況を確かめる意味合いもあった。

23:50頃、凸部に到着。
早速、92番スポット付近に立ってキャスティングを始めた見ると、昨年と同じ様に海藻が邪魔をして来ることがない。可愛娘ちゃんは海藻に付いていることが多いのは充分に承知をしているが、何年か前の様に海藻に掛かったJHをプンと外した途端に反応をして来る状況であれば良いが、そうでなければストレスが溜まる元。
海藻の雑音がなくなって気分が楽になった所で、モゾ。時刻は23:54のことで、実釣を開始して1時間後にやっと手に出来た本命。サイズは17cm程のアベレージだったが、嬉しい口開けの1匹だった。
凸部に移動して来て、正解!!
と思ったが、後が続かない。そこで、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を縫う様にしてキャスティングを繰り返して、24:19にようやくこの日の2匹目をゲット。ポイントは97番スポット付近。
この頃から可愛娘ちゃんの活性が上がって来たと見えて、
24:20 3匹目 92番スポット付近
24:31 4   97番
と来てくれたが、その後は連続して海藻に巻かれたり根に潜られたりして獲れず仕舞いの結果で、結局場を荒らしてしまった。

そこで、90番スポット付近に戻り
24:48 5匹目
24:51 6
24:57 7
と立て続けにゲット。
この調子で・・・と思ったが、時刻は午前01:00。
元々、この日はそれ程長い時間釣りをする予定はなかったので、戻って30~33番スポット付近を再チェックすることにした。入釣した頃の調子で行けば3匹追加することはそれ程難しくはないだろうつ抜け達成を目論んだ。しかし、入釣した頃にはかなり頻繁に反応があったにも拘わらず、状況が変わってしまったと見えて、つ抜け絵に描いた餅。全く反応がない。

結局、25:2822番スポット付近で辛うじて8匹目可愛娘ちゃんをものにしたのを最後に、StopFishingとして帰路に着いた。

2025年釣行記(24) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:04月30日(水) 18:20~21:30
潮回り:中潮
(↑↓) 150→165→140cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 9、カサゴ x 2
同行者:単独、(YT、SHG、AKW、ISBS各氏)

飛び石とは云え、世の中はGWの真っ只中。平日釣行派の小生としてはGW中の釣行は控えて道楽部屋で過ごす積りにしていた。しかし、南々西の風が3m/sと釣りには持って来いの予報を目にしてはジッとしては居れない。幸か不幸か30日は連休の谷間の平日なので、禁を破ることにはならない。しかも、広大なMHR-KGNであれば、現役組の皆さんの邪魔になることはないだろうし、多少アングラーの数が多くてもあぶれる心配もない。
と云う訳で、2週間振りに円らな瞳の可愛娘ちゃんに会いに行くことにした。

18:10頃、現地に到着した所、いつもの場所に停められている黒のSUVが目に入って来た。
ひょっとするとDr.TJさん・・・?
確認しに行ってみると、その車の主は残念ながらDr.TJさんではなかったが、その後ろに停められていたバンから小生の名を呼ぶ声が掛かって来た。振り返るとそのバンにはYTさんSHGさんそしてAKWさんの顔があって、
考えることは皆一緒だね・・・・

自分の車に戻り支度を整えた所で、YTさん達より一足早く岸壁に出てみると、風は予報通り背後からソヨリと吹いて来て気持ちが良く、正に薫風。海は波もなく穏やかで、目の前にある筈のテトラ帯がポツンポツンと頂上だけを海面から頭を出している程高い潮位にも拘らず、アチラコチラに海藻が浮かんでいるのが見える。

今回使用するタックルは、BlueCurrentⅢ82/Bのロッドに飛ばし浮き0.5gのJHを使ったワーミング・システム。
BlueCurrentⅢ82/BMHR-KGNでのメバリングには強過ぎるのだが、前回、海藻に巻かれて獲れず悔しい思いをしたことが何度もあったので、その反省から今回は強引にやり取りをして海藻に巻かれない様に、また、巻かれた場合でも海藻ごと抜き上げてやろうと考えて、敢えて選択したもの。

18:20頃、18番スポット付近に立ってキャスティングを開始。
前回は1投目から反応があったのでひょっとしたら・・・と期待をしたのだが、2匹目のドジョウは居らず、何も反応はない。それどころか、キャストする方向によってはゴソゴソと海藻がJHに触れる感触が伝わって来るので、油断が出来ない。

可愛娘ちゃんの居場所を探してキャスティングを繰り返している内に、周囲の光量が減って如何にもと云う雰囲気になって来た。しかし、反応は感じられない。そこで、少しづつ立ち位置をずらしながら探ることにした。

この日、最初の反応があったのは27番スポット付近のことで、時刻は18:53
反応そのものはモソとした微かなもので、その瞬間は可愛娘ちゃんの反応とは思えなかったが、半信半疑のまゝ軽く腕を煽ってみると生命体の感触が伝わって来たもの。抜き上げた獲物は17cm程度のアベレージ・サイズだったが、ボーズ回避がなってやれやれと云った所。

この微かな反応は、この時まで何回か感じたことがあったものゝ海藻が触れたものとばかり思っていたのだが、どうやらメバルの反応だった様子。
そこで、この微かな反応を積極的に取りに行った所、
19:06 2匹目 30番スポット付近
19:13 3   31番
19:17 4   
と調子が上がって来た。
よし、よし、この調子!!と気合を入れ直したが、満潮時刻の19:27を過ぎた頃から、
19:38 5匹目 35番スポット付近
19:57 6   ↓
20:00 7   34番
20:08 8   33番
と、反応は逆に徐々に間遠くなって来てしまった。

加えて、引き潮の影響で海藻が動き出したと見えて、海藻が仕掛けに引っ掛かる頻度が高くなって来た。この日のタックルはロッドもラインも海藻対策で強めにして来ているので、海藻が掛かっても引っこ抜くことが出来る。とは云え、海藻に掛かった仕掛けを外そうとしたり、引っかかった海藻を引っ張って来たりすると可愛娘ちゃんに警戒心を持たせてしまうことになり、場を荒らす結果になってしまう。

そんなこともあってか、反応は益々間遠くなって9匹目メバル31番スポット付近で掛けたのは20:24。こうなると何とかツ抜けを達成したいと思うのはアングラーの性で、気持ちを新たに10匹目を狙ってキャスティングを繰り返した。
しかし、掛かって来るのは海藻ばかりで、老骨に鞭打って奮い立たせたやる気は徐々に嫌気に変わってしまい、そうこうする内に腰の痛みまで強くなって来る始末で、結局、21:30頃に一足早く片付けに入った。そして、その後はYTさん達の釣りを見たり釣り談義をしたりして、22:00過ぎに釣り場を後にして帰路に着いた。

2025年釣行記(21) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:04月18日(金) 18:30~21:30
潮回り:中潮
(↑↓) 150→163→125cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 7、カサゴ x 2
同行者:YTさん、SHGさん

金曜日の夕方から夜に掛けては南々西の風が7m/sと強く吹くとの予報だったので、釣行するのは諦めていた。そんな所にYTさんからMHR-KGNではメバルが出ているとの連絡が入って来た。例年、この時期のMHR-KGNは海藻の繁茂が凄くて釣りにならないので念頭になかったが、YTさんによるとそれ程でもないので、充分釣りになるとのこと。しかも、MHR-KGNは北に開けているので、風向きが南寄りであれば7m/sの強さであっても何とか釣りは出来る。
と云う訳で、久し振りにMHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんの顔を見に行くことにした。

18:00頃、現地に到着。
先着して車中で食事中だったYTさんSHGさんに挨拶をして準備に取り掛かり、海藻の状況をチェックしておこうと二人をおいて先に岸壁に出た。

岸壁の際に立って様子をチェックすると、この時刻の潮位は1m程あるため、テトラ帯の殆どが海中に没しており頂上だけが点々と海面から頭を出している。そのテトラ帯が配置されている付近の海面はザワザワとしていて、やはり海藻が生えている。しかし、テトラ帯と岸壁の間やテトラ帯の切れ目の海面になさそうに見える。とは云え、海中には切れ藻が漂っているかも知れない。
と云う訳で、SoareXRのロッドに、風の状況を考えると軽過ぎる惧れはあるが軽い0.5gのJHを組み合わせてチェックを始めた。すると、海中では海藻がJHに掛かって来ることはなかったので、海面の海藻に気を付ければ良いことが判った。

一通りのチェックが終わったので、18番スポット付近で釣り支度をしているYTさんSHGさんに合流し、18:30頃、メバリングを開始することにした。しかし、二人はマイクロ・ガイドにラインを通すのに手間取っているので、支度が整うまでの時間潰しのために、キャスティングを試みた。
すると、その第一投目でゴソゴソと海藻がJHに触れる感触と共にブルと生き物の反応も伝わって来た。あれ、何だろう?と半信半疑のまゝロッドを立てゝ合わせを入れてみた所、グングンとロッドを絞り込む強い引きがあり、可愛娘ちゃんであることを確信。海藻に巻かれない様に少し強引にやり取りをして抜き上げた獲物は、23.5cmの良型で、ビックリ。時刻は18:36のことだった。
二人の支度がまだ終わらないので、幸先の良いスタートに気を良くして、同じ立ち位置でキャスティングをすると、モゾと少し小振りな可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれ、18:3818:4018:41と立て続け。

その頃になってようやく二人の支度が終わり小生の隣りでロッドを振り始めたので、その二人を追い越す様にして21番スポット付近に進みキャストをすると、直ぐに答えが出て19:5219:53と絶好調。
この調子で行ったら、今日は何処まで行くんだろう?
と爆釣するのは間違えなしとキャスティングを繰り返していた。正に獲らぬ狸の皮算用も良い所で、あれ程間断なくあった反応は徐々に間遠くなってしまった。それでも気持ちにはまだまだ余裕があってその内、来るさ!と楽観的に考えていた。
所が、たまに来る反応に合わせを入れよっしゃ!!とリーリングを始めた途端に海藻に巻かれてしまって二進も三進も行かなくなり・・・を何度か繰り返している内に、すっかり反応も返って来なくなってしまった。

そこで、への字カーブの先にミニ・ワープして入れ掛かり状態の再現を目論んだ。しかし、先に進めば進む程、海藻の繁茂状態が酷くなり、何処にキャストしてもゴソゴソと邪魔をして来る。唯一、岸壁の際を通すと海藻には邪魔をされることもなく、また、何度か反応もあった。しかし、全く獲れず仕舞いだったため早々にへの字カーブ付近を諦めることにした。

戻りながら目ぼしいポイントをチェックしてみたが、入釣直後の絶好調振りが夢の又夢でさっぱり反応が返って来ず、小生はあっちにウロウロこっちにウロウロと岸壁を彷徨ったが、結局答えは出ず仕舞い。ならば、最初に良かった18番スポット付近はどうか?とそこまで戻ってみたが、これも空振り。

こうなると、気持ちも首の皮一枚でようやく繋がっている状態で、いつプツンと切れても不思議ではなく、惰性のキャスティングを繰り返しているだけ。
それでも何とか可愛娘ちゃんをものにしたいと云う気持ちは何処かに残っていたと見えて、最後の手段とばかりに自作のビーズ・ルアー小を試してみる気になった。幸い、この付近の海藻は薄くて針掛かりしそうにもなかったので、ワームに反応しなくてもプラグには反応を示すかも知れないと溺れる者の心境だった。そして、2投、3投とキャスティングを繰り返しているとコツンと反応があって、久し振りに可愛娘ちゃんをゲット出来た。時刻は20:52のことで、かれこれ2時間もの間キャスティングだけを繰り返していたことになる。
やはり、プラグには反応して来たか・・・と俄然やる気になってキャスティングを繰り返したが反応は続かず、更に21:00を回った頃から腰の痛みが強くなって来たので、21:30頃、StopFishingとした。

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18:36 1匹目 18番スポット付近 23.5cm
18:38 2  ↓
18:40 3  ↓
18:41 4  ↓
18:52 5 21番スポット付近
18:53 6  ↓
20:52 7 25番スポット付近 ビーズルアー

 

2025年釣行記(15) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:03月22日(土) 18:15~21:50
潮回り:小潮
(↑) 60→100cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : N.A.
釣 果:メバル x 0、カサゴ x 2
同行者:単独

前回はHYKWで何年か振りに尺メバルを狙ったが、残念ながらアタリ一つないパーフェクト・ゲーム
しかし、尺メバル狙いは、ある意味で博打的な要素が強くて、釣れるか釣れないか(All or Nothing)、釣れたとしても精々1~2匹で数を狙う性格の釣りではない。こう云う点からすれば、海釣りを始めた頃に追い掛け回していたアオリイカと同じで、パーフェクト・ゲームを喰らったからと云って、仕方のないことと割り切ることが出来た。
と云いつゝも、釣りをする以上はやはり獲物とのやり取りを楽しみたい。

と云う訳で、前回のHYKWからは中一日しか空いておらず、風も西南西の6~7m/sで強く吹く予報だが、MHR-KGNに行くことにした。

現地到着は18:00頃。
車を降りてロッドやバッカンを取り出していると、高い建物の陰にも拘らず強めの風が吹き抜けて行き、嫌な予感がして来る。

岸壁に出て釣り場の様子を見ながら歩き、40番スポット付近に到達した所で、この日のメバリングを始めることにして準備に取り掛かった。
風は天気予報通りに西南西の方向から強く吹いて来ている。南風の要素が入っているので幾分マシだが、ほゞ横風になってやり難そう。海は、干潮時刻の15:49から2時間以上も経っているが、潮の動きの少ない小潮の潮回りのためか潮位は低くて、テトラ帯は大きく海面から本体を出しており、海が狭く感じられる。

この日のロッドは、この所スピニング・ロッドが続いていたので、久し振りにベイト・ロッドBlueCurrentⅢ 69/Bを使うことにし、0.3gのJH0.8gの錘を使ったスプリット・ショットを組んで18:15頃キャスティングを開始した。
するとゴソゴソとした感触が伝わって来る。どうやら潮位が低いため、ボトムで芽吹いた海藻が掛かっている様子。一昨年の今頃は、海面にビッシリと海藻が浮かんでいたことを考えると、殆どないに等しいが、遅ればせながらようやく生え始めたと見える。
そこで、ゴソゴソとした感触がないポイントを探してキャストするのだが、風の影響で思った様に行かない。正面に向かってキャストしている筈なのに、5m以上も離れているテトラ帯にラインが触れているゴツゴツとしたか硬い感触が返って来る始末。

この風を背後から受けられるポイントはへの字カーブ付近しかない。このポイントではメバルの実績もあり、1月にはカサゴの入れ掛かりを楽しんだこともあるので、粘りに粘ったが、この日は全く音沙汰なし。

場所を替えるにしても、この横風では・・・・と思ったが、蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんを探すことにした。
しかし、何処に行ってしまったのかさっぱり気配がない。
完全に、前回Dr.TJさんと一緒になった時の再現の様相でこの時点で、モティベーションは急降下。半ば自棄気味になって凸部を越えてその先にまで足を伸ばしたが、空振り。

結局、一つだけ残っていたHydroUpper55Sを殉職させると同時に、気持ちもプツンと切れて、21:50頃、諦めてStopFishingとしてスゴスゴと肩を落として釣り場を後にした次第。

MHR-KGNは、2月下旬以降は調子が悪くて一桁前半の釣果で終わることが続いている。それでもパーフェクトに終わることはないだろうと考えたのだが、これは大甘も大甘。18:15~21:50までの3時間半程の間、キャスティングをし続けたにも拘わらず、反応が返って来たのは2回だけ、しかもその主はロリ・カサゴ。外道とは云え獲物はあったので、パーフェクトではないがノー・ヒット・ノー・ランの悔しい結果。

年明け早々の1月にはカサゴが嫌と云う程釣れていたが、2月に入るとそのカサゴに代わってメバルが釣れ出し、今年のMHR-KGNは昔の状態に戻ったかと喜んだのも束の間、2月下旬以降はメバルカサゴも釣れなくなって、寂しいMHR-KGNに戻ってしまった様な・・・・・。

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20:14 カサゴ 112番
21:04 折り返し 123番
21:14 カサゴ 108番

 

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