※ 月別アーカイブ:3月2019 ※

2019年釣行記(20) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月29日(金) 18:00~20:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1
同行者:単独

予報では、北東or東風が2mとのこと。北に開いているMHR-KGNでは、北寄りの風は正面から吹いて来ることになるので、0.5gを中心としたの軽めのジグ単では、釣りにならない。と云う訳で、これまでは、北寄りの風が予想される場合は、基本的に出撃することは見送っていた。しかし、3~4gのプラグであれば、何とかなるのではないかと、兎に角行って見ることにした。

16:30頃、自宅を出発し、現地到着は17:30を回った頃。
いつも止めている場所には、良く見掛けるセドリックが1台しか駐車しておらず、ガラガラ。午前中から北風が吹いていたので、やはり、出撃を見送ったアングラーが多いのだろう。

早速、Soare30 S610LS30を手に岸壁に出て、凸部の先に向かって歩き出した所、かなり強めの風が斜め左前方から吹き付けて来ており、海はザワザワと波立っている。テトラ帯と岸壁に挟まれた海面には、吹き寄せられたゴミ、千切れた海藻、泡などが帯状になって漂っており、いつもはテトラ帯よりも沖目で餌を取っている海鳥が、風を避けるためか岸壁の際に浮かんでいて、人の気配を感じると何食わぬ顔をして岸壁から離れて行く。

車に置き忘れたスマホを取りに戻ったりしたので、凸部の角111番スポット付近に到着したのは18:00頃。
折角、高速代を払って来たのだからと思い、いつものポイントに来てみたが、やはり風が強く吹いていて、やはり、プラグでも無理かも知れない
と思いつゝも、TOTO 42Sを結んでキャスティングを開始。
しかし、風を正面から受ける方向にキャストすると、全く飛ばない。横から受ける方向になると、大きく膨らんだラインに引っ張られて、ルアーが何処に着水するかも判らない。下手をすると、ラインをテトラに喰われてしまうことになる。

そこで、少し重ためのTOTO 48Sに替えた所、幾分、飛ぶ様になった。しかし、今度はキャストの都度、海面に顔を出している海藻に引っ掛かってしまう。ロッドを軽く煽ってプンと外しても、今度はリーリングを始めるや否や千切れた海藻を拾ってしまって、円らな瞳の可愛娘ちゃんを誘い出す以前の問題で四苦八苦。

それでも、何処かに海藻のない場所はないかと、凸部の先の133番スポット付近まで探したが、何処も同じ様な状況で釣りにならず、19:00を回った頃、諦めて戻ることにした。

状況は極めて悪く、良くなる気配もない。粘っても疲れるだけ。だからと云って、このまゝ引き揚げるのも口惜しいものがある。と云う訳で、いつもの111番スポット付近の角の反対側になる凸部の角付近で、未練のキャスティングをしてみることにした。このポイントは、いつもスルーしていてロッドを出すことはないのだが、東寄りの風を背に受けることが出来るので、ロッドを低く構えていれば、ラインが風に遊ばれることも少なくなるだろうと考えた次第。

そして、2投目か3投目のこと。偶然にも海藻やゴミのない所にルアーが着水したと見えて、ルアーが泳いでいる感触がある。
この日は何処に投げても、ルアーが泳いでいる感触はなかったので、懐かしく思いながら、いつもの様に軽くアクションを付けながらリーリングしていると、コン。
この日、初めてのコンタクトでロッドを曲げてくれたのは、20cm程のグラマーな可愛娘ちゃんで、時刻は19:30頃。
この日ばかりは、ボーズでも仕方がないと覚悟をしていたので、嬉しい1匹だが、その後は、又、風に弄ばれるだけで、結局、20:00頃、StopFishingとして、今季最短の実釣2時間で帰路に着いた。

2019年釣行記(19) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月25日(月) 17:45~22:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 9
同行者:単独

今週の水曜日(27日)には、辰巳国際水泳競技場で行われる水泳大会に出場する可愛い孫の応援に行くことになっているので、要らぬ波風を立てないためには、その前日の火曜日の出撃は止めておく方が得策だろう
となると、釣行出来るのは月曜日しかないことになるが、天気予報では、南西の風が5mと強く吹く予想が出ている。風向きが予報通りであれば、多少風が強くても何とかなるが、こればっかりは行って見なければ分らない。

いつもの様に16:30頃、自宅を出発。高速を使ったので、現地到着は1時間後の17:30頃。
車から出てトランクを開けて支度をしていると、回り込んだ風が吹き込んで来ている。車を止めている場所は高い建物の陰なので、滅多に風を感じることはないのだが、予報通り風はかなり強く吹いていると見える。

Soare BB AjingSpecS704LTを手に岸壁をへの字カーブの先に向かって歩いたが、午前中はもっと強い風が吹いていた筈で、岸壁の間際には千切れた海藻やゴミが帯状になって漂っている。こんな状況のためか、アングラーの姿は全く見えない。

先ず、この日の円らな瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌を窺うべくへの字カーブの先の60番スポット付近で、BEAGLE SSを結び、17:45頃、キャスティングを開始。
この頃の日没時刻は18:00前なので、日はまだ沈んではいないが、どんよりとした曇り空のため、周囲は薄暗くなっていて、気の早い可愛娘ちゃんが活動を初めてもおかしくない雰囲気。しかし、風は左手から右手に強く吹き抜けているので、海面から頭を出しているテトラ帯の左を狙うと、風に吹けたラインがテトラの餌食なってしまう。逆に右を狙うと、ルアーがどんどん離れて行ってしまう。可愛娘ちゃん達がオープン・スペースに出てくれていれば、多少テトラから離れたコースを通しても、アタッて来るだろうが、コツリとも来ない。
前々回辺りから、オープン・スペースに出て来ず障害物の傍にへばり付いている様な印象だったが、仮に、この日もからそうだとすると、テトラ帯ギリギリのコースにルアーを通すのは、難しいので、厳しいメバリングになりそう。
数投しても気配が感じられないので、可愛娘ちゃんは沈んでいるのではないかと考え、TOTO 42Sにルアーを替えてみたが、効果がない。

そこで、凸部の角111番スポット付近に場所を移動。
このポイントは、ソコソコ釣果が出ているし、何よりも西寄りの風を背に受けられるので、最近は好んで入っているが、この日は全く音沙汰がない。暫く粘って見たが、気配が感じられないまゝ。

そこで、蟹の横這い釣法で居場所を探すことにした。

そして、何か所目かのテトラ帯の切れ目に来た時のこと、風を背負う様に斜めにキャストして、テトラ帯と岸壁の間を通してみた。
すると、漸くコンタクトがあって、この日最初の可愛娘ちゃんをゲット。
時刻は、18:30を回った頃で、実釣開始後約1時間で始めてのアタリ。前回も出足は良くなく、最初の1匹を手にするのに1時間程要したが、今回もそのパターンか・・・
しかし、今回は、後が続かない。
何よりも前回と違う点は、時折身体をグラリと揺らす程の風の強さで、意図したコースを通せない。それでも、息をつく様に一瞬風が弱くなった瞬間に偶々来るアタリを拾う様にして、少しづつ数は増やせたが、ペースは前回よりも遥かに遅い。

予報では、夜が更けるにつれて弱くなるとされていた風は、それとは反対に時間の経過と共に強さが増して来て、海面を滑る強い風で起きたさざ波が、サーッと扇状に広がって行き、回収したルアーを手に取ろうとしても、吹き流しの様に吹かれる始末で、状況は一向に良くなる気配が見えない。

それでも、頑張って20:00頃に、何とかツ抜け直前にまで漕ぎ着けることが出来た。

20:30を回った頃から、少しづつ風が弱まって来た所で、気分を新たにして何とか1匹追加してツ抜け達成をと頑張ったが、可愛娘ちゃんのご機嫌は一向に良くならず、ウンともスンとも反応がない。

21:00を回った頃、余りにも反応がないので凸部の先を諦めて、最初に入ったへの字カーブ60番スポット付近をチェックすることにしたが、これも空振り。そのまゝ車を止めた場所に戻りながら、目ぼしいポイントを流してみたが、悉く外れに終わり、久し振りに一桁の結果のまゝ、22:30頃、StopFishingとした。

今回は、最後の1匹を、2時間掛けても獲れなかったので、どうしても厳しい印象は残るが、前半の2時間だけを考えると、あの強風の状況下で9匹を獲れたのは、寧ろ好結果だと云って良いと思う。

又、前回との対比で云うと、前回、あれ程好反応を見せていたFinluckMinnow30Sには、今回全く反応せず、反対に前回反応を見せなかったTOTO 42Sにしか、今回は反応を見せなかったのが、興味深く、これがプラッギングの面白さだろう。

2019年釣行記(18) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月21日(木) 01:30~05:30
潮回り:大潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 27
同行者:単独

今週の後半戦は、水曜の夜中から木曜の早朝に掛けての時間帯を除いて、木曜・金曜とどちらも風が強く吹く予想になっているので、行くなら木曜の早朝しかないと思っていた。しかし、木曜の21日は春分の日の旗日で、何よりも前回の釣行から中1日しか経っておらず、疲れが抜け切っていない。
行くべきか、行かざるべきか・・・・。
こう云う風に迷っている時は、最終的には、十中八九、行くことになるのがこれまでの経験からも云えることで、今回もその例に漏れず急遽出撃することにした。

自宅発は、前回と同じ00:15頃で、現地到着も同じ01:15頃。

早速、支度を整えて岸壁に出て見ると、流石に祝日だけあって、アングラーの黒い影が点々と見える。風は背中からの南風が弱く、波もない。潮位は若干低いがこれから上げて来るので、気にすることはない。

先ず、への字カーブの先の空いた所から始める積りで仕掛けをセット。
今回、持ち込んだロッドは、Soare BB AjingSpecS704LT。このロッドは、記憶に全く残っておらず、ロッドの長さからメッキ狙いで購入したものだと思うが、出番も全然なく部屋の片隅に放置されていたもの。今回もジグ単をする積りはなくプラグ縛りの積りだったので、使って見ようと云う気になった。
BEAGLE SSをチョイスしてキャスティングを始めたのは、00:30頃。

円らな瞳の可愛娘ちゃんの活性が高ければ、直ぐにでもコンタクトがある筈だが、何もない。
2投、3投、4投・・・・・・。キャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。そこで蟹の横這い釣法で、居場所を探りながら釣ることにしたが、この頃には、その内、来るよとまだ余裕があった。
所が、全くアタリがない。ショートバイトでも良いからアタリがあれば可愛娘ちゃんがいることが判り、気持ちも休まるのだが、梨の礫
アレーッ、おかしいぞ。どうしたんだ・・・

そこで、への字カーブの先は諦めて、凸部の角に移動し、ルアーもBEAGLE SSよりも深く沈むTOTO 42Sに替えて、漸くこの日最初の可愛娘ちゃんの顔を見ることが出来た。時刻は、実釣を開始して1時間も経った02:30頃。
最初の獲物を手にするのに苦労したのは、ここ最近ではなかったことで、一時はボーズの言葉が頭に浮かんでいただけに、嬉しい1匹。
この1匹を皮切りに・・・と思ったが、前回や前々回の様にコンタクトが続かず、やはりこの日の可愛娘ちゃんのご機嫌は余り良いとは云えない様子で、何とか気を引ける物はないかとルアーを色々と替えても見たが、まるで効果がない。
こんな日もあるだろうと半ば諦めながら、最後の手段とばかりにFinluckMinnow30Sにルアーを替えた所、コンとアタリがある。
エッ、嘘だろう!!と思ったが、あれ程ルアーに見向きもしなかったのに、コンタクトが頻繁にあって、この日のツ抜け達成は、03:30頃。そして、20匹を数えたのが、それから1時間後の04:30頃で、05:00を回った頃には前回よりも多い25匹。

後5匹追加して、何とか切りの良い30匹をとキャスティングを続けたが、その頃から雨がポツリポツリと降り出して来た。予報ではこんなに早い時間から降り出すことにはなっていなかったと思うが、弱くなる気配もなく、寧ろ雨脚が強くなる様な気配さえ感じられる。こうなると雨に弱いので、どうしても焦りが出てしまってバラシの連続。05:30頃、何とか2匹を追加出来ただけでStopFishingとした。

この日は、結局、前回を上回る都合27匹の釣果だったが、この殆どがFinluckMinnow30Sによるもの。何年か前にもFinluckMinnow30Sにしかアタッて来なかった記憶があるが、この日もBEAGLE SSTOTO 42Sやその他のルアーには見向きもしない偏食振りで、このルアーがなければこんな釣果を手にすることは出来なかった筈。
残念ながら、FinluckMinnow30Sはネット検索をしてもヒットせず、今では手に入れることが出来ないので、コピーを作ろうかと考えている次第。

2019年釣行記(17) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月19日(火) 01:30~05:15
潮回り:中潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 22
同行者:単独

前回のメバル・プラッキングで爆釣したので、2匹目のドジョウを狙うことにして、予報をチェックすると、風は南西の3m程度で好条件。しかし、この時期の潮位は、生憎、夜中までは低く日付が変わってから高くなるパターン。
今回のメバリングはプラグ縛りで楽しむ積りだが、MHR-KGNは水深がないので、出来れば潮位は高い時間帯に入りたい。そこで、日付が変わった火曜日の風をチェックすると、西風が2m程度。西風は横風になるので、条件としては余り良くはないが、今回はプラグ縛りなので、ジグ単よりも影響は受けにくいだろう。

夕食後仮眠を取って、00:20頃、自宅を出発。今回も高速で行こうかと思ったが、夜中の移動になるのでスムーズに走れる筈なので、コスト・セーブで下道を使うことに。
現地に到着したのは01:15頃。
ウィークデイのこんな時間にも拘わらず、予想外に駐車している車が多くて5~6台。その内2台の車では釣り支度の真っ最中で、小生と同じ様に、上げ潮狙いでやって来たのだろう。

早速、支度を整えて岸壁に出てみた所、既に潮位はかなり高くなっており、テトラ帯の頂上が海面から頭を出しているだけ。
もう少し、早く来ても良かったと思いつゝ、Tenryu改を手にへの字カーブの先に歩き始めた。すると、車の所では吹いていた風が感じられない。
おっ、ラッキー!
と思ったが、への字カーブの先のポイントに到着し、ラインを通していると左手から風が吹いて来る。弱い風が変わらず吹いているが、どうも歩く方向とスピードが同じだった様だ。

01:30頃、前回の釣行で1軍に昇格したばかりのTetraWorksTOTOを結んで、キャスティングを開始。
前回の流れからすると、直ぐにでもコンタクトがあってもおかしくはないが、音沙汰がない。2投、3投・・・・、変だな~と思いながらキャスティングを繰り返しても全く気配が感じられない。

そこで、少しづつ移動しながらの蟹の横這い釣法で探って、漸く本日最初の円らな瞳の可愛娘ちゃんをゲット。時刻は01:45頃なので、実釣開始後15分しか経っておらず悪くはない筈だが、前回のことがあるので、厭に時間が掛かった印象。
そして、その直後に1匹追加した所で、2匹目のドジョウが居ることを確信。

所が、その後はクッと感じるだけのショート・バイトばかりで、針掛かりさせられない。

そこでへの字カーブの先の60番スポット付近は、帰りに再度攻めることにして、凸部の角に移動。
ここで2~3匹追加出来たが、前回には程遠いペースで釣果が伸びないので、1~2匹掛けては隣りのテトラ帯の切れ目に移動し・・・を繰り返しての拾い釣り。

前回は可愛娘ちゃんの活性が高くて、オープン・スペースにまで出て来ていたが、今回はテトラや岸壁に張り付いている様で、少し障害物からコースが離れるとアタッて来ない印象。
だからと云って、海面から頭を出しているテトラの際を狙うと、海面直下に広がっているテトラ帯の本体に根掛かってしまうので、油断がならない。そこで、沈みの遅いNADArのBEAGLE SSに替えた所、これが正解で、ポツリポツリながら掛けることが出来る様になり、実釣開始後約2時間の03:20頃になって、漸くツ抜け達成。

その後もBEAGLE SSの活躍で、04:30頃に20匹。所が同じBEAGLE SSでも少しグリーン掛かったクリアにしか反応がなかったのが印象的だった。

05:00頃になって、戻りながら探ることにして、先ずは滅多にキャストすることのない凸部で2匹追加。
そしてへの字カーブ60番スポット付近に戻って来たが、この頃にはテトラ帯の頂上も海面下に沈んでしまって、キャストする方向が定まらない程。それでも波があれば、海面が下がった時に見える海面のザワツキを目印に出来るが、油を流した様な海では、それも出来ない。闇雲にキャストしてもテトラ帯の餌食になる惧れが強い。

と云う訳で、前回程の爆釣ではなかったものゝ、都合22匹の釣果に満足して5:20頃StopFishingとした。

今回は、当初からプラグ縛りでメバリングをする積りだった。
これまで、MHR-KGNでのプラッキングと云えば、極小プラグのFinluckMInnow30Sしか使うことがなかった。しかし、前回、他のプラグを使って良い結果を得、今回はその裏打ちが出来たことになり、益々MHR-KGNでのメバリングが楽しいものになったと云えるだろう。

2019年釣行記(16) – MB

2019年 Mebaring 釣行記

日 時:03月15日(金) 18:00~22:40
潮回り:小潮(↑)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 50
同行者:単独

予報では風は南寄りが4~5mだが、夜遅くには3mと弱くなるとのことなので、前回、プラッキングで楽しい思いをしたMHR-KGNで、夢よもう一度
しかし、前回、前々回は中潮の満潮前後の潮位が高い時間帯の釣りだったが、今回はそれとは正反対で、42cmしかない干潮からのスタート。しかも、潮回りは小潮なので、潮の動きも余り期待出来ない。過去の記録を見ても、小潮の潮回りに当たるこの時期は釣果が出ておらず、今回は思惑とは反対の結果に終わってしまう惧れが高い。
と云っても、行って見なければ分らない

16:30頃、自宅を出発。今回も無精を決め込んで高速を使ったので、現地には17:40頃に到着。
岸壁に出て見ると、潮位が低いためテトラ帯が海面から高く顔を出しており、海が狭く見える。風は時折強く吹いて来る程度で先ず問題はなさそう。

いつもの凸部の角に到着したのは、18:00少し前。所が残念ながら、先行者の姿が見える。これまで一度も競合したことがなかったので、意外だったが、仕方がない。その先のテトラ帯の切れ目からスタートすることにした。

今回もロッドはTenryu改。ラインは0.25号のPE、JHは、潮位がないので0.3gを使おうかと思ったが、ラインが浮力のあるPEであること、時折だが、風が強めになることを考えて、0.5gをチョイスし、丁度18:00にキャスティングを開始。

1投目、2投目、3投目とコンタクトはない。
前回などは1投目からアタリがあったので、アレッ、どうした?と思ってしまったが、前回が良過ぎただけで、今回の様に数投キャストしてもアタリがないのは普通のこと。
そして4投目。コンとハッキリしたアタリで来たのは、10cm程のマイクロ・メバル。余りにも小さいので、写真も撮らずにお父さんを読んで来てとノータッチ・リリース。続いて5投目にも同じロリータ
潮が低いので、大きいのは寄って来ていないのかも・・・・。

漸く、まともなサイズが来たのは、18:10頃。まともと云ってもMHR-KGNでのアベレージの17cm程度。それでもロリータと比べると段違いの引きなので、やはりこの程度の大きさは欲しい。

その後、蟹の横這い釣法で2~3匹釣っては、隣りのテトラ帯の切れ目に移動して釣りを繰り返し。気が付けば、18:40頃には早くもツ抜けを達成。
このまゝで行けばなどと甘い考えが浮かんで来た途端に、前回や前々回と同じ様にアタリが遠くなって来た。
やはり良いのは間詰めだけで、これから先は我慢の釣りになってしまうのか・・・
所が、19:15頃になると、又々活性が高くなり、19:40頃には20匹に到達。

と云っても、実際にはリーリングの途中でバラシてしまったのが、同じ数程あった。針先が鈍っているのかと新しい針に換えても見たが、余り効果は感じられず仕舞いだった。釣果にはロリータが5~6匹含まれており、前回、前々回と様相が違っているのに意外な感じがしたが、そのロリータがじゃれ付いて来ていたのかも知れない。

JHでの釣果が20匹に達したのを機に、ルアーをプラグに替えることにした。やはり、潮位が低いと根掛かりが怖くて、プラグを投げるのを躊躇っていたが、干潮時刻から2時間近く経っており、潮位も幾分高くなって来たので何とかなるだろうと思ってのこと。

最初は、FAT BEAGLE-SFを選択。
潮位が上がって来たとは云え、水深は余りない。そこで、根掛かりリスクを減らすため、余り潜航しないものが良いだろう。また、海面直下を泳がせても可愛娘ちゃんの目を引くだろうとも考えたのが、その理由。
しかし、全くアタリがない。

そこでMHR-KGNでは実績の高いFinluckMInnow30Sに替えてみた。
すると、これがビンゴ!!
頻繁にコンタクトがある。このルアーは、何年か前に上○屋のワゴンセールで200円以下で売っていたものだが、MHR-KGNでのプラッキングには最適で定番ルアーになっていた。上○屋で見掛ける度に購入し、結局10個以上も買い溜めたあったが、今では4色が1個づつの4個だけになってしまったもの。これ程小さなミノーは、今では街でもネットでも全く見られず、何とも惜しい限り。

と云う訳で、可愛娘ちゃんはルアーを沈めると反応があることが分った。
と云って、貴重なFinluckMInnow30Sを根掛かりで失いたくはないし、手許の在庫がなくなった時に備えて、代替のルアーを見付けておく必要がある。そこでTetraWorksTOTOを試すことにした。すると可愛娘ちゃんの反応が頗る良い。
これまで磯メバルでも、殆ど出番がなかったルアーで、これで一軍昇格になったが、これも手許には4色が1個づつの4個だけしかない。帰宅後、補充をしようとメーカーのHPをチェックした所、現行のTOTOは手許にあるTOTOよりもサイズが一回り大きくなってしまっている。一度現行のTOTOを試して見る必要がありそうだ。

20:40頃、30匹に到達で、1時間に10匹の割で、これまでになく良いペース。

次に、BEAGLE SSに変更。
これは、前回も何匹か引っ張り出してくれたので、不安のない所で、今回も期待に違わない結果を出してくれた。このルアーは、発売されてから日も経っておらず、手に入り易く、値段も安いので、この点からエースにしても良いかも知れない。

21:00を回った頃、前回、前々回と同じ様に戻りながらのプラッキングで、への字カーブの先から凸部の手前までをチェックすることに。
すると、テトラ帯の切れ目では、殆どの場合1~2度の反応はあった。しかし、そのアタリを取るか取らないかに限らず、直ぐに反応がなくなってしまった。この頃には疲れもあったので、反応がなくなったと思ったら直ぐに、隣りに移動したので、もう少し粘れば、違った結果になったかも知れないが・・・。とは云え、出るのは20cm内外とMHR-KGNでは良型に属する可愛娘ちゃんばかり。
但し、手前のテトラに巻かれない様にするのが、肝で、この日も巻かれて獲れなかったことが、2~3度あった。

結局、22:30を過ぎ、カウンターの数字も切りの良い50になった所で、もっと続けたい気持ちを抑えてStopFishingとした。

それにしても、いつもは竜頭蛇尾に終わってしまうMHR-KGNのメバリングで、こんなにもルアーに対して中弛みもなく好反応が続いたのは、1年に1度あるかないか。
今回は、その滅多にない日に当たったので、本当にラッキーだったと云うべきだろう。出来れば、次も、その次も同じ様な思いをしたいと願うが・・・。

所で、MHR-KGNでの釣りは、4時間、5時間と立ちっ放しで歩き回るので、年寄りには辛い所。腰は痛くなるは、脚は疲れるは・・・・。お蔭で、帰りの運転では、アクセルを踏む右足も、クラッチ操作をする左足も攣り気味になってしまう。
出来れば、ベンチでもあればと思うが、これは贅沢?

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