※ 月別アーカイブ:8月2009 ※

2009年釣行記(28)

2009年 釣行記

潮回り:中潮  場所:TKUR  釣果:ナシ 同行者:単独

今年は梅雨明け宣言が出された後も空模様はグズグズと例年の様なカーッとした激しい日差しの日が殆どなく、梅雨模様が続いている。
一方、イカの産卵はダラダラと続くらしい。であれば、イカのシーズンとしてははやり1ヵ月遅れと云うのもあながち外れてはいないのだろうし、烏帽子群礁でなくても、ひょっとすると産卵前の親イカが未だウロウロしているかも知れないなどと根拠もない期待を抱いて、未練タラタラの釣行を決行した。

ポイントはTKUR
実はもう少し水深のある所に入りたかったのだが、海水浴シーズンに入り人出が多くなる時期でも、比較的空いていそうな所としては、他に思い浮かばなかったし、余り良い思いをした記憶がないけれど・・・・・。

久し振りのTKURは、多少のウネリはあるが風も殆どなく良い感じ。
いつもの立ち位置から扇状に探索を開始したが、予想通りと云うか、やはりイカからの信号はなく、周囲の磯を見回してもエギンガーの姿は何処にも見えず、いかにもシーズンが終わった様子。
それでも何とかゲットしようと色々とエギを替えて見たが、全てが徒労に終わり、これでこの春のイカ・シーズンは幕引きとした。

さて、次のシーズン・インまでを如何に過すか?と次のターゲットを探すことにして、駄目元で炎月投げ式14gを付けて見たが、これも空振りに終わり、早目の7:00にStopFishing

2009年釣行記(27)

2009年 釣行記

潮回り:若潮  場所:烏帽子群礁  釣果:400g X 1 同行者:単独

あれよあれよと云っている内に何の結果も出せずに7月は終わってしまい、今日からは早くも8月。
例年ならば、アオリのスポーニング・シーズンは終わっている筈だが、烏帽子でヤエンを専門にしている春日部市のY氏によれば、今年はいつもの年に比べて1ヶ月程遅れているらしい。であれば、8月中旬頃までは何とか行けるんじゃないの?
と云うことで、前回の完全試合の御礼をするべく、有給休暇を取っての土曜日釣行を決め込んだ。ポイントは云うまでもなく、烏帽子群礁。

土曜日なので、釣り客は多いだろうと思ったが、船宿のオカミに云わせると、そうでもないらしい。渡船客名簿の記載は2番目だったので、まんざら嘘でもなさそう。
岸壁で出船時刻を待っていると、三々五々釣り人が集まって来る。それでも精々15人程度で一安心。しかも、前から狙っていた安兵衛には誰も乗る人がいないらしい。
その釣り客の中に、前回烏帽子でご一緒させて頂いた鎌倉のWさんの姿を見掛け、ご挨拶。氏は息子さんとその友人らしき若者との3人組み。息子さんは見るからにヤング・エギンガー然としていてかなりの手錬の様子で、W氏がエギングを始めたのはこの息子さんの勧めがあったとのこと。何れにしても親子が同じ趣味を持ち、腕を競い合えるのは羨ましくて仕方がない。

W氏の3人組は今回も大平に渡り、9:00の磯替えの時に安部衛に来られるとのことだったので、一足先に下船して安部衛に下りて見ると、直径約20m程のほゞ円形の磯。
この磯は小生一人だけの完全に貸し切りなので、隣りの磯に面している方面除けば、ホゞ270度好きな方向に竿が出せる。 しかし、どっちを向いてキャストしても貴方の自由よと云われるとかえってやり難いものだ。
色々と迷ったが、取敢えず船着場に釣り座を決めてキャスティングの開始。左前方からの風、潮は右から左に流れており、風と潮の動きが逆なので多少のやり難さはあるが、エギングのコンディションとしては良い方だろう。

しかし、どう云う訳か、気持ちが落着かず、釣りに集中出来ない。最近は年齢のせいだろうか、集中力が続かなくなって来ていると自分でも思ってはいるが・・・・。

陸向き、湾向き云々と方向を色々と替えては見たが、イカからの信号は全く感じられず、こんな時は時間の経過がことの他遅く感じられ、その内、時間潰しにキャストを繰り返しているだけの状態に陥ってしまい、エギを4個奉納してしまった。

これではイカンと、W氏がQ浅が良いと云っていたのを思い出し、Q浅に取り替えて隣りの磯際にキャストし笛木流3段シャクリを繰り返していると、グィンとロッドが止り、久々のアオリの感触。やっと、今日のパターンが掴めたと思ったが、その後は全く泣かず飛ばず。
W氏の3人組の様子は・・・・。
距離があり過ぎて一生懸命シャクッていることしか解らないが、結局9:00の磯替えでも安部衛には来られず大平で頑張っておられることから判断して、悪くはなさそう。
帰宅後、釣り宿のHPを見ると、1kg-600gの釣果があった様で、恐らくW氏のものだろう。

機械的なキャスティングを繰り返している内、エギの着水ポイント付近水上バイクが水飛沫を上げて疾走し始め、そのバイクがいなくなったと思ったら、今度は水練学校の生徒達が隊列をなして泳いで行き、更には、大型のクルーザーがデッド・スローで流して行く。
こちらは、一旦、磯に乗ってしまえば、場所替えなどは迎えの舟が来るまではどうしようもないのに、何を好き好んでこんなに近くを通って釣りの邪魔をするのか????とイカからの信号もないイライラも手伝って、ついにプツンで、12:00に早目の沖上がり。