※ 月別アーカイブ:10月2022 ※

2022年釣行記(60) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:10月31日(月) 17:00~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 4
同行者:KMIさん、(IKOKさん)

予報では北東の風が3~4mなので、アジングは少しやり難いが、10g前後のテンヤを使う刀狩りでは問題にはならないだろう。と云う訳で、アジング箸休め程度に考えて、主に刀狩りをする予定で、DKKに出掛けた。

16:00頃自宅を出て、現地には16:30頃到着。
直ぐに道具を肩に岸壁に出てみると、入り口付近に二人組の若者アングラーがおり、最奥には先着して釣り準備真っ最中のKMIさんが一人だけで、岸壁はガラガラ状態。

小生は、KMIさんの隣りに釣り座を構えて準備に入った。
今回は、刀狩り用にSephia S809M/Fアジング用にEmeraldas改の2本だけで、快適波止タチウオテンヤSS2S3gSキャリーを介したシステムを夫々組み合わせて準備完了。

17:00少し前、Emeraldas改を手にキャスティングを試みたが、風が強く、距離が出ない、その上、向かい風気味なので、無理をしてキャスティングを繰り返してもバック・ラッシュを起こすことは必定。そこで、アジングは諦めて刀狩りに専念することにした。

周囲の暗さが増して来た頃、隣りから来たよ!!と声が上がりKMIさんが大きくロッドを曲げて、指4本クラスの良型タチウオをゲット。
よし、やっと回って来たか・・・。次は俺の番だ。
と思いつゝキャルティングを繰り返していると、軽くリフトしたロッドを押さえ込む様な反応があって、やり取りを始めた。KMIさん、コットにも来たよ!!と声を掛けたが、残念ながら、抜き上げる寸前にフック・アウト。感触だけを残してお帰りになってしまった。

口開けの獲物を逃してしまったのは悔しいが、釣りは始まったばかり。時間は、まだまだあると自らを慰めて、キャスティングを繰り返したものゝ、反応が帰って来ない。
小さな違和感も逃すまいと集中してキャスティングを続けていると、いつの間にか中央付近にアングラーの姿があるのに気が付いた。ひょっとすると顔見知りか・・・と見るともなく見ていたが、どうやら小生と同じテンヤの引き釣りの様子。思わぬライバルの出現に、キャストする腕にも力が入ったが、タチウオからのコンタクトは、相変わらず、ない。

そこで、入口付近の二人組が帰って行った後に移動してタチウオを探すことにした。すると斜め右45渡付近で、コツコツとテンヤを啄く反応が帰って来た。

久し振りの反応に期待に胸を膨らませて、次の反応を待ちながら軽くリフト&フォールを繰り返しているとコツン。
合わせも決まって、漸くこの日初めての獲物を、18:40頃、ゲット。
タチウオのアタリは色々とあって、ゴゴンと手許にまで伝わって来る大きなアタリも、豪快さがあって面白い。しかし、コツと来る小さなアタリにタイミング良く反応出来て掛けるのはアジングに似ていて、小生はこの釣り方のほうが好きなのだが、この口開けの1匹は、正にそんな小さなアタリを取ったものだったので、サイズは、DKKでは小振りとも云える指3本だが、嬉しい1匹。

そして、少し間を置いた19:00過ぎに2匹目を掛けたのも、同じ入口付近。この時のアタリは、コツンと来るものではなく、モアーッとした違和感で、????おかしいと思って念のために合わせを入れてみたもの。

この頃には、KMIさんは既に2匹のタチウオを獲っていたが、反応がなくなったとのこと。そこで、小生と釣座を入れ替わって、小生は最奥、KMIさんは入り口付近で刀狩りを続けることにした。
KMIさんの云う通り、最奥では、扇状にキャストする方向を替えて探ってみたが、気配がない。と云ってもタチウオの場合は、突然、アタッて来る場合が多いので油断は出来ない。19:40頃に掛けた3匹目も、何の前触れもなくいきなりコンタクトして来たものだった。タチウオは群れで回遊しているとのことで、後続を期待したが、どうやら一匹狼だった様で、後続の反応は全くない。

20:00頃、IKOKさんが友人と共に登場。IKOKさんイカのジョット噴射に嵌まっているとのことで、入口付近でエギングを始めたとのこと。

それから間もなく(だったと思うが)、入口付近で掛けた3匹目の始末をするために戻って来たKMIさんと入れ替わって、入口付近に入らせて貰った所で、この日の4匹目をゲット。時刻は20:10頃。

結局、この日はこの4匹目が最後の獲物で、21:00を回った頃に引き揚げて行ったKMIさんを見送って居残って追加を目論んだが、叶わず、IKOKさんと彼の友人を置いて、21:40頃、StopFishingとして帰路に着いた。

2022年釣行記(59) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:10月28日(金) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1
同行者:KMI、HRD、IMMR各氏

昨日の二兎を追った結果を反省した訳ではないが、ターゲットをアジだけに絞って、小生にとっては例外中の例外となる連チャン釣行をすることにした。

昨日と同じ16:00頃に自宅を出て、16:40頃、DKKに到着。
直ぐに岸壁に出てみると、入り口に餌釣り師が一人、中央付近にアナゴ狙いのアングラーが一人、そして、最奥には何度か見掛けたことのある二人組のアングラーが入っていたので、昨日と同じ場所に釣り座を構えることにした。

入り口の餌釣り師のロッドに付けられている鈴は、小生がEmeraldas改にラインを通すなど準備をしている最中にも、煩いほど鳴り、豆アジが次から次に釣り上げられており、サイズはもう一つだが活性は高そう。
今日は、アジにターゲットを絞って正解だった・・・?
と思いつゝ、2gのSキャリーを介したシステムで、17:00頃、キャスティングを開始。
すると、1投目から反応があって、12cm程の豆アジがロッドを曲げてくれた。
初っ端から豆アジとは、余り歓迎出来るものではないが、隣りの餌釣り師の獲物も同サイズなので贅沢は云えない。
豆アジが続いても、その内お持ち帰りサイズが紛れて来る筈とアングラー特有の前向きな考え方をしてキャスティングを続けた。しかし、アタリがあっても針掛かりさせられず、そうこうする内にアタリが遠くなり、遂には全く反応がなくなってしまった。

17:20(?)頃、KIMさんが登場して来て、小生と中央付近のアナゴ狙いとの間に釣り座を構え、その後HRDさんがやって来て、小生とKMIさんの間に入ってキャスティングを始めた。しかし、コンタクトは全く感じられず、気が付けば餌釣り師のロッドに付けられている鈴も鳴らなくなって、どうやら豆アジの群れも何処かに去って行ってしまった様子。
その内、その餌釣り師はタチウオにターゲットを切り替えた様子で、緑色の電気ウキの灯りが、波間にユラユラと揺れだした。後からKMIさんから聞いた話では、この餌釣り師はタチウオ・マスターと呼ばれる程の手練とのことで、その異名に違わず、その後間もなくして指4本サイズの良型をゲットしていた。更に、小生が引き揚げる頃には6本のタチウオをものにしており、面目躍如と云った所。

18:30(?)頃、IMMRさんが登場。小生は、直ぐにでも釣りを始めたくて、釣り場に着くや否や時間を惜しむ様にして準備を始めるのだが、IMMRさんはその様なこともなく、悠然と煙草を燻らせながら先行者の釣りをニコニコと眺めている。この辺に氏素性が出て来るのだろう。

この頃になっても、アジからは音沙汰なし状態が続いており、昨日の釣りの疲れもあってか、早くも集中力は途切れ途切れ。

19:30を回った頃、奥に陣取っていた二人組が引き揚げていったので、HRDさんと小生は、溺れるもの藁をも掴む心境で、場所を移動。
最奥のベスト・ポジションなので、何か変化があるのではないかと期待をしたが、見事に外れてしまい、21:00頃、完全に打ちのめされてHRDさんと二人連れ立ってStopFishingとした。

所で、最奥に入っていたアングラーだが、口数が多くて大声で喋る御仁で、府中から遥々やって来ている由。この日、この御仁は仲間と二人で入釣していたのだが、長い竿を10本近くも出していて、岸壁のほゞ半分を独占している始末。
他にアングラーが居ない貸切状態であれば、何本竿を出そうが、好きにすれば良いが、他のアングラーが入って来た際には、竿の何本かを片付け、場所を空ける位の気遣いは欲しいものだ。特にこのDKKの様な小さな釣り場では、尚のことで譲り合って楽しみたいと思う。だが、この二人組はその様な気配は微塵も見せず、我が物顔で岸壁の半分を独占していた。
入釣した際、随分竿を出しているね。そんなに沢山竿を並べても釣れないヨと皮肉を込めて声を掛けたが、蛙の面に何とやら・・・・

2022年釣行記(58) – TC&AJ

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月27日(木) 17:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:タチウオ x 2、アジ x 1
同行者:IMMRさん、KMIさん

今週も天候に恵まれず、木曜になってやっと釣行出来る状況になって、勇躍DKKに出掛けて来た。

16:00頃、自宅を出発し、現地には16:40頃に到着。
早速岸壁に出てみると、入口、中央、最奥付近にそれぞれ先行者の姿があるので、入り口から14~15mの中央寄りに、取り敢えず道具を置いて釣座を構えることにした。

この日の狙いは、タチウオに重点を置き、あわよくばアジも手にしたいとする贅沢なもの。過去の経験から、この様な欲張った目標を立てても、無惨な結果になることは、充分承知している。そこで、飽く迄もタチウオを中心とする旨固く決心して、先ず刀狩りの準備を始めた。

すると丁度そのタイミングで、前日に続いて連チャン釣行となるKMIさんが登場。この日のKMIさんは、22日の土曜日に秘密のポイントで良型タチウオを爆釣したので、タチウオには食傷気味とのことで、アジのみを狙うと奥に釣り座を構えた。そして、KMIさんを追い掛ける様にしてIMMRさんが登場し、小生と並んで刀狩りをすることに。

17:00頃、背後で準備をしているIMMRさんを置いて、刀狩りを開始。代り映えしないが、いつもの様にSephia S809M/Fのロッドに、風もなく海は凪いでいるので、快適波止タチウオテンヤSSは軽目の3S(8g)をチョイス。
すると1投目から、コツコツとテンヤを啄いている様な反応が帰って来た。そして、2投目にも同じ様にテンヤを追尾しながら、啄く感触が伝わって来た。
居るよ、居るよ!
背後で釣りの準備をしているIMMRさんに年甲斐もなく興奮気味に声を掛け、次に反応があったら・・・と3投目を試みた。所が、3投目には反応が返って来ず、4投目、5投目にも無反応。獲物は何処かに行ってしまったと見えて、ピタリと反応が消えてしまった。
それでも、近くに居る筈だとキャスティングを繰り返したが、完全に音沙汰なしの状態になってしまった。こうなると、やはり気になって来るのはアジの状態。KMIさんに様子を訊ねると豆アジだが釣れているとのこと。

そこで、タチウオが回って来るまでの時間潰しと自身に言い訳をして、最奥に入っていたアングラーが引き揚げた後に釣座を移しEmeraldas改を手にアジングを始めた。
すると直ぐに答えが出て、18:25頃、22cm程の良型アジをゲット。取り敢えず獲物を手に出来たのは嬉しいが、1匹ではどうしようもない。せめて1匹追加して2匹は欲しいアジングに力を入れたが、アジからの音沙汰はそれっきり。

そしてタチウオからもアジからもコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、20:00を回った頃になって、このまゝでは虻蜂取らずになってしまうと考えて、この日の初心に戻って刀狩りに専念することにした。そして何とかタチウオの気を引けないか4S(5g)2S(11g)とテンヤの重さを替えてキャスティングを繰り返した。
しかし、全く気配がない。

20:30を回り、KMIさんが引き揚げる準備を始める頃になっても、音沙汰が無いまゝの状態に嫌気が差して来て、里心が付いたが、もう少しやってみよう
何とか自身を鼓舞してキャスティングを繰り返していると、突然、何の前触れもなくコンと反応があり、合わせも決まってガツンとロッドが止まった所で、タチウオであることを確信。
時刻は20:45頃のことで、銀色に美しく輝く魚体は指4本の良型。

これに気を良くして、追加を狙ったが迷子のタチウオだった様で、又々音無しの状態に陥ってしまった。これで今日の釣りは終わりかなと半ば諦めつゝキャスティングを続けていると、またもや、いきなりのゴツン。
指4本クラスの良型タチウオを追加できた所で、21:30頃、StopFishingとして帰路に着いた次第。

2022年釣行記(57) – LEG

2022年 Eging 釣行記

日 時:10月21日(金) 17:20~21:40
潮回り:長潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:KMI、ICNH、IMMR各氏

エギングと云えば小生の海釣りの原点で、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんと遊びたくて、あちらこちら釣り歩いていた思い出がある。しかし、20年近く昔のその頃は、東京湾内でアオリイカが釣れる情報なども皆無だったこともあって、東京湾でイカを追いかけたことはなく、専ら真鶴伊豆が小生の主戦場だった。
所が、最近になって東京湾内でも釣果が出ている情報が耳に入って来た。そして、百聞は一見に如かず。何よりも、良く通っているDKKで、隣りのKMIさんが、アジングの傍らエギングをして新仔アオリを掛けて取り込んだのを現認し、その情報がガセネタではないことを確認した。とは云え、200~300g位の新仔ではなく、600~800gクラスをターゲットにしている小生にとっては、やはり釣りの対象外だった。
所が、仲間がラインにアップした緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんの写真を目にして、ふつふつとジェット噴射を味わいたいとの気持が湧いて来た。

と云う訳で、今回はエギング1本に絞って、DKKに行くことにして、16:30頃自宅を出発し、現地には17:00を回った頃に到着。

釣り場の岸壁に出てみると、入口付近に1人、中央付近に先着していたKMIさん、そして中央付近の少し奥寄りに1人のアングラーが居るだけで、珍しいことにこの岸壁ではベスト・ポジションと云われている最奥が空いている。そこで、KMIさんイカを掛けたポイントも最奥付近だったので、遠慮なく最奥付近に釣り座を構えることにした。

今回のターゲットは300g前後の新仔アオリ、若しくは、時期的には少し早い惧れはあるがヒイカなので、タックルはアジング用のものを使うことにして、Emeraldas改2.5号のエギを組み合わせて、17:20頃(?)、キャスティングを開始。

海に向かって立つと、追い風となる南寄りの風が5~6mと強めに吹くとの予報にも拘らず、背後の植樹のため、殆ど無風状態。そのためか、この時期になったのに、蚊がブンブブンブと煩くて仕方がない。久し振りに蚊取り線香に火を点けて腰にぶら下げた程。

果たして、イカ様からのコンタクトはあるだろうかと思いつゝキャスティングを続けていると、ラインの着信音が聞こえて来た。仲間の誰かの様子伺いかと思ってスマホを手に取ると・・・。
何と発信人は、直ぐ隣りでロッドを振っているKMIさんで、写真には太いタチウオの姿が写っている。一昨日の悔しさを晴らした格好。

一昨日は、KMIさんが引き揚げて行った後、小生は居残って良型タチウオを3匹獲っていたので、この日はイカに絞ったのだが、KMIさんの獲物を見た瞬間、しまった! タチウオにすれば良かった・・・・

この日は腕時計を忘れて来たので、時刻は定かではないが、その頃、ICNHさんが登場。
ICNHさんには最奥に入って貰って、二人並んでキャスティングを繰り返したが、イカの気配はまるでない。一方のICNHさんはキャスティングを開始すると直ぐにアジを掛け、その後もポツリポツリとロッドを曲げている。
こうなると、今度はアジの様子が気になって来る。イカからのコンタクトが一度でもあれば、エギングに集中出来るのだが・・・・・。

19:30頃(?)、IMMRさんが登場。IMMRさんは、KMIさんの隣りで刀狩りを開始。

ICNHさんは、時折、良型を交えながら相変わらず、ポツリポツリとアジを掛けているが、小生には新仔アオリヒイカからも音沙汰がなく、惰性でキャスティングを続けているだけ。
アオリイカを追いかけている頃には、一度あるかないかのコンタクトを集中して待つことが出来たのに・・・。年齢的なものか、どうしても集中力は途切れがちになってしまう。こうなると釣れるものも釣れなくなるのは、過去の経験から解ってはいるが、一昨日から中一日休んだだけの釣りで、疲れも残っているのか、どうしても集中力が続かない。

21:00頃、KMIさんは太い獲物を3匹ぶら下げて、意気揚々と引き揚げて行った所で、小生も見切りを付けて切り上げれば良かったが、結局、釣りをしている時間よりも、釣り談義に花を咲かせている時間の方が長くなり、21:40頃、ICNHさんIMMRさんを置いて、StopFishingとした。

帰宅後入った連絡によると、小生が引き揚げた後、ICNHさん新仔アオリを4杯掛けたとのこと。
一昨日、KMIさんが味わった思いを、今回は小生が・・・・。
正に因果応報。順番で行けば、次はICNHさんが歯軋りをする番だが。

2022年釣行記(56) – AJ&TC

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月19日(水) 17:20~22:20
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 10、タチウオ x 3
同行者:KMIさん、HRDさん

10月になったと云うのに、秋晴れは何処に行ってしまったのか、曇りや雨の毎日で、ここに来てようやく雨の心配のない空模様になるとのこと。雨に濡れると溶けてしまう体質の小生にとっては、願ってもないことだが、残念ながら、風は東北東からの3m程とのこと。強さの面ではそれ程気にしなくても良いが、DKKでは生憎の向かい風になる。とは云え、一旦点いた火は消せず、16:20頃、自宅を出発。

17:00頃、現地に到着し岸壁に向かった所、既に到着していたKMIさんは、珍しく入り口に釣り座を構えている。どうしたのだろう?と思ったが、中央付近から奥に掛けて長いロッドを振っている4~5人のアングラーを避けたとのことで、小生は隣りに釣り座を構え、準備に入った。

この日、持ち込んだロッドは、アジング用のEmeraldas改Soare改刀狩り用のSephia S809M/Fの3本。
この日、タチウオのみにターゲットを絞っているKMIさんに倣って、刀狩りでスタートしようと思った。しかし、アジは間詰めに回って来ることが多く、タチウオは夜になってもテンヤの引き釣りであれば釣果は出る。と云うことで、いつもの様にEmeraldas改ベイト・アジングでこの日の釣りを始めることにした。しかし、向かい風がかなり強く吹いているため、ベイト・リールではトラブルの元。考え直して、今回はスピニング・ロッドSoare改でスタートすることにした。

17:25頃、1.0gのJHを結んでキャスティングを開始。
そして2~3投目で、早くもアジからの反応が返って来て、この日の皮切りの本命をゲット。
間詰めに回って来るとの読み通りの結果だったが、サイズが問題で、手にした獲物は10cmにも満たない極小豆アジ
この娘にはお父さんやお母さんを呼んで来る様に云い聞かせて、海に帰って貰ったが、直後の17:32に来たのも同サイズの豆。

これには堪らず刀狩りに移行。
しかし、タチウオからのコンタクトもない。
堪らずアジングに戻ったが、17:50頃に来た本命も、申し合せた様なサイズの豆アジ

18:00頃、遅れていたHRDさんが登場。HRDさんは最々奥でアジングをするとのことで、奥に向かって行った。

小生は、刀狩りをしたりアジングをしたりと、何とも落ち着かない。
コンタクトがある時は良いのだが、今回の様にどちらからも音沙汰がない時は問題。刀狩りをしているとアジの様子が気になり、アジングをしているとタチウオの様子が気になって仕方がない。正に二兎を追う者は一兎も得ず状態。

19:30頃のことだったと思う。突然、隣りのKMIさんがロッドを満月に曲げてやり取りを始めた。その前後に、小生にもタチウオからのコンタクトがあったが、掛けるまでに至らず、相変わらず刀狩りアジングを行ったり来たり。

アジングでは豆アジばかりの状況が好転することもなく、20:00頃までにツ抜け一歩手前の9匹をゲットしたが、ばかり。

20:00を回った頃、HRDさんが、そして20:30頃、KMIさん明日の仕事に差し支えるからと云って引き揚げて行き、小生は居残りをすることにして、独りキャスティングを繰り返していると、奥に入っていたアングラーも帰って行って、岸壁は小生の貸し切りに。

このまゝ入口付近で続けようかと思ったが、StopFishing予定の22:00までは、1時間以上も残っており、豆も交じるが20cm超も出たとのHRDさんの情報もあったので、失地回復、思い切って最奥に移動することにした。

誰も居ない岸壁を何往復かして、釣座を移動し、20cm超のアジを求めてキャスティングを再開したが、10匹目も豆アジ

これで、ようやく踏ん切りが付いて、アジに見切りを付けてタチウオに専念する気になった。

岸壁には小生しか居ないので、誰に遠慮する必要もない。
扇状に順番に探っていると、一箇所、潮が重たく感じるポイントを見付けた。そこで、そのポイントを重点的に流していると、コン。
久し振りのタチウオからのコンタクトに合わせも決まったが、ロッドがガツンと止まってビクともしない。暫くの間、力比べをしてから、何とか寄せに入ったが、その間の抵抗もこれまでになく力が強く、大物であることを確信。ラインは0.6号のPEなので、先ず切れることはないだろうが、途中に疵でも入っていれば一溜まりもない。しかし、手元に玉網もなく岸壁には一人切りなので、抜き上げるしかない。
ライン・ブレイクを覚悟して、思い切って抜き上げたタチウオは、指4.5本の良型で、これまでの指4本の記録を抜いて自己最高。
時刻を確認すると、丁度、21:00。

こうなると欲が出て来るのはアングラーの性。まだ時間があるとキャスティングを繰り返していると、明らかに状況が変わっていて、タチウオテンヤを突付く回数が増えて来た様子で、22:00までに指4本指3.5本の2匹を追加。
更に、もう1匹追加したいと、予定を延ばして延長戦に入ったが、お触りは何度かあったが、決め手がなく腰の疲れがピークに達していたので、後ろ髪を引かれながら、22:20頃、StopFishingとした。

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