2022年釣行記(56) – AJ&TC

2022年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月19日(水) 17:20~22:20
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 10、タチウオ x 3
同行者:KMIさん、HRDさん

10月になったと云うのに、秋晴れは何処に行ってしまったのか、曇りや雨の毎日で、ここに来てようやく雨の心配のない空模様になるとのこと。雨に濡れると溶けてしまう体質の小生にとっては、願ってもないことだが、残念ながら、風は東北東からの3m程とのこと。強さの面ではそれ程気にしなくても良いが、DKKでは生憎の向かい風になる。とは云え、一旦点いた火は消せず、16:20頃、自宅を出発。

17:00頃、現地に到着し岸壁に向かった所、既に到着していたKMIさんは、珍しく入り口に釣り座を構えている。どうしたのだろう?と思ったが、中央付近から奥に掛けて長いロッドを振っている4~5人のアングラーを避けたとのことで、小生は隣りに釣り座を構え、準備に入った。

この日、持ち込んだロッドは、アジング用のEmeraldas改Soare改刀狩り用のSephia S809M/Fの3本。
この日、タチウオのみにターゲットを絞っているKMIさんに倣って、刀狩りでスタートしようと思った。しかし、アジは間詰めに回って来ることが多く、タチウオは夜になってもテンヤの引き釣りであれば釣果は出る。と云うことで、いつもの様にEmeraldas改ベイト・アジングでこの日の釣りを始めることにした。しかし、向かい風がかなり強く吹いているため、ベイト・リールではトラブルの元。考え直して、今回はスピニング・ロッドSoare改でスタートすることにした。

17:25頃、1.0gのJHを結んでキャスティングを開始。
そして2~3投目で、早くもアジからの反応が返って来て、この日の皮切りの本命をゲット。
間詰めに回って来るとの読み通りの結果だったが、サイズが問題で、手にした獲物は10cmにも満たない極小豆アジ
この娘にはお父さんやお母さんを呼んで来る様に云い聞かせて、海に帰って貰ったが、直後の17:32に来たのも同サイズの豆。

これには堪らず刀狩りに移行。
しかし、タチウオからのコンタクトもない。
堪らずアジングに戻ったが、17:50頃に来た本命も、申し合せた様なサイズの豆アジ

18:00頃、遅れていたHRDさんが登場。HRDさんは最々奥でアジングをするとのことで、奥に向かって行った。

小生は、刀狩りをしたりアジングをしたりと、何とも落ち着かない。
コンタクトがある時は良いのだが、今回の様にどちらからも音沙汰がない時は問題。刀狩りをしているとアジの様子が気になり、アジングをしているとタチウオの様子が気になって仕方がない。正に二兎を追う者は一兎も得ず状態。

19:30頃のことだったと思う。突然、隣りのKMIさんがロッドを満月に曲げてやり取りを始めた。その前後に、小生にもタチウオからのコンタクトがあったが、掛けるまでに至らず、相変わらず刀狩りアジングを行ったり来たり。

アジングでは豆アジばかりの状況が好転することもなく、20:00頃までにツ抜け一歩手前の9匹をゲットしたが、ばかり。

20:00を回った頃、HRDさんが、そして20:30頃、KMIさん明日の仕事に差し支えるからと云って引き揚げて行き、小生は居残りをすることにして、独りキャスティングを繰り返していると、奥に入っていたアングラーも帰って行って、岸壁は小生の貸し切りに。

このまゝ入口付近で続けようかと思ったが、StopFishing予定の22:00までは、1時間以上も残っており、豆も交じるが20cm超も出たとのHRDさんの情報もあったので、失地回復、思い切って最奥に移動することにした。

誰も居ない岸壁を何往復かして、釣座を移動し、20cm超のアジを求めてキャスティングを再開したが、10匹目も豆アジ

これで、ようやく踏ん切りが付いて、アジに見切りを付けてタチウオに専念する気になった。

岸壁には小生しか居ないので、誰に遠慮する必要もない。
扇状に順番に探っていると、一箇所、潮が重たく感じるポイントを見付けた。そこで、そのポイントを重点的に流していると、コン。
久し振りのタチウオからのコンタクトに合わせも決まったが、ロッドがガツンと止まってビクともしない。暫くの間、力比べをしてから、何とか寄せに入ったが、その間の抵抗もこれまでになく力が強く、大物であることを確信。ラインは0.6号のPEなので、先ず切れることはないだろうが、途中に疵でも入っていれば一溜まりもない。しかし、手元に玉網もなく岸壁には一人切りなので、抜き上げるしかない。
ライン・ブレイクを覚悟して、思い切って抜き上げたタチウオは、指4.5本の良型で、これまでの指4本の記録を抜いて自己最高。
時刻を確認すると、丁度、21:00。

こうなると欲が出て来るのはアングラーの性。まだ時間があるとキャスティングを繰り返していると、明らかに状況が変わっていて、タチウオテンヤを突付く回数が増えて来た様子で、22:00までに指4本指3.5本の2匹を追加。
更に、もう1匹追加したいと、予定を延ばして延長戦に入ったが、お触りは何度かあったが、決め手がなく腰の疲れがピークに達していたので、後ろ髪を引かれながら、22:20頃、StopFishingとした。

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