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2018/04/26
2018年 Mebaring 釣行記
日 時:4月26(木) 23:00~2:20
潮回り:若潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル × 13、ウミタナゴ × 1、
同行者:単独
元々は金曜日の予定だったが、生憎、予報が変わってその夜は俄雨、しかも21:00頃からは風向きも北になるとのこと。
雨の中での釣りは、メガネのレンズに付着した水滴が煩わしいので、最も避けたい状況であり、又、北風は向かい風になるので、軽いJHではやり難くて仕方がない。これに対して木曜日は、雨も降らず、一晩中、弱い南風とのこと。
と云う訳で、急遽、木曜日の夜、食事が終わってから出撃することにした。
自宅発は21:40頃。流石にこの時刻になると交通量はかなり少なくなっているので、現地到着は、いつもより30分も早い22:40頃。時刻も時刻なので、駐車スペースはガラガラだろうと思っていたが、意外にも沢山の車が停まっている。
早速、支度を整えて凸部の角に向かったが、その途中で見掛けたアングラーは2人だけ。停まっている車が多かったので、アングラーの数も多いだろうと思っていただけに、これには拍子抜け。
23:00頃、凸部の角に到着。
予報通り、風は南から微かに吹いているだけで、海は殆ど波もなくのっぺりとして何処かのんびりとしている。潮位は上げ3~4分の70cm程で、テトラ帯の位置や大きさが良く判ってMHR-KGNでのメバリングには正に丁度良い状況。問題は、可愛娘ちゃんのご機嫌がどうかだか、前回、tommyさんと来た時は、活性が低くて苦戦を強いられただけに気掛かりな所。
Tenryu改のロッドにラインを通し、0.6gのJH、アクションフィッシュの1.8インチでキャスティングを開始したのは23:10頃。
どんな場合でも、最初のキャストは期待と不安が入り混じって、ドキドキものなのだが、今回は幸先良くその1投目でコツンと答えが出た。これで今回もボーズは回避出来た訳だが、サイズが10cm程のロリ・メバル。
今シーズンは、アベレージ21~22cm程とMHR-KGNでは良型と云って良いサイズが揃っていたので、これには少々ガッカリと云った所。
そして、その後、2~3投目で、15cm程度を追加。
この分で行けば、サイズには少し不満はあるが、数は獲れるだろう。
所が、2匹目を出してからはサッパリ音沙汰がない。そこで蟹の横這い釣法で凸部の先中央付近に向かって、移動しながら可愛娘ちゃん達の屯している場所を探したが、何処に行ってしまったのか、生き物の気配が全くない。
活性の高い時であれば、テトラ帯の距離でも頻繁に反応があるし、水深のないテトラ帯と岸壁の間にも入って来ているので、コンタクトも多いのだが、この日は忘れた頃に突然コツンと来るだけ。しかも、このアタリをものに出来たか出来なかったに関わりなく、アタッて来るのは唯1度だけで、コースやレンジを変えても、全く無視される始末。
そんな状況が続いたので、この日のツ抜けは、実釣開始2時間後の25:00頃に辛うじて達成出来た。
可愛娘ちゃんの付き場が変わったのかも知れないと、への字カーブ付近に戻って見たが、今回は音沙汰がない。更に、前々回だったか、偶々良かったへの字カーブの手前を、2匹目のドジョウを狙ってチェックしたが、ロリ・メバルが遊んでくれただけに終わり、26:20(2:20)頃、StopFishingとした。
MHR-KGNは、型は望めないが数が出るので、遊ぶには持って来いの場所でお気に入りなのだが、今シーズンは従来よりも一回り二回り大きい22cm前後が揃い、数もソコソコでるので、楽しい思いをさせて貰っている。
今回も、当然、大いに楽しませて貰う積りでいたのだが、案に相違して数も出ず、サイズも以前の様な小さなものが、釣果の半数程もあって、少々フラストレーションの溜まる結果だった。
写真は、24:40頃、ワームで獲った初めてのウミタナゴ。
小さなおちょぼ口にしっかりとJHを咥えていたのには、些かビックリした。
2018/04/22
その他
日 時:4月22日(日)~23日(月) 17:00~5:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 33、カサゴ × 3
同行者:AKTさん(AKTさんの知り合い、INUE、TD、HGE、NMT各氏)
先週の金曜日の夜はMHR-KGNでメバリングを楽しんだので、今週の孤島アジングは、月曜日にする積りでいた所、AKTさんから日曜日に出撃する旨の連絡が入って来た。予報では日曜日も月曜日も風の条件についてはほゞ同じだが、日曜日に行くとすると、直前の釣りからは中1日しか経っていないことになる。この歳になると、疲れが身体の芯底に澱の様に溜まって、若い頃の様に一晩寝たらスキッと取れることなど、夢のまた夢。事実、釣行明けの土曜日の夜になっても、何となく身体に怠さが残っていた。しかし、前回の孤島行きも中1日で問題なくこなせたし、何よりも、気の合った仲間と一緒に遊ぶ方が遥かに楽しい。
と云う訳で、日曜日の夜、3回目の孤島アジングをAKTさんと一緒に楽しむことにした。
AKTさんとは駐車場で落ち合い、孤島の岸壁に17:00頃到着。
流石に日曜日とあって、沢山のアングラーが釣りに興じている。その中でアジンガーは、偶然来合わせたAKTさんの知り合いの若者2人を含めて4~5人。
風は、正面からの東寄りが強めに吹いていて、やり難そう。しかし、予報によれば、徐々に弱くなり日付が変わる頃には収まって来る筈。前回、前々回と予報に裏切られて凍えそうな寒さで大変な思いをさせられたが、今度こそは3度目の正直。予報通りになることに期待をすることにして、準備に入った。
今回、持ち込んだロッドは8320#1B、8326#1BにエースのSoare改の3本。
17:15頃、Soare改に1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、1gでは風に負けて飛距離が全く出ない上、まだまだ明るい時間帯なので、気持ちも入らない。それでも、誰かが、エサであれルアーであれ、アジを掛けたのを見れば、集中力も出て来ようと云うものだが、只、時間を潰すだけ。
そうこうする内、先行者がキャストしていた航路側のカーブとの繋ぎ目付近から移動して行ったので、その後に移動。前回、前々回とも同じ場所に釣り座を構えたので、何となく安心感がある。
この日の口開けは18:10頃。
今回も、お持ち帰りのご下命はなく、25cm以上を老夫婦の刺身用にキープする積りでいたので、22cm位のこの1匹は先行者に進呈。
イヨイヨ回って来たと後続を期待したが、直ぐには反応がなく、2匹目は一寸間を置いた18:30頃。
この頃になると、強い風に吹かれ続けていたので、ゾクゾクとする程寒さを感じて来る様になった。
遊びに来て風邪を引いたりすると、家人に何を云われるかも知れない。嫌味を云われる程度であれば我慢も出来るが、釣りに出掛けることをトヤカクは云われたくない。
そこで、念のために忍ばせていたダウンのインナーを着込む始末。昼間は25℃を超える暑さだったので、もう要らないかもとと思いながらも、バッグに入れていて良かったと思った次第。
時間が進み、周囲が暗くなって来ると、あちらこちらでロッドが曲がり出し歓声が聞こえ、小生も集中してアジからのコンタクトを待ち、ポツリポツリと掛け始めたが、もう一つテンポが上がって来ない。
街灯直下に釣り座を構えているAKTさんによれば、アジは浮いているとのことで、テンポ良く次から次にアジを掛けている。それならばと、試しにカウントを10から5カウントづつ層を下げて探ったが、小生には音沙汰がない。
20:20頃になって、先行者の4人が道具を片付け始めたので、AKTさんにあやかろうとの隣りに釣り座を移動。ここは孤島に通い始めた当初は好んで入っていた場所だが、久し振りのためか、何か違和感がある。と云っても、アジが釣れればすぐに消えてなくなる程のもので、気にすることもなくキャスティングを始めた。しかし、この様な思惑は外れることが多い。小生が移動して来た頃からAKTさんのペースがガクンと落ち、小生には音沙汰がない。
20:30頃、先行者の4人が引き揚げて行ったのと入れ違いに4人のアジンガーが岸壁の遠くに姿を現した。
その中の内2人がこちらに向かって手を振ってくれたが、陰になって顔が見えないので、こちらからは誰だかサッパリ判らない。誰が来たのだろうと訝しく思いながら近付いて来たアジンガーの顔を見ると、驚いたことにINUEさん、TDさん、HGEさん、NMTさんで、皆、アジングの手練れ。
彼らは、最も航路に近い場所からINUEさん、その右隣りにHGEさん、そしてNMTさんが釣り座を構え、TDさんは一人離れて足場の狭くなった所に入って、この夜の徹夜メンバーが確定。
その頃になると、いつものことだが、中弛み状態に落ちってしまって小生には、殆どアタリを感じることが出来なくなってしまった。対して、すぐ左隣りのNMTさんが掛け始めたのを機に、HGEさんもロッドを曲げ始め、INUEさんは、夜目にも鮮やかな真っ白なロッド大きく曲げて、遠くから良型アジを次から次に揚げ始めた。
このまゝ、彼らの好調振りを指を咥えて見ている訳には行かない。何とかしなくては・・・・。
しかし、そんな思いとは裏腹に、一向に事態が好転する気配がない。
そこで、裏側で独りじっくりとすることにして、場所を移動。
この頃になると、あれ程強かった風が収まって来て、釣り易くなって来ると同時に寒さがなくなり、寧ろ、暑くなって来さえした。そこで、ダウンのインナーを脱ぎ、ジャケットの前を開ける程。
その頃は、左から右にトロトロと潮が流れていて、状況は表よりは良い。これで、もう少し頻繁にコンタクトがあれば申し分のない所だが、間遠いながらもアタリがあって、24:00頃にはカウンターの数は25になっていた。
25:00を回った頃から、収まっていた風が今度は北寄りから強く吹き出し、それに伴って寒さがぶり返して来、又々ダウンのインナーを引っ張り出して来て着込む始末。
その風は、26:00(2:00)頃から、益々強く吹き出して来て、到底釣りにならない。時刻も時刻なので、物陰に入り風を避けて休んだが、気が付けば周囲は明るくなっており、事実上のStopFishing。
岸壁から引き揚げる際にも、風は強く吹き続けていたが、駐車場に戻った頃には収まっていて、今回は風に翻弄された一晩だった。
所で、INUEさんの純白のロッドだが・・・・・。
訊けば、キャロを投げていたとのこと。キャロは暗くなってからは要らないと考えて、今回はキャロ用のSoare-S709ULTを戦列から外したのだが、夜の暗い時間帯でも、非常に有効であることを実感させられた。次回からはピンチヒッターとしてキャロを常備しようと思った次第。
2018/04/20
2018年 Mebaring 釣行記
日 時:4月20(金) 19:00~23:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル X 12
同行者:tommyさん
小生にフライ・フィッシングの手解きをしてくれたtommyさんは、退職後、好きなフライ・フィッシングに関連した用品を企画開発・製造・販売する会社—ノースウッズ(有)—を興して3年。
彼の作品は、これまでのタイイング・ツールと違って機能美が大変豊かで、且つ、フライ・フィッシャーマンらしい斬新なアイデアが盛り込まれているので、手にするだけでもワクワクして来る。とは云え、何事も、ゼロから出発するのは中々大変なことであることに加えて、何から何まで一人でこなしているので、口では表せない程のご苦労をされて来ているのは、想像するに難くない所。
そんな彼を、円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊んで、気分転換をして貰おうと、半ば強引に畑違いのメバリングに引っ張り出してMHR-KGNに行くことにした。
16:30頃、自宅に到着したtommyさんの道具を小生のリムジンに積み替えて出発したが、途中で、事故渋滞に巻き込まれてしまって、現地到着は予定より30分遅れの18:30頃。
直ぐに車から道具を降ろして、岸壁に出た所、予報とは違って風が少々強目。と云っても、向きは予報通りの南寄りなので、メバリングの経験が余りないtommyさんでも問題はない程度なので、一安心。
出遅れ感があったので、先ず、凸部の角から始めることにして急行したが、流石に週末の金曜日だけのことはあって、アングラーの姿が点々と見える。
広いMHR-KGNではあぶれる心配はないと云うものゝ、やはり好みのスポットでやりたいと思うのは自然のことだろう。凸部の角付近には先行者がいないことを念じつゝ、歩を進めたが、独りではとてつもなく長く感じる道程も、二人で話しながら歩いていると、いつの間にか着いてしまう。
幸い、入りたかった角付近には誰も入っていなかったので、直ぐにバッカンを置いて場所を確保して、釣り支度を開始。
先ず、tommyさんには、Falcon改のロッドと0.8gのJHにアクションフィッシュ1.8インチを刺して手渡して、キャスティングを始めて貰った。その間に、自分用のTenryu改にラインを通し・・・・。
すると、いきなりドラグ音が聞こえて来て、ロッドを大きく曲げているtommyさんが目に入って来た。
キャスティング開始早々のことで、一寸泡を喰ったきらいのあるtommyさんをアシストすべく駆け寄った所、海藻に絡まれたと見えて中々寄って来ない。釣りの場合のアシストは、獲物を玉網で掬うこと位しか出来ないが、MHR-KGNは水深がないのでモタモタしていると直ぐに敷石の隙間に入られてしまって、折角の獲物が獲れなくなることがある。
何年振りかでメバリングに来て貰ったのに、ノッケからバラすことだけは避けて貰いたい。
と云う訳で、海藻から引き剥がす所を少しアシストし、tommyさんにロッドを返して抜き揚げて貰ったのは、23cm程のグラマーな可愛娘ちゃん。
今回のメバリングの主目的は、tommyさんの気分転換なので、これで最低限の目的は達成出来たと一安心。
tommyさんのファースト・フィッシュを見届けて、今度は自分用の支度を整え、19:00頃、Tenryu改に0.6gのJH、アクションフィッシュ1.8インチの組み合わせでキャスティングを開始。
すると2投目で反応があった。
残念ながら、これは空振りに終わったが、3投目でこの日の口開けの可愛娘ちゃんをゲット。そして、更に、その2~3分後に、2匹目を追加。
良かった!!
今日の可愛娘ちゃんの活性は高そうだから、tommyさんにも楽しんで貰えそうだ!!
所が、19:30を回った頃から、プツリと反応が途絶えてしまった。
そこで、凸部の先中央付近に移動して事態の打開を図ったが、中々答えが見付からない。場所を移動すると、最初の1~2投目には反応があるが、それを獲ってしまうと、その後はダンマリになってしまって、2匹目、3匹目が同じ場所でアタッて来ることはない状況。
tommyさんには、蟹の横這い釣法をする様に伝えたが、その効果も余りなさそう。
満潮時刻の20:30頃のことだったと思うが、tommyさんが遠くに見えるガソリンスタンドにトイレを借りに行くと云う。訊けば途中のコンビニで買ったサンドイッチが悪かった様で、可愛娘ちゃんが当たらずにサンドイッチが当たった格好で笑うに笑えない事故。
tommyさんが釣り場を離れている間、一人残った小生は、可愛娘ちゃんの気を引く釣法を探し出そうと、色々と試したが、結果は見付からず仕舞。
結局、いつもより遅い23:00過ぎまで粘ったが、可愛娘ちゃんのご機嫌が良くなることなく、tommyさんは獲ったのが4匹、バラシたりアタリだけだったのが4~5匹。MHR-KGNに慣れている小生でさえツ抜けするのが精一杯と云った所。
自然相手の遊びなので仕方がないこととは云え、何年か振りでメバリングをするtommyさんには、ことの他厳しい状況で、存分に楽しむことは出来なかったかも知れないが、釣りをしている間は釣りに没頭し、仕事のことは頭から離れた筈で、少しは気分転換が出来たのではないだろうか。
その意味で、少しはお役に立てたのではないかと思う次第。
2018/04/16
2018年 Ajing 釣行記
日 時:4月16日(月)~17日(火) 16:00~5:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 13
同行者:AKTさん、(AKTさんの弟さん、友人)
前回の徹夜アジング明けの土曜日の昼過ぎに、YGWさんから翌週の月曜日のお誘いを頂いた。折角、頂いたお誘いなので、ご一緒したかったのだが、久し振りの徹夜でヘトヘトに疲れており、身体を休められるのが日曜日の1日だけでは到底回復は望めないだろう。YGWさんにはその旨お伝えして、月曜日は見送らせて頂くことにした。
そして、土曜日の夜は早めに床に入り・・・・・。
日曜日の朝、目が覚めてみると、身体が軽く感じられ、思いの外体力が回復している様に思えた。そうなると現金なもので、月曜日に孤島アジングで徹夜しても良い様な気持ちがフツフツと湧いて来て、YGWさんに連絡。と同時に月曜日にも来ると口にしていたAKTさんにも連絡を入れ、月曜日は3人で孤島アジングを楽しむことになった。
孤島の岸壁には16:00頃、どうしても外せない急用のため来れなくなったYGWさんを除き、AKTさんと二人で到着。
アジングでの先行者は、意外にも少なくAKTさんの弟さんと友人の2人だけで、その他は黒鯛やブッコミの釣り師が5~6人。先行の2人は中央付近でキャスティングをしており、AKTさんは弟さんの航路側隣りに入ることになったので、小生はAKTさんの更に航路側隣りのカーブとの継ぎ目付近に釣り座を構えることにして、釣り支度を始めた。
今回も、ロッドはキャロ用のSoare-S709ULT、Soare改、8320#1Bの3本で、夫々のロッドにリールをセットしラインを通しながら、いつもの様に様子を見ると、大潮の満潮間際のことで、海面が高くて手が届きそうに間近に見えるが、波は小さく穏やか。
しかし、風は、東寄りが強く吹いている。前回は、風は弱くなると云う予報が見事に外れて、一晩中強い風に吹かれ大変寒い思いをしたが、2度続けて同じ目に遭うことはないだろう。今回も2~1mと弱い予報を頼りにして来たにも拘わらず、予想よりも遥かに強い風・・・・・・・。頭上には黒い雲が広がっており、何となく穏やかならぬ雰囲気で、今回も二の舞か?
ゆっくりと支度をしたので、キャスティングを始めたのは16:30を回った頃。明るい内はキャロで通そうと考えていたので、先発は、当然、Soare-S709ULT。シンカーは前回と同じ6g、リーダーは前回の反省から30cm程と短めにして前回と同じ0.3gのJHを結んで、航路に向かってキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。前回は17:10頃にファースト・フィッシュを獲ったが、その時刻も過ぎ周囲の光量も減り徐々に暗くなって来たが、生き物の気配が感じられない。
キャロを使うのは遠目の深場を狙うためだが、ひょっとすると回遊コースはそれ程遠くはないのかも知れない。
そこで、ジグ単で届く距離の少し沖目を狙った所、見事に本命のアジより遥かに巨大な地球に根掛かりで、リーダーの所でプツン。シンカーは回収出来たが、改めて仕掛けを作り直す気も起きず、Soare-S709ULTはロッド・スタンドに。
日没時刻前なので、まだ明るいが、キャロを諦めることにして、18:00少し前から頃から、ジグ単のアジングを開始。
この頃になると、期待とは裏腹で、風は弱くなるどころか益々強くなっていたので、8320#1Bに重めの1.5gのJHを組み合わせてキャスティングを繰り返して、18:10頃、漸く、この日初めてのアタリで本命をゲット。
今回はお持ち帰りのご用命はないので、リリースする積りだったが、友人のご要望に応えて彼にプレゼント。
しかし、後続はない。風も更に強まった様子なので、前回、MZOさんが3gで調子を上げていたのを思い出し、JHを1.8gまで重くした所、その1投目で見事にゲット。これで決まったと思ったが、その後は又々音沙汰がない。
そこで、駄目で元々と、JHを1gに変更。こうなると風の影響で、沈めるのに一苦労だが、上手く沈められた時には、反応が感じられる様になった。しかし、テンポが上がって来ない。
それでも、弟さんや友人が引き上げて行った20:30頃までには6匹。
20:30を回り、アジンガーは18:00頃やって来た若者を加えた3人、ぶっこみの3人と、6名で夜を徹することになった。
しかし、その頃になっても、風は、一向に弱まる気配も見せず前回と同じ様に岸壁を吹き抜けて行って、折角、居残ったのにモティベーションは急降下。
それでも、何とか気持ちを鼓舞して、裏に移動したが、生憎この夜の風は北東から吹き付けている。こうなると南西から北東に向かって伸びている岸壁なので、裏も表も変わりなく横風に見舞われる状況になるので甚だ具合が悪い。裏の方が表より海面からの高さがないのが唯一の救いと云った所だが、時より強さを増す風にロッドが煽られてしまって、アタリが判らない。
風がふっと弱まった瞬間に偶然感じるチクッとしたアタリ、ジワーッと押さえこむ様な違和感、極端に軽い0.6gのJHで何匹か獲れたが、何れも続くこともなく、単発の交通事故の様なものばかりで、この夜のツ抜け達成は日付も改まった25:00頃。
その後は、更に悪いことに雨がパラパラと落ちて来る始末。幸い、本降りにはならず明け方には上がったが、降ったり止んだりの状態が続いて、寒さに何とか堪えるのが精一杯で、夜明けが待ち遠しい一晩だった。
それにしても、前回と云い、今回と云い、何と予報の当てにならないことか。海上のこと故、陸上よりも強く風が吹くことは、重々承知しているが、陸上で1~2mの風が、何故身体をぐらりと揺らす程にもなるのか?
しかも、今回はおまけに降らない筈の雨まで・・・・。
自然相手なので、仕方がないこととは云え、外れ過ぎやしませんか?
2018/04/13
2018年 Ajing 釣行記
日 時:4月13日(金)~14日(土) 16:00~5:00
潮回り:中潮~大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 25、メバル × 1、カサゴ × 2
同行者:MZOさん、ICHRさん、(AKTさん、HRSさん)
以前から声を掛けて頂いていたMZOさん、友人のICHRさんと孤島アジングをすることに。孤島付近ではかなり前からアジが出ていることは知っていたが、季節的に未だ寒いこともあって、様子を見ていたので、小生に取っては今回が2018年孤島アジングの開幕。
16:00頃、久し振りの孤島に到着。先行者は航路側の先端に餌釣り師、その隣りに大柄のアジンガーの二人。さて、釣り座を何処にしようかとキョロキョロしていると、西東京のAKTさんに声を掛けられた。迂闊なことに全く気が付かなかったが、直ぐ後ろにいらっしゃった様子。
AKTさんは餌釣り師の場所、先行者の大柄のアジンガーを間に挟んでその隣りにMZOさん、ICHRさんが夫々に釣り座を確保、小生は、一旦、ケーソンの切れ目の足場の細くなった場所にしたが、餌釣り師が帰り支度を始めたので、AKTさんの航路側隣り釣り座を移動して、この夜の釣り座を決定。
持ち込んだロッドは、いつものSoare改、8320#1Bの2本にSoare-S709ULTを加えた3本。Soare-S709ULTは、例年、この時期のアジは遠目に着いていることが多いので、そんな状況を考えてキャロで遠くを狙うこともあるだろうと追加したもの。
3本のロッドにリールを取り付けラインを通しながら、釣り場の様子をみると、予報の北風とは違って東風がかなり強く吹き付けている。風の強さは、予報通りなので仕方がないにしても、向きは、向かい風になる東風とは甚だ頂けない。
そこでキャロに使うSoare-S709ULTには6gの錘をチョイス、8320#1Bには1.5g、Soare改には1.2gのJHと全体に少し重め方向にシフトして準備完了。
2018年孤島アジング開幕の先発にはSoare-S709ULTを選んで、16:30頃、キャスティングを開始。
キャストする方向や沈める深さを変えながら、アジの居場所を探していると大柄アジンガーが2匹目をゲットしたのを目撃。そしてAKTさんにもファースト・フィッシュ。
どうやら、アジは直ぐ近くに寄って来ている様子。
であればと、二人に倣って小生もジグ単で近場狙いに替えてみたが、小生にはコンタクトがない。何投かした所で、AKTさんやその隣りの大柄アジンガーにもアタリがなくなった様子に、又々キャロで投目狙いに戻ってみたものゝ音沙汰はない。
そこで、横風を受けることになるが、突堤の先端から航路に向かって狙うことにして、何投目かのこと。アクションを付けようと軽く煽ったロッドに変な重さがある。根掛かりでもしたかと思いながら、リーリングを始めると、そこで初めて生命体の反応が伝わって来て、孤島での幕開けアジをゲット。アタリを感じて掛けたものではなく釣れちゃった感満載で、釣趣としてはもう一つの感があるが、取り敢えずはボーズ逃れが出来て、一安心。
時刻を確認すると17:10頃。
続いて、2匹目。
まだ明るい時間帯なので、先発にキャロを選んだのは正解か・・・・・?
しかし、どちらもアタリらしいアタリも感じられず釣れちゃったもの。
こうなると、何とかツンとかコンとか云ったアタリを出したいと思うのが小生の性。
今回、キャロに使っているJHは極軽い0.3gなので、ロッドを煽ってリフトした後も潮の影響で暫く漂っている所にバイトしているのかも知れない。おそらく、その時はリーダーが弛んだ状態になっているのがアタリが出ない原因だろう。であれば、リーダの長さを詰めるか、JHを少し重くするか・・・。
などと考えながらリフト&フォールを繰り返していると、今度はブルブルとしたアタリがあって、3匹目をゲット。結局、リーダーを短くしたりJHを重くしたりすることもせずキャロを投げ、陽が落ちて周囲が暗くなってからはジグ単に切り替えたが、益々強く吹く東寄りの風に、なす術もなく素針を引くばかり。
しかし、そんな風の中でも、MZOさんはポツリポツリとアジを掛けている。訊けばJHは3gとのことだが、生憎、小生にはそんな重たいJHの持ち合わせはない。手持ちの中で1個しかない2.2gのJHに切り替えたが、小生には答えが出せず、モティベーションは急降下。20:00を回った頃には、勇気ある撤退の文字がチラチラと浮かんで来る始末。
その頃、裏の低くなった場所でキャスティングをしていたAKTさんがアジをぶら下げて戻って来て、裏に居るよ!!
強い向かい風に弄ばれ辟易していたので、直ぐに小生も釣り座を移動して、AKTさんの隣りに入れて貰ったが、表では正面から吹き付けている風が、どう云う訳か、裏ではフォローではなく強い横風。
と云っても、海面からの距離は表側程はないので、何とかなりそう。
Soare改のロッドに1.25gのJHでキャスティングを始めると、所々潮がジワーッと重たくなる所がある。その重さを感じながらラインを張っていると、チクッと本当に微かなアタリがあって、アジを掛けられる様になった。
と云っても、ポツリポツリとペースは決して良いとは云えないが、我慢をしていればコンタクトがあることが判って、漸く、気持ちも落ち着いて集中することが出来た。
20:30頃、小生達のグループに遅れて入って来た何人かの若者たちが引き揚げ、入れ違いに4人程が新たに登場して来て、結局は10人を超えるアジンガーが夜を徹してアジを狙うことになったが、余りにも向かい風が強いため、気が付けば、皆が裏側に移動して来て狭い間隔でずらりと並び、表側はもぬけの殻になることも屡々。
ポツリポツリではあるが何とか続いていたコンタクトも、2:00頃には途絶えがちになったが、この時点でカウンターの目盛りは24。数は釣りたいが、持ち帰った魚を捌くのは小生の仕事なので、余り多くを持ち帰っても自分の首を絞めるだけ。
その意味では、24と云う数字は、ご近所に配る分を含めて、丁度良い。
と云うことで、この夜の事実上のStopFishingにして、休みに入ることにした。しかし、耳元を吹き抜けていく風の音がゴーゴーと五月蠅く、強い風に吹かれ続けて身体も冷えていて、とても眠れる状況にはない。風裏を探してみても、この夜の風はグルグルと回っていて、建物の陰の極一部を除いては、どこも同じ。
結局、釣りをするでもなく眠るでもなく、中途半端な状態でグダグダと時間潰しをするだけ。
4:30頃、先端付近の若者が掛け始めたので、キャスティングを再開したが、小生の居場所付近には回って来ていない様子。そこで、沖目を狙うために又々Soare-S709ULTを持ち出し、キャロを遠投。リフト&フォールを繰り返しながらリーリングをしていると、いきなり引っ手繰る様なアタリで、この日最大の27cmが来たのを最後にStopFishing。
兎に角、この夜は、一晩中強い東寄りの風が吹き荒れ、夜中過ぎには北風ながら1mになると云う予報は、完全に外れ。季節は4月も中旬に差し掛かり、昼間には気温が25℃にもなろうと云うのだが、風に吹かれ続けていると体感的にドンドント寒くなって来て、どうしようもない。薄手のダウンのベストを着、最終的には念のためにバッグに入れて来たダウンのインナーまで引っ張り出して、何とか乗り切ったが、本当に寒い一夜だった。
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