2018年釣行記(24) – AJ

その他

日 時:4月22日(日)~23日(月) 17:00~5:00
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 33、カサゴ × 3
同行者:AKTさん(AKTさんの知り合い、INUE、TD、HGE、NMT各氏)

先週の金曜日の夜はMHR-KGNでメバリングを楽しんだので、今週の孤島アジングは、月曜日にする積りでいた所、AKTさんから日曜日に出撃する旨の連絡が入って来た。予報では日曜日も月曜日も風の条件についてはほゞ同じだが、日曜日に行くとすると、直前の釣りからは中1日しか経っていないことになる。この歳になると、疲れが身体の芯底に澱の様に溜まって、若い頃の様に一晩寝たらスキッと取れることなど、夢のまた夢。事実、釣行明けの土曜日の夜になっても、何となく身体に怠さが残っていた。しかし、前回の孤島行きも中1日で問題なくこなせたし、何よりも、気の合った仲間と一緒に遊ぶ方が遥かに楽しい。
と云う訳で、日曜日の夜、3回目の孤島アジングAKTさんと一緒に楽しむことにした。

AKTさんとは駐車場で落ち合い、孤島の岸壁に17:00頃到着。
流石に日曜日とあって、沢山のアングラーが釣りに興じている。その中でアジンガーは、偶然来合わせたAKTさんの知り合いの若者2人を含めて4~5人。

風は、正面からの東寄りが強めに吹いていて、やり難そう。しかし、予報によれば、徐々に弱くなり日付が変わる頃には収まって来る筈。前回、前々回と予報に裏切られて凍えそうな寒さで大変な思いをさせられたが、今度こそは3度目の正直。予報通りになることに期待をすることにして、準備に入った。

今回、持ち込んだロッドは8320#1B8326#1BにエースのSoare改の3本。
17:15頃、Soare改1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、1gでは風に負けて飛距離が全く出ない上、まだまだ明るい時間帯なので、気持ちも入らない。それでも、誰かが、エサであれルアーであれ、アジを掛けたのを見れば、集中力も出て来ようと云うものだが、只、時間を潰すだけ。

そうこうする内、先行者がキャストしていた航路側のカーブとの繋ぎ目付近から移動して行ったので、その後に移動。前回、前々回とも同じ場所に釣り座を構えたので、何となく安心感がある。

この日の口開けは18:10頃。
今回も、お持ち帰りのご下命はなく、25cm以上を老夫婦の刺身用にキープする積りでいたので、22cm位のこの1匹は先行者に進呈。

イヨイヨ回って来たと後続を期待したが、直ぐには反応がなく、2匹目は一寸間を置いた18:30頃。

この頃になると、強い風に吹かれ続けていたので、ゾクゾクとする程寒さを感じて来る様になった。
遊びに来て風邪を引いたりすると、家人に何を云われるかも知れない。嫌味を云われる程度であれば我慢も出来るが、釣りに出掛けることをトヤカクは云われたくない。
そこで、念のために忍ばせていたダウンのインナーを着込む始末。昼間は25℃を超える暑さだったので、もう要らないかもとと思いながらも、バッグに入れていて良かったと思った次第。

時間が進み、周囲が暗くなって来ると、あちらこちらでロッドが曲がり出し歓声が聞こえ、小生も集中してアジからのコンタクトを待ち、ポツリポツリと掛け始めたが、もう一つテンポが上がって来ない。
街灯直下に釣り座を構えているAKTさんによれば、アジは浮いているとのことで、テンポ良く次から次にアジを掛けている。それならばと、試しにカウントを10から5カウントづつ層を下げて探ったが、小生には音沙汰がない。

20:20頃になって、先行者の4人が道具を片付け始めたので、AKTさんにあやかろうとの隣りに釣り座を移動。ここは孤島に通い始めた当初は好んで入っていた場所だが、久し振りのためか、何か違和感がある。と云っても、アジが釣れればすぐに消えてなくなる程のもので、気にすることもなくキャスティングを始めた。しかし、この様な思惑は外れることが多い。小生が移動して来た頃からAKTさんのペースがガクンと落ち、小生には音沙汰がない。

20:30頃、先行者の4人が引き揚げて行ったのと入れ違いに4人のアジンガーが岸壁の遠くに姿を現した。
その中の内2人がこちらに向かって手を振ってくれたが、陰になって顔が見えないので、こちらからは誰だかサッパリ判らない。誰が来たのだろうと訝しく思いながら近付いて来たアジンガーの顔を見ると、驚いたことにINUEさんTDさんHGEさんNMTさんで、皆、アジングの手練れ
彼らは、最も航路に近い場所からINUEさん、その右隣りにHGEさん、そしてNMTさんが釣り座を構え、TDさんは一人離れて足場の狭くなった所に入って、この夜の徹夜メンバーが確定。

その頃になると、いつものことだが、中弛み状態に落ちってしまって小生には、殆どアタリを感じることが出来なくなってしまった。対して、すぐ左隣りのNMTさんが掛け始めたのを機に、HGEさんもロッドを曲げ始め、INUEさんは、夜目にも鮮やかな真っ白なロッド大きく曲げて、遠くから良型アジを次から次に揚げ始めた。

このまゝ、彼らの好調振りを指を咥えて見ている訳には行かない。何とかしなくては・・・・。
しかし、そんな思いとは裏腹に、一向に事態が好転する気配がない。
そこで、裏側で独りじっくりとすることにして、場所を移動。

この頃になると、あれ程強かった風が収まって来て、釣り易くなって来ると同時に寒さがなくなり、寧ろ、暑くなって来さえした。そこで、ダウンのインナーを脱ぎ、ジャケットの前を開ける程。

その頃は、左から右にトロトロと潮が流れていて、状況は表よりは良い。これで、もう少し頻繁にコンタクトがあれば申し分のない所だが、間遠いながらもアタリがあって、24:00頃にはカウンターの数は25になっていた。

25:00を回った頃から、収まっていた風が今度は北寄りから強く吹き出し、それに伴って寒さがぶり返して来、又々ダウンのインナーを引っ張り出して来て着込む始末。
その風は、26:00(2:00)頃から、益々強く吹き出して来て、到底釣りにならない。時刻も時刻なので、物陰に入り風を避けて休んだが、気が付けば周囲は明るくなっており、事実上のStopFishing

岸壁から引き揚げる際にも、風は強く吹き続けていたが、駐車場に戻った頃には収まっていて、今回は風に翻弄された一晩だった。

所で、INUEさんの純白のロッドだが・・・・・。
訊けば、キャロを投げていたとのこと。キャロは暗くなってからは要らないと考えて、今回はキャロ用のSoare-S709ULTを戦列から外したのだが、夜の暗い時間帯でも、非常に有効であることを実感させられた。次回からはピンチヒッターとしてキャロを常備しようと思った次第。

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