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2020年釣行記(63) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:12月29日(火)~30日(水) 14:30~04:00
潮回り:大潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 3
同行者:AKT、AKT弟、INUE、NGHM、SK、YGW各氏

恒例の孤島釣り納め会に参加して来た。
実は、予報では南西の風が5~6mと強く吹く予想が出ていたので、躊躇する気持ちがあった。しかし、当日の29日朝、再度、予報をチェックすると、風は向きは変わらないものゝ、強さは3m程に弱くなると予報が変わっていたので、喜び勇んで出掛けることにした。

14:00過ぎ、先着していたAKTさんYGWさんに迎えられて、AKT弟さんSKさんNGHMさんと連れ立って孤島の突堤に到着。
駐車場にはギッシリと車があったので、突堤は混み合っているものと思っていたが、それ程でもない。と云っても、納竿のためにやって来るアングラーでソコソコ混んでいて、直ぐにロッドを出すことは出来ない。

と云う訳で、今回持ち込んだアジング用のSoare改8320#1Bの2本に加えて、タチウオ用のXRFC-704M-MBの3本にラインを通し等々、殊更にゆっくりと支度を整え、釣り談義をしたりして時間を稼いだ。と云っても、たかが知れている。直ぐに終わってしまったので、空いた場所を選んで、Soare改を先発に選んで0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。

風は予報とは違って北東から吹く横風で、少々強目なので、JHを重くしようかとも考えたが、明るい内は左手でのキャスティングの練習と割り切って、軽めのJHのまゝ続けることにした。

15:30頃になって、昼間のアングラー達が帰り支度を始めたので、空いた場所に入ったAKTさんが、まあまあサイズのアジをゲット。それを見て、小生を始め他の連中も、釣り座に着き、改めてキャスティングを開始。

強めの横風の中、軽いJHでしかも慣れない左手でのキャスティングでは、隣りのAKTさんに迷惑を掛けてしまうかも知れないと思いつゝ、無精を決め込んでキャスティングを続けていると、風に吹かれて円弧を描いているラインが、スッと入った様に見えた。
反射的な合わせが決まって、初めて左手で掛けたアジの引きを楽しみながらリーリングを開始したが、もう少しで海面に顔を出す所まで来た時に、敢え無くフック・アウト。
気を取り直して、キャスティングを繰り返すと、又々同じ様にラインがスッと入る動き。
今度は、途中でバレることもなく、無事抜き揚げに成功。サイズは21~22cmと云った所でそれ程大きいものではないが、左手で初めて獲った初の本命で、嬉しい1匹だった。
時刻は、16:00直前の日没前の明るい時間帯のことで、左隣りのAKT弟さんもロッドを曲げている。
この調子で行けば、直ぐにでも満クーになって仕舞うなどと捕らぬ狸の皮算用をしてしまった。

16:00過ぎに登場して来たINUEさんに入れ替わる様にして昼間のアングラーが引き揚げて行き、この日の徹夜組は親しい仲間内の7人だけ。

和気あいあいとした雰囲気の中で2020年納めのアジングをすることになったが、肝心のアジからのコンタクトがピタリとなくなって仕舞った。

時間が進み20:00、21:00頃になると、風が収まり寒さも全く感じることもなく快適な状況になったが、肝心のアジからの音沙汰がない。AKTさんYGWさんをはじめ他の手練れの皆さんも苦労しているので、アジの回遊が殆ど見られないのは確実で、肩から先に問題を抱えている小生にはどうしようもない。完全にお手上げ状態に落ちってしまい、22:20頃には最初の休憩に入ってしまった。

その後は、寝たり起きては一寸ロッドを振って、アタリがないのを確かめて又休みに入るの繰り返しで、日付が変わる頃から強く吹き出して来た南西の風に気持ちが切れてしまって、4:00頃には片付けに入ってしまった。

と云う訳で、2020年の竿納めの会は、釣果には恵まれない結果だったが、気の置けない仲間内だけで過ごした一夜は、楽しい時間だった。

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今年も、釣り仲間の皆さんには、色々とお世話になりました。
今年は、コロナ自粛期間があり、又、カミさんの病院通いの影響もあって、釣行回数は63回で終わり、エイジ・シュートの達成は残念ながら出来ませんでした。しかし、釣りの楽しさ・面白さを思う存分満喫することが出来、充実した1年間でした。
これも皆さんのお陰だと心から感謝申し上げたいと思います。
本当に有難うございました。

それでは、良い新年をお迎え下さい。

2020年釣行記(62) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:12月23日(水) 17:15~20:30
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 36、カサゴ x 3
同行者:単独

先日のDKKで、何とか左手でスピニング・ロッドを扱うことが出来ることが判った。しかし、アジの極々小さなアタリにタイミング良く反応出来るかについては、確認出来なかった。そこで、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんを相手にすれば、左手での合わせの訓練にもなる筈と考え、その積りになって天気予報をチェックすると、水曜日は南寄りの風が1~2m、翌木曜日は同じ様に南寄りながら5~6mとなっており、条件としては水曜日の方が好都合。
とは云え、一昨日の月曜日に釣りをして来たばかりである上、先生も走り回る年末のこと故、大掃除やら何やらがあるので、小生だけが毎日の様に遊びに行くことを面白くないと思っている人が身近にいることも考えられる。そこで、恐る恐るお伺いを立てて見ると、意外にもすんなりOK

16:00頃、現地に到着。
直ぐに道具を手に岸壁に出て釣り場の様子を見ると、風は殆どなく、テトラ帯が点々と連なって頭を出している。最近はテトラ帯の殆どが海面下に沈んでいる時間帯にばかり来ていたので、何となく懐かしい思いがした。

16:25頃、60番スポット付近に立ち、久し振りのTenryu改DKKの時と同じ0.8gのJHの組み合わせでキャスティングを開始。
今回、少し早めにキャスティングを始めたのは、飛距離や着水点を目視したかったのが理由だが、良く見えない。目を凝らしてJHが海面に落ちる時に出来る小さな波紋を探して確認すると、丁度テトラ帯が置かれているライン付近までは飛んでいる様子。リールのハンドルの回転数で距離を測ると14~15m程で、DKKで使ったSoare改と殆ど変わらない。Tenryu改Soare改よりも15cm長いので、もう少し飛距離が出ていると思ったが、・・・・。
飛距離は、ロッドの硬軟、ラインの太さ、風向き、リリースのタイミング等々様々な条件があって決まるのだが、Tenryu改を左手で扱うのは初めてのことである上、そもそもスピニング・ロッドを左手でキャストするのは、今回で2回目のことなので、初めから上手く出来ないのは解りきったこと。
兎にも角にも、慣れる以外にない

と云う訳で、キャストの練習に重点を置いて、可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、何処にも見付からない。
ならばキャスティングの練習に集中しよう・・・・と気持ちを切り替えたものゝ、はやりアタリが欲しくなるのは、釣り人の性。

そこで、前回も凸部の手前では殆どコンタクトがなかったことを考えて、17:10頃に凸部の先109番スポット付近にワープ。

すると直ぐに答が出て、記念すべき初めての可愛娘ちゃんをゲット。
例によって後続を狙ってキャスティングを続けると、この日はご機嫌は良いと見えて、続けてコンタクトがある。
3匹目を掛けた所で、フト右横を見ると、いつの間にか小生から3m程の所で若者アングラーがロッドを振っている。
実は、109番スポットに続き110番スポット付近も狙って見る積りで来たのだが、生憎、110番スポット付近には先行者の姿が2人入っていたので、この後は112番スポットから先を狙うしかないと思っていた。どうやら入って来た若者は、その110番スポット付近に入っていた内の一人の様だが、釣り場は広く空いているのに、何もそんなに近くに寄って来なくても・・・・

109番スポット付近のアタリがなくなった所で、120番スポット付近に移動。
すると、1投目から反応が返って来て、殆ど入れ掛かり状態になり、18:30を回った頃には、早くもツ抜け達成。そして、そのまゝ釣れ続いて、19:10頃には20匹に到達。

流石にここまでやると場も荒れてしまってアタリも遠くなるので、蟹の横這い釣法で拾いながら移動し、19:50頃、131番スポット付近で折り返した。
この時点で、カウンターの数は24。

そして、拾いながら戻って、20:20過ぎに30匹目をゲットし、21:45頃、都合36匹の釣果でStopFishingとした。

所で、左手でのスピニング・ロッドの扱いだが・・・。
先ずキャスティングは、最初の内はSoare改と同じ様に左手一本でキャストしていた。しかし、上手く行ったり行かなかったりで、どうも不安定だった。そこで右手をロッド・エンドに添えてみた。すると上手く行くことが多くなった。小生は右手でキャストする際も、左手を添えているのだが、どうもダブル・ハンド・キャストの方が小生には向いているのかも知れない。

次に、問題の合わせについては・・・・。
コンとかチクと云った反響系のアタリには、左手でも何とか反応出来ることが解った。しかし、ジワーッと抑え込む様なものや、スッと吸い込む様なアタリには反応出来なかったり、ワン・テンポ遅れたりするケースが多かった。右手で扱っている場合は、アレと思う様な違和感にも反射的に腕が動いていたのだが、左手での今回は、あいた!今の、アタリだった・・・と後で気が付いたり、針掛かりさせても浅くてバレてしまったり。

この二日間の釣行での最大の収穫は、何と云っても、左手でスピニング・ロッドを扱えることが判ったことと云って良いだろう。と云っても、釣りの初心者と全く同じで、動作はギコチナイ上、全てが不安定なので、場数を踏んで慣れる以外に方法はない。
しかし、曲がりなりにでも、この先もアジングを続けることが出来るのは嬉しい限りで、来年の釣り人生に繋がる成果ではないかと思う。

2020年釣行記(61) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:12月21日(月) 16:45~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独

例年、この時期はYNGSMHRTKメッキを追い掛けているのだが、今年は右腕のテニス肘のために思い切ったキャストが出来ないので、残念ながら見送らざるを得ない。
だからと云って、釣りをせずに済ませることは出来ないので、何とか左手でキャスト出来るベイト・ロッド飛ばしウキを使ったメバリングで、そこそこの釣果を上げてを楽しんでいる。と云う訳で、この日もMHR-KGNに行く積りにしていたが、予報では生憎の北風。となると、北向きのMHR-KGNでは向かい風になってやり難い上に、極端に寒くなって仕舞う。
そこでベイト・ロッド飛ばしウキを使った釣り方でアジングが成立するかDKKで試そうと考えた。幸い、北風の2m程度なので、何とかなる筈との読み。

現地到着は16:30頃。
岸壁には先行者が、入り口付近に若者が2人、最奥に地元のオッチャンが1人と少ない。とは云え、お気に入りの最奥は入れないので、少々気落ちしながら中央付近に釣り座を構えた。

今回持ち込んだロッドは、SSQC-6112ULS-BF-KRSoare改の2本。
今回の目的からSSQCがメインとなるのだが、これでアタリが取れるなら、何も問題はない。しかし、アタリがない場合、本当にアジが寄って来ていないのか、アタリがあるのに感じ取れていないのか、単独なので判断が出来ない。そこで、Soare改のジグ単でアジの寄り具合を確認する必要があると云う訳。

キャスティングを開始したのは、16:45頃。
予報では風が1~2m程吹く予想だが、現地では無風で、海は油を流した様にベッタリとしている。潮は左から右にトロトロと流れていて、釣りには好条件。しかも、小生が岸壁に到着したタイミングで、最奥のオッチャンがアジを釣り上げていたので、ひょっとすると直ぐにでもコンと来るかと思ったが、何もコンタクトがない。
オッチャンのロッドも、それ以降、曲がった様子もない。

18:00頃、最奥のオッチャンが引き揚げて行ったので、お気に入りの最奥ポイントに移動し、気分も新たにキャスティングを続けたが、何も反応がない。
そこでSoare改0.8のJHアジの寄り具合をチェックして見たが・・・・。
やはり全くコンタクトがない。

SSQCにしたりSoare改にしたりしてアジを探したが、全く気配がなく、19:00を回る頃には、気持ちもスッカリなくなって引き揚げようとまで思い始めていた。

そう思いながらも、踏ん切りが付かず、ダラダラと惰性でキャスティングをしている時、ふと左手でスピニングを扱う練習をしてみようと思い立った。
幸い近くには誰も居ないので、他人に迷惑を変えることもない。

それから、21:30頃までの間は、ひたすら左手でキャストし、アジからのコンタクトを待つ練習をした。
最初の内は、違和感ばかりが先立って、リリース・ポイントも判らず、何度か諦め掛けた。しかし、キャストを続けている内に、徐々に違和感はなくなり、何とか様になって来て、タイミング良くリリースで来た時にはハンドルの回転数で22~23回、距離にして14~15m程キャスト出来る様になった。
無風で条件が良かったとは云え、0.8gのJHでの距離なので、まぁまぁだろう。
と云っても、もう少し距離が欲しい上に安定していない。更には、思っても居ない方向に飛んで行くこともある。又、今回はアジのアタリは全くなかったので、合わせの練習が出来ていない。アジ特有のあの極々小さなアタリに、利き腕ではない左手が上手く反応出来るかも心配ではある。
が、練習を始めた頃に比べると、雲泥の差。あとは慣れる以外にないので、極力左手を使う練習をしようと思う。

と云う訳で、この日の目的であるベイト・ロッド飛ばしウキを使った釣り方でアジングが出来るかについては、確認は出来なかったが、左手でスピニング・ロッドを扱うことについて光明が見えた点は、満足すべき結果だった。

2020年釣行記(60) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:12月18日(金) 17:15~20:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 20、アナハゼ x 1
同行者:単独

小生の右肘は、ネットで色々と調べて見るとどうやらテニス肘と云われているもので、その治療方法にはストレッチ、湿布、ステロイドの注射、手術があり、テニス肘用のバンド装着も有効らしいことが解った。注射や手術は病院に行く必要があるので願い下げにしたいが、バンド装着ならば直ぐにでも試すことが出来る。と云う訳で、ロッド・ベルトを肘の少し下に巻いてみた。すると、不思議なことに、完全にはなくなった訳ではないが、かなりの程度に痛みが収まって来た。
とは云え、右腕の使用は出来るだけ控えなければならない。となると、この状態で釣りをするをするとすれば、ベイト・リールが使えるMHR-KGNでのメバリングしか、小生にはない。
幸い、予報によると、金曜日の夜の風は5~6mと少々強いが、向きは南西あるいは西とのことなので、MHR-KGNに行くことにした。

現地到着は16:20頃。SSQC-742LT-BF-KRを手に、16:30頃、60番スポット付近に到着。
風は斜め左後ろからの微風で、波もなく絶好のメバリング日和に期待に胸を膨らませて、16:40頃、キャスティングを開始。

すると、早くも2投目でココン。
合わせも決まってリーリングを開始したが、もう一つ引き方に力強さがない。それもその筈で、顔を見せてくれたのは良型のアナハゼ
MHR-KGNに通い始めて久しく、ここ数年は、冬になると週に2回にもなる程足繁く訪れているのだが、アナハゼは初めての釣果。
釣れたとは云え、外道なので諸手を上げて喜ぶ訳にはいかないが、魚の活性は高そう・・・

釣りはまだ始まったばかり。可愛娘ちゃんからのコンタクトを期待してキャスティングし続けたが、丸で気配がないので、蟹の横這い釣法で居場所を探すことに。
結局、この日、初めて可愛娘ちゃんの顔を見たのは、18:10頃。実釣開始後1時間半も経っており、場所も69番スポット付近にまで移動していた。

その後も移動しながら30分程可愛娘ちゃんを探し続けたが、どうにも気配が感じられない。
そこで凸部の手前は見切りを付けて、凸部の先にワープすることにし、18:35頃、110番スポット付近に到着。
すると、これが大正解で、5分後の18:40頃には2匹目をゲット。やっと見付けたと喜んだが、後が続かない。仕方がないので、又々蟹の横這い釣法で探すことにした。
そして、123番スポット付近で3匹目をゲット。続いては来ないだろうと半ば諦めながらキャストすると、意外なことにコツンと来て、何とこのポイントでツ抜けを達成。時刻は19:25頃のことで、30分程の間に8匹をゲットした計算。このポイントに到達するまでは、この日の可愛娘ちゃん達の活性は、かなり低かったため、ツ抜けすることなど完全に諦めていたので、嬉しい誤算。

このポイントでは、アタッて来るのは、テトラ帯とテトラ帯を結んだライン付近で、沖目にキャストし引いて来て、このラインに差し掛かった時に、コンと来るケースが多かった。
しかし、同じポイントで二桁近くも掛けると、流石にアタリも遠くなって仕舞う。そこで、又々、移動しながら探ると、退屈しない程度の間隔でコンタクトがあって、131番スポット付近に到達する頃には、8匹追加し都合18匹。
こうなると、何とか切りの良い20匹をとなるのは自然の流れだが、その頃から、風向きが横風になる西に変わり、しかも、海面に細かい波が扇状に走る程の強さになって、体感気温は急降下。
そこで、20:20頃、折り返しに入ったが、ラインが風に吹かれてしまって、どうしようもない。ロッドを寝かせてサビク様にして、何とか2匹追加出来たのは20:45頃だったが、その後は全く掛けられず、21:30頃、StopFishingとした。

今回は、131番スポット付近までの間を往復した訳だが、凸部の手前で来たのは1匹だけで、サッパリだった。この傾向は前回も感じたが、今回は凸部の手前では極端に違っており、一昨年と同じ状況になっていた。
凸部の先までは、車を止めている場所から1km以上もあるので、出来れば去年の様に凸部の手前で楽しみたいと思うのだが・・・・。

2020年釣行記(59) – AJ&TC

2020年 Ajing Touching 釣行記

日 時:12月13日(日)~14日(月) 14:30~05:00
潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 18、タチウオ x 0
同行者:AKT、INUE、IKD各氏

先週はカミさんの病院送迎のため、孤島釣行は泣く泣くパスせざるを得なかったので、今週は是非とも皆さんと一緒に孤島に行く積りでいた。
そして、前日になって天気予報をチェックしてみると、日曜日は弱い風で全く問題ないにも拘わらず、日付が変わった途端に南西の風が8~9mとなっており、これでは幾ら何でも無理だろうと気持ちはヘナヘナと萎えてしまった。するとAKTさんから先週は10m以上の風でも沢山釣れました悪魔の囁き。しかもメールの最後にでも無理しないで下さい(笑)と・・・・・。
最後の一文は、取り様によっては小生の軟弱さを揶揄する一言とも云えるが、行くか行かないか迷っている小生の背中を押すAKTさんの優しさの表れだとここは素直に思うことにしよう。
考えて見れば、単独で釣りに行った場合、釣りは22:00か23:00頃には終わって、その日の内に帰宅している。孤島に行ったとしても、日付が変わるまでの風が弱い時間帯に釣りをして、その後は休むことにすれば、単独釣行と同じ。
と云う訳で、日付が変わるまでの時間帯に釣りを楽しみ、その後は専ら休憩する予定で孤島に行くことにした。

孤島の突堤には、14:00過ぎ、AKTさんIKDさんと連れ立って到着。
風の弱い晴れた日曜日と云うこともあって、突堤には大勢のアングラーがいて、到底、釣り座を構えられる程の空きスペースはない。しかし、我々の釣りは夜釣りが主体なので、彼らが引き揚げて行ってから入れ替わって入れば良い。

今回持ち込んだタチウオ用のXRFC-704M-MBとアジング用の8320#1B及びSoare改の3本の夫々にラインを通し云々、時間を掛けて支度を整え、AKTさんIKDさんと釣り談義をして時間を潰したが、潰し切れない程の時間がある。

そこで15:00前にSoare改を先発に選んで、アングラーの居ない空きスペースに立ってキャスティングを始めた。
すると1投目から、コツンとアタリがあって、惚けた顔のロリ・カサゴが顔を見せてくれた。本命のアジなら云うことなしだが、今は時間潰しにキャストしているだけなので、何かしら反応があるだけでも楽しい。2匹、3匹とロリ・カサゴと遊んだ所で、表側に移動。

足場の細くなった所でキャストしているIKDさんの隣りでキャストして見ると、こちら側でもアタリがある。
2回程空振りをしたが、何となくカサゴのアタリではない様な気がしたので、集中しているとチクッ。抜き揚げて見ると、何と22cm程の本命のアジ。時刻は15:15頃のまだまだ明るい時間帯のことで、これには些かビックリしながらもこんな時間帯から来るんだから、今日は良い釣りが出来そうと密かにニンマリ。

16:00を回った所で、昼間のアングラーが引き揚げて行き、入れ替わってINUEさんが登場。結局この日は、先行して入っていた若者アジンガー2人を含めて6名で夜を徹してアジングをすることになった。

明るい時間帯にアジが顔を見せてくれたので期待したが、日没時刻を過ぎてゴールデン・タイムに入って来ても、さっぱり音沙汰がない。

風向きは、到着した時から左から右に吹き抜ける北東の風が吹いていたが、強さはそれ程でもなかった。所が、18:00を回った頃になって、突然強く吹き付けて来る様になって、どうにもならない。
風が強くなることは覚悟していたが、これでは時間が速過ぎる上、向きも正反対。建物の陰に入ってやり過ごす以外にないが、一晩中、釣りも出来ずに釣り場に居るのは、餌を目の前に置かれたまゝお預けを喰らっている犬に等しい。何とか弱くなって欲しいと願ったが、一向に弱まる気配が見えず、早くも一回目の休憩。

ふと気が付くと、強い風の中、IKDさんAKTさんは果敢にロッドを振っておりアタリもあるとのこと。
ならばと二人に倣ってJHを1.8gや2.2gの重たいものに替えて見たが・・・・。

強い北東の風は、時間の経過と共に徐々に弱くなって、23:00頃には、これまでと打って変わって殆ど無風状態。

時系列的な記憶が定かではないのだが、2匹目のアジはこの時間帯だった様に思う。兎に角、音沙汰がない時間帯が長く続き、アジ1匹では老夫婦用のお土産にもならない。何とか2匹は持って帰りたい・・・と思っていたので、正直な所、ホッとした。
2匹目を獲った後も、余りテンポ良くアタッて来ることはなかったので、思い切ってJHを軽い0.6gにしてみた。これが良かったのか、どちらかと云うと小生の苦手にしている待ちの釣りだが、比較的、テンポが良くなり釣果を伸ばすことが出来た。

この日のツ抜けは、丁度、日付が変わる頃で、ご近所のお土産も出来てヤレヤレと云った所。

この頃から、風向きが、予報通り右から左への横風になる南西に変わって来たが、9m位の強風になると云う予報と違って、それ程でもない。風が強くならずこの状態が続いて欲しいと願ったが、その願いも空しく徐々に強さが増して来た所で、02:00頃、何度目かの休憩。

03:00頃、風が弱くなって来た所で、アジングを再開し、3匹程追加出来た所で、05:00頃、StopFishingとした。

尚、タチウオについてだが、この日もアジングの合間や明け方の04:30頃狙って見たが、一度もコンタクトはなかった。IKDさんにもアタリがなかったと云うことなので、ソロソロ終わりなのかも知れない。

兎に角、この日は、一言で云えば予報が外れて良かったと云った所。
つまり、キャスティングを始めた14:30頃から釣り終えた翌日の05:00頃までの14時間半の内、強い風に難儀したのは、18:00頃~21:00頃までの間と02:00前後の短時間の都合4~5時間程だけで、10時間程はほゞ問題なくアジングをすることが出来た。しかも、入れ掛かりとは云えないまでも、ポツリポツリと退屈しない程度にアタリがあり、サイズも23~25cmが殆どで、豆サイズを5匹含むとは云え、都合18匹の釣果は、小生にしては大満足な結果。

所で、右腕の状態だが、はやり痛みが取れておらず、ズーンとした鈍痛や時にはズキンとした痛みが走ることがある。筋肉痛ならこれ程長い間痛みが続くことはないので、恐らく腱を痛めたのではないだろうか・・・・。
と云う訳で、キャスティングは出来れば左手で行いたいが、スピニング・リールを使うアジングでは右手を使わざるを得ない。この日も、出来る限り力を抜いて軽くキャストしていたのだが、日付が変わる頃には、曲げても伸ばしても鈍痛がしていて、キャストするのも辛い状態だった。
医者は嫌いなので、何とか自力で治すか、痛みの出ないキャスティング方法を編み出すしかないか・・・・。

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