※ 月別アーカイブ:5月2017 ※

2017年釣行記(34) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:5月29日(月)~30日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 10

同行者:SGMRさん

土曜日に予定されていた目に入れても痛くない位可愛い孫の小学校の運動会は、雨ため翌日の日曜日に順延となり、その日曜日は、朝は5:00に起きて朝食もせずに自宅を飛び出し、昼はドピーカンの青空の下でこんがりと日焼けをし、夕方は事故渋滞に巻き込まれて2時間40分もハンドルを握っていたので、かなり疲れた。
であれば、翌日の月曜日は身体を休め、釣行するのはいつも通りの火曜日にすると云うのが、まぁ、普通の高齢者の行動パターンだろう。
しかし、生憎、火曜日は事情があって孤島には行けない。とすると、アジングをするなら、疲れた体を押して月曜日に孤島に行くしかないが、予報では月曜日は4mと強目の南南西の風が一晩中吹くとなっている。孤島’なら南寄りなので問題はないが、最近の孤島’は渋くなって来ているらしい。であれば、孤島’は止めて、久し振りにMHR-KGNで円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊ぶ方が賢い選択だろうと思っていた。

そんな所に、SGMRさんからどうするの?とご都合のお伺いメールが着信。
どうするか少し迷ったが、孤島’なら1回目のスレッド・コーティングを終えた8320#1Bを試してみることが出来るし、SGMRさんの感想も聞くことが出来るので丁度良い。
と云う訳で、SGMRさんが孤島’に行くなら、小生も行くよと返信。

そして孤島’に行く準備を始めようとして、パソコンの前から立ち上がった瞬間、
腰にピシッと痛みが走り・・・・。
ぎっくり腰!!
一瞬どきりとしたが、動けない程の激痛ではなく、何とか立ったり歩いたりは出来る。と云っても、立ち上がる時は腰に手を当ててヨイショと恐る恐るだし、歩く時は踵が地面に着く度にピリッピリッと痛みが走る始末。
これじゃ、釣りに行けなくなる・・・・
慌ててサロンパスを腰に貼り、二つ折りにした座布団を腰に当てた状態で仰向けに横になって腰を伸ばしたり等して、少し良くなった所で、16:30過ぎに自宅を出発。
駐車場には、予定より早く17:00頃到着したが、駐車場は満杯。遠く離れた場所ならば駐車可能だが、腰が痛いのに重い道具を背負って歩きたくはない。とラッキーなことに、SGMRさんがいつも使っているスペースが空いている。ルール違反かも知れないが、ここは腰痛に免じてご容赦を・・・・

18:00頃、二人揃って孤島’に到着。風の強さは予報通りと云えるが、向きが少々違っていて、右から左への横風気味。海はその風の影響でザワザワと落ち着きがないが、アジングは成立しそう・・・。

腰を庇いつつ重い荷物を背に担いで岸壁を進み、SGMRさんはお気に入りの第2Vゾーン付近、小生はその先の第1Vゾーン付近に釣り座を決定。

今回は、8320#1Bの他にSoare改8326#1Bの3本を持ち込んだが、当然、先発は8320#1B。組み合わせるJHは、強目の横風を考慮すれば1.3gが妥当な所かも知れないが、8320#1Bのキャスト・フィールを確認したいので1.0gにして、18:15頃、キャスティングを開始。

右から左の風なので、風上の右向きにキャストしてみた所、思いの外スルスルとラインが出て行き、距離もソコソコ出るので一安心。
ロッドを自作する場合、負荷が掛かった際のベンディング・カーブの具合は、水を入れたペットボトルをぶら下げてチェック出来るが、問題はキャスト・フィールと飛距離。この方などは、ご近所の池でキャストして確認されている様だが、小生の場合は近くにそんな都合の良い場所がないため、道路で適当にやっているので、いつもブッツケ本番に近い状態なってしまう。そのため、最初のキャスティングが最も緊張する瞬間だが、今回も取り敢えず結果オーライ。SGMRさんにも試して貰って、合格点を頂いたので、一つ目のハードルは無事クリアしたと云った所。
残るは感度魚が掛かった時のフィーリングはどうかだが、こればっかりは色々なサイズのアジを実際に掛けてみなければ、何とも云えない。と云っても、孤島’でのアジングなので、直ぐにでも答えは出る筈・・・・・。

と云う訳で、アジ様からのコンタクトをいつも以上に首を長くして待ったが、アジ様どころかアジングでは税金とも云えるカサゴからの音信もない。

18:49の日没時刻を過ぎ、周囲の光量が少しずつ落ちて夕間詰めのゴールデン・タイムを迎えてもサッパリ音沙汰がない。
SGMRさんと顔を合わせてはオカシイ・・・・

アジ様の目先を変えようとワームを替えたり、探るレンジを変えたりしても一向に答えが出ない。それ所か、ワームを替えるためタックルを置いている場所に行こうとして立ち上がろうとする度に、腰にピリッとした痛みが走る。
イテテッ・・・・・・
腰を騙し騙し立ち上がっても、チンパンジーの様に腰を曲げた状態でしか歩けず、第三者が見れば何と情けない格好をしていることだろう。

この日、小生が感じた最初のアタリは19:20過ぎのこと。

コツッと微かなアタリに反応出来、やっとニューロッドに鱗付けが出来たと思ったが、顔を出したのは赤っぽい色をしたロリ・カサゴ

その頃になって漸く、SGMRさんにはアタリが出始めた様で、訊けば微かなアタリがたまにあるとのこと。
SGMRさんとは5mも離れていないので、もう直ぐ回って来ても良いだろうとキャスティングを続けたが、答えが出ない。
ひょっとすると、8320#1Bは微かなアタリを感じられない程ダルなロッドに仕上がってしまったのか・・・・・?
そこで、前回の孤島’で、微かな違和感を捉えることが出来たSoare改にロッドを替えてみたが、やはり何も感じられない。念のために、SGMRさん8320#1Bを試して貰った所、小生の目の前で微かなアタリを取って見せてくれた。
ロッドの持ち主が本命のアジ様で鱗付けならず、他人に鱗付けをして貰うとは何とも情けないことだが、ロッドは微かなアタリを伝えてくれていることがハッキリとしたので、残るはその信号を受け取る側の問題になりそう。つまり肩から先に問題があることが解ったと云う次第(汗)

その後も、いつ来るか分からないアジ様からの信号を待ってキャスティングを続けていたが、気が付くと、あれ程強く吹いていた風が収まり、それと共に波もなくなって、アジングには持って来いの状況。しかし、群れが寄って来ていないのか、はた又、アジ様の活性が上がって来ていないのか、たまに感じるアタリはロリ・カサゴばかりで、本命からのコンタクトは全く感じられないまゝ。
それ処か、風が弱くなるに連れて、蚊の活性が高くなってプーン・プーンと耳元で乱舞を始める始末。
こうなって来ると、何とか持ち堪えていた気持ちも切れてしまって・・・。

結局、アジ様を1匹も物に出来ないまゝ、東の空に太陽が顔を出すか出さない内にStopFishingとして、痛い腰を庇いつゝ引き揚げて来た。

そして、31日のこの日、先日の状況を思い出しながらこのブログを書いているのだが、腰にはあの時の様なピリッとした痛みはない。しかし、ズーンとした鈍痛が休みなく続いている。
元々、腰痛持ちなので痛みや怠さを感じることはあったが、こんなにも永くその状態が続くことはなかった。これも年齢の故なのだろうか?

2017年釣行記(33) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:5月23日(火)~24日(水)
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 12、カサゴ x 6

同行者:SGMRさん、FKGW女史

今週の土曜日は、目に入れても痛くない位可愛い孫の小学校の運動会があるので、今週の週末の釣りはお休みになり、今週の釣行は週の前半の1回だけ。
そこで当てにならない天気予報をチェックすると、予報を出している会社によってバラツキはあるが、生憎、火曜日の夜は5~7mと南寄りの風が強く吹くとのこと。これだけの風が吹くとなると、とてもアジングが出来る状況ではない。だからと云って、火曜日の釣行を諦めるとなると、今週の釣行はゼロとなってしまう。そこで、孤島付近のことは隅々まで熟知しているSGMRさんに訊ねると、孤島’ならば、北向きなので南風ならば多少強くても大丈夫とのこと。
と云うことで、最近ではすっかり孤島の住人と化してしまったFKGW女史と共に3人で孤島’に行くことに。

16:30頃、釣り場の駐車場でSGMRさんFKGW女史の2人と落ち合い、孤島’には、17:00少し前に3人揃って到着。駐車場では、かなり強めの風が吹いていたので心配したが、その心配が的中した格好で、釣り場となる岸壁では南寄りの風がかなり強く吹いており、海もザワザワと波立っていて騒がしい状態。しかも、悪いことに南寄りと云いながら実際には東に近い風で、右手から左手への横風になり、やり難そうな印象。

この時期の日没時刻は18:45頃で、まだまだ明るい時間帯なので、ゆっくりと支度をしていると、早くもSGMRさんは岸壁に腰を掛けてアジングを始めている。この意気込みの違いが、来る度に漁師モードに入って爆釣するアングラーと、小生の様な並みのアングラーとの分水嶺なのだろう。

この日の先発メンバーは、Soare30 XTUNEのS610LS30に1.8gのJHの組み合わせで、陽が落ちるのを待つことにした。泡良くば、前回に続いての2匹目のドジョウならぬカサゴメバルが出てくれるかも知れないとの助平心を抱いてのことだったが、思惑は見事に空振の結果に終わり、18:00少し前にアジングに切り替え。

アジングはSoare改のロッドに1.3gのJHでスタート。ラインは、かなり以前に買っていたものゝ出番がなく、机の引き出しに眠っていたPinkyの0.2号豆アジが中心のこの時期にしか出番がないだろうと、敢えて引っ張り出して来たものだが、ラインが細くなったためか、風上に向かってキャストしても、意外と気持ち良くスーッと距離が延びる。そこで、1.0gのJHに変更。

そして、着水点を確認しつゝ何回かキャスティングを繰り返していると、その投か目かで、コツッと小さなアタリが伝わって来た。

18:15分頃のことで周囲は未だ未だ明るく、アタリがあるとは予想もしていなかったので、半信半疑で合わせてみた所、生命体の反応が伝わって来る。結構強い引きをかわして、抜き揚げると、銀色の魚体をくねらせて来たのは、紛れもないアジ様
しかも、サイズは25cm程の良型と来ては、厭が上でも期待が大きく膨らんで来る。
よし!!
と2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けたが、アジ様からのコンタクトはなく、代わりにロリ・カサゴの3連チャン。

10m程離れてキャスティングをしているSGMRさんも時折ロッドを曲げているが、抜き揚げている魚の色が違っている。横風が強くてもアジ様からのコンタクトがあれば我慢も出来るが、ロリ・カサゴばかりの状況に嫌気が差したのか、早くも何処かと連絡を取り情報の収集を始めている。
そして、突堤の様子を見て来ると、一人別の場所に行ってしまった。
残ったFKGW女史と小生は並んで、いつ来るか判らないアジ様からのコンタクトを待ってキャスティングを続けたものゝ、アジ様どころかロリ・カサゴのアタリさえもなくなってしまう状況。

小一時間程経って戻って来たSGMRさんによると、突堤では風は強くて寒いが、アジ様はいるし型も良いとのこと。
この時期は、文字通り初夏らしく昼間は暑い位なのにも拘わらず、夜になると気温が下がるので油断出来ない。この夜は、それに加えて、絶え間なく風に吹かれて寒さが一層強く感じられ、小生は、念のためバッグに入れていたウィンドブレーカーと薄手のジャンパーを着込んでいた程。
アジ様がいてアタリもあるのには、大いに惹かれたが、これ以上寒くなると一晩身体が持たなくなるので、SGMRさんFKGW女史は連れ立って突堤探査に向い、小生は居残ってキャスティングを続けたが、アタリは忘れた頃にあるだけで、しかも来るのは豆アジばかり。

二人が移動して1時間程(?)経った頃、SGMRさん潮が止まってアタリがなくなったと戻って来、そして、SGMRさんに遅れて戻って来たFKGW女史と3人並んで、再びキャスティングを続けたが、状況は一向に変わる気配もない。

それでも突堤の方が相対的に可能性が高かったのだろう、暫くしてSGMRさんは、道具一式を持って突堤に引っ越し。FKGW女史と小生は、気分転換を図り、横風を少しでも背後から受けられる様にと考えてSGMRさんの居た場所に移動して、アジ様を求めて改めてキャスティングを継続。

それでも事態が変わることもなく、小生が、忘れた頃の交通事故の様なアタリを拾ってツ抜けを達成出来たのは、丁度23:00のこと。
その直前、突堤は潮が上がって来るSGMRさんが戻って来て、一つのVゾーンを3人で挟む様なポジション取りになったが、このポジション取りは、小生に取っては苦い思いしかない。そこで、このポジション取りになることを避けるために、入釣当初は離れた場所に釣り座を決めたのにも拘わらず、結果的にこうなってしまったのは、計算外で仕方がない。しかし、小生の気持ちはすっかり切れてしまって、惰性のキャスティングを繰り返すだけ。

午前3:00過ぎのこと。仮眠を取った後、小生独り最初の場所に釣り座を替え気分を新たにキャスティングを再開。又、ワームをママワームのクリオネに替えた所、忘れ掛けていたコツッとアタリがあって4時間振りにアジ様ゲット。その直後にもまた1匹と2匹連続。
このワームは昨年のアタリ・ワームで、物は試しと選んだもので、やっと正解を掴んだ・・・・・・
しかし、アジ様からのアタリはこれで終わり、この日最後にアタッて来たのは25cm程の良型カサゴ

この日は、横風になる東寄りの風が、終始強く吹き、その影響で前回の様な小さな違和感が取れなかったのかも知れないが、それにしてもアタリの数が極端に少なかった。しかもアタッて来るのは豆アジばかりで、釣趣ももう一つ。
早く、本格的になって欲しいものだ。

 

 

2017年釣行記(32) – EG

2017年 Eging 釣行記

日 時:5月19日(金)
潮回り:小潮(↓↑)

場 所:OHM
釣 果:ナシ

同行者:単独

金曜日の朝は弱い風、夕方から夜は少々強目だが南寄り。
とすると、早朝はエギングが出来るし、夜にはメバリングが出来る。
体力さえあれば両方とも楽しめるのだが、先日の孤島’での徹夜アジングの疲れが、身体の芯にズーンと重たく残っている。となると、少しでも体力の回復のために時間的に余裕のある夜のメバリングで円らな瞳の可愛い娘ちゃんに会う方が良いだろう。とは云え、2月15日以来会っていない緑のアイシャドウのケバイ娘ちゃんにも会いたい。

色々と考えたが、結局、ケバイ娘ちゃんに会いに行くことにして、3時間程仮眠を取って、2:00頃自宅を出発。ポイント近くの駐車スペースに着いたのは、予定通りの3:30過ぎ。
所が、駐車スペースには見覚えのある和泉ナンバーの車が・・・。
しまった!!
折角、30分も早く来たのに、又、先を越されてしまった!!

TKURにポイントを替えることも頭に浮かんだが、OHMが気になるので、好きな磯に先に入られていたら、潔く諦めるしかないと初心貫徹。

ダラダラとした長い坂を下り、磯が俯瞰出来る岩に登って様子を見ると、アングラーの姿が見えない。
良かった!!
と胸を撫で下ろして、お気に入りの腰掛けのある磯に釣り座を決めたのが、4:00頃。
長い坂を下り、磯の取っ付きにある大きな岩を上り下りしてゼーゼーと上がった息を整えるのに、殊更に時間を掛けてゆっくりと支度をし、4:15頃キャスティングを開始。
風は予報通りの微風で汗ばんだ身体に心地良く、海も静かに凪いでいて、一人貸し切り状態の磯でエギングには持って来いの状況。ロッドは今回もSephia XTUNE S806ML-S

最初の内は、岸寄り近くに浮いている筈のケバイ娘ちゃんの関心を引こうと3.5号のシャロータイプで、扇状にチェックしたが、梨の礫。
次に、エギをノーマルタイプに替えて、少し沖目を表層から底まで探り、更に、遠投仕様のタイプのエギで、隈なく居場所を探したが、何処にもいる気配が感じられない。
もし、ケバイ娘ちゃんがいるなら、ここまでやれば何らかの信号を感じることが出来る筈。しかし、何にも違和感がない以上、回遊して来るのを待つ以外にない。
最近は歳のせいか、集中力が切れるのがことの他早く、長丁場になりそうだと思った瞬間、気持ちがシュンと萎え、この時も実釣開始後1時間程で、早くも帰りたい気持ちが・・・・。

そんな気持ちを抑え、キャスティングを続けたが、気紛れなケバイ娘ちゃんが応えてくれることなどある訳もなく、反対に集中力が切れるにつれて根掛かり回数が増えて、エギを2個もロストする始末。

それでも、まぐれ当たりがあるかも知れないとキャスティングを続けたのは、8:00までやろうと決めて来たこと、長いダラダラ坂を上るのが億劫だったのが理由で、如何にも後ろ向き。

7:40頃、この海域では見たことがない海上自衛隊の護衛艦が遥か沖合に停泊しているのを眺めながらリーリングしていて、エギを足許に繁茂しているヒジキに引っ掛けてこの日3個目のロスト。
波に揉まれて見え隠れしているのに、手も足も出せないもどかしさと悔しさで、気持ちも切れてしまい8:00前だったがStopFishingとした。

兎にも角にも、エギを3個も奉納したのに、ケバイ娘ちゃんからは何の反応も得られず、打ちひしがれて、重たい足を引きずる様にしてダラダラ坂を何とか上って車に戻った頃には、息はゼイゼイと上がり、前回の様に寄り道をする気持ちも起きず、真っ直ぐに帰って来た次第。

ケバイ娘ちゃんに会うためには、やはり伊豆まで遠出するしかないか・・・・?

2017年釣行記(31) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:5月16日(火)~17日(水)
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 24、メバル x 1、カサゴ x 1

同行者:SGMRさん

週の前半の釣行を何処にするか・・・・?
当たらないと云えども判断する際は、雨や風の状況を天気予報から得るしか方法がないが、その予報では、火曜日の夜の孤島方面では若干強目の3mの南寄りの風が吹くとのこと。3mと云えば微妙な所だが、まだ本格的な寄りを見せていないのに、敢えて辛い修業をしに行く必要もなかろう
と云う訳で、南風には強いMHR-KGN円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊ぶか、風が弱い火曜日の朝方にOHM緑のアイシャドウをしたケバイ娘ちゃん会うか、どちらかにしようと考えていた。

そんな月曜日の朝、SGMRさんから明日、どうします?悪魔の囁き(笑)
この種の誘惑には極めて弱い小生だが、それでも風が気になるので、返事を保留。すると、夕方になってダイレクト・コールで、南風に強い孤島’に行くとのこと。結局、これが決め手になり2週間振りにSGMRさんと火曜日の夕方から水曜の早朝に掛けてコラボすることに。

所が、火曜日の朝、予報をチェックすると悪いことに水曜日の早朝から雨が降り出すとなっている。小生は、雨に濡れると直ぐに溶けてしまう体質なので、予報に傘マークが付いているとそれだけで怖気づいてしまう。
いつも前向きなSGMRさんは、大丈夫!!と云うが、傘マークが付いているサイトを目にして、ウジウジと踏ん切りが付かないまゝ、14:30頃、自宅を出発。すると、車を走らせて直ぐにフロントグラスにポツリポツリと水滴が・・・。
15:00頃、駐車場で落ち合ったSGMRさんは、雨のことなど全く気にすることもなく、さっさと道具を車から降ろして、準備を始める始末。そんな彼に促されて、やっと小生も腹を括った次第。

16:00頃、釣り場の孤島’に到着。予報に違わず南東の風が少々強目に吹いている。東寄りの風は右から左の横風になってやり難いが、来てしまった以上弱まるのを願うしかない。
陽はまだ高いので、先ずは、アジの寄りが悪い場合の保険で持って来たSoare30 XTUNE S803ULT3013VIV30の組み合わせで、今シーズン初の孤島’の状況調査を始めることにした。

しかし、全体的に生命感がなく、ほゞ貸し切り状態の岸壁をウロウロしながらキャスティングを繰り返し、五目ジグ等に替えても、全く無反応。そこで、13VIV30に戻して岸壁沿いにキャスト。軽くリフト&フォールを繰り返していると、この日初めてのコンとハッキリとしたアタリ。

突然のことだったので、少々遅れ気味だったが合せも決まって、上がって来たのは23cm程の円らな瞳の可愛い娘ちゃん。アジングに来ているので外道と云えるが、まぁ嬉しい1匹で、17:00を回った頃のこと。
しかし、その後の反応は皆無。

その頃のSGMRさんは、エギングで狙っていたシリヤケイカを諦めて、早くも岸壁に腰を下ろしてアジングを開始。
前回、来た時はこの頃からポツポツと上がり始めた由で、しかも、アタリがあるとのこと。
しかし、この時期の日没時刻は18:40とかなり遅くなっていて、周囲はまだまだ明るい時間帯。アジングはに切り替えるのは、SGMRさんが釣り上げてからでも遅くはないと小生はS803ULTの長尺ロッドを振り回していたが、一方のSGMRさんは、アタリはあるのに針掛かりさせられないと盛んに首を傾げている。

18:00頃になって、Soare改のロッドに横風を考慮して1.3gのJHの組み合わせでアジングを開始。
その頃、SGMRさんは漸く合わせのタイミングが決まり、魚を掛け始めたが上がって来るのはロリ・カサゴばかり。正に、一時期の小生の様なキャサリン・キラー状態で、
今日は、やってしまったか?
SGMRさんには珍しく、弱音が口をついて出て来る始末。

この日、最初のアジを掛けたのは、小生で、19:00少し前のこと。

アジが居ることが判って安心したSGMRさんは口では云っていたが、暗くて良く見えなかったものゝ、恐らく小生に先を越された悔しさに溢れた顔をしていたのでは・・・。

そのSGMRさんが最初のアジを手にした時には、小生は3匹をゲットしていたので、察するに可成りの出遅れ感があっただろうと思う。

この日のツ抜けは22:00頃のことで、それまではポツリポツリと退屈しない程度の間隔でアタリがあったが、22:00を回った頃からピタリとコンタクトがなくなってしまった。
その頃、小生はSGMRさんに背を向ける様にして座っていたので、彼の様子は全く見えなかったが、アタリはある?と問い掛けすると、帰って来た答えは、入れ掛かりになっているとのこと。

その後、小生は忘れた頃のアタリを拾う様にして、日付が変わる頃に15匹、午前2:00頃に漸く20匹、夜明け前の4:00頃に24匹とペースはかなり遅いながらも、今シーズン初の20匹超えでStopFishingとした。

一方のSGMRさんは、いつの間にか漁師モードに入っていた様で、小生の倍以上の53匹の釣果。

この日、一晩を通じてアジのアタリはムズとかモゾ、コンと云ったものではなく、少し集中力が掛けると見逃してしまう程の、曰く云い難い違和感ばかりで、しまった!!と唇を噛むことも多かった。
もう少し、集中力が持続出来たなら、こんな大差は付かなかったのでは、と思うが、この歳では、これが精一杯だろう。しかし、シーズンが開幕して間もなくで、20匹超は立派な釣果だと自分を褒めてやろう。

2017年釣行記(30) – MB

2017年 Mebaring 釣行記

日 時:5月12日(金)
潮回り:大潮(↓)

場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10

同行者:FKGW女史

前回のエギングでは、完璧に押さえ込まれスゴスゴと尻尾を巻いて引き揚げざるを得ない結果だった。そこで、金曜の夜から土曜の早朝に掛けてリベンジをする積りでいたが、残念なことに、予報では土曜日の早朝から傘マークが付いている。
小生は、生憎、雨に濡れると溶けてしまう体質であるだけに、当たらない天気予報と云えども、無視する訳にも行かず、取り敢えず、エギングは諦めることにした。
しかし、釣りはしたい。
と云う訳で、目先を変えてMHR-KGN円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊ぶことにし、メバリングに興味を持っているFKGW女史に声を掛けた所、
行く~!!

17:00頃、FKGW女史の道具を小生のリムジンに積み替えて出発。思いの外交通量が多くて、現地到着は予定より遅くなって、18:45頃。
車から出て準備を始めた所、予報では弱い南寄りだったのに、東風が結構強めに吹いている。
岸壁では更に強く吹いている筈なので、最悪の場合釣りにならないかも
心配しながら岸壁に出てみた所、何とか釣りは出来そう。
ヤレヤレ・・・・・

今回も階段下は捨てて、釣り場の概要をFKGW女史に説明しながら、への字カーブの先に移動。

海は、大潮の満潮時刻を過ぎたばかりでまだ潮位が高いため、目の前に見える筈のテトラ帯の殆どがその一部を残して海面下に沈んでおり、広く見える。

19:00頃、キャスティングを開始。
前回のMHR-KGNでは、コン・バチャバチャ・ポチャンのオート・リリースの連発だったので、今回はロッドをTenryu改からFlacon改に替え、風を考慮して0.5gのJHの組み合わせでスタート。
潮位が高いので、この釣り場が初めてのFKGW女史にも釣り易いと思っていたが、テトラ帯と岸壁の間には夥しい切れ藻が浮いていて、キャストの度に針掛かりして来て、やり難い。それでも、可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば良いが、その気配もない。
FKGW女史には、何とかメバリングの楽しさを味わって貰いたい。
そこで、前回実績のあった凸部の先に移動しようかと考え始めた矢先のこと。
FKGW女史のリールがジーッと鳴りだし、魚とやり取りを始めた。そして、海藻の塊と共に抜き揚げたのは、20cm程のカサゴ
外道とは云え、メバリングには税金とも云えるカサゴなので、可愛い娘ちゃんが来る可能性はある。もう暫くの間、同じ場所で続けようかとも考えたが、やはりメバルを釣って貰いたいと確実性を求めて凸部の先に移動。

移動して間もない19:40頃、コツッと小さなアタリでゲットした20cm程の本命を、FKGW女史に見せ付けて煽った上で、リリース。続くキャスティングでもアタリがあって、前回と同様、可愛い娘ちゃんの活性は高そう。

これならFKGW女史にもMHR-KGNでのメバリングを堪能して貰える・・・・
と思ったが、様子を訊ねるとアタリがないと悲しい反応。

そこで、何とか釣って貰わなければと、もう一度、この釣り場での釣り方を説明。
そして、20:00頃のことだったと思うが、リールをジーッと鳴らしてFKGW女史が本命を抜き揚げたのを確認。その後も2匹、3匹と連続してゲットしたのを見届けて、案内役としてのお役目を終えた次第。

その後は、夫々、思い思いの場所に釣り座を替えながらキャスティングを続けていたが、21:00を回る頃になると、それまでが嘘の様にピタリと反応がなくなってしまった。21:00頃と云うと下げ5分でまだまだ喰いの止まる状況にはなっていない筈だが、手を替え品を替えしても、サッパリ反応がなくなってしまった。何が原因なのだろう・・・・。

21:00を回ってからは、忘れた頃に突然来るアタリを何とか拾うしかなく、小生が、ツ抜き達成の10匹目を手にしたのは、丁度22:00。
そして、所々チェックをしながら戻り、24:00少し前StopFishingとした。

今回、FKGW女史は6匹の釣果だった由で、アジングの楽しさとは違ったメバリングの楽しさを、少しは、解って頂けたのではないだろうか?
又、今回は、極端に水深がなくある意味で特殊な釣り場での初めての経験で要領を得ない点も多々あった筈で、要領が解った次回は、もっと多くの円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊べるのではないかと思った次第。

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