2017年釣行記(29) – EG
2017/05/09
日 時:5月9日(火)
潮回り:大潮(↓)
場 所:OHM
釣 果:ナシ
同行者:単独
週の始めは何処で何を釣るか・・・。
予報をチェックすると、火曜日の夜は雨模様なので釣行不可。
ならば、月曜の夜に孤島でアジングをすることを考えたが、南寄りの風が3m程と一寸微妙な感じで、行ったとしても、シーズンが始まったばかりでは苦労する公算が大。
とは云っても、誰か仲間が一緒であれば、迷いながらも孤島アジングをすることになっただろう。しかし、生憎、この日は単独釣行。行ってしまえば、誰かしら顔見知りのアジンガーが居るだろうと思ったが、無理をしてまで行くことはないだろうと却下。
所が、火曜日の早朝は風が弱そうな予報。江の浦沖の海水温も17℃台にまで上がって来ているので、久し振りにOHMでエギングをすることに・・・。
この日の満潮時刻は3:20頃なので、下げ潮を狙って4:30頃から実釣開始を予定して、2:30過ぎに自宅を出発。
OHM近くの駐車スペースに到着したのは、4:00頃。支度を整えたり、磯道を歩いたりすれば、30分程掛かるだろうから、丁度4:30頃から釣り始められると思ったが、残念なことに和泉ナンバーのワンボックス車が既に止まっている。そこでOHMはパスをすることにしてTKURに向かったが、ここにも先行者の車が止まっている。
GWが終わったばかりのウィーク・デイに先行者がいるとは思いもしなかったので、半ば気落ちしながら、
折角早起きをして来たのに、このまま踵を返すのは面白くない。
さて、どうするか?
結局、少し規模の大きなOHMに戻ることに・・・・。
支度を整え、ダラダラと長い坂を下り、ゴロタ浜を磯の取り付き口に向かってヨタヨタと歩いていると、背後からゴロタ石同士がぶつかるカランと乾いた音が聞こえて来た。思わず振り返ると、小生を追い掛ける様にして40才位のエギンガーが歩いて来て、一言二言挨拶をしてあっさりと小生を追い抜いて先に行ってしまった。
先行者に加えてこの御仁の登場となると、あぶれてしまうかも知れない。
あぶれた場合のことを考えながら、岩場を登った所で、釣り場となる磯を俯瞰して見ると、小生が入りたかった磯には人影はなく、遠くFKUR-FP方面にエギンガーの姿が見える。恐らく、和泉ナンバーの車の主だろう。
これならあぶれることはないと一安心。
背後から小生を追い抜いて行ったエギンガーは、腰掛けのある所に道具を置いたので、小生はその先の岩場に釣り座を決めた。ここは、小生の記録の1.8kgを獲り、その後JellyFishさんやYTさんがキロアップを掛けた実績場所なので、悪くはないし、海は、すこしウネリがあるものゝ穏やかで、風も殆ど感じられず、エギングには好条件で、期待出来そう!!
エギングではファースト・キャストにアタッて来ることが結構あるので、油断は禁物。ひょっとすると、直ぐにでもグィ~ン・グィ~ンとロッドを絞り込むアオリイカの独特の引きを味わえるかも知れないと期待一杯に、Sephia XTUNE S806ML-Sに3.5号のエギを結んでキャスティングを始めたのは、5:00頃。
最初の内は、夜が明けたばかりなので、浮いているかも知れないとシャロウ・タイプで扇状に探ったが、これは空振り。
次に、ノーマル・タイプに替え少し沖目の底付近、更にマグ・キャストに替え更に沖目を狙い、エギのカラーも替えして隈なく探ったが、全く音沙汰がない。気になる隣りの腰掛けポイントに入ったエギンガーの様子を見ていても、アタリがある様には見えない。
アタリがない状態が続くと、自然に集中力が掛け、集中力がなくなると根掛かりが増える道理で、この日はエギを2個奉納。それでも、アオリイカが遊んでくれるなら文句は云えないが、アタリはないは、エギはロストするはでは泣くに泣けない。
次は来るかも知れない、次は・・・・・と根拠のない期待に自らを奮い立たせてキャスティングを続けたが、状況に変化をもたらす結果に繋がらず、遂に、8:30頃、腰掛けポイントのエギンガーが引き揚げる準備を始めてしまった。
そうなると何とか持ち堪えていた小生のやる気も削がれてしまって、その御仁を追い掛ける様にして9:00少し前にStopFishingとした。
結局、この日は、いつの間にか足場の高い防波堤の上に姿を現した4人のヤエン師が、玉網入れをしているのを2回見掛けただけで、エギンガーは2人共1度のアタリもない完全試合を喰らってしまう寂しい結果だった。
アタリがないまゝシャクリ続けるのも、思いの外疲れてしまう。更に、長いダラダラとした坂を息も絶え絶え上って来たので、肉体的にも疲れ切っていた。そのため、寄り道はせずこのまゝ帰路に着く積りで、車に乗ったが、半島の反対側にある磯が気になり、気が付けばUターンしていた。
この磯は岸との間にある潮溜まりが大きく深みもあるので、乗れるのは潮の低い時だけだが、丁度、干潮の時刻でタイミングが良い。1時間経過、1杯ゲット、ロストの何れかの時点で、引き揚げる積りで10:00頃、改めてキャスティングを開始。
しかし、この磯でも、1度のアタリも、ロストすることもなく1時間を経過したので、11:00頃この日2回目のStopFishingをした。
所で、OHMは、2015/06/24にAKWさんとコラボして以来丸2年振りに乗ったのだが、海の状況は当時のブログに書いてある状況と全く変わっておらず、カジメやワカメの類の海藻は全く掛かって来ることはなかった。よく通っていた7年程前の頃は、カジメやワカメ等の海藻が、少しエギを沈めると掛かって来て五月蠅くて仕方がなかった。そのカジメやワカメが少なくなるとアオリの釣果も減った様な印象だが、その状況がまだ続いているのだろうか?