2015年釣行記(34)-EG

2015年 Eging 釣行記

潮回り:小潮 場所:OHM 釣果:ナシ 同行者:AKWさん

あれだけ夢中になって追い掛け回していたのに、昨年は結局一度行っただけ。
6月も下旬に入り、アオリ・シーズンも終盤戦の時期になった所で、家族のリクエストに背中を押される格好で緑色のアイシャドーをした可愛い娘ちゃんに会いに出掛けた。

実は、昨日の23日、AKWさんをピックアップして川を渡った所で、ピカリと空が明るくなると共に雨が降り出し、しかも、道路端の電光掲示板に大雨注意報発令中の文字が流れているのを見掛けて、この日の釣行は泣く泣く中止した経緯があるので、今回はその出直しと云う訳。

AKWさんを18:00頃ピックアップして、現場近くに到着したのが18:30頃。
週のど真ん中の夕方なので、誰も居る筈はないと高を括っていたが、生憎、駐車スペースには軽四トラックが止まっている。車内には釣りを匂わせるものは見えないが、シートがかぶせてあるので積み荷の様子も分からないので、先客なのかどうか判断が出来ない。
この先のTKURに変更しようかと迷ったが、AKWさんの希望も入れて、予定通りOHMに入ることにした。

日没前だが、鬱蒼と茂った木々のために足許が暗い中、AKWさんを先頭にダラダラと坂を下って、磯の取り付き口に到着した所で、気になる釣り場の磯の様子を見ると、心配していた通り一人のアングラーの姿がある。
しかし、よく見るとそのアングラーは岸壁の上の最も奥に釣り座を構えており、様子からヤエンでアオリを狙っている様子。であれば、磯に入る分には問題がないだろうと思ったが、小生のお気に入りの腰掛けポイントは先行者に近いので、ここは避けた方がトラブルにはならないと、その先の出っ張りに二人並んで入ることにした。

準備を整えてキャスティングを始めたのは19:00頃。
久し振りに手にするEging用のロッドやエギが、殊の外重たく感じられる。

海は穏やかで波はなく、風も邪魔にならない程度の吹き加減で、梅雨時にしては快適。これで、目論見通り緑のアイシャドウ娘が来てくれれば云うことなし・・・・。

何度も通った場所なので底の様子は解っているが、念のためカウント25から開始したが、根掛かりがない。記憶ではカウント25位から海藻が掛かって来ることが多かったのだが、どうしたことだろう。
流石に、カウントを増やしエギを沈めると根掛かりはするが、ラインをグイッと引っ張るとグリグリとした感触が伝わって来て外れ、エギを失くすことはなく、手許に戻って来たエギに掛かっている海藻は、赤茶けた色をした小さな葉のものばかりで、昔、通っていた頃の様なカジメやワカメの類が全くなかった。
何年か前、磯焼けだと思っているのだが、海藻がなくなってしまい、それと共にアオリイカも釣れなくなった様な印象を持っている。その頃の影響が残っているのだろうか?

全く気配がないままに時間が過ぎ、20:30頃になった所で、気分転換を兼ねてパンを噛りながらの小休止にし、その後、場所を少し変えて再開した。
アオリの場合、気配がなくても、突然、交通事故的に来ることもあるので、油断が出来ない所で、集中力を切らせることはご法度だが、疲れが増してくるに連れて・・・・・。

結局、23:30頃まで粘ってStopFishingとしたが、右手のワンド入り口の浅場を狙っていたAKWさんが、ゲソを掛けたのがこの日唯一無二のコンタクトで、小生は完全な空振りに終ってしまい、スゴスゴと引き揚げることにした。

引き揚げるにしても、地磯に入っている以上、帰りは上りになるのが辛い所で、正に行きは良い良い帰りは怖い状態。特に、このOHMではダラダラとした長い坂が続くので、この高齢者が上り切れるか些か心配だったが、途中での休憩もなく上り切れたのが、この日の唯一の収穫。

一方で・・・・。
釣りをする場合、小生は怪我防止のため、基本的に長袖のシャツに長袖のズボンを着用することにしており、この日は、更に蚊を寄せ付けないために腰に蚊取り線香をぶら下げていたので、虫に刺されたのは2ヶ所で済んだ。
しかし、短パン半袖のAKWさんは、腕や脚が凸凹になる程蚊の猛攻を受けていた。持参していた虫除けスプレーを使って貰ったが、その効果は余りなかった様で、事前にアドバイスをしておくべきだったと反省する次第。

 

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