※ 月別アーカイブ:12月2012 ※

2012年釣行記(75)-MB

2012年 Mebaring 釣行記

大潮 月齢:13.8 場所:KSKST、NGTBN 釣果:23cm X 1 同行者:単独

先日のアオリ釣行ではYTさんの墨付けは無事完了したものの、小生自身はアタリさえも感じない完全試合を喰らってしまった(涙)
その上に、後から入って来た若者エギンガーがポンポンとゲットし、しかも釣れなくなると見るやサッサと引き揚げて行ったのを見せ付けられたものだから、何やらモヤモヤしたものが溜まってしまった

そんな訳で、アオリの敵をメバルで・・・とばかりに趣向を変えてMebaringに出掛けた。

現地に到着したのは、薄暗くなり掛けた16:00頃。
釣り場の磯に向かう急坂を下っていると、何やら後ろから走って来る足音が・・・・。
何事かと振り返ると、小生の到着直後に何やら慌てた風で止まったHONDAでやって来た若者が下りて来るのが見えた。
そんなに急いでいるのならと道を譲った所で、何を狙っているのかをその後ろ姿に尋ねると、アオリとのこと。
確かに、アオリの名ポイントに挟まれている磯なので、ひょっとすると出るかも知れないとは思っていた。しかし、水深が無いのでこれまでは敬遠していた。
だが、機会があれば一度試して見る価値はありそうだ

磯に下り立ってみると思った以上に南風が強く吹いている。
この磯は北風には強いが、南寄りの風には弱いのは分かっていた。しかし、予報では1~2mとのことだったので、この磯にしたのだが、これでは一寸釣りにならないかも知れない。

案の定、キャストしたプラグが風に戻されてしまってどうしようもない。
そこで飛ばしウキに替えてワームにしたが、今度は風に吹かれるラインに引っ張られて思ったコースをトレースすることが出来ない。
ラインが風を背に受ける北向きもやって見たが、こちら向きは実績がないこともあって、どうも出て呉れる感じがせず、粘って見る気もしない。

6:30頃まで、色々とやって見たが、結局、南風に強いNGTBNに大きく移動することにした。

NGTBNでは月が煌々と海面を照らし、メバルには一寸明る過ぎるきらいはあるが・・・。
先ず最初に波に削られて平均台の様に細くなった岩を越えて先端寄りに入ってキャスティングを始めた。
ここは、正面左右に根が海面から顔を出しているおり如何にもと云った雰囲気に期待が高まるも・・・。

不思議なことに全く気配が伝わって来ない。
そこで、8:00少し前に今度は高さが無くて波を被ることの多い平らな低い磯にプチ移動。
大潮の引きもほゞ5分に入っていて潮位もかなり下がっているので、至る所に根が顔を出しているため磯の先端斜め左向きにしかキャスト出来ない。
潮が下がり過ぎているのか、月が明る過ぎるのか、ここでも音沙汰がない。

MB-2012-023R.JPGそこで最後の手段とばかりに根掛かり覚悟で、シンキング・ペンシルに替えると・・・・。
コツン・・・・、とこれまでのダンマリが嘘の様に、早速、信号があった。
これは取れなかったが、次に来たコツンで見事にフック・オン。
久し振りのメバルの引きを楽しみながらリーリングしていると、フッとロッドが軽くなって敢え無くフック・アウト(涙)

その後、暫くアタリが遠くなったが、20:15頃のこと。
左に顔を出している根の際を通すと、コンと前アタリがあり続いてグン・・・
上がって来たのが23cmの良型。

その後、アタリは何度かあったが何れも取れず、干潮時刻の22:00頃を過ぎた頃から、この磯では禁物の北風が強く吹き出して来たのを機にStopFishingとした。

2012年釣行記(74)-EG

2012年 Eging 釣行記

中潮 月齢:11.8 場所:DKN 釣果:ナシ 同行者:YTさん

いつもより30分遅くYTさんをピックアップして、3:30頃釣り場付近の駐車場に到着。

早速支度をしてDKNに乗ったが幸いにも先行者はなし。
先行者が居ないのはもっけの幸いだが、闇に霞んで見える突堤にも人影は見えない。
これ程の人気スポットにも拘わらずアングラーの姿がないのはどうしたことだろう?
X’masだから?
果して素直に喜んでも良いのだろうか・・?

風は北風なので岸から沖に向かって少し強めに吹いているが、波もなく条件としては悪くない。
今日こそは墨入れを済ませて貰いたいと願ってYTさんにはベストポイントとされている磯の先端右側に入って貰いたい、小生はその隣りでキャスティングを開始。

しかし、アオリからの信号は感じられない。
小生は貸切りの磯をアチラコチラ立ち位置を替えて何とかしようとしたが、状況が変わることはなく・・・。

寒さが一段と厳しくなって来た日の出前、若者エギンガーが登場。
この若者は、あろうことか4mもないYTさんと小生の間に断りもなく割って入って来た。
掛かり場は他にもあるのに、何も狭い場所に入って来なくてもと小生だけでなくYTさんもそう思ったとのこと。

その若者が入って来て程なく、YTさんが、少々小振りだが、待望の一杯をゲット。
欲を云えばきりがないが、兎にも角にもこれで墨付けは無事完了となり、小生も一安心。
その直後、若者も同じ様なサイズを掛け、イヨイヨ地合いかと期待したが、小生の所にまでは回って来ず仕舞い。

その若者は、続いてリリース・サイズをゲットし、暫く時間をおいて500g前後をゲットし、陽が昇って地合いが去ったと思われる頃に、サッサと引き揚げて行ってしまった。
何と、効率の良いエギングだろう!!

残されたYTさんと小生は未練たっぷりに粘って見たが状況は好転せず、9:00頃StopFishingとした。

2012年釣行記(73)-EG

2012年 Eging 釣行記

小潮 月齢:6.8 場所:KMKM,SKN 釣果:450g x 1 同行者:YTさん

実は、18日の火曜日にYTさんと釣行したのだが、釣り場のKMKMの突堤に乗ってシャクリ始めて間もなく、ウネリが高くなり突堤を洗う事態になって来た。
この突堤では、これまでも何人かが流される事故が起きていることを知っていたので、折角、他のアングラーに遠慮する必要のない二人きりの貸切状態になったのに勿体なかったが、泣く泣く引き揚げて来た。

そして、今回はその出直しEging釣行・・・・。

いつもの通り2:00頃YTさんをピック・アップしてKMKMの突堤に乗ったのは2:30頃。
幸いなことに先行者は先端の2人だけ。
空いているへの字にクランクしている所に釣り座を決めて、周囲を見回すと至る所に墨跡がある。
なかにはついさっき揚げたばかりと思える程新しいものまであって、いやが上にも気持が乗って来る。

今回は前回とは真逆のほぼ凪状態。
風はこの突堤の常で右から左に吹いている。しかし、気になる程度と云った所で、まずまず。
今日こそはYTさん墨付けをして貰える・・・・。
願うれば、800g~1kgの良型でグィ~ン・グィ~ンも味わって貰えれば云うことなし

この夜は、今冬一番の冷え込みとのことだったが、こんな予報に限って的中するのが常で、この日は両手の指先がキンキンに痛くなる程の冷え込み。
上着のポケットに入れたホカロンで交互に指先を暖めながら・・・・。

所が、こんなに苦労しながらシャクッテいるのにアオリからは何の音沙汰もなく・・・。

寒いはアタリもないはで、タダでさえ折れ易い気持が萎えるにはそれ程時間も要らず、突堤の一段と高くなった壁の陰で暖かい缶コーヒーを飲みながら冷たい北風を凌いだりと、中々釣りに集中出来ない内に東の空が薄らと白み始め、ソロソロ地合いの到来か・・・。

期待に反して夜明けと共に寄って来たのはアオリではなく、投げ釣りのオッチャン連中で、2m程隣りに挨拶もなく入って来て長い竿を振り出す始末。
釣りの場合は、先行者が最優先となる不文律があるのだが、この突堤では地元優先らしい!
このKMKMに限らず、突堤では地元のアングラーが幅を利かせている所が多くて、それが厭で突堤を避けて地磯に入る様になったのだが・・・・・。

それでも我慢をして暫く続けたが、アオリからの音信もなく、地元のオッチャンが増えて来たのを機に場所移動を敢行。

SKNの磯に乗ってシャクリ始めたのは、7:00頃(?)
YTさんは最もDKN寄りの出っ張りに入り、小生はいつもの高見。
ここは根掛かりが多い上に潮位の低い時間なので、25カウントでシャクる様にしていたが、それでもエギを2個奉納してしまった。

EG-2012-006R.JPG
7:40頃、エギをフォールさせているとコツンと何かが触った感触があった。
しかし、その時は集中力が切れていたので、手も動かせずウン(?)と思っただけだったが、次にシャクッた後のラインを見ていると、何か動きがおかしい。
このラインの動きを説明するのは難しいが、風や波の影響ではないのは確か。
と思った時は手が動き、揚がって来たのが少し小さ目の450gのこの娘。

その後は、又々まったりとした時間が流れ、結局6時間の釣りの中であったアタリらしいアタリは一回限りだった(?)と云うことになる。

YTさんの方はと云うと、この日も一度もアタリを感じることはなく、新しいロッドの墨付けは成らず仕舞い。
年内には何とか、と願っているのだが・・・・・。

2012年釣行記(72)-EG

2012年 Eging 釣行記

大潮 月齢:0.8 場所:OHM,ISKR 釣果:ナシ 同行者:YTさん

前回、先行者と爆風で諦めた真鶴で、双子座流星群を見ながらのエギングを計画。
YTさんをピックアッブして現場に3:00頃到着。今回は先行者もなく、安心して長いダラダラ坂を下って海岸に出て見れば、ベタベタの凪で風も殆どなし。
3:20頃、新月で真っ暗な海に向かってキャスティングの開始。

情報では4:00~6:00頃が流星のピークとのことで、タイミングはピッタリ。
と云うことで、空を見上げながらカウントを数えシャクッていると、青白い光が斜めにサーッと走り・・・・

流星群と云うので、雨が降るが如く星が流れるのかと思っていたが、残念ながらそうではなかった。
暗い空に一つ流れると続いて2~3個の星が流れ、その後暫く時間をおいてまた同じ様な流れるパターンが多かった。
しかし、最初の一つが空の何処に現れるか見当もつかないので、ボーッと暗い空を眺めていると視野の片隅を一筋の光が流れ、慌ててそちらに視線を向けて流れて行く星の光を楽しむと云った具合。

雨が降るが如く等と思っていたのは、小生が勝手に描いていたイメージなのだが、夜釣りをしていても滅多に見ることのない流れ星を、眼の余り良くない小生でも、結局は20~30個は見た筈だから、普段よりも遥かに数多くの星が流れたことになる。
そう意味では流星群と云っても差支えはないのだろう。

肝心のエギングの状況は、と云うと・・・・。

全くアタリなしで、エギング・ロッドを新調したYTさんには是非墨付けをして貰いたいと願ったが・・・・。

ただ、このポイントは眼の前に海藻帯が帯状に広がっていて、一寸油断をすると根掛かってしまうのだが、カウントを35程度にまで増やしても殆ど根掛かりすることはなかった。
足許の生え根にも海藻は余り付いておらず、何か白っぽくなっている。
所謂、磯焼け現象なのかも知れない・・・・。

9:00頃になり、最近好調だとの情報があるISKRに移動することに・・・・。

移動するのは良いが、その前に小生にとっては大きな難関が・・・・
ダラダラとした長い坂を上らなければならない。息も絶え絶えに上って、バス道に出た時にはハーハー・ゼーゼー(涙)

ISKR近くの無料駐車場から九十九折りの坂を下って行くと、今度は一抱えもある大きな岩がゴロゴロと転がっている浜を通り抜けて行かなければならない。
歳を取って益々バランス感覚が衰えて来ている小生には大きな難所で、これまで余りISKRに入ることがなかった理由でもあるが、今回はYTさんにポイントを知って貰うことに加えて、何とか墨付けをと願って、勿論、泡良くばアオリをゲット出来るかも知れないとの助平心を秘かに抱えてのことだが・・・。

バランスを崩して転んで怪我をする様なことがない様に慎重に大岩を越えて、磯に乗った頃には汗びっしょりで、それ以上動く気も起きず、小生は最初に乗った磯に腰を落ち着けることにして、YTさんには後学のためにアチラコチラ移動して磯の状況を見て貰った。

このISKRでも、OHM程ではないものゝ、やはり海藻がかなり少なくなっている。
海藻が少なければ根掛かりリスクも減るので好都合だが、アオリの寄り具合には影響はないのだろうか?

結局、今回も枕を並べて完全試合を喰らって11:00頃StopFishingとした。

2012年釣行記(71)-EG

2012年 Eging 釣行記

中潮 月齢:27.2 場所:KMKM 釣果:300g x 1 同行者:YTさん

江之浦沖の海水温をチェックした所、僅か3日前の先週の7日(金)は19℃を切った所だったのに、月曜日の今日は17℃ギリギリで、いきなり2度近くも下がっている
冬に向かうこの時期のことなので、海水温が下がることは当然だが、今回の下がり方は少々急過ぎるし、暖かい海水温を好むアオリには、当然悪影響がある筈・・・・。
しかも、風も強そうな予報が出ている。

これでは、アオリはとてもじゃないが無理かな?

一方、YNGSMの午前中は北風が1~2m ・・・。

こんな状況なので、取り敢えず3:00頃から6:00頃までKMKMの堤防でアオリをやって見て、監視員が来る前にYNGSMに移動してメッキ・・・。
勿論、アオリが良ければ敢えて移動せず続けても・・・・。

とこんな欲張った計画を立ててYTさんをピックアップ。

3:00頃到着した現地の駐車場には4~5台の車が止まっており、突堤の先ではヘッド・ランプの青白い光がチラチラと見える。
やはり、好調との噂を聞きつけたエギンガーだろうか?

小生より一足先に様子を見に行ったYTさんによれば、4人程居るけれど入るスペースはあるとのことだったので、支度を整えて久し振りの突堤エギングをすることに。

空いている場所は、くの字にクランクしている個所から少し岸寄り。
ベスト・ポジションとは云えないが、まぁまぁの場所で、新しい墨跡もあるので、何とかなるだろう!

早速、エギを結んでキャストしようとした時、くの字にクランクしている所でシャクッテいた若者がヤット釣れました~
余程嬉しかったのだろう、見ず知らずの小生に向かってニコニコと笑いながら声を掛けて来た。
キャスティングの仕方やシャクリ方から見てエギング初心者と思しきその若者に、アオリのオス・メスの見分け方や絞め方をレクチャーして、小生もエギングを開始。

YTさんは小生の後方で湾側に向かって釣り座を構えている。

風は岸から沖に向かって小生の右から左の横風で強めなので、ラインが吹けてエギの着底が覚束ない。
そこでカウントを少し長めにとり着底したと思われる頃、シャクルと・・・、敢え無く根掛かりで・・ロスト。
暫く我慢をして続けたが、アオリの存在が感じられない。
そこで、背後でシャクッテいるYTさんの隣りに釣り座を移動・・・・。
釣りの楽しみは、勿論釣ることなのだが、獲物の気配も感じられない時には、気の合った仲間と駄弁るのもある意味で釣りの醍醐味だと思っている。
特に、この夜の様に気配もない上に足の指先がキンキンと痛む程冷え込む様な時は尚更のことで、仲間がいなければとっくの昔に心が折れていただろう

様子を訊ねると、アタリがあったが取れなかったとのこと。

EG-2012-005R.JPG遊び半分に、普段は滅多に使うことのない緑色のエギに替えて何回目かのキャストをしてシャクルと・・・・。
海藻が掛かったのかと思ったが、何やらロッドを引っ張る様な抵抗があってクゥィーン・クゥィーンとそれ程強くはないが明らかにアオリの引き。
前回は完全試合を喰らっていただけに嬉しい感触だが、一方でYTさんのアオリを横取りした様な・・・・

残念ながらアタリはそれっきりで、益々冷え込んで来た上に7個目のエギ・ロストとなるYTさんの高切れを機に第二ラウンドのメッキ戦をすることにしてYNGSMに移動。

YNGSMでは、多少潮の高さが足りないきらいはあるが、まぁ何とかなりそう・・・・・・。
直ぐに5gのメタル・ジグを結んでキャスティングを開始したが、いつもは五月蝿い程屯しているイナッコの姿も見えず、生き物の気配が全く感じられない。
プチ移動して立ち位置を変え、方向を変えてキャスティングを繰り返したが、何の反応のないまゝ時間が過ぎて行くだけ。

その内、陽が差して来るにつれてポカポカと暖かく気持が良くなり、睡眠不足も手伝って襲って来る睡魔に我慢出来ず、背後の斜めになった護岸にもたれる様にしてウツラウツラと白河夜船を決め込み・・・・・・。
眼が覚めると思い出した様にキャスティングをしたり・・・・。

そんなまったりとした釣りも12:00頃に打ち上げた。

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