2012年釣行記(72)-EG
2012/12/14
大潮 月齢:0.8 場所:OHM,ISKR 釣果:ナシ 同行者:YTさん
前回、先行者と爆風で諦めた真鶴で、双子座流星群を見ながらのエギングを計画。
YTさんをピックアッブして現場に3:00頃到着。今回は先行者もなく、安心して長いダラダラ坂を下って海岸に出て見れば、ベタベタの凪で風も殆どなし。
3:20頃、新月で真っ暗な海に向かってキャスティングの開始。
情報では4:00~6:00頃が流星のピークとのことで、タイミングはピッタリ。
と云うことで、空を見上げながらカウントを数えシャクッていると、青白い光が斜めにサーッと走り・・・・。
流星群と云うので、雨が降るが如く星が流れるのかと思っていたが、残念ながらそうではなかった。
暗い空に一つ流れると続いて2~3個の星が流れ、その後暫く時間をおいてまた同じ様な流れるパターンが多かった。
しかし、最初の一つが空の何処に現れるか見当もつかないので、ボーッと暗い空を眺めていると視野の片隅を一筋の光が流れ、慌ててそちらに視線を向けて流れて行く星の光を楽しむと云った具合。
雨が降るが如く等と思っていたのは、小生が勝手に描いていたイメージなのだが、夜釣りをしていても滅多に見ることのない流れ星を、眼の余り良くない小生でも、結局は20~30個は見た筈だから、普段よりも遥かに数多くの星が流れたことになる。
そう意味では流星群と云っても差支えはないのだろう。
肝心のエギングの状況は、と云うと・・・・。
全くアタリなしで、エギング・ロッドを新調したYTさんには是非墨付けをして貰いたいと願ったが・・・・。
ただ、このポイントは眼の前に海藻帯が帯状に広がっていて、一寸油断をすると根掛かってしまうのだが、カウントを35程度にまで増やしても殆ど根掛かりすることはなかった。
足許の生え根にも海藻は余り付いておらず、何か白っぽくなっている。
所謂、磯焼け現象なのかも知れない・・・・。
9:00頃になり、最近好調だとの情報があるISKRに移動することに・・・・。
移動するのは良いが、その前に小生にとっては大きな難関が・・・・
ダラダラとした長い坂を上らなければならない。息も絶え絶えに上って、バス道に出た時にはハーハー・ゼーゼー(涙)
ISKR近くの無料駐車場から九十九折りの坂を下って行くと、今度は一抱えもある大きな岩がゴロゴロと転がっている浜を通り抜けて行かなければならない。
歳を取って益々バランス感覚が衰えて来ている小生には大きな難所で、これまで余りISKRに入ることがなかった理由でもあるが、今回はYTさんにポイントを知って貰うことに加えて、何とか墨付けをと願って、勿論、泡良くばアオリをゲット出来るかも知れないとの助平心を秘かに抱えてのことだが・・・。
バランスを崩して転んで怪我をする様なことがない様に慎重に大岩を越えて、磯に乗った頃には汗びっしょりで、それ以上動く気も起きず、小生は最初に乗った磯に腰を落ち着けることにして、YTさんには後学のためにアチラコチラ移動して磯の状況を見て貰った。
このISKRでも、OHM程ではないものゝ、やはり海藻がかなり少なくなっている。
海藻が少なければ根掛かりリスクも減るので好都合だが、アオリの寄り具合には影響はないのだろうか?
結局、今回も枕を並べて完全試合を喰らって11:00頃StopFishingとした。