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2025年釣行記(33) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:06月02日(月) 19:00~23:00
潮回り:小潮
(↑↓) 95→141→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 10、カサゴ x 5
同行者:YTさん、(ISBSさん)

南風が3m/sで雨の心配もないと云うことなしの条件なので、アジングでもメバリングでも問題なく楽しめそう。となると、かえってどちらにするか大いに迷う所。
今週は潮位が余り高くない潮回りの週なのでMHR-KGNでのメバリングには少々厳しいため、KMI’sでのアジングの方が良いが、仲間からの情報によると最近は絶不調とのこと。
と云う訳で、雨のため1時間足らずの実釣時間で切り上げなければならなかった先週の木曜日の続きをしようと、海藻の繁茂状況を確認することを兼ねてMHR-KGNに行くことにした。

現地には18:35頃、到着。
既に到着して準備の真っ最中だったYTさんに挨拶をして、急いで準備を整えて二人揃って岸壁に出た。
岸壁に立ってみると、車を停めている所では少し吹いていた風は殆んど吹いておらず、海は穏やかで一見した所海藻も心配した程漂っていない様子でメバリングには申し分ない。問題は可愛娘ちゃん達のご機嫌だが、最近の好調振りを考えると、この点も心配することはなく、今夜は楽しめそう!!

今回使用するロッドはBlueCurrentⅢ 82/B
前回は上手くキャスティングが出来ず、その原因が特定出来ないまゝ予備のSephia S806ML-Sを引っ張り出してメバリングを続け、帰宅後にタックルをジックリと点検してみた。しかし、何処にも不具合が見付からない。
自身のキャスティング技量が低いことを棚に上げて云うのも何だが、BlueCurrentⅢ 82/BのロッドとDAIWASilverWolf SV TW PE SPECIAL月下美人AIR TW PE SPECIALのリールとの組み合わせでは問題が出た記憶はないので、AbuGarciaRevo ALC-BF7との相性が悪いのかも知れない。

と云う訳で、念の為にラインを巻き直して再度Revo ALC-BF7を組み合わせて使うことにした。
そして、飛ばし浮きを使ったワーミング・システムを組んで、軽く肩慣らしのキャスティングをしてみた。すると、前回と全く同じ症状で途中でヘナヘナと落ちてしまう。YTさんからはリールに巻いているラインが喰い込んでいるのではないかとの指摘があったが、注意をして巻き直して来ているので、それはない。しかし、実際問題として全く飛距離が出ていない。
ここで前回の様にスピニング・タックルに替えることも頭を過ったが、それでは進歩がない。何とか使いこなそうと色々と試すことにした。その結果、何とか飛距離が出せるキャスト方法を見付けた。つまり、キャストしようと振り被った際、一拍おいて力を全く入れずにフォワード・キャストに移れば、ラインがスムーズに出て行くことが分かった。このキャスト方法ではロッドの曲がりが殆んど使えないので、飛距離はそれ程出せる訳ではない。それでも、飛ばし浮きを使っているためこのMHR-KGNでのメバリングには充分の距離が出ているので、これで通すことにした。

と、釣りをする以前の問題で時間を喰ってしまい、落ち着いて可愛娘ちゃんからの反応を待てる様になったのは、19:00頃。とは云え、この頃には10投に2投位の割合でヘナヘナ状態が発生していたので、やはりキャスティングにはいつも以上に気を使わざるを得なかった。
そんなことがあったためか、前回雨の中良かった9~10番スポット付近でも反応が感じられず、心配していた海藻も、何処に行ったのか全く邪魔をして来ることもない。

丁度その頃登場して来たISBSさんは足早にへの字カーブを越えてその先に足早に消えて行ってしまった。
小生も追い掛ける様にしてへの字カーブ付近に移動。この付近は小生の好きなポイントだったが、生憎の海藻の絨毯のため敬遠していた。しかし、海藻が消えてしまっているので久し振りに竿を出してみることにした。だが、ウンともスンとも反応がない。海藻と共に肝心要の可愛娘ちゃんも何処かに行ってしまったと見える。

それでも、時間が経てば活性が上がって来るだろうと夢を追い掛けていると、43番スポット付近で、モソ。
やっと来た・・・!!と寄せに入ったが、引きにもう一つ力強さが感じられず、アッサリと揚がって来た獲物は15cm位のロリ・メバル。時刻は19:35のことだったが、今シーズンのMHR-KGNでは20cm以上が殆どだったので殊更に小さく感じてしまい、嬉しさは半分と云った所。

とは云え、これを皮切りに楽しいメバリングが出来る筈!!と期待を込めて後続を狙ったが、続かない。この点も最近のMHR-KGNとは様子が違って、何年か前の昔に戻った様で、これも自然のなせる技なので仕方がない。

やっとの思いで2匹目を獲ったのは19:4847番スポット付近でのことだったが、やはりサイズは16cm前後のどちらかと云えばロリ。
その後も反応が続くことはなかったので、久し振りに蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を求めてラン・ガンしたが、忘れた頃にポツリポツリと来るだけで中々釣果が伸ばせず、ツ抜け直前にまで漕ぎ着けたのはいつもなら引き揚げる時刻の22:00頃。

アジングにしろメバリングにしろツ抜けを最低限の目標にしているので、この頃になると腰の痛みも強くなって来ており時間的にも一杯一杯だったが、何とか区切りをつけたいと老骨に鞭打って粘ることにした。
その時は、YTさんISBSさんは好調にロッドを曲げているので、それ程時間を掛けずに目標を達成することが出来るだろうと安易に考えていた。所が小生には何も反応が感じられない。

それでも、何としてでも老いの一徹で粘りに粘って、この日最後の1匹をゲット。時計を見れば、いつもの就寝時刻の23:00直前の22:53。獲物はMHR-KGNでは良型の部類に属する20cmサイズだったので、未練はあったがStopFishingとした。

それにしても、あの海藻は何処に行ってしまったのだろう?
つい先週の月曜日には繁茂している海藻を避けてキャストしていたことが嘘の様に、消えてなくなっていた。この点は、海藻に悩まされることなく釣りに集中出来る状況になったので大歓迎だが、肝心要の可愛娘ちゃんの居場所まで変わってしまった様子で、これにはガッカリさせられた。
小生のこの日のタックルは、テトラ帯より沖目を狙い、掛けたメバルに海藻に巻かれたり敷石に貼り付かれたりするのを避けるために、MHR-KGNでのメバリングには少々オーバー・スペックなものにしたのだが、これが裏目に出た様に思う。
ISBSさんによれば、この日はテトラ帯と岸壁の間が良かったとのこと。であれば、これまでの様にジグ単で臨むべきだったと思うが、1週間にしてこれ程大きく状況が変わるとは思いもしなかった。
次回は、ジグ単で借りを返そうと思う。

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1匹目 19:35 43番スポット付近
2 19:48 47
3 20:06 49
4 20:39 51
5 20:40
6 20:53 54
7 21:18 63
8 21:29 71
9 22:01 61
10 22:53 10