2025年釣行記(37) – MB
2025/06/20
日 時:06月20日(金) 19:00~22:30
潮回り:長潮(↑) 100→130cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 6、カサゴ x 4、アナハゼ x 1
同行者:YTさん、(ISBSさん)
梅雨入りをしたばかりなのに、まるで真夏を思わせる程の強烈な日差しの毎日で全く梅雨メバルには似つかわしくない状況だが、南風3m/sの予報に誘われて今回もMHR-KGNでのメバリングをすることにした。
現地に到着したのは18:30頃。
この時期の日没時刻は19:00頃なのでまだまだ明るい時間帯なのだが、先着していたYTさんの車には人影がない。YTさんが実際に釣りを始めるのは暗くなってからで、明かるい内は車内で時間を潰しているのが常なのにどうしたんだろう。連絡を取ってみるとリールに巻いているラインの調子が良くないので、キャスティングをして馴染ませているとのことだったので、直ぐに支度をして岸壁に出て、18番スポット付近でYTさんに合流。
岸壁に立ってみると、風は予報通り背後からの南風が吹いており、海は波もなく穏やかでメバリングには好都合。これで可愛娘ちゃん達のご機嫌が良ければ云うことなし。
今回使用するロッドはSoare30 XTUNE S610LS30。
このロッドはYTさんのお膝元の海岸でメッキを追い掛けている際、トゥイッチングがし易かったので手に入れたものだが、最近はメッキを追い掛け回すこともなくなったため、すっかり出番がなくなって部屋の片隅で燻っていたもの。MHR-KGNでのメバリングには少々張りが強過ぎるが、敢えて引っ張り出して来た。
このロッドに1.2gのJHを組み合わせて、先ずは飛距離の確認。眼の良いYTさんに見て貰った所、テトラ帯orテトラ帯の先に着水しているとのことで飛距離の点では全く問題がないことが判ったので、予定通りSoare30で通すことにした。
しかし、時間的には日没時刻を過ぎたばかりでまだまだ可愛娘ちゃん達が動き出すには早過ぎる。とは云え、車に戻って出直すのも億劫。と云う訳で、なし崩し的にメバリングを始めることにした。
と云う訳で開始時刻は判らないのだが、便宜的に19:00の開始としておく。
明るい時間帯は、カサゴやアナハゼは遊んでくれるが、本命のメバルはまだお目覚めではないと見えてサッパリ音沙汰がない。
暗くなれば、きっと反応して来るだろう・・・
しかし、期待に反してウンともスンとも云って来ない。
場所を移動してへの字カーブ付近を過ぎ、前回YTさんが爆釣した59~60番スポット付近ならばと期待をしたが、これも空振り。日没後1時間を経過した20:00頃になっても状況は全く変わらず、湘南の達人と異名を取るYTさんもお手上げ状態。
21:00少し前になってISBSさんがやって来た頃、余りにも反応がないのに嫌気が差して小生独り凸部に移動。
ひょっとすると、メバルの付き場が大きく変わった可能性もあると思ってのことだったが、凸部でも気配がない。
今年の梅雨メバルの時期は終わったのかも知れない・・・とボーズを覚悟しながらキャスティングを繰り返していると、漸くコツンと反応が帰って来た。抜き上げてみると17cm程のアベレージ・サイズの可愛娘ちゃんで、時刻は21:18、ポイントは95番スポット付近でのことだった。
いつもであれば、この1匹に勇気凛々、やる気を出して後続を狙ってキャスティングを繰り返す所だが、2時間以上も音沙汰がない状況が続いていたことがあったためか、いつも以上に疲れを感じていてもう一つやる気が湧いて来ない。
それでも、惰性でキャスティングを繰り返して21:26、21:29に獲物をゲット。しかし、サイズは13cm程のロリ・メバル。こんなロリばかりでは・・と意気消沈し、少し早いが引き揚げようと考え折り返しに入った。
その復路でのこと。
85番スポット付近のテトラ帯とテトラ帯の切れ目が何となく気になったので、行き掛けの駄賃とばかりにキャストしてみた。するとモゾと感じる違和感があって、反射的に煽ったロッドにズシンと感じる重さが伝わって来た。根に潜られない様に慎重に寄せて、何とか抜き上げたのは25cmには少し足りないが良型の可愛娘ちゃん。
この可愛娘ちゃんの顔を見た途端、それまでのやる気のなさは何処へやら。俄然、張り切ってキャスティングを繰り返したが、どうやら単独行動をしていたものと見えて、反応はその1回だけで終わってしまい後が続かない。
それでも一度火の付いた気持ちは収まらず追加を狙ったが、気持ちとは裏腹に反応がなく、何とか21:52に74番スポット付近で15cmを、そして22:02に71番スポット付近で18cmを追加出来、漸くカウンターの数字は6となった。
しかし、この頃には最近にはない程ヘトヘトに疲れていて、粘って可愛娘ちゃんを追い掛ける余力はなく、22:30頃、YTさんやISBSさんを置いて独りStopFishingとすることにした。
そして、片付けを終わり二人が戻って来るのを待っていたが、一向に戻って来る気配がない。
そこで散歩がてら迎えに行って30番スポット付近でYTさんに遭遇。様子を訊ねると小生が復路でYTさんを追い越した後暫くしてメバルの活性が急に上がって楽しいメバリングになった由。遅れて戻って来たISBSさんも同じ様な状況に遭遇していたとのこと。
となると、もう少し粘っていたら小生も千載一遇のチャンスをものにしてこの日を終えられたかも知れない。少しのタイミングのズレで天と地程の結果の違いになった訳で、そう考えると何とも悔しい限りだが、あの時はロッドを振る気力も残っていなかったので、運が悪かったと云うことだろう。
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21:18 | 1匹目 | 17cm | 95番スポット付近 |
21:26 | 2 | 13 | 92 |
21:29 | 3 | 13 | 91 |
21:31 | 4 | 24 | 85 |
21:52 | 5 | 15 | 74 |
22:02 | 6 | 18 | 71 |