2025年釣行記(36) – MB
2025/06/16
日 時:06月16日(月) 19:00~22:30
潮回り:中潮(↑↓) 130→157→150cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 15、カサゴ x 4、トビウオ x 1
同行者:単独、(ISBSさん)
先週、梅雨入りをしたと思ったらもう中休み。雨の中の釣りを最も苦手にしている小生にとっては有り難いが、いきなりの30°超えは身体に堪える。とは云え、それは昼間のことで夜になれば若干でも気温は下がる筈。であれば暑さに慣れていない身体であってもそれ程負担にはならないだろう。しかも風はフォローになる南風が3m/sと弱く、潮回りは21:14が満潮となる中潮で、潮位は120cm以上と高い時間帯での釣りになるので、MHR-KGNでの梅雨メバル狙いには云うことなし。
と云う訳で、願ってもない条件に胸踊らせて自宅を出た。
現地到着は18:50頃。
早速、岸壁に出てみると予想外に風が強く吹いている。背後からの風なので釣りには大きな影響はなく、寧ろ蒸し暑さが和らぐため、これ以上強くなったり向きが変わることのない様に願ってメバリングを始めることにした。
今回使用するロッドはSoare30 XTUNE S803ULT30。
磯メバル用に持っていたこのロッドは、最近は磯に乗ることもすっかりなくなったため出番がなくなっていたものだが、YTさんから型の良いメバルが多かったとの情報があったので、久し振りに引っ張り出して来たもの。今シーズンは、MHR-KGNでの良型メバル狙いではエギング・ロッドのSephia S806ML-Sに飛ばし浮きを使ったワーミング・システムで臨んでいたが、今回はジグ単で狙いたかったので、1.0~10.0gのルアーが扱えるSoare30を選択したと云うのがその理由。
MHR-KGNでのメバリングでは0.3~0.8gのJHを使うことが常だったので、出来ればSoare30でも0.8gのJHが使えればと考えて、先ずは飛距離を確認するために、19:00頃、7番スポット付近からキャスティングを開始した。
しかし、どんなに目を凝らしても着水点が見えない。ハンドルの巻数で飛距離の目安を付けようとしたが、巻数が多かったり少なかったりで安定しない。そこで1.0gのJHに替えて試してみたが、これももう一つ。と云う訳で、最終的に手持ちの中では最も重たい1.2gのJHにしてみた。
潮位が高いためテトラ帯の殆どが海中に没していてその位置が判らないので、JHを重くすれば重くする程テトラ帯の餌食になる惧れが強くなる。しかし、1.2gのJHを常用しているYTさんはそれ程頻繁に根掛りさせている様には見えない。そこで駄目で元々と敢えて1.2gのJHにしてみたのだが、思いの外根掛かることがない。
周囲の暗さが徐々に増して来たが、可愛娘ちゃんからのラブ・コールがないので、1投毎に2歩3歩進んで足早に立ち位置を替えて居場所を探していると、12番スポット付近でモワーとした違和感が伝わって来た。
アレーッ、もう来たの~?
半信半疑で合わせを入れて抜き上げて見ると、細長く白い魚体がバタバタと暴れている。何だ、ボラか・・・・?と思いつゝよくよく見るとその正体は大きな胸鰭を広げている30cm程のトビウオでビックリ。
外道でこの日の幕開けは出来たが、本命からの反応はサッパリ返って来ない。
そこで、YTさんからは59番スポット付近が良かったとの情報に従ってへの字カーブの手前の探索は軽く済ませて、57番スポット付近から先をジックリとチェックすることにした。
そして、20:10に58番スポット付近で待望の可愛娘ちゃんをゲット。しかし、サイズは15cm程しかなくSoare30には似合わないロリ・メバルでガッカリ。
それでも漸く魚が動き出した。この1匹を皮切りに・・・・・と期待を込めてキャストすると、直後の20:11に同じポイントで18cmクラスの2匹目をゲット。
18cmでもYTさん情報よりは小さいが、引きもソコソコ楽しめる。この調子で行けばと思ったが少し間を置いた20:19に3匹目。しかし、又もや15cm程のロリ・メバル。
58番スポット付近では、この3匹を獲った所で反応も消えてしまったので、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探して63番スポット付近に移動し、20:31に4匹目を確保。しかし、サイズは17cm程で良型狙いで来ただけに、もう一つ納得感に乏しくしかも単発で後が続かない。
この日の5匹目を獲ったのは少し先の68番スポット付近、20:39のことでサイズは21cm程。そして20:43に6匹目となる20cmクラスを追加。メバルも20cmを堺にして引きの強さが全く違い、Soare30にして正解だったとほくそ笑んだが20:48に69番スポット付近で来たのは、またもや17cm。
17cmと云えば、MHR-KGNでのアベレージなので文句は云えないし、自然を相手にしているだけに遊んでくれるだけ良しとしなければならないのは重々承知してはいるが・・・。
69番スポット付近での反応がなくなったので、更に先に進んで74番スポット付近をチェックすることにした。この付近は、前回、Dr.TJさんやISBSさんが楽しいメバリングをしたと云っていたポイントなので、期待をしたのだが反応は間遠く掛かって来るのは17cmクラスばかり。
21:00頃、丁度、74番スポット付近で8匹目のメバルを取り込んでいる所に、ISBSさんが登場。暫くの間、二人並んで付近の探索をしたが、反応が鈍い。そこで、さらにジックリと75~7番スポット付近をチェックすると云うISBSさんと別れて小生は折り返しに入った。
復路に入ってからは、連続して反応がある訳ではないが、ポイントを替える度に1匹拾うメバリング。サイズも大きかったり小さかったりだが、21:32~22:11の約40分間で10匹の釣果はまぁまぁだろう。
結局、この日はYTさん情報と違って爆釣とまでは云えないが、それでもダブル・ツ抜けの結果で、22:30頃、StopFishingとした。
この日、初めて釣ったトビウオだが・・・・。
ISBSさんによると地元のアングラーの中には、この時期になるとライトで海面を照らしてトビウオを誘き寄せて網で掬っている輩も見掛けることがあるらしい。どうやら産卵のために寄って来ているらしく、ISBSさんが海面をヘッドライトで照らしてみると、足元にはゆらゆらと泳いでいるトビウオの姿が見えた。
塩焼きにすれば美味い魚だが、この日は釣果のお持ち帰りの予定はなかったので、海にお帰り願ったが、それにしても珍しい魚が釣れたものだ。
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20:10 | 1匹目 | 15cm | 58番 | 21:32 | 11匹目 | 17cm | 68番 |
20:11 | 2 | 18 | ↓ | 21:38 | 12 | 17 | 67 |
20:19 | 3 | 15 | 58.5 | 21:41 | 13 | 22 | 66 |
20:31 | 4 | 17 | 63 | 21:46 | 14 | 21 | 65 |
20:39 | 5 | 21 | 68 | 21:49 | 15 | 17 | 64 |
20:43 | 6 | 20 | ↓ | 21:53 | 16 | 15 | 63 |
20:48 | 7 | 17 | 69 | 22:02 | 17 | 22 | 60 |
20:58 | 8 | 17 | 74 | 22:04 | 18 | 16 | ↓ |
21:09 | 9 | 17 | 75 | 22:10 | 19 | 15 | 59 |
21:10 | 10 | 17 | ↓ | 22:11 | 20 | 20 | ↓ |