※ 月別アーカイブ:7月2007 ※

2007年釣行記(33)

2007年

潮回り:大潮  場所:IWGK  釣果:400gX1 同行者:ナシ


折角有給休暇を取って有終の美を飾ろうと目論んでたけさんと連続して釣行したが見事に空振りに終わってしまい、次の月曜日の朝マヅメを狙って何とかしようと考えていた。
所が、予報では、寒気の南下に伴って大気の状態が不安定となり激しい雷雨となるとのこと。
であれば、釣行は無理か???
などと考えていると、たけさんから携帯メールで、何と土曜日からリベンジに行って来られた様子で、しかも、アオリイカとアカイカが一杯ずつ仲良く並んで写っている写真のオマケ付き。そしてメール文はこれで活性を上げて下さいと来た(笑)
こんな写真を見せ付けられて黙って指を咥えている訳には行かない。
何とかならないかと、念の為Yahoo天気予報をチェックすると、月曜日の早朝はどの時間帯も傘マークが並んでいるが、雨量は0mm。基本的に雨は厭だが、何とかなるかも・・・。
日曜日の夕方になると、天気予報の通り、目も眩む様な稲光、ハラワタに響く様な雷鳴、バケツを引っくり返した様な土砂降りの雨・・・・。
午前2:30。携帯の音に目を覚まし外を伺うと、嬉しいことに雨はすっかり上がっている。
喜び勇んで3:00少し前に出発したが、西湘バイパスを走行中、雲の合間から顔を出した満月を見ていると、空が一瞬パッと白くなった。
ウッソ?!! 稲光? さてどうする?
目的のIWGKでは、先行者が1名、既にシャクッテいる。空を見上げると、黒い雲が低く垂れ込み今にも降り出して来そうな雰囲気で、しかも時折空が白く光る。
これじゃ、雨が降り出すまでの時間勝負と、たけさんのテトラに乗ってキャスティングを開始。
海は波立っており、何となくざわついた落ち着きのない様子だが、寒気の影響か、斜め左後ろから吹いて来る風は涼しく非常に心地が良い。
時折、グンと来る波のアタリや、ピッと引っ張られるラインの動きに何度も翻弄され、ソロソロ集中力が切れ掛かった7:00頃、シャクッたロッドがガツンと止まり待望のイカ様からの信号。
引きは少々弱いが、久し振りのギュィ?ン・ギュィ?ンに慎重に上げて見ると、400g程の♂
続いて来ないかと期待を込めてキャスティングを繰返していたが、8:00過ぎになってとうとう雨が降り出して来た。
空は白く光り、雷鳴も聞こえ出したので、心残りではあったがStopFishing。
荷物を担いで車の所まで戻って来ると、ワイパーに何やら茶色い紙が挟み込んである。何事か?と段ボール紙に書かれている内容を読むと有料駐車場に付き1,500円を近くにある海の家にまで持って来いとある。
ちょっと待て!!!
ここは一般道路の突き当たり部分じゃないか。しかも、有料駐車場なんて看板は何処にも掛っていない
有料だと判っていれば、もっとテトラ帯に近い所の駐車場を使っていたし、何も釣りには不便な遠くの駐車場を態々使う必要もない。去年も先日も同じ場所に車を止めたけれど、何も云われなかった。何も云われなかったから止めても良いと云うことにはならないが、少なくとも人や車の往来が殆どない時間帯に、これまた人や車の往来のない道路の突き当たりを使わせて貰った。
路上駐車であるため褒められた行為ではないので、大きな顔をしては云えないが、このやり方には一寸不満が残るし、文句の一つも云いたくなる。
幸い(?)、帰りその海の家を覗いたが誰も居なかったので、そのまま帰って来たが、海のシーズンは行けないポイントだと思った。

2007年釣行記(32)

2007年

潮回り:中潮  場所:IWGK、KMGM  釣果:ナシ 同行者:たけさん

蒸し暑い梅雨も東海地方まで明けて来てイヨイヨ終盤戦のドン詰まり。
何とか有終の美を飾って来シーズンに繋げ様と思っているのだが、中々上手く行かない。23日もたけさんと二人で出撃したが、結果はご覧の通り。
そのリベンジとばかりに、27日に有給休暇を取って、26日の夜中から27日の明け方までのエギングを画策した。
夜釣りのことなので磯場よりは足元の良い所をと云う事で場所は、IWGK。
ここは、たけさんやだいごろうさんのホームなので、たけさんにその旨メールを入れると、たけさんもリベンジに出撃するとのことで、期せずして連続のランデブー釣行となった(笑)
26日の夕方、終業の鐘が鳴るか鳴らない内に職場を飛び出し帰宅。そのまゝ着替えをして釣り場に向かおうと思ったが、朝の出掛けに晩飯は要らないと伝えるのを忘れていた。ここで喰わずに出ると家庭騒動の元になることは火を見るよりも明らか。と云うことで、用意して呉れた晩飯を美味しく頂いて出発した。
あれやこれで、予定より遅れた20:30頃になって漸く車に乗り込み、エンジンを掛けた所でたけさん宛に今出るよ。現着は22:00頃の予定とメール発信。
折り返し着信したたけさんからの返事は、今、ポイントに着きました
現地には予定通り22:00を少し回った頃に到着。ここは駐車場所からポイントまで少々距離がある。と云っても、TKURの様な急坂ではなく平坦地での移動なので息苦しくなることもなく、ご老体の我が身にとっては優しい所。
ポイントのテトラ帯付近で、丁度休憩に入ったばかりのたけさんと遭遇。
早速、様子を尋ねた所、アカイカ1杯だけと余り芳しくない様子。
たけさんはもう少し休憩をされるとのことだったので、ご愛用のテトラを譲って頂きキャスト方向まで指示して頂いたが、アオリからのコールはなく、その内時折空がピカリと光り出した。最初は車のライトが何かに反射しているのであろうと思っていたが、どうも雷様のお使いの様。
日付が変わって間もなく私は明日仕事があるんで・・・とたけさんが引き揚げて行き、暗い中独りキャスティングを繰返していたが、1:30頃、このポイントは諦めて帰路の途中にあるKMGMの堤防に行くことにした。ここは人気ポイントだが、流石に平日のこの時刻故、先行者は横浜の若者二人のルアー・マンだけで、ほゞ貸切状態。
折から吹き出した心地よい風に乗ってエギの飛びは抜群だが、着水ポイントは全く見えない。潮の流れもIWGKよりもかなり速く、ラインを送っても送っても常にテンションが掛っている。
本当ならDeepタイプのエギに交換すべきなのであろうが、この頃にはモチベーションもかなり下がっていて、適当なシャクリの繰り返し。
こんな状態を続けていても、来るべきものも来る訳はなく、ルアー・マンが引き揚げるのと呼応して4:00過ぎにStopFishing。

2007年釣行記(31)

2007年

潮回り:長潮  場所:MNDR-TKUR  釣果:アカイカx1 同行者:たけさん

今回の釣行は、我が道楽部屋に何度か来て頂いているたけさんとご一緒させて頂くことになった。
普段は単独が多いだけに、還暦を過ぎた歳にも拘らず、遠足を翌日に控えた小学生と同じだ。興奮に中々寝付けず早めに休んだにも拘らず、結局2:00過ぎまでウツラウツラとしてだけで終わってしまった。
たけさんには、最近小生が通っているMNDRの地磯にご案内することになっている。

約束の2:30、たけさん拙宅に到着。
早速、荷物を小生の車に載せ買えて出発したが、曇りの予報にも拘らず、フロント・ウィンドウに小さな雨粒が当りだし、時には本降りの雨。小生は雨に融けてしまう体質だが、たけさんは全く頓着しないと仰る。寧ろ、雨の方がアングラーの数が減るので好都合とも・・・。
幸いにも、現地の駐車場に着いた時には殆ど雨は降っておらず、小生は一安心した次第。

たけさんには磯の先端に入って頂き、小生はその手前。
早速支度を始めたが、たけさんの手際の良いこと!!! 小生がガイドにラインを通している間に既にスタンバイ・オーケー。
たけさんの第一投は4:20過ぎ。小生は遅れること5分。

風はなく海もマッタリとしていて、ある意味で絶好のエギング日和だが、霧と云うべきか靄と云うべきか、雲が低く海面にまで垂れ込んでいる様に見え、正面にあるべき湯河原や熱海の街並みも完全に灰色の世界に閉ざされた状態。 湿度100%じゃないかと思える位にジトジト・ベタベタと蒸し暑く、まるでサウナでのエギング。

首に巻いたタオルは、噴出す汗に直ぐに重くなってしまい、眼鏡は拭いても拭いても曇りが取れず、この時程、エギングでは大敵の風を欲しいと思ったことはない。
そんな中でもグィーン・グィーンの引きを期待してシャクッていたが、アオリからの信号は一向に見えず、カンナに掛って来るのは海草ばかりの状況に少々嫌気が差して来ているのに、たけさんは一投一投に集中。しかもシャクリ方も色々と変化を付けていらっしゃる。この辺が上手い人と小生の様なヘボとの違いだろう。
去年の10月から始めたと仰るが、中々どうして立ち居振る舞いは既にベテランそのもの。

それでも結果が出ないので、状況を打破すべく磯換えを提案し先週入った磯に乗って頂いたが、そんな思惑とは全く関係なく、最初に上げたのは小生。
シャクッタ後のテンション・フォール中に、何やらモゾモゾした違和感。一呼吸して合わせると、余り強くはないが生命体の反応がある。
やっと来たかと上げて見ると、アオリならぬアカイカがエギをがっしりと抱いている。
これで、お向かいさんへのお土産は出来たと、クラーに収納していると、いきなり大きなウネリが押寄せて来て直ぐ足元まで波で洗われる始末。今まで静かだったし漁船も通っていないのに・・・。
これだから海の波は分からない。

潮は上げて来ているし、気のせいかウネリも幾分出て来た様でもあり、磯の入口が浸かると帰れなく惧れがあったので、朝方の磯に戻ったが、結局9:00過ぎにStopFishing。

たけさん
昨日は色々と有難うございました。 お陰様で楽しい釣行でした。
残念ながら、お互いにグリーンのアイシャドウをした可愛い子ちゃんには、逢えませんでしたが、これに懲りずにまたお付き合い下さい。

2007年釣行記(30)

2007年

潮回り:中潮  場所:MNDR-TKUR  釣果:釣りせず 同行者:
単独

台風4号が関東地方を掠め去って行き、これで遂にシーズン・オフに入ったかと思いつゝも、やって見なければ判らないとばかりに家を出たのはいつもより若干遅い3:00少し前。
その頃は、路面は濡れていてつい先程まで降っていた様子だったが、昨夜のYahoo天気予報では曇りだったので、天気は快方に向かう筈と全く気にもせずにMNDR方面に向かって走っていた。
所が、西湘バイパスに差し掛る付近で霧の様な細かい粒の雨が降り出し、小田原を過ぎ江之浦辺りでは粒も大きくなって来た。
シーズン開幕当初であれば、恐らく引き返したんだろうが、何しろ、所によっては既にシーズンも終わっているこの時期、何とかシャクレるものならシャクリたい
と未練心一杯で、いつもの駐車場に4:30頃到着。
駐車場には軽のワンボックスが1台だけ。雲が厚いこともあって周囲は未だ薄暗く、相変わらずシトシトした梅雨の降り。
リクライニングを倒して様子を見ることにしたが、程なくして、車の屋根に落ちる雨粒の音が段々と大きくなって来た。
にも拘らず、曇りの予報に期待しつゝ小一時間程居たが、雨が小降りになる様子は一向に見えて来ず、逆に本降りの気配濃厚となって来たので、漸く諦めて、後ろ髪を引かれる思いで泣く泣く帰宅して来た(涙)

ガイド交換

釣り道具


小生の釣りの原点はヘラ鮒にある。
ご存知の通りヘラ竿は、釣竿の中でも柔らかい部類の属する。小生の好みはその中でも胴調子だから、ペラペラな竿だ。洋風に云うなら所謂スローだが、こんな竿で尺クラスを掛け様もなら、竿は満月に撓って・・・。
これが事の他面白い。
エギングでもこれの点は変わらず、ZENAQのShore S96をメイン、90 Parabolicをサブにしている。
しかし、このS96のガイド・システムはULガイド+ステンレスフレームSICガイドで、そんなに頻繁にある訳ではないが、それでもガイドにラインが絡むことがある。
と云うことで、ガイドをLDB]+LCタイプに交換することにした。
たまたま、ヤフオクでFujiのガイド・セットT-LDBSG12M101を落札することが出来た。このセットにT-LCSG12とT-LCSG16を加えて取り敢えず準備完了。

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