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2007年釣行記(28)

2007年

潮回り:中潮  場所:MNDR-OHM、TKUR  釣果:ナシ 同行者:単独

2:30出発。
国道や西湘バイパスでは、雨・運転注意!の電光掲示板が光っていたが、路面は所々濡れている所はあったものの雨の気配はなく、それどころか雲間から丸い月が顔を出している始末。
駐車場には予定通り4:00過ぎに到着。雨の予報のせいか小生が一番乗り。
早速、支度をしてOHMに向かったが、浜に抜ける踏み分け道は、野草が両側から覆い隠す程生い茂っており、足元が覚束ない。滑って転ばぬ様に慎重に下ったせいか、前回泣き2kgを出した時と同じポイントに着くまでに20分程も掛ってしまった。
雨雲は低く垂れ込め正面に見える熱海のホテル街が墨絵の様に霞み、熱海以南の伊豆半島は全く見えない。
たっぷっりと湿気を含んだ空気が身体中に纏わり着き、いつ降り出してもおかしくない状況。
8時か9時頃までの間だけでも泣き出さなければ良いと願いつつ、急いでラインを通しエギを結んで鉛色をした海に向かっての第一投。
第ニ投、第三投・・・・・。
その内気が付くと切れ藻の塊が次から次に潮の流れに乗って来る。
その切れ藻を避ける様にしてキャストを続けたが、海面だけではなく海中にも漂っている様子で、2回に1回の割で引っ掛かって来るものゝ、アオリからの信号は全く感じられない。
蒸し暑さと切れ藻に嫌気が差して来た9:00頃、集中力がなくなったのを機にStopFishing。
行きは良い良い、帰りは怖い・・・
帰りの上り坂が一番苦労する。普段は自分の年齢を気にすることもないのだが、こう云う時には痛烈に老いを感じてしまう
今回はその対策にスプレー酸素を持って来たので、何とかなる???
両側から覆い被さっている野草を膝で掻き分けながら上り坂を辿り、途中で息が切れた所で、マスクを口と鼻にあてシューッとすると・・・・・・。
酸素そのものには味も素っ気もなく、へたりきった細胞にカツを入れられた実感もなく、なんとも頼りない限りである。 しかし、気のせいか楽になった様な気はする。
駐車場にまで戻る道々、TKURはどうだろうと様子が気になりだし、結局、駐車場を通り過ぎて九十九折の坂を下ることにした。例のヤエン師達がいれば様子が聞けるだろうと思ったが、誰も入っていない。
空を見上げると、心なしか高くなり雲も薄くなっている様に思える。
ヨシ、一丁やって見るか・・・・、と、懲りもせず又竿をだしたものゝ、アオリからは完全に見放され、11:30にTKURでもStopFishing。
先週は新仔の様に小さなのが2杯だけ。今週は全くのボーズ。
やはりシーズンは終わってしまった様だ。