※ 月別アーカイブ:3月2020 ※

2020年釣行記(20) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:03月25日(水) 18:35~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 20
同行者:単独

前回の釣行では、Dr.TJさんがプラグでツ抜けをしたとのことだったので、今回はプラグ縛りで楽しむ積りでMHR-KGNに出掛けることにした。

16:45頃、自宅を出発し、現地には日没時刻を過ぎた18:15頃に到着。
早速、支度を整えて岸壁に出て見ると、予報よりも強い風が吹いている。と云っても、フォローの南寄りなのでメバリングには全く影響しない程度で、ヤレヤレ。

今回持ち込んだロッドは、この所出番がなかったTenryu改
最近は、右手を庇うため左手でのキャスティングをすべく、ベイト・ロッドのSSQC-742LT-BF-KRばかりを使っていたが、今回は軽いプラグをストレスなく使うことを目的に、久し振りに引っ張り出して来たもの。

18:35頃、60番スポット付近に到着。時間的には、新月の大潮の満潮時刻を過ぎたばかりのタイミングで、潮位が高いためテトラ帯の殆どが水没しており、所々に海面から頭を出している頂上が見えるだけ。これ程潮位が高ければ、余程プラグを沈めない限りはテトラに喰われる心配もなく、のびのびとキャスト出来る。

先発プラグをどうするか考えたが、先ずはプラグで可愛娘ちゃんの顔を見るのが先決MHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30Sをチョイスしてキャスティングを開始。

すると、直ぐに答が出て、2投目でコンとハッキリとしたアタリがあって、アベレージサイズの可愛娘ちゃんが来てくれた。

そして、2匹目、3匹目と順調な滑り出しだったが、FinluckMinnow30Sは廃盤商品で今となっては何処にも売られていない。そんなプラグに頼ってばかりも居られないので、代わりのプラグを探す必要がある。と云う訳で、MHR-KGNでの定番プラグになりつつあるTOTO42に交換して見たが、やはり反応が悪い。

19:00頃、フォローの風に吹かれ続けて背中がスースーと寒くなって来た。3月も下旬になり昼間は暖かく、運転している間も暑い位だったので、ベストを着ずに来たのだが、これが良くなかった。全く学習効果のないことで汗顔の至りだが、風邪を引きたくなかったので、一旦、車に戻ることにした。

60番スポット付近で、再開したのは19:35頃。
所が、右手の61番スポット付近に黒いアングラーの影が見える。これでは南西の風に乗せて、斜め右方向にはキャスト出来ない。仕方がないので正面方向に絞ったがコンタクトがない。
ゴールデン・タイムの30分を車への往復で費やしてしまったのか、可愛娘ちゃんのご機嫌が悪くなったのか・・・・。
そこで、不本意ながらプラグを止めて0.5gのJHにワームのジグ単に変更して見た。すると反応がある。反応があるのでプラグに戻すと、又、反応が消えてしまう。ルアーを通すレンジが違っているのではないかとプラグを替え、リーリング・スピードを替え、アクションの付け方を替え云々してみたが、どれも効果がない。

結局、ジグ単で暫くやることにしたが、全体に反応が薄く、蟹の横這い釣法で移動しながらポツリポツリと拾って、20:10頃、ようやくツ抜け達成するのが精一杯。

その後も状況は変わらず、ジグ単とプラグを交互に替えながら忘れた頃に来るアタリを取りながらの釣りをするしかなく、21:30頃、折り返しに入った。

その頃になると、潮位はかなり下がっているので、少しは状況が変わって来ているのではと期待したが、期待外れ。復路に入ってからも可愛娘ちゃんのご機嫌は直らず、来ても単発ばかりで、この日は、同じポイントで複数獲れたのは最初の60番スポット付近が最初で最後。

何とか20匹目を獲ったのは22:20頃で、これを最後にこの日はアタリがなく、22:30頃、StopFishingとした。

この日の釣果は都合20匹なので、悪くはなく、ツ抜けするのがやっとと云うこともあることを考えれば、寧ろ良い方かも知れない。しかし、もう一つスッキリとせず、モヤモヤとした気分が、今でも残っているのはどう云う訳だろう?

2020年釣行記(19) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:03月18日(水) 18:40~23:00
潮回り:小潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 16
同行者:Dr.TJさん、ISBSさん

数年前のこの頃には、MHR-KGNばかりでなくNGTBN等の磯に乗ってデカ・メバルを狙ったり、SKM-R渓流の嬢王と遊んだり、色々とバリエーションを変えて釣りを楽しんでいた。所が、年齢を重ね体力やバランス感覚が衰えて来るに連れて、気が付くと、自然にアプローチが楽でより安全な釣り場ばかりを選ぶ様になっていた。
どんな場所でどんな相手と遊ぼうが、釣りの面白さは変わらないので、これはこれで良いと思っている。思ってはいるが、たまには磯にも乗ってみたい・・・願望があるのは正直な所だが、今回も、又々、MHR-KGNでのメバリング。

16:45頃、自宅を出発。現地到着は18:10頃。
直ぐにDr.TJさんに連絡を入れると、既に釣りを始めているとのこと。
実は、この日の朝、釣行の支度をしている所にDr.TJさんから連絡がありISBSさんとMHR-KGNに行くとのことで、久し振りにDr.TJさんISBSさんとのコラボ・メバリングをすることになったもの。

直ぐに支度を整えて、二人を追い掛けて岸壁を歩いて行くと、2人、3人とアングラーの姿が見える。地元のオッチャンとは違ってルアー・ロッドを振っているので、ひょっとするとDr.TJさん?と思ったが、日没時刻を過ぎ薄暗い中ではしかと判らない。顔を覗き込む様にしたが、人違い。何度かそんなことを繰り返している内に、60番スポット付近に着いてしまった。そこにも人影があったので、Dr.TJさんかISBSさんなら隣りに入れて貰って、釣りを始めようと思ったが、残念ながらこの人影も別人。

二人はもっと先に行っている様子だし、最近、比較的調子の良いポイントなのでチェックしないのは勿体無いと思い、63番スポット付近で、この日のメバリングを始めることにした。

この日は、19:21が干潮時刻の小潮で、潮位の低い時間帯の釣りになる。そこで、最初からプラグを選ばずに飛ばしウキを使ったワーミングのシステムを組んで、18:40頃、キャスティングを始めた。

風は予報通り極弱い南風で波もなくメバリングには持って来いの状況だが、テトラ帯は長く海面から出ており、テトラ帯と岸壁の中間のテトラも点々と頭を出していて、ワームを通すコースは狭く、且つ、限られている。しかも、テトラ帯の位置から沖側には、海藻が漂っていて、やり難いことこの上もない。それでも、可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば粘る気も起きただろうが、さっぱり音沙汰がないので、早々に諦めて先に進むことに。

所々目ぼしいポイントをチェックしながら進んだが、どう云う訳かサッパリ音沙汰がない。調子が掴めないまゝ先に進んだ所で、凸部の中央付近でロッドを振っているアングラーに遭遇。周囲が暗くて顔はハッキリとは判らないが、白いマスクが目に入って来た。Dr.TJさんは花粉症でこの時期になるとマスクが離せない状況であることを思い出し、声を掛けるとビンゴ。そして、その先でロッドを振っているISBSさんとも出会えて、ようやくメンバーが揃った格好。

Dr.TJさんISBSさんが攻めている凸部付近では、小生には余り実績がない。そこで唯一実績のある109番スポット付近でやってみたが、この日はウンともスンとも云って来ない。
仕方がないので、小生独りそのまゝ先に進んで凸部の奥の角付近を攻めた見たが、ここでも空振り。

この日、初めてのアタリがあったのは19:00頃。アタリは、ウン、今のアタリなの?と首を傾げたくなる程の微かな違和感で、ポイントは115番スポット付近。
この後、後続がないので、隣りの切れ目に移った所、可愛娘ちゃん達の屯場所を発見。ここで5匹獲った所で、Dr.TJさんに連絡を入れた所、アタリがなくなったとのことなので、二人に来て貰って小生は更に奥をチェックすることにした。
しかし、新たな居場所は見付けられず、そうこうする内、潮が上げに転じて流れが変わったせいか、沖に投げると海藻が掛かり、手前では敷石がゴツゴツと掛かって来る様になって、暫し釣りは休止。

20:30頃になり、少し潮位が上がって来て海藻が掛かって来ることが少なくなって来たので、メバリングを再開。しかし、可愛娘ちゃん達の状況は変わらず以前として活性は低いまゝ。
調子が出ないまゝ、キャスティングを続けていたが、ある時、振りかぶったロッドを前方に振り下ろした所、いつもは親指に感じるスプールが回転している感触がない。あれっと思ってチェックすると、どう云う訳かラインが切れて、仕掛けは飛ばしウキ諸共何処かに飛んで行ってしまった。

時刻は21:00前で、StopFishingとするにも、早過ぎることはないし、粘っても可愛娘ちゃんは遊んでくれそうにもない。その上、暗い中、ヘッドランプを頼りにシステムを組み直すのも辛いものがある。
諦めて引き揚げようかとも思ったが、まだ頑張っているDr.TJさんISBSさんを見て、もう少しヤル気になって、システムの組み直しを実行。

21:15頃、二人を追い掛ける様に折り返しに入った。
Dr.TJさんISBSさんはやはり凸部で粘っているが、小生は二人を追い越して凸部の手前の角に入った。しかし、この日は、やること為すこと全てが空振りばかりで、諦めかけた頃にまぐれで来るアタリを拾うことが精一杯の状況が続き、この日のツ抜け達成は21:45頃。

それから更に1時間以上も粘って、やっとの思いで6匹を追加したものゝ、気持ちが切れて、23:00頃にStopFishingとした。

メバルをワームで釣るのは楽しいが、プラグで釣るのは、又、別の面白さがあるし、どちらかと云うとプラッギングの方が小生の好みに合っている。従って、毎回、先発はプラグにして、可愛娘ちゃんの反応を見ているのだが、最近はプラグに対する反応が悪く、この日は潮位がないこともあったので、ワーム・オンリーで通した。
所が、Dr.TJさんはプラグで10匹も出したとのこと。
であれば、プラグにしたい所だが、考えて見れば、最近はベイト・リールを使いたいために、重めのプラグを使っていた。こればかりが原因とは云えないだろうが、次回はスピンニングを使って見ようと思う。
右手首や肘の痛みはあるが、スピニングであれば、プラグが重たくても軽くても、あるいは0.5gのジグ単でも選ばずに応用が利くので、ロッドを1本しか持ち込まない陸ッパリ・アングラーには好都合。

と云う訳で、次回のMHR-KGNでのメバリングも新しい目標が出来たと云う次第。

2020年釣行記(18) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:03月12日(木) 17:40~23:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 29
同行者:単独

世の中、新型コロナウイルスの爆発的な流行で自粛ムードが蔓延しており、何となく暗い雰囲気が漂っているが、大空の下で自然を相手に遊ぶ釣りは関係ない筈と釣行する機会を窺っていた。所が、今週は、雨風の条件が悪くて中々釣行するチャンスが巡って来ず、結局、週前半の釣行は見送り。そして、後半の木曜日になって、ようやく待ちに待った雨も降らず風も弱い南風の予報が出たので、勇んで釣行することにした。

16:00頃、自宅を出発し、現地到着は17:20頃。
直ぐに支度をして岸壁に出て様子を見ると、予報通り風は弱い南風で波もなく海は穏やか。大潮明けの中潮の満潮間近とあって、潮位は150~160cm程と高いため、テトラ帯の頂上が所々頭を海面から出しているだけで、海は広く見える。

17:40頃、60番スポット付近に到着して、SSQC-742LT-BF-KRTOTO42の組み合わせでキャスティングを開始。
最近はプラグに対する反応がトンとないので、無駄なことかも知れないが、出来ればプラッギングで可愛娘ちゃんと遊びたいと先発にプラグを選ぶことが最近のルーティンだが、やはり、この日も無反応。

30分程、プラグを泳がしてみたが、例によって飛ばしウキを使ったワーミングに切り替え。すると、待ち構えていた様にコンタクトがあって、18:15頃、この日の初釣果。サイズは、例によってロリの類だが、素直に嬉しい1匹。

2週間程前には爆ったポイントなので、直ぐにでも後続が来るかと思ったが、この日の可愛娘ちゃんのご機嫌はそれ程良くないらしい。なかなか、アタリが続かない。
それでも、ポツリポツリと退屈しない程度の間隔でアタリがあって、19:15頃、ツ抜け達成。皮切りの1匹をゲットしてから丁度1時間で10匹の釣果なので、それ程悪いペースではないが、どうしても2週間前のことが頭を過ぎってしまう。

その頃から、少し東寄りに向きを変えた風が強く吹き出して来た。予報では強くなる予想ではなかったので、暫く我慢をしていたが、吹き続けられている内に、背中がスウスウと寒くなって来た。昼間の暖かさに油断をして、わざわざベストを車に置いて来たせいだが、遊びに来て、風邪を引いては何を云われるか分らない。増してや、新型コロナウイルスが広がりつつあるこの時期なので、要らぬ騒ぎになっても困る。
そこで、19:40頃、一旦車に帰りベストを着こんで、60番スポット付近に戻って来たのが19:55頃。所が、キャスティングを再開した頃には、風はそよ風に変わっており、お蔭で薄っすらと汗をかく程。

60番スポット付近のアタリは、再開した頃からドンドンと間遠くなって来たので、20:40頃、109番スポット付近にワープ。しかし、全くの無反応。
そこで、いつもの様に蟹の横這い釣法で、可愛娘ちゃん達が屯している場所を探したが、夜遊びに出てしまっている様子で、何処にも居る様子がない。
結局、この日は21:15頃に折り返しに入ったが、凸部から先では2匹追加出来ただけ。

この日の20匹目の可愛娘ちゃんをものにしたのは21:30頃で、後半の10匹を獲るのに2時間以上も掛かった計算。その後は、たまのアタリを拾う釣り方で、23:00頃StopFishingとする頃までに9匹追加し、都合29匹の釣果だったが、何故か、もう一つ満足感に乏しい結果だった。

2020年釣行記(17) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:03月06日(金) 07:00~11:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:乗り合い
釣 果:アジ x 5
同行者:YGWさん、INUEさん

YGWさんから、又、バチコンをやりましょう! 今回はINUEさんも一緒です。のお誘いに一も二もなく飛び付いて、1ヶ月振りで2回目のバチコンをすることになった。

05:00頃、YGWさんにピックアップして頂き、船宿の渡辺釣船店に到着したのは、05:20頃。船宿から06:00までに来る様にと云われているので、随分と余裕をもって到着したものだが、船宿の周辺には早くも数人のアングラーが屯している。渡辺釣船店の場合は、釣り座の選定は早い者順とのことなので、良い釣り座を確保するために勢い出足が早くなってしまうのだろう。

小生達も、取り急ぎロッドとクーラーを持って乗船し、左舷のともに3人分の釣り座を確保し、受付を済ませてINUEさんの到着を待つことにしたが、その間にもアングラーが次々にやって来る。
人様のことをトヤカク云えた義理ではないが、新型コロナの影響で釣りを控えているアングラーも幾分かはある筈と思っていたが、寧ろ逆かも知れない。自宅待機やテレワークになったことを良いことに、釣りに来ている輩も居るのではないかと思ってしまう位。

06:00を回った頃になって、ともから小生、INUEさんYGWさんの順に釣り座を構えて、バチコンの支度に掛かった。この時期になると日の出時刻は06:04なので、一月前の前回のバチコンの時とは違って明るくなっていたので、支度が終わってから出船時刻までの20~30分が待ち遠しく感じられた。

07:00少し前に、岸払い。
そして新型コロナの感染者が大量発生したことで有名になったDiamond Princessの白い巨体を間近に見ながら、釣り場に向かったが、前夜からの強い風の影響で波立っており、舳先に当たった波が高くシブキを上げて強い雨の様に降って来て、全身ずぶ濡れ。
(写真は2018/09/07 17:54頃、横浜港を出港していくDiamond Princess)

結局、前回と同じポイントに停船し、船長から声が掛かったのは07:20頃。

今回は、Soare30 S610LS30SSQC-742LT-BF-KRの2本のロッドを持ち込んだが、ベイト・リールのTATULA HD153を使いたかったので先発はSSQC-742LT-BF-KR。その他については、前回のバチコンを踏襲して
ライン :PEの0.3号
リーダー:フロロの1.2号
捨て糸 :フロロの0.8号
シンカー:14g
の構成。

船は大きく上下に揺れ、風は北から強目に吹いていて、釣り難くて仕方がない。特に、船釣りの経験が余りない小生に取っては、上下の大きな揺れをどの様に往なせば良いのか、全く見当が付かない。
試行錯誤していると、船が波で持ち上げられた時とは違う重さがロッドに伝わって来た。

アレッと思いながら合わせを入れた所、明らかに魚が掛かった感触がある。所が、おお、魚だとリーリングに入った途端、フッと軽くなってしまったので、あぁ、バレた
ガッカリしながらそのまゝリーリングしていると、バレたのではなく、魚がこっちに向かって突進して来ていた様で、又々、魚の動きが伝わって来て、27~28cmの良型アジをゲット。

釣りを開始して間もなくで、3人の中では真っ先に本命をゲット出来、これからだと気合が入ったのだが、後続がない。

ひょっとすると小さなアタリはあっても、小生が見極められていないだけかも知れない。
向こう合わせ的な大きなアタリであれば多少ラインが弛んでいても問題はないが、小さなアタリだとすると常にラインを張っておく必要がある。しかし、船釣りに余り慣れていない小生が、常にラインを張っておこうとすると、波で船が持ちあげられるとシンカーが底を切り、船が波の谷に落ちるとラインが弛んでしまって、中々安定させられない。竿尻を持った手を上下させ、あるいは、ロッドを保持している角度を変えるなどして、船の上下を吸収しロッドのティップの高さを一定に保つ様にすれば良いのだろうが、これが中々上手く行かない。
前回は凪状態だったので、こんな苦労はせずに済んだが、この日はアタリを取る以前の問題で四苦八苦。

そうこうする内、隣りのINUEさんがポツリポツリとロッドを曲げだした。INUEさんは今回がバチコンのデビュー戦だと云うことだが、やはり上手い人は何をやらせてもこなしてしまう。
そんなINUEさんの仕掛けを見て、捨て糸を長くしたり、短くしたり、ワームを変えたりしたが、一向にアタリが感じられないまゝ。

そして10:00頃(?)、場所を替えるから仕掛けを上げての船長の声があり、移動して来た先は、前回と同じ赤い標識の直ぐ近く。

場所が変わった上に、この頃から、風は弱くなり波も収まって来たので、気持ちを新たに入れ替えてアジからのコンタクトを待ったが、全く音沙汰がない。しかも、潮の流れが強くて、14gのシンカーではアッと云う間にラインが斜めに走ってしまう。そこで、シンカーを増やして、最終的には10号の錘を3個ぶら下げて見たが、それでも止まらない程。

結局、この日のバチコンは試行錯誤の連続で、何もその回答を得られないまゝ11:00の沖上がりの時刻を迎え、消化不良のまゝStopFishingとした。

所で、赤い標識の近くでの潮の流れについてだが、YGWさんによれば、船が動いていたので、小生は潮の流れが強いと思い込んでいた様で、実際には潮の流れはそれ程でもなかった由。
これは、遠くの景色を良く見ていれば直ぐに分ることだが、釣りたい一心の小生は、ロッドの先とラインしか見ておらず、周囲が見えていなかったのが原因で、要反省!!

2020年釣行記(16) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:03月03日(火) 17:45~23:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 38
同行者:単独

前回は中潮の満潮を挟んだ潮位の高い時間帯のメバリングで、最近では珍しく61番スポット付近で思う存分遊ばせて貰った。しかし、今回は、小潮の下げから上げに転じたばかりで潮位が低い時間帯のメバリングになる。
果たして、潮位が低い時間帯でも前回と同様に円らな瞳の可愛娘ちゃんが遊んでくれるかどうか・・・・。

16:00頃、自宅を出発。現地到着は17:30頃。

直ぐに支度をして岸壁に出て見ると、風は殆どないものゝ、海は若干波立っており、いつもよりはザワザワとした感じがする。アングラーは手前に2人程が長いロッドを振っているが、先の方には姿が見えない。

今回は、前回良かった60~61番スポット付近を重点的に攻める積りで、SSQC-742LT-BF-KRを手に歩を進めたのだが、生憎なことに、丁度そのポイントには歓談しているカップルの姿が見える。彼らは釣りをしている訳ではないので、遠慮する必要はないのかも知れないが、だからと云って彼らの直ぐ正面にわざわざ入って釣りをするのも、何となく憚られる。

と云う訳で、17:45頃、その手前の59番スポット付近でキャスティングを始めた。先発ルアーはTOTO42。出来るならプラグ可愛娘ちゃんと遊びたいし、時間的には日没時刻の17:38を過ぎたばかりの夕間詰めのゴールデン・タイム。ひょっとするとプラグに反応するかも知れないと淡い期待を持ったのだが、やはり期待倒れ。

早々にプラグを諦め、場所も61番スポット付近に移動してワーミングに切り替えたが、中々コンタクトが感じられない。この時刻では、潮位は未だ未だ低くて、テトラ帯と岸壁の間に置かれたテトラが、海面から頭を出しているので、キャストする方向が限られてしまうが、それにしてもアタリがない。

そこで、60番スポット方向に向かって斜め左にキャストして見た。すると、この日初めてのコツン。このアタリは空振りだったが、次のキャストでモノに出来た。
時刻は実釣開始後30以上も経った18:20頃で、余り良い出足とは云えないが、兎にも角にもボーズを逃れて、一息。
前回は、後続も間を置くことなく来たが、今回はサッパリ音沙汰がない。

そこで、目ぼしいポイントを叩きながら奥に向かうことにしたが、やはり、調子が出ない。
2匹目を獲ったのは、それから30分程後の18:50頃のことで、ポイントも76番スポット付近。そこから凸部の角手前まではプラグで良い釣りをしたポイントだが、この日は空振り。結局、凸部の角90番スポット付近で何とか2匹追加出来たものの、頼みの109番スポット付近も空振り。

今日は駄目かも知れないなぁと貧果を覚悟しつゝ119番スポット付近にまで来て、tommyさんと来た時に良かった沖目を狙ってみた。するとコンスタントとは云えないが、反応がある。

この日のツ抜け時刻は20:30頃。119番スポット付近に入って30分足らずで6匹の追加が出来たことになり、ペースは悪くない。そして、20匹目は21:20頃。
所が、徐々にペースが落ちて来て、22:00頃には全く反応がなくなってしまった。そこで、22匹を数えた所で折り返しに入ることにした。

そして、往路では空振りだった109番スポット付近で2匹追加し、90番スポット付近で1匹拾った所で、時間も押していたこともあって61番スポット付近にワープ。
61番スポット付近では、テトラ帯と岸壁に間のテトラの殆どが海面下に没しているので、キャストはし易くなっていた。しかし、アタリの頻度は前回程もなく、しかも、今回は手前のテトラに駆け込まれてバラすことが何度かあったため、獲れたのは1匹だけ。
その代わりに、60~58番スポット付近に掛けて、反応が良かった。

そして、43番スポット付近にまで戻った所で、都合38匹を数え、何とか切りの良い40匹を目指したが、ここで無念のバック・ラッシュ
時間も時間なので23:00頃、StopFishingとした。