※ 月別アーカイブ:7月2018 ※

2018年釣行記(48) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月30(月)~31(火) 17:00~5:00
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 13
同行者:AKTさん、INUEさん

この所調子が落ちていた孤島だが、台風12号による雨風で状況は変わった筈。しかも、予報では、風は東寄りだが2m程度、更に、日付が変わってからは1mと弱くなる予報なので、孤島アジングには絶好の条件。
と云う訳で、期待を胸にAKTさんINUEさんの3人で釣行することになった。

17:00頃、3人揃って孤島に到着。
風は予報通りの東寄りだが、強さは予報よりもかなり強目。東寄りの風は正面から受けることになるが、予報通り1~2mと弱そうなので、問題ないと思っていたのだが、吹きっ晒しの岸壁なので陸よりは強めに吹くとは云え、これは想定外の強さ。
先行者は、航路側の先端付近にブッコミの家族連れ、ベスポジの中央に若者アジンガーと少な目で、常連のアジンガーの姿は見えない。この府中の病院で看護師をしていると云う若者アジンガーは、強い向かい風を物ともせずキャスティングを繰り返しているものゝ、アタリはまだないとのこと。

今回のロッドは、Soare S709ULTSoare改8320#1Bの3本。
先ずは、遠投するために持ち込んだSoare S709ULTに3/16ozのタングステンシンカーで組んだキャロをセットして、風を背に受ける岸壁の先端左側に立って、17:30頃、キャスティングを開始。
着底後リフト&フォールを繰り返しながら、海の様子を見ると、思いの外水の色が薄い黄土色をしている台風12号の強い風で底荒れしたのか、多摩川や鶴見川の濁りが回って来たのか、定かではないが、どちらにしてももう一つ雰囲気が良くない。
立ち位置を色々と替えて探ったが、アタリがない。明るい時間帯には必ず遊んで呉れるカサゴもこの日に限って全く音沙汰がない。

日没時刻を過ぎ、徐々に光量が落ちて来ても状況は変わらず仕舞いで、海には生命感が全く感じられない。
台風一過と云うのに、前回の二の舞か・・・・・・?

20:30頃になって、家族連れと日野から来たと云う年配のアジンガーが引き揚げて行き、入れ替わりに仕事が魚屋と云う若者アジンガーがやって来て、この夜の徹夜メンバーが決定。

気分も新たにキャスティングを続けたが、アジからもカサゴからもコンタクトが全然ない。AKTさんINUEさん程の手練れがこれ程苦労しているのを見ると、釣れないのは肩から先の問題ではなく、アジがいないからだと納得は出来るが、それにしても面白くない。
この夜は仕事の都合で来れなかったYGWさんに途中報告を入れた23:00頃の時点でも、INUEさんカサゴを4匹獲っただけで、AKTさんも小生もアタリもないまゝで、小生などはパーフェクト・ゲームを覚悟した程。
この時のYGWさんからの返信では、豪雨の影響で濁りが入っているのだろうから、上げ潮が効いて来る2:00過ぎまでは、期待出来ないかも知れない

小生がこの日最初のアジを獲ったのは24:30頃。実釣開始が17:30頃だったので、実に7時間も経っており、いきなりコンと感じるアタリに些か泡を喰った感じ。
しかし、例によって後続はなく、典型的な交通事故。とは云え、ここに来てやっとアジが動き出して来た証で、これまでよりは状況は良くなって来ている筈。気持ちを込めて、いつもなら休みに入ってしまう2:00を回っても、一生懸命キャスティングを続けていると、コツ。その後も忘れた頃ではあるが、コツとアタリがありYGWさんが云う通り徐々にアジの活性が上がって来て、東の空が白んで来た頃になって、やっとツ抜け一歩手前まで漕ぎ着けた。

願わくばあと1匹追加して、ツ抜け達成と行きたいのは山々だったが、流石に一睡もせずにいたので、体力的にも限界を感じている所に、AKTさんから、あと1匹でツ抜けだからガンバレと激励の言葉。

するとその頃になって、群れが寄って来たと見えて、続けてアタリがあり、これまでの苦労が嘘の様に2匹、3匹と追加に成功。しかも25cm前後と良い型ばかりで、滅多にないチャンス到来。この時とばかりに釣りを続けたかったが、好事魔多しで残念ながらタイム・アップ。泣く泣く道具の片付けに入った次第。

所で、こんなに渋い状況でもAKTさんINUEさんは、小生の倍程になる20~30匹の釣果。20~30匹と云えば、小生にとっては爆釣の類になるのだが・・・・・・。
この夜はアタリがないので、二人の様子を観察することが出来た。
そこで、気が付いた二人と小生の釣り方の大きな違いは、二人はロッドを動かさずジックリと待っているのに対して、小生は待ち切れなくて動かしてしまう点。
相手はアジのこと故、その時その時によってロッドの動かし方も変わって来るので、動かさずにジックリ待つのが良いとは限らないが、少なくともこの夜は待つことが良かったのだろう。
この時もその点に気が付いて、自分なりにジックリと待つ様に試みたが、どうしても待ち切れずにアクションを加えていることが多かった。
YGWさんから指摘された、ロッドを立てない点やリールを巻かない点については、何とか出来る様になって来たので、次はジックリと待つことに注力して見ようと思う。

2018年釣行記(47) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月26(木) 18:00~20:40
潮回り:大潮(↓)

場 所:BY-BRDG、DKK
釣 果:なし
同行者:単独

最近、19日のDKKでは5匹、22日の孤島では6匹と釣果が全く出ていない。AKTさんから得た情報では、25日のDKKでは4人でゼロ、又、一昨日の孤島ではAKTさん、INUEさんとも一桁の前半だった由。
何日も続いた記録的な猛暑の影響で、釣り場付近の海水温が28℃前後まで高くなっているのが原因だろうと云われている。もし、その通りであるとすると、何処に行っても釣果を望むのは無理だろうと思いながらも、一方では、やって見なければ分らない。ひょっとすると釣れるかも知れないと自分自身に云い訳をして、17:00頃、自宅を出発。

予報では東風が3~4mとのことなので、背中から風を受けることになる西向きのBY-BRDGを選択。
17:30頃、現地に到着。道具を担いで岸壁に出て見るとアングラーの姿は4人程で、その全員が岸壁の左端に集中しており、ベスポジの水道付近はがら空き状態。これはラッキーとばかりに、迷わずベスポジを確保して、釣りの準備に入った。が、背後から吹いて来る筈の東寄りの風が左手側から吹き付けている。しかも、かなり強い。
そこで、1.8gのシンカーで組んだライト・キャロをセットしたTenryu改を先発に選んで、風上になる左手前方に向かってキャスティングを開始。所が、風に押されて正面に戻って来る筈のラインが、左側に向かってピンと張ってしまって、狙っているポイントからドンドンと遠ざかってしまう。左から右への強い横風に対して、潮は右から左に向かって強く走っていて、やり難くて仕方がない。少しずつ立ち位置を右にずらす様に移動して狙ったポイントを通せる場所を探し、キャスティングを続けていると、時折、コンと小さなアタリがある。

何度か針掛かりさせられずに正体が判らなかったが、タイミングが合って掛けた正体は、10cm程のセイゴ
その後は、掛ければセイゴのオンパレード。

18:30頃、キャロを止めてジグ単に変更。
ロッドは、この所暫く出番のなかったSoare改。潮の流れが速いので重めのJHを使いたかったが、前回の経験から、このポイントは水深が余りない上に根掛かりが激しいことが解っているので、先ずは1.0gを選択。
相変わらず左から右の風に対して、潮は右から左だが、潮流の影響の方が強いので、潮上に向かってキャスティング。そして、ポイントに流し込む様にしていたが、油断をすると手前に流されて来て根掛かってしまう。

何度目かの根掛かりで高切れしたので、ライン・システムを組み直し、0.8gのJHを結んでキャスティングを再開しようと、顔をあげると、何と小生の右手3m程の所にシーバサーが入って来ている。こんなにも近くに入るなら、一声があっても然るべきだと思うが、その若者は小生の顔をチラリと見ただけで、無言のままキャスティングを始める始末。
小生は潮上になる右手方向にキャストしたいが、そちらにはその若者のラインが走っていて、お祭りになってしまう。

年長者らしく、マナーを教えてやろうかと思ったが、素直に受け取ってくれれば良いが、そうでなければトラブルになる。
釣れて来るのは赤ちゃんセイゴばかりでは、敢えて厭な思いをすることもなかろうとDKKに転戦することにした。

20:00頃、DKKの岸壁に到着。
岸壁には2人の若者アジンガーが入っていたので、様子を訊ねた所、やはりアタリはないとのこと。

この時点で既に駄目だろうと思ったが、空いていた最奥に入らせて貰って、兎に角やって見ることにした。
風は、DKKには最悪の南東から強く吹いていたので、ライト・キャロでスタート。
その何投目かで、引っ手繰る様なアタリがあったが、これは空振りに終わって、それ以降は皆目音沙汰がない。次に1gのジグ単に替えたが、風に吹かれて思う様にジグが沈まない。釣れる気配でもあれば、何とかジグが沈む工夫をする所だが、全く雰囲気もないため、その気にもならず、22:30頃、早くも片付けに入ってしまった。

2018年釣行記(46) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月22(日) 17:00~5:00
潮回り:長潮(↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 6、カサゴ × 6
同行者:YGW、AKT、INUE各氏 (TD、NMT各氏)

17:00頃、YGWさんAKTさんと3人揃って孤島に到着。
日曜日だが連日の猛暑のためか、思いの外アングラーが少ない。餌釣りのカップルが一組、見掛けた記憶のないアジンガーが2人、その他3人程。

この日、ロッドはライト・キャロ用にTenryu改、ジグ単用にSoare改8320#1Bの3本。
この夜の爆釣を夢見ながら、3本のロッドにラインを通して準備をしていると、一人の若者アングラーからこんにちは!と声を掛けられた。小生の様な高齢者で孤島アジングを楽しんでいる物好きは余りいない上、通って来ている頻度も結構高いので、孤島ではそれなりに知られて来ているのは解っているが、このサングラスを掛けた若者アングラーは誰?
そんな小生の反応に気が付いたのか、MNTですと名乗ってくれた。サングラスで顔が良く判らず、大変な失礼をしてしまったが、よくHGEさんと一緒に来ているあのNMTさんで、今日は、HGEさんとは別行動で、遅れて来るTDさんとコラボとのこと。

NMTさんと釣り談義をしながら、準備を済ませ、先ずは1.8gのシンカーを使ったキャロシステムを組んだTenryu改を手に、キャスティングを開始。
日没時刻の1時間半前とは云え、良く晴れた真夏の17:30頃の時間帯は未だ未だ日差しも強くて、南寄りの風が吹いているので幾分マシだが、ジリジリと暑く、全く釣れる気がしない。

18:00頃、TDさんが登場。
その頃になっても、カップルの女性が良型アジを釣ったのを見ただけで、状況は変わらず仕舞。

20:30頃、INUEさんが登場するのと入れ違いにカップルや他のアングラーが引き揚げて行き、岸壁には6人のアジンガーが居残って、夜を徹してアジを狙うことになった。
小生を除く5人の面々は、アジングの上手さに掛けては人後に落ちることのない連中で、何とか事態の打開策を見付けてくれることを祈るだけ。しかし、音沙汰のない状況は同じで、潮の流れが変わる度にアジの回遊を期待し、上げから下げに変わった潮汐に拠り所を求めたが、全て空振りに終わり、前回の孤島よりも更に状況が良くない様相。

この日、小生が初めてのアタリをものにしたのは21:30頃。しかもサイズは20cm内外で、もう一つ。
例によって、後続はなく正に交通事故

この頃になると、早くも半ば以上に諦めモードが強くなり、気の向くまゝ惰性のキャスティングを繰り返しているだけ。寧ろ、アジングはそっち退けで流れて来るワタリガニに意識を向けてしまう始末。こうなると、YGW熟で学んだことを復習して身体に覚え込ませる気持ちもなくなってしまい、正に負のスパイラルで、奈落の底に真っ逆様。

24:00を回る頃になると、期待倒れの連続に気分的に疲れて来ると同時に、肉体的にも怠さを感じる様になって来た。
そこで、無理をしてキャスティングを続けてもアジが来ることはないだろうと、釣り座を外して背後で椅子に座って休んでいると、カニ!カニ!の声。そして、玉網を持って走る気配に目が明いてしまい、休むに休めず、釣るに釣れず・・・・・。

明け方近くなって、幾分、アタッて来る頻度が上がり、サイズも良くなった。しかし、時すでに遅しで、全釣果の半分をこの時間帯に稼げたのが、唯一の救いと云えるが、この時はジグ単ではなくキャロで獲ったもので、ジグ単の勉強にもならなかった。

前回のDKKと云い、今回の孤島と云い、激シブ状態の中ではYGW熟で学んだことが復習出来ずに終わってしまった。歳のせいでめっきりメモリー容量がなくなってしまった頭で折角理解した(筈)ことを、身体に覚えさせる前に、蒸発して無くなってしまいそう。

2018年釣行記(45) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月19(木) 18:00~24:00
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 5
同行者:単独 (MRさん、IKDさん)

木曜日から週末に掛けて、何処の釣り場も南寄りの風が5~6mと強く吹く予報が出ている。加えて、35℃を超える猛暑が続いているので、夏バテした訳ではないが、来週の孤島アジングに向けて、身体を休めておこうと思った。
しかし、何か物足りない。どうしようかと考えて、先日のYGW熟で受講した方法を復習することを思い付いた。
近場のDKKであれば、往復にも時間が掛からず、お持ち帰りをしなければ、クーラー、水汲みバケツやアジを〆るためのハサミも要らず、最低限の道具だけで良い。しかも、帰宅後の後始末も簡単に済ませることが出来る。

17:30頃自宅を出発。18:00頃、DKKの岸壁に到着。
岸壁には餌釣りの常連のオッチャンが2人、ルアーを投げている様子の若者が1人だけ。ラッキーなことに若者は岸壁の入り口付近でキャスティングをしており、常連のオッチャンは引き揚げる間際で、ベスト・ポジションの最奥は今回も空き状態。

東向きのこの岸壁では、南風は右から左への横風になるので、予報の5mと云う数字が気になっていた。しかし、実際に岸壁に立ってみると、確かに右から左の横風だが、それ程強く吹いてはいない。予報の数字が大き過ぎるのか、あるいは地形的な要因があるのか、定かではないが、多少の風なら南や南西の風を避けて釣りが出来る場所かも知れない。
今回持ち込んだロッドは、強風対策としてライト・キャロ用のTenryu改8320#1Bの2本だが、この程度の風であればTenryu改の出番はなさそう。そこで、Tenryu改にはリールもセットせずロッドホルダーに差し込んだまゝにして、18:15頃、8320#1B1gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。

YGW熟で受講した内容を思い出しながら、キャスティングを繰り返していると若者アジンガーが登場して来た。MRさんと仰るこの若者はAKT弟さんの友人で、小生には記憶がなかったが、一度この岸壁で会ったことがあるとのこと。
日没時刻の18:55を過ぎ、周囲の光量がなくなって来た所で、夜釣りの支度をしている所にIKDさんが登場。どうやら、この二人は昨夜、AKT弟さんが爆釣したとの情報を得て、示し合わせて来たらしい。

と云う訳で、3人並んでDKKアジングの開幕となった。
昨夜の爆釣に続いて今夜も・・・・と期待は膨らんだが、アジからのコンタクトは全く感じられない。最初にロッドを曲げたのは隣りのMRさん。型は良いとは云えないが、まぁまぁ。と云うよりアジの姿を見ることが出来て、何となく安心感を抱いたのが正直な所。
2番手は、定かではないが、少し離れた位置のIKDさん

小生が、この日のファースト・フィッシュを手にしたのは、20:00頃のこと。

サイズは20cm少々で、大いに不満の残る所だが、兎に角、ボーズを逃れることが出来て、ヤレヤレ。

漸く、アジが回って来たと期待したが、コンタクトはそれっ切りに終わって仕舞い、小生が2匹目を獲ったのは、それから30分も経った20:30頃。しかも、サイズが小さい。

この頃になると、3人の口から出るのは、おかしいどうしたんだろう昨夜の爆釣の情報はガセか等々。
それでも、何時回って来るかも知れないアジからのコンタクトを待ったが、一向にその気配もなく、忘れた頃に来るアタリに後続を期待しても、期待外れで、完全に交通事故状態。
クーラー一杯のアジを釣る目標で来たIKDさんは、目標をツ抜けに落としてしまう程音沙汰がない。3匹目を21:30頃にやっとの思いで獲った小生は、この時点でツ抜けは、完全に諦めていた。

アタリがないまゝ時間が経ち、満潮時刻を過ぎ下げに入った潮で状況が少しは変わるのではないかと思ったが、これも空振り。

そんな状況にも拘わらず、3人共キャスティングを続けたが、埒が明かず、遂に23:30頃MRさんが引き揚げ準備に入った。するとそれを咎める様に、アタリがあって4匹目。その1匹を横目に見ながらMRさんは引き揚げて行き、姿が見えなくなった所で5匹目を追加。
5匹目の後、間を置かずアタリがある様なら、もう少し頑張ろうと思ったが、アタリはそれっ切り。

結局、24:00頃、気持ちも切れてしまってIKDさん共々StopFishingとした。

それにしても、この夜は、小生やAKT弟さんSKさんの3人が揃って2匹の貧果に終わった7月5日の再現を思わせる状況。場所を大きく変えられる程の規模のない湾奥の岸壁では、回遊を待つ以外に打つ手がないのだろうか?

所で、YGW熟の復習だが・・・・・。
色々と講義内容を思い出しながら、アジングをした積りだったが、この夜は何をしてもアタリがなかったので、正解が判らず仕舞いに終わった。何をしてもアタッて来る程活性が高い場合も同じだが、講義内容が再現出来た時に限ってアタッて来るなど都合の良いチャンスがそうそうある訳はないが、それにしてもこの夜は極端に過ぎた。

2018年釣行記(44) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月16(月) 17:00~5:00
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 15、カサゴ × 6、サバ × 1
同行者:YGW、AKT各氏 (KWHR、HGE、SK、TD、MSD各氏)

海の日の16日は、YGWさんAKTさん孤島にコラボ釣行することにしていたが、前日、チェックした予報では生憎なことに傘マークが付いている上、南寄りの風が5mと強く吹くとのことで、条件は最悪。
YGWさんからも天候が良くないので、無理をするなと高齢者の小生を気遣ってくれるメールを頂いたが、独りで釣りをするよりも気の合った仲間たちと一緒に楽しみたいので、傘マークがなくなれば多少の風があっても行く積りにしていた。
そして、当日の朝に予報をチェックすると、南寄りの風は相変わらず5mで一晩中続くとなっているが、鬼門の傘マークは願いが通じてなくなっている。

と云う訳で、一足先に到着しているYGWさんAKTさんに遅れて、17:00頃孤島の岸壁に到着。すると、遠くから盛んに手を振っている黒っぽい服装のアングラーの姿が目に入って来た。
遠目の効かない小生でも、小生に向かって手を振ってくれていることは判ったが、その主が誰だかは見当が付かない。近付いて行ってやっと、その人物がKWHRさんであることがやっと判った次第。YGWさんは何度か孤島で会っている由で、様子はYGWさんから聞いていたが、こうしてKWHRさんと直接会うのは何年振りのことだろうか? 少なくとも昨年・一昨年は会うことはなく、このブログを書く際に日誌を遡って2016年の4月に名前を見付けたので、2年3か月振り。
先行者は、KWHRさんの外には出家姿に変わったHGEさんYGWさんAKTさんSKさんとアジングのベテランばかりで、少々気押されて最も航路側に釣り座を構えることにした。

今回、持ち込んだロッドは、ジグ単用の8320#1Bとライト・キャロ用の8326#1Bの2本。
ライト・キャロ用に普段使っているTenryu改では、強い風の中では少々長過ぎるので、手持ちの中では短くて腰が強い8326#1Bの方が扱い易いだろうと考えて、すっかり出番が少なくなった8326#1Bをチョイスした次第。

17:30頃、1.8gのシンカーを使ってキャロ・システムを組み、航路に向かってキャスティングを開始。
暫くキャスティングを続けていると、最初に挨拶に来てくれたのは、愛嬌のあるトボケ顔のカサゴ。日没前のまだ明るい時間帯では、お定まりのお友達で、アジングの外道ではあるが、これはこれで楽しい時間潰しになる。こうして暫く遊んでいると、足許でコンとカサゴとは違ったアタリがあり、合わせも決まった。しかし、引きがカサゴとは全く違っていて、トルクのある力強い引きでドラグを鳴らして走り回る。最初はシーバスかと思ったが、シーバスにしては動きが機敏に過ぎる。とすると考えられるのは、サバ
疲れを見せず逃げ回る獲物を、何とか宥めてHGEさんに玉網入れして貰ったのは丸々と太った36cmのサバ

この日最初の本命が来たのは18:50頃。
サイズは21cmと小振りだが、並みいるベテランたちを差し置いての本命アジ
これで後続があれば、申し分ない所だが、例によって、この日も後が続かず、前回の孤島の様子が浮かんで来る。

その後は、調子が出ず忘れた頃に来るアタリを拾う様なアジングで、釣果は一向に伸びる気配がない。

記憶が定かではないので時間帯がハッキリとしないが、20:30頃遅れて登場して来たTDさんの姿もあった様に記憶しているので21:00頃のことだったと思う。漸く、群れが回って来たと見えて、アタリが続く様になった。しかも航路側ばかりで、中央付近から陸側では殆どロッドが曲がっていない。
この時間帯で、5~6匹をものに出来たが、その群れが去ってしまうと、まるで音沙汰なしの状態になってしまい、小生がツ抜けを達成出来たのは、実に25:00頃のこと。それも一回こっきりの交通事故で、群れの回帰はなかった。

航路側のアタリがなくなって静かな状態になるのとは逆に、今度は中央から陸側がロッドを曲げる時間帯に入った。と云っても好調にロッドを曲げているのはTDさんだけで、全体としてはポツリポツリともう一つ。

東の空が薄らと白んで来た3:00頃、足場の狭い所に釣り座を構えていたYGWさんに促されて、隣りに入れさせて貰った所で、ジグ単の講義。
この時は、キャスティングをしてからの一つ一つを細かく具体的に説明して頂いた。
一つ一つの動作には、それぞれ意味があり理由があるのは当然で、小生の様に何も考えずに思い付くまゝと云うやり方は、当たり外れが大きく上達に繋がり難い。とは云え、意味や理由についての丁寧な説明を受けても、説明する側と受ける側では素地が違っているので、正直に云って中々解り難いものがある。
しかし、今回、その説明を受けながら、その動作を再現している時に、フト思い至ったことがあった。
これまで、繰り返して云われて来たことは、
1)ロッドを立て過ぎないこと
2)リールを巻き過ぎないこと
3)ラインが吹けていてもアタリは伝わってくるので、ジックリ待つこと
等だった。
その他にも
4)JHの沈みの速さは、水深が深くなる程遅くなる
等々で、何時だったか課題に出された
JHの着水からロッドの真下にまで来る時間を測れ
と云うのも、孤島の様に水深のある釣り場では、JHの着水から真下に来るまで、想像以上に時間が掛かるものであることを実感させようとする目的だったのだろう。
色々と応用問題はあるにしろ、結局は、JHの重さを感じたいために、知らず知らずの内に付いてしまった悪い癖を矯正するための、先ずは基礎固めと云った所だろう。

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