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2018年釣行記(43) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月12(木) 19:00~23:30
潮回り:大潮(↓)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 26
同行者:単独

次の釣行を木曜日にするか金曜日にするか天秤に掛けていたが、予報によると、両日とも雨は降らないものゝ、風は木曜日の方が弱い。であるなら、当然のことながら、木曜日に軍配が上がる訳で、徹夜明けの翌日になり体力的に少々きついが、すっかりその気になっていた。
所が、当日の昼過ぎに改めて予報を見ると、傘マークが付いている時間帯がある。こうなると、雨に弱い小生は怖気づいてしまったが、未練タラタラ。
そして、17:00頃、最終確認の積りで、もう一度予報を確認すると、傘マークが付いている時間帯が、19:00と20:00に増えていて、しかも地元地域には大雨・洪水警報が発令されたとある。警報が発令されたとあっては仕方がないと漸く踏ん切りが付いて、釣行の中止を決めた。

しかし、良くよく考えてみると・・・・・。
注意報ではなく警報なので、かなりの量の雨が降るものと予想された筈だが、傘マークの時間帯の雨は小雨で確率は40%と記載されている。仮に小雨の時間帯が2時間続いたとしても、大雨とは云えないだろうし、ましてや洪水になる程差し迫った危険があるとも思えない。
同じ気象庁が出している予報にも拘らず、内容がチグハグで、これでは善良な市民が混乱するばかりではないか(怒)
念のため、観天望気。しかし、西の空も北の空も明るい高曇りで、黒い雲は何処にも見られず、雨が降りそうな気配は微塵も見えない。
警報を信じるか、予報を信じるか、将又、自分の感を信じるか・・・・

雨が降って来たら引き揚げる積りで18:40頃、自宅を出発。DKKには19:00頃、到着。
直ぐに道具を肩に、細い道を進んで岸壁に出て見ると、アングラーは岸壁の中央付近に一人だけで、最奥は空いている。
これはラッキー!!
迷うことなく、最奥に釣り座を構えてDKKアジングをすることにした。

風は右から左に僅かに吹いているだけなので、1本だけ持ち込んだ8320#1B0.8gのJHをセットして、19:30頃。キャスティングを開始。

すると、その2投目。
足許でいきなりのアタリで21cm程のアジをゲット。そして、その直後にも同サイズを追加。
前回のDKKの様子が脳裏にあったので、想定外のことだったが、まだ明るさが残る時間帯にも拘わらずポンポンと出てくれたので、今晩は良さそうだ!!
しかし、こんな甘いことを考え出すと、得てして逆の方向に進んでしまうのが常で、この時も全く気配がなくなってしまった。
仲間がいれば、彼らの釣り方を参考にも出来るが、単独では、頼れるのは自分自身のみ。しかし、こうなると引き出しの数が少ないアングラーの悲しさで、事態を打開する術が判らず、闇雲にキャスティングを繰り返すだけ。
それでも、暫く我慢をしていると、アタリが戻って来てコン。しかも、3連続で来てくれて、このまま行けば、爆釣間違えなし・・・
しかし、そんなことは空絵事で、直ぐに音沙汰がなくなってしまった。

と云っても、ポツリポツリと退屈しない程度の間隔で、アタリがあって、21:00頃にはツ抜けを達成し、22:30頃には、小生には上出来の20匹を達成。所が、その頃から、クラゲやゴミが小生の前に集まって来て、思った方向にキャスティングが出来なくなり、ペースダウン。
周囲を見渡すと、それ程のゴミやクラゲは見えず、小生の正面にだけ集中しているのは、何となく異様な感じがした。その頃は、殆ど風が吹いていなかったので、潮の動きが影響してクラゲやゴミが集まって来たと考えられ、最奥がこの岸壁ではベスト・ポジションと云われる所以かも知れない。

兎に角、30匹を達成しようと、ゴミやクラゲの隙を狙ってキャスティングを繰り返したが、23:30頃には精も根も付きて、目標に4匹足りない26匹でStopFishingとした。

所で、クラゲやゴミに邪魔をされている時のことだったが、所謂、居喰いの様に何にも違和感もなかったのに、アジが掛かっていることが数度あった。ラインがクラゲやゴミに触れるなどしていたため、アタリが手元にまで伝わって来なかったのかも知れないが、それにしても見事な程に何も感じなかった。
ただ、JHにアクションを加えようとした時に、ロッドに微かな重さがあったので、念のため合わせを入れると、アジが掛かっていたという次第。ロッドを通して感じたこの微かな重さもアタリの一種だとすれば、初めて意識をして取りに行ったアタリで、自分で云うのもおこがましいが、YGW熟で教えて貰った成果だと云っても良いだろう。

更にもう一つ。小生の記憶違いかも知れないが、AKTさんとの会話の中でYGWさん枯葉がラインに触れる様なカサと乾いた微かな感触と云っていた様な。今回、何度かそうではないかと思える違和感があった。その時は合わせを入れることは出来ずにアレッと思っただけで終わったが、その直後に獲ることが出来たので、恐らくYGWさんが云っていた微かな感触ではないかと思う。
この微かな感触は、所謂前アタリの類なのか、合わせを入れれば獲れるアタリなのか定かではないので、次回は意識をして合わせに行って確認をしたいと思うが、こんなことにも意識をする様になったのは、これもYGW熟の成果かも知れない。