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2018年釣行記(44) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月16(月) 17:00~5:00
潮回り:中潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 15、カサゴ × 6、サバ × 1
同行者:YGW、AKT各氏 (KWHR、HGE、SK、TD、MSD各氏)

海の日の16日は、YGWさんAKTさん孤島にコラボ釣行することにしていたが、前日、チェックした予報では生憎なことに傘マークが付いている上、南寄りの風が5mと強く吹くとのことで、条件は最悪。
YGWさんからも天候が良くないので、無理をするなと高齢者の小生を気遣ってくれるメールを頂いたが、独りで釣りをするよりも気の合った仲間たちと一緒に楽しみたいので、傘マークがなくなれば多少の風があっても行く積りにしていた。
そして、当日の朝に予報をチェックすると、南寄りの風は相変わらず5mで一晩中続くとなっているが、鬼門の傘マークは願いが通じてなくなっている。

と云う訳で、一足先に到着しているYGWさんAKTさんに遅れて、17:00頃孤島の岸壁に到着。すると、遠くから盛んに手を振っている黒っぽい服装のアングラーの姿が目に入って来た。
遠目の効かない小生でも、小生に向かって手を振ってくれていることは判ったが、その主が誰だかは見当が付かない。近付いて行ってやっと、その人物がKWHRさんであることがやっと判った次第。YGWさんは何度か孤島で会っている由で、様子はYGWさんから聞いていたが、こうしてKWHRさんと直接会うのは何年振りのことだろうか? 少なくとも昨年・一昨年は会うことはなく、このブログを書く際に日誌を遡って2016年の4月に名前を見付けたので、2年3か月振り。
先行者は、KWHRさんの外には出家姿に変わったHGEさんYGWさんAKTさんSKさんとアジングのベテランばかりで、少々気押されて最も航路側に釣り座を構えることにした。

今回、持ち込んだロッドは、ジグ単用の8320#1Bとライト・キャロ用の8326#1Bの2本。
ライト・キャロ用に普段使っているTenryu改では、強い風の中では少々長過ぎるので、手持ちの中では短くて腰が強い8326#1Bの方が扱い易いだろうと考えて、すっかり出番が少なくなった8326#1Bをチョイスした次第。

17:30頃、1.8gのシンカーを使ってキャロ・システムを組み、航路に向かってキャスティングを開始。
暫くキャスティングを続けていると、最初に挨拶に来てくれたのは、愛嬌のあるトボケ顔のカサゴ。日没前のまだ明るい時間帯では、お定まりのお友達で、アジングの外道ではあるが、これはこれで楽しい時間潰しになる。こうして暫く遊んでいると、足許でコンとカサゴとは違ったアタリがあり、合わせも決まった。しかし、引きがカサゴとは全く違っていて、トルクのある力強い引きでドラグを鳴らして走り回る。最初はシーバスかと思ったが、シーバスにしては動きが機敏に過ぎる。とすると考えられるのは、サバ
疲れを見せず逃げ回る獲物を、何とか宥めてHGEさんに玉網入れして貰ったのは丸々と太った36cmのサバ

この日最初の本命が来たのは18:50頃。
サイズは21cmと小振りだが、並みいるベテランたちを差し置いての本命アジ
これで後続があれば、申し分ない所だが、例によって、この日も後が続かず、前回の孤島の様子が浮かんで来る。

その後は、調子が出ず忘れた頃に来るアタリを拾う様なアジングで、釣果は一向に伸びる気配がない。

記憶が定かではないので時間帯がハッキリとしないが、20:30頃遅れて登場して来たTDさんの姿もあった様に記憶しているので21:00頃のことだったと思う。漸く、群れが回って来たと見えて、アタリが続く様になった。しかも航路側ばかりで、中央付近から陸側では殆どロッドが曲がっていない。
この時間帯で、5~6匹をものに出来たが、その群れが去ってしまうと、まるで音沙汰なしの状態になってしまい、小生がツ抜けを達成出来たのは、実に25:00頃のこと。それも一回こっきりの交通事故で、群れの回帰はなかった。

航路側のアタリがなくなって静かな状態になるのとは逆に、今度は中央から陸側がロッドを曲げる時間帯に入った。と云っても好調にロッドを曲げているのはTDさんだけで、全体としてはポツリポツリともう一つ。

東の空が薄らと白んで来た3:00頃、足場の狭い所に釣り座を構えていたYGWさんに促されて、隣りに入れさせて貰った所で、ジグ単の講義。
この時は、キャスティングをしてからの一つ一つを細かく具体的に説明して頂いた。
一つ一つの動作には、それぞれ意味があり理由があるのは当然で、小生の様に何も考えずに思い付くまゝと云うやり方は、当たり外れが大きく上達に繋がり難い。とは云え、意味や理由についての丁寧な説明を受けても、説明する側と受ける側では素地が違っているので、正直に云って中々解り難いものがある。
しかし、今回、その説明を受けながら、その動作を再現している時に、フト思い至ったことがあった。
これまで、繰り返して云われて来たことは、
1)ロッドを立て過ぎないこと
2)リールを巻き過ぎないこと
3)ラインが吹けていてもアタリは伝わってくるので、ジックリ待つこと
等だった。
その他にも
4)JHの沈みの速さは、水深が深くなる程遅くなる
等々で、何時だったか課題に出された
JHの着水からロッドの真下にまで来る時間を測れ
と云うのも、孤島の様に水深のある釣り場では、JHの着水から真下に来るまで、想像以上に時間が掛かるものであることを実感させようとする目的だったのだろう。
色々と応用問題はあるにしろ、結局は、JHの重さを感じたいために、知らず知らずの内に付いてしまった悪い癖を矯正するための、先ずは基礎固めと云った所だろう。