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2018年釣行記(40) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月1(日) 18:00~24:00
潮回り:中潮(↓)

場 所:DKK
釣 果:アジ × 27、セイゴ × 1
同行者:AKTさん、YGWさん

例年であれば7月中旬まで続く梅雨は、今年に限っては異常に短く終わり、7月に入る前に開けて仕舞った。お蔭で、小生の最も苦手とする雨の心配はなくなったが、一難去ってまた一難。今度は風の強い毎日で、日曜日から木曜日頃まで夜ごと南南西の6~7mの予報。これだけ南寄りの風が強いと、孤島’であれば何とかなるかも知れないが、孤島でのアジングはとても無理。MHR-KGNでのメバリングなら何とかなりそうだが、季節的には終盤に入っている筈。
そこで、声を掛けて頂いていたのを幸いにAKTさんYGWさんに合流してDKKでアジングをすることにした。仮に、風で釣りにならなくても、仲間がいるので釣り談義で気を紛らせることが出来るし、それも又楽しと云う訳。

17:30頃、待ち合わせ場所のBY-BRDGに到着。
先に到着していたお二人に迎えられて、海の様子を見ると、強い風の影響で波立っていて、とても竿を振れそうにもない。西に向いているBY-BRDGでは、まともに吹き付けて来る風なので、容易に想像出来た状況ではあるが・・・・。
場合によっては、ここで少し様子を見て、その後DKKに転戦することも考えられたが、直ぐにDKKに向かった。

3人が縦列になって狭い道を進みDKKの岸壁に出て見た所、いつも地元の常連のおっちゃん達がいるとのことだが、驚いたことにこの日に限ってはアングラーの姿が一人もない。しかも、あれ程強く吹いていた風が嘘の様で、時折回り込んで来て強く吹く程度で、願ってもない状況。

期待に胸を膨らませて岸壁を奥に進み、奥からAKTさん、小生、YGWさんの順に釣り座を構えた。小生としては、両サイドを手練れの二人に挟まれて少々やり難いが、仕方がない。岸壁は3人の貸し切りなので、場所を替えることはいつでも出来ると、18:00過ぎにStartFishing

今回持ち込んだロッドは、ライト・キャロ用のTenryu改とジグ単用の8320#1Bの2本だけ。まだ明るい時間帯なので、本命のアジはまだ寄って来てはいないだろうと考えて、先発は沖目狙いのTenryu改をチョイス。
そして、ボトムの様子を探りながらキャスティングを繰り返していた時のこと。着底した後、ロッドを軽く煽って少しサビク様にしているとコンとハッキリとしたアタリが伝わって来た。突然のことなので、少々泡を喰ったきらいはあるが、合わせが決まってやり取りを始めると引きが思いの外強い。アジならば良型に間違えないと、両側の二人に冷やかされながら、慎重に寄せて来た所、残念ながら良型アジサイズのセイゴ
結果は残念なことに外道だったが、二人の手練れを差し置いての1匹で、これはこれで嬉しいDKKアジングの幕開け。

所が、魚類からの反応はこのセイゴだけで、時間が進み日没時刻を過ぎ、下げ潮になっても、アジからは全くコンタクトがない。海には夥しい数の水クラゲが集まって来てフワフワと漂っており、邪魔になって仕方がない。

この日、小生が初めてアジを獲ったのは20:00頃のこと。サイズは20cm強と小振りだが、紛れもないマアジで何とかボーズを逃れた格好。
いつもであれば、期待倒れに終わってしまう後続は、この日ばかりは、様子が違っていて好調にロッドを曲げてくれる。しかも、両側に陣取っているAKTさんYGWさんよりも明らかに良いペースで、夢にまで見た状況

と云うのも、実は、隣りのYGWさんのご指導のお蔭。
これまでYGWさんには
1)ロッドを立て過ぎないこと
2)リールを巻き過ぎないこと
を心掛ける様に云われていたが、今回
3)ラインが吹けていてもアタリは伝わってくるので、ジックリ待つこと
を追加する様に云われた。

これまでの小生は、JHの重さをハッキリと手に感じたいため、ついついラインを張ろうとする癖があった。そのためにいつの間にかロッドを立て、リールを巻き過ぎてしまっていた。
この2点については、指摘されて以降は心して気を付けていた積りだが、隣りに入ったYGWさんの目から見るとまだまだ不充分で、立て過ぎ巻き過ぎの傾向が残っていたのだろう。追加されたこの3)を改めて考えてみれば、1)、2)の裏返しで、ラインが風に吹かれて弛んでいても気にしなくても良いと別の言葉で説明してくれたものだろう。

そこで、物は試し。
JHの重さがある様なない様なもう一つはっきりしない状況で、これまでであればロッドを立てるかリールを巻いてしまう所、兎に角、そのまゝ待って見ることにした。JHの位置や状況に確信を持てないまゝ何もせずにいるのは、これはこれでストレスが溜まってしまうが、ジッと我慢をしていると、カサッと感じる違和感があって、アジがロッドを曲げてくれた。
これがYGWさんの云いたかったことか・・・・・。
その後も同じ様なアタリで、面白い様にアジが掛かって来て、AKTさんYGWさんが目を丸くする程の好調振り。

しかし、残念ながら21:30を回った頃からアジからのコンタクトが少なくなってしまい、ペースはガクンと落ちてしまったが、StopFishingとした23:30頃までに27匹の釣果は、自分で自分を褒めてやりたい程の結果で大満足。

これもYGWさんのご教授のお蔭で、この場を借りてお礼を申し上げたいと思う。

所で、今週は、南南西の風が強く吹く毎日の予報なので、孤島に行く機会はないだろう。しかし、今回の釣り方をもう少し徹底するために、DKKに通うには良いチャンスだと思う。