2017年釣行記(33) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:5月23日(火)~24日(水)
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島’
釣 果:アジ x 12、カサゴ x 6

同行者:SGMRさん、FKGW女史

今週の土曜日は、目に入れても痛くない位可愛い孫の小学校の運動会があるので、今週の週末の釣りはお休みになり、今週の釣行は週の前半の1回だけ。
そこで当てにならない天気予報をチェックすると、予報を出している会社によってバラツキはあるが、生憎、火曜日の夜は5~7mと南寄りの風が強く吹くとのこと。これだけの風が吹くとなると、とてもアジングが出来る状況ではない。だからと云って、火曜日の釣行を諦めるとなると、今週の釣行はゼロとなってしまう。そこで、孤島付近のことは隅々まで熟知しているSGMRさんに訊ねると、孤島’ならば、北向きなので南風ならば多少強くても大丈夫とのこと。
と云うことで、最近ではすっかり孤島の住人と化してしまったFKGW女史と共に3人で孤島’に行くことに。

16:30頃、釣り場の駐車場でSGMRさんFKGW女史の2人と落ち合い、孤島’には、17:00少し前に3人揃って到着。駐車場では、かなり強めの風が吹いていたので心配したが、その心配が的中した格好で、釣り場となる岸壁では南寄りの風がかなり強く吹いており、海もザワザワと波立っていて騒がしい状態。しかも、悪いことに南寄りと云いながら実際には東に近い風で、右手から左手への横風になり、やり難そうな印象。

この時期の日没時刻は18:45頃で、まだまだ明るい時間帯なので、ゆっくりと支度をしていると、早くもSGMRさんは岸壁に腰を掛けてアジングを始めている。この意気込みの違いが、来る度に漁師モードに入って爆釣するアングラーと、小生の様な並みのアングラーとの分水嶺なのだろう。

この日の先発メンバーは、Soare30 XTUNEのS610LS30に1.8gのJHの組み合わせで、陽が落ちるのを待つことにした。泡良くば、前回に続いての2匹目のドジョウならぬカサゴメバルが出てくれるかも知れないとの助平心を抱いてのことだったが、思惑は見事に空振の結果に終わり、18:00少し前にアジングに切り替え。

アジングはSoare改のロッドに1.3gのJHでスタート。ラインは、かなり以前に買っていたものゝ出番がなく、机の引き出しに眠っていたPinkyの0.2号豆アジが中心のこの時期にしか出番がないだろうと、敢えて引っ張り出して来たものだが、ラインが細くなったためか、風上に向かってキャストしても、意外と気持ち良くスーッと距離が延びる。そこで、1.0gのJHに変更。

そして、着水点を確認しつゝ何回かキャスティングを繰り返していると、その投か目かで、コツッと小さなアタリが伝わって来た。

18:15分頃のことで周囲は未だ未だ明るく、アタリがあるとは予想もしていなかったので、半信半疑で合わせてみた所、生命体の反応が伝わって来る。結構強い引きをかわして、抜き揚げると、銀色の魚体をくねらせて来たのは、紛れもないアジ様
しかも、サイズは25cm程の良型と来ては、厭が上でも期待が大きく膨らんで来る。
よし!!
と2匹目、3匹目を狙ってキャスティングを続けたが、アジ様からのコンタクトはなく、代わりにロリ・カサゴの3連チャン。

10m程離れてキャスティングをしているSGMRさんも時折ロッドを曲げているが、抜き揚げている魚の色が違っている。横風が強くてもアジ様からのコンタクトがあれば我慢も出来るが、ロリ・カサゴばかりの状況に嫌気が差したのか、早くも何処かと連絡を取り情報の収集を始めている。
そして、突堤の様子を見て来ると、一人別の場所に行ってしまった。
残ったFKGW女史と小生は並んで、いつ来るか判らないアジ様からのコンタクトを待ってキャスティングを続けたものゝ、アジ様どころかロリ・カサゴのアタリさえもなくなってしまう状況。

小一時間程経って戻って来たSGMRさんによると、突堤では風は強くて寒いが、アジ様はいるし型も良いとのこと。
この時期は、文字通り初夏らしく昼間は暑い位なのにも拘わらず、夜になると気温が下がるので油断出来ない。この夜は、それに加えて、絶え間なく風に吹かれて寒さが一層強く感じられ、小生は、念のためバッグに入れていたウィンドブレーカーと薄手のジャンパーを着込んでいた程。
アジ様がいてアタリもあるのには、大いに惹かれたが、これ以上寒くなると一晩身体が持たなくなるので、SGMRさんFKGW女史は連れ立って突堤探査に向い、小生は居残ってキャスティングを続けたが、アタリは忘れた頃にあるだけで、しかも来るのは豆アジばかり。

二人が移動して1時間程(?)経った頃、SGMRさん潮が止まってアタリがなくなったと戻って来、そして、SGMRさんに遅れて戻って来たFKGW女史と3人並んで、再びキャスティングを続けたが、状況は一向に変わる気配もない。

それでも突堤の方が相対的に可能性が高かったのだろう、暫くしてSGMRさんは、道具一式を持って突堤に引っ越し。FKGW女史と小生は、気分転換を図り、横風を少しでも背後から受けられる様にと考えてSGMRさんの居た場所に移動して、アジ様を求めて改めてキャスティングを継続。

それでも事態が変わることもなく、小生が、忘れた頃の交通事故の様なアタリを拾ってツ抜けを達成出来たのは、丁度23:00のこと。
その直前、突堤は潮が上がって来るSGMRさんが戻って来て、一つのVゾーンを3人で挟む様なポジション取りになったが、このポジション取りは、小生に取っては苦い思いしかない。そこで、このポジション取りになることを避けるために、入釣当初は離れた場所に釣り座を決めたのにも拘わらず、結果的にこうなってしまったのは、計算外で仕方がない。しかし、小生の気持ちはすっかり切れてしまって、惰性のキャスティングを繰り返すだけ。

午前3:00過ぎのこと。仮眠を取った後、小生独り最初の場所に釣り座を替え気分を新たにキャスティングを再開。又、ワームをママワームのクリオネに替えた所、忘れ掛けていたコツッとアタリがあって4時間振りにアジ様ゲット。その直後にもまた1匹と2匹連続。
このワームは昨年のアタリ・ワームで、物は試しと選んだもので、やっと正解を掴んだ・・・・・・
しかし、アジ様からのアタリはこれで終わり、この日最後にアタッて来たのは25cm程の良型カサゴ

この日は、横風になる東寄りの風が、終始強く吹き、その影響で前回の様な小さな違和感が取れなかったのかも知れないが、それにしてもアタリの数が極端に少なかった。しかもアタッて来るのは豆アジばかりで、釣趣ももう一つ。
早く、本格的になって欲しいものだ。

 

 

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