2017年釣行記(34) – AJ
2017/05/29
日 時:5月29日(月)~30日(火)
潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島’
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 10
同行者:SGMRさん
土曜日に予定されていた目に入れても痛くない位可愛い孫の小学校の運動会は、雨ため翌日の日曜日に順延となり、その日曜日は、朝は5:00に起きて朝食もせずに自宅を飛び出し、昼はドピーカンの青空の下でこんがりと日焼けをし、夕方は事故渋滞に巻き込まれて2時間40分もハンドルを握っていたので、かなり疲れた。
であれば、翌日の月曜日は身体を休め、釣行するのはいつも通りの火曜日にすると云うのが、まぁ、普通の高齢者の行動パターンだろう。
しかし、生憎、火曜日は事情があって孤島には行けない。とすると、アジングをするなら、疲れた体を押して月曜日に孤島に行くしかないが、予報では月曜日は4mと強目の南南西の風が一晩中吹くとなっている。孤島’なら南寄りなので問題はないが、最近の孤島’は渋くなって来ているらしい。であれば、孤島’は止めて、久し振りにMHR-KGNで円らな瞳の可愛い娘ちゃんと遊ぶ方が賢い選択だろうと思っていた。
そんな所に、SGMRさんからどうするの?とご都合のお伺いメールが着信。
どうするか少し迷ったが、孤島’なら1回目のスレッド・コーティングを終えた8320#1Bを試してみることが出来るし、SGMRさんの感想も聞くことが出来るので丁度良い。
と云う訳で、SGMRさんが孤島’に行くなら、小生も行くよと返信。
そして孤島’に行く準備を始めようとして、パソコンの前から立ち上がった瞬間、
腰にピシッと痛みが走り・・・・。
ぎっくり腰!!
一瞬どきりとしたが、動けない程の激痛ではなく、何とか立ったり歩いたりは出来る。と云っても、立ち上がる時は腰に手を当ててヨイショと恐る恐るだし、歩く時は踵が地面に着く度にピリッピリッと痛みが走る始末。
これじゃ、釣りに行けなくなる・・・・。
慌ててサロンパスを腰に貼り、二つ折りにした座布団を腰に当てた状態で仰向けに横になって腰を伸ばしたり等して、少し良くなった所で、16:30過ぎに自宅を出発。
駐車場には、予定より早く17:00頃到着したが、駐車場は満杯。遠く離れた場所ならば駐車可能だが、腰が痛いのに重い道具を背負って歩きたくはない。とラッキーなことに、SGMRさんがいつも使っているスペースが空いている。ルール違反かも知れないが、ここは腰痛に免じてご容赦を・・・・。
18:00頃、二人揃って孤島’に到着。風の強さは予報通りと云えるが、向きが少々違っていて、右から左への横風気味。海はその風の影響でザワザワと落ち着きがないが、アジングは成立しそう・・・。
腰を庇いつつ重い荷物を背に担いで岸壁を進み、SGMRさんはお気に入りの第2Vゾーン付近、小生はその先の第1Vゾーン付近に釣り座を決定。
今回は、8320#1Bの他にSoare改、8326#1Bの3本を持ち込んだが、当然、先発は8320#1B。組み合わせるJHは、強目の横風を考慮すれば1.3gが妥当な所かも知れないが、8320#1Bのキャスト・フィールを確認したいので1.0gにして、18:15頃、キャスティングを開始。
右から左の風なので、風上の右向きにキャストしてみた所、思いの外スルスルとラインが出て行き、距離もソコソコ出るので一安心。
ロッドを自作する場合、負荷が掛かった際のベンディング・カーブの具合は、水を入れたペットボトルをぶら下げてチェック出来るが、問題はキャスト・フィールと飛距離。この方などは、ご近所の池でキャストして確認されている様だが、小生の場合は近くにそんな都合の良い場所がないため、道路で適当にやっているので、いつもブッツケ本番に近い状態なってしまう。そのため、最初のキャスティングが最も緊張する瞬間だが、今回も取り敢えず結果オーライ。SGMRさんにも試して貰って、合格点を頂いたので、一つ目のハードルは無事クリアしたと云った所。
残るは感度と魚が掛かった時のフィーリングはどうかだが、こればっかりは色々なサイズのアジを実際に掛けてみなければ、何とも云えない。と云っても、孤島’でのアジングなので、直ぐにでも答えは出る筈・・・・・。
と云う訳で、アジ様からのコンタクトをいつも以上に首を長くして待ったが、アジ様どころかアジングでは税金とも云えるカサゴからの音信もない。
18:49の日没時刻を過ぎ、周囲の光量が少しずつ落ちて夕間詰めのゴールデン・タイムを迎えてもサッパリ音沙汰がない。
SGMRさんと顔を合わせてはオカシイ・・・・。
アジ様の目先を変えようとワームを替えたり、探るレンジを変えたりしても一向に答えが出ない。それ所か、ワームを替えるためタックルを置いている場所に行こうとして立ち上がろうとする度に、腰にピリッとした痛みが走る。
イテテッ・・・・・・。
腰を騙し騙し立ち上がっても、チンパンジーの様に腰を曲げた状態でしか歩けず、第三者が見れば何と情けない格好をしていることだろう。
コツッと微かなアタリに反応出来、やっとニューロッドに鱗付けが出来たと思ったが、顔を出したのは赤っぽい色をしたロリ・カサゴ。
その頃になって漸く、SGMRさんにはアタリが出始めた様で、訊けば微かなアタリがたまにあるとのこと。
SGMRさんとは5mも離れていないので、もう直ぐ回って来ても良いだろうとキャスティングを続けたが、答えが出ない。
ひょっとすると、8320#1Bは微かなアタリを感じられない程ダルなロッドに仕上がってしまったのか・・・・・?
そこで、前回の孤島’で、微かな違和感を捉えることが出来たSoare改にロッドを替えてみたが、やはり何も感じられない。念のために、SGMRさんに8320#1Bを試して貰った所、小生の目の前で微かなアタリを取って見せてくれた。
ロッドの持ち主が本命のアジ様で鱗付けならず、他人に鱗付けをして貰うとは何とも情けないことだが、ロッドは微かなアタリを伝えてくれていることがハッキリとしたので、残るはその信号を受け取る側の問題になりそう。つまり肩から先に問題があることが解ったと云う次第(汗)
その後も、いつ来るか分からないアジ様からの信号を待ってキャスティングを続けていたが、気が付くと、あれ程強く吹いていた風が収まり、それと共に波もなくなって、アジングには持って来いの状況。しかし、群れが寄って来ていないのか、はた又、アジ様の活性が上がって来ていないのか、たまに感じるアタリはロリ・カサゴばかりで、本命からのコンタクトは全く感じられないまゝ。
それ処か、風が弱くなるに連れて、蚊の活性が高くなってプーン・プーンと耳元で乱舞を始める始末。
こうなって来ると、何とか持ち堪えていた気持ちも切れてしまって・・・。
結局、アジ様を1匹も物に出来ないまゝ、東の空に太陽が顔を出すか出さない内にStopFishingとして、痛い腰を庇いつゝ引き揚げて来た。
そして、31日のこの日、先日の状況を思い出しながらこのブログを書いているのだが、腰にはあの時の様なピリッとした痛みはない。しかし、ズーンとした鈍痛が休みなく続いている。
元々、腰痛持ちなので痛みや怠さを感じることはあったが、こんなにも永くその状態が続くことはなかった。これも年齢の故なのだろうか?
コメントを残す