2017年釣行記(73) – TC&AJ
2017/11/12
日 時:11月12(日)~13日(月)
潮回り:小潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 19
同行者:単独
今シーズンは、刀狩りに失敗続きで未だ捕獲出来ていないので、今回は何としてもゲットしたい。と云うことで孤島’よりは可能性が高い孤島に行くことにした。
孤島の岸壁到着は16:00少し前。
岸壁にはアジンガーは一人だけで、その他は女児を連れた一行で珍しいことに黒鯛師の姿がない。そして、小生に少し遅れて3人の若者アジンガーが加わり、少し賑やかになったものゝ、17:00を回った頃には、家族連れも引き揚げ、岸壁はアジンガーが5人だけ。
先行者のアジンガーはベスポジの中央付近でロッドを振っていたので、小生は彼の右側、さらに小生の右側に3人が釣り座を構えて、アジングをすることに。
岸壁では、1~2mと弱いと予報が出されていた東寄りの風が、かなり強目に正面から吹き付けて来ていてやり難そうだが、来てしまった以上我慢をする以外ない。
今回、持ち込んだのはEarly+81M、Soare改と8320#1Bの3本。その中から、最近めっきり出番がなくなってしまったSoare改を先発に選んで1gのJHを組み合わせて、16:30頃、キャスティングを開始。
最近の孤島付近は、暗くなってからよりも夕間詰めの方がアジの活性が高い様な印象があり、丁度、時間的にも日没時刻の直前なので、直ぐにでもコンタクトがあってもおかしくはない時間帯に入っている。にも拘わらず、5人の誰にもアタリがない。
ひょっとすると、アジは浮き気味かも知れないと考え、底から少し上を狙って見ると直ぐに結果が出てコツンとアタリ。
ヨシ!!
合わせも決まって、Soare改を大きく曲げて海面まで浮かせ抜き揚げようとした途端、ラインブレイクでそのまま海に帰って行ってしまった。
ラインブレイクは残念だが、アジが居ることは判ったと安心した。
しかし、続いてある筈のコンタクトはそれっ切り。
おかしい!!
変だ!!
5人揃って首を傾げていたが、その内、右隣の若者がポツリと掛け始め、やっと回って来たと期待したが後が続かない。
アジは居ても群れが小さいのか、それとも喰い気がないのか・・・・。
前回、孤島’で最初のアジを掛けた18:00を過ぎても、音沙汰がない。
向かい風が強くて釣り難い上、全くアタリもないので、徹夜は止めようかと考えた程状況は良くない。
小生に最初のアジが来たのは、実釣開始後2時間以上も経った18:45頃。しかし、後続もなく、正に交通事故。
20:30頃、先行者と3人の内の1人が引き揚げて行き、岸壁に残ったのは、若者二人と小生の3人だけ。
広い岸壁を自由に使える様になったので、若者達は風を避けるため裏側に移動し、小生は、岸壁の足場が狭くなった所に移動。この場所は、足場が狭いためアジの取り込みがし難いので、滅多に入ることがなかった。しかし、この夜は誰に迷惑を掛ける心配もないので、敢えて釣り座を構えて見たが、これが大正解。
キャストしてカウントを数え、チョンチョンとアクションを加えコンタクトを待っていると、何故かアタッて来る様な予感があり、その直後にチクッ。
風が強くて中々思い通りには行かず、リズム良くポンポンと釣れる訳ではないものゝ、上手く行った場合には、確実にアタリが出る様になって来た。
これに気を良くしていると、正に好事魔多し。
24:00を過ぎた頃から、北寄りに向きが変わった風が、時折身体をグラリと揺らす程の強さになって吹き付けて来る様になってしまった。孤島では、北寄りの風はフォローになるので、多少、強く吹いても問題はない。しかし、ここまで強いとなると、ロッドが風に叩かれて微妙な感触が全く分からなくなってしまう。ロッドを短めの8320#1Bに1.3gのJHに替えても、効果はなく、6:00少し前に、若者2人より一足早くStopFishingとした。
今回のアジングでは、釣果も19匹と爆釣には程遠い結果だったが、前回の釣れちゃった感満載の結果とは違って、遥かに満足度の高い結果だった。と云うのは、アタリ・パターンを見付けられた結果、微かな違和感を積極的にものに出来たのが理由。
これが毎回実現出来れば、釣果はグンと伸びることは確実だが、生憎、小生の場合、来る度にあーでもない・こーでもないと迷ってばかり。その結果、答えを得る前に時間切れとなる場合が殆どで、今回の様なことは滅多にあることではない。しかし、この快感が忘れられずに、夢よもう一度と、ご老体をおして、又々、孤島に来てしまうことになるのだろう。
もう一つの目標である刀狩りは、アジのアタリがない時や、風が強くてどうしようもない時を選んでとは云え、岸壁の端から端まで立ち位置を替えてやって見た。しかし、一度ガツンとアタリがあっただけで、今回も不発に終わってしまった。
昨年や一昨年の今頃の時期では、タチウオのライズを目撃することも何度かあったが、この夜はギラリと光る姿を一度も見ることがなかった。孤島付近の釣行が減ったので、そんな光景を目撃する機会が減ったのかも知れないが、何とか捕獲したいものだ。
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