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2016年釣行記(34) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 1
同行者:SGMRさん、OHTさん、(KNKさん)

梅雨に入った途端にどんよりとした曇り空で今にも降り出しそうだが、先日、空読さんから分けて頂いた8326#1Bで作ったショート・ロッドの鱗付けのため孤島に釣行。

例によってOHTさんに出迎えられて孤島には17:00過ぎに到着。
最近は、OHTさんが先行して釣り場に入っていて、遅れて来た小生の荷物を釣り座付近にまで運んで頂くことが多い。持て余す程多くの荷物を背負っている小生のヨタヨタ振りを見るに見かねてのことだろうと思うが、大いに助かる。この場を借りてお礼を申し上げたいと思う。

釣り場は、昼過ぎまで雨が降っていたこともあって、アングラーの姿が少なく、黒鯛師が4名、カゴ釣り師が1名だけ。
風は予報通り南寄りの風が斜め右前方から吹いて来ているが、それ程強くはない。寧ろ、この所悩まさればかりいた強風に比べれば、ないに等しく、アジングの条件としては良い方で、8326#1Bのデビューには好条件。
所が、ベスト・ポジションの表側には大量のゴミが流れ着いていて、とてもキャストすることは出来そうもない。と云って、黙って流れ去るのを待っていることなど出来る筈もなく、サバ用に持ってきたSoare30 Xtune S610LS30BreadenのBVIB30の組み合わせで、裏側や航路側に向かって遠投を繰り返して時間待ち。

18:00過ぎにSGMRさんとここで何度か一緒になったことのあるKNKさんが登場。4名のアジンガーが並んで釣り座を構えたが、ゴミは相変わらず右から左に向かって帯をなして流れている。
このゴミの帯が途切れてキャスティングが出来る様になったのは19:00頃。

この日最初にロッドを曲げたのは隣りのOHTさん。しかし、強烈な引きで残念ながらライン・ブレイクで正体は不明。そして、その直後、今度は引っ手繰る様なアタリで8326#1Bが絞り込まれて満月状態。暫くやり取りをしたが、これもライン・ブレイク。
両方とも、最近あちらこちらで上がり始めたサバの仕業だろうが、もしそうだとすると、こんなに早い時間帯に釣れたとしても、12時間もの長丁場のことなので、サバの生き腐れと云われている様に足の速いサバの鮮度を翌朝まで保つのは難しい。正体を見届けられなかったことの悔しさはあるが、気持ちの上では未だ余裕はあった。

一方、今回卸したばかりの8326#1Bで最初に掛けた魚が外道のサバで、しかもライン・ブレイクとあってはデビュー戦としては甚だ情けないが、様子を見ていたSGMRさんOHTさんから、ベンディング・カーブが綺麗だとの弁を頂けたのは嬉しいことだった。

日没時刻が過ぎ周囲が暗くなっても、アジからのコンタクトがない。と云うか、ブルブルとかコンとか云ったアタリは結構感じる時間帯はあった。しかし、どうしても針掛かりさせることが出来ず、そのアタリの主がアジなのか外道の魚なのか判らず、4人揃って頭を傾げるばかり。
そんな中でも最初に掛けたのはSGMRさんで、20:00を廻った頃。そして小生が掛けたのはそれから30分程後。と云っても、色々と感じるアタリの中から選んで掛けたと云うには程遠い状況で、合わせたら、偶然、掛かったと云った方が正解で、しかも15cm内外の豆の様なもの。本命のアジ鱗付けが出来たことは嬉しいのは嬉しいが・・・・。

その後は、全くのダンマリ状態。
風も波もなく、どんな小さなアタリでも取れる程の絶好のアジング日和と云うのに・・・・・。

日付が変わった頃から、遂に空が泣き出して来てシトシトと梅雨らしい霧雨。だが、その雨も2:30頃には本降りになり、風がないため風裏となる建物の陰に隠れて雨から逃げることも出来ず、只ひたすら雨に打たれてジッとしている以外になすすべもない。

3:30頃になって漸く小振りになった所でキャスティングを再開したが、状況は変わらず、アジが駄目なら明け方のサバに期待を掛ける他ないと空が白み始めた4:00頃から、狙いをサバに替えてメタル冶具を投げたが、この日はサバも寄ってはいないと見えてSGMRさんが1匹掛けただけ。

AJ-2016-012すっかり夜が明けて明るくなった海には毒々しく気持ちの悪い色をした赤潮の帯があちらこちらに走っていて、今回、絶不調に終わった原因はこの赤潮か?

しかし、SGMRさんに云わせれば、昨年もこの時期に赤潮が発生したが、アジは釣れていたとのこと。
とすれば、不調の原因はなんだったのだろう?

今回の釣行の目的である8326#1B鱗付けは、無事完了したと云えるものゝ、豆1匹では調子を判断するには至らず、ただ、1~1.3gのJHをキャストした印象では、キャスト時に少しロッドにJHの重さが乗る様な感じが欲しいと思った。
とは云え、全体としては悪くはなさそうで一安心。

どちらにしても、もう少し使い込んで見たいが、この酷い赤潮では・・・。
暫く、少なくとも6月一杯は孤島は諦めて、メトウイカに狙いを切り替えるか・・・・・?