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2007年釣行記(6)

2007年

潮回り:中潮  場所:AJR  釣果:ナシ 同行者:単独

一昨昨日の1日、あのグィーン・グィーンと竿をしならせた重たい感触を持ったまま帰路に着いた際、立ち寄って見ようと考えつつも、パスしてしまったOSKが気になって仕方がなかった。
水深もある様だし海底もゴロタ石で、しかも、昨年の夏の経験からすると海草も多い。であれば、アオリの生息地としてはT’sよりも良いのではないか?帰り道々そんなことを考えていたのに、やはり記録物を釣り落としたショックが大きかったのかも知れない。気が付いたら既に熱海付近を走っていた。
と云うことで、今回は駄目元でOSKをターゲットにした。潮は中潮だが大潮明けなので、潮位表を見る限り大潮の昨日とそんなに大きくは違っていない。条件としては良い方だろうと思う。
夕食後直ぐに出発しようかとも考えたが、NHKスペシャルのプラネット・アースを観てからにした。
10時に番組が終わり、道楽部屋に行って準備をしていると、携帯にメール着信音。
誰からだろう?と見ると、何とた?ぼさん。文面からすると2日だろうと思うがAJRで爆釣し、1.8kgを上げたとの連絡。今回はた?ぼさん本人は都合で行けないが、ご両親と友人の3人が釣行するとのこと。
この爆釣のニュースに、迷うことなくAJRに目的地を変更。
AJRには0時過ぎに到着。
早速道具を担いで堤防に上がったが、風は思った程強くはない。これまでで最も状況は良いかも知れないと、自然に期待が膨らんで来る。
防波堤には釣り人が2名。丁度その中間に釣り座を構えることにして、暗がりで顔が見えないエギンガーに声を掛けると、その方がた?ぼさんのお父さん。
お父さんは、小生が到着後間もなく2杯のアオリを釣って余裕シャクシャク。お母さんは港内側でヤリイカのスッテ釣りをされていて、既に3杯も上げたとのこと。
小生と云えば、1・2投目からの根掛りを皮切りに、一度は誰かが高切れさせたラインに掛ったものだったが、根掛りの頻発。更には、キャストした途端にプッチと厭な音を残しての高切れ等々、緊張感が薄れ嫌気も差して来た。
小生は高所恐怖症ではない。しかし、どうもこのエギングでは高い所が不得意だ。エギングを始めたMSKやAKYが高過ぎもせず低過ぎもしない丁度良い高さの釣り場だったのが理由かも知れない。この近辺で云うと、ENUR、FKUR、ATMそして今日のAJR。何れも防波堤は高くなっている。そう云えば1日のT’sも防波堤の高さは5m以上あったように思う。
釣り座が高いとどうしても風の影響が強い。特に横風の場合は、幾らロッドの先を下に向けても効果がない。ラインは大きく左右にふけてしまい、キャストしたエギはそのラインに引っ張られて手前に寄って来ている。それがどの程度近付いて来ているのか、特に夜釣りの場合は尚のこと、良く判らない場合が多い。風の強さ、風向きによってもその都度変わっている。
で、手前に寄って来ている分、シャクリの回数を減らせば良いのだが、それでも、手前のケーソンで根掛りすることが多くなる。この日もこのパターンが多かったのではないかと思うが、到着した頃はそれ程強くなかった風が時間と共に強った中で、結局5?6個のエギを奉納した。
嫌気ついでに、途中でAJRを抜け出しOSKに様子を見に行ったが、ここはAJRよりも強い横風。それでも、物は試しと何投かして見たものの、結局ここでもエギをなくしただけに終わってしまい、AJRに舞い戻ったが、こんなことで釣果に恵まれる筈もない。
今日もいつもの通りボーズ連続記録を更新しただけに終わった。
否、しただけではない。いつも以上にエギをなくしてしまって、懐への打撃も大きい一日だった。