2022年釣行記(30) – MB
2022/05/26
日 時:05月26日(木) 18:45~23:20
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10
同行者:単独
週後半の釣行は、DKKでアジングをする積りになってその準備を終えたが、出発時刻までまだ間がある。と云う訳で、時間潰しのためネット・サーフィンをしていた時、飛ばしウキでデカ・メバルを狙う動画を見掛け、前回、MHR-KGNで出会ったISBSさんが、飛ばしウキで沖目を狙った方がアタリが多いと云っていたのを思い出した。その途端、飛ばしウキで沖目を狙う釣りがしたくなり、慌ててメバリングに切り替えて支度をし直した。
17:30頃、自宅を出発し、現地到着は18:30頃。
直ぐにタックルを手に岸壁に出てみると、思いの外、背後からの南寄りの風が強く吹いている。時間的に見て潮位は1m近くはある筈だが、もう少し高い様に見え、海面にビッシリと広がっている海藻の絨毯が意外にも見えない。と云っても、海を覗き込むと海藻の塊が、至る所に浮かんでいるので油断はならないし、海中にも沢山の切れ藻が漂っていることは確実なので、安心するにはまだ早い。
今回のメバリングは、ISBSさんが云っていた様に、沖目の可愛娘ちゃんを狙う前提にしているので、途中の海藻の絨毯を越えさせる必要がある。そのためには、長いロッドを使って出来るだけ海藻に潜られない様にし、海藻に絡まれてしまった場合には、強引に引っ張り出すために、ラインも太い方が良い。
その様なことから、今回は、ロッドはSoare30 XTUNE S803ULT30、ラインはPEの0.6号、リーダーはライン側を1.5号、JH側を1.2号と磯メバル仕様よりも太目にした。
そんな訳で、海藻対策には万全を尽くして来たのだが、だからと云っても、やはり邪魔になることは変わりがない。そこで、密度の低い場所を探しながら歩き、15番スポット付近にテトラ帯の先まで海藻がなさそうな場所を見付け、18:45頃、StartFishing。
時間的には日没時刻だが、まだまだ残照があって明るいので、様子を見ることに重点を置いてキャスティングを続けた所、キャストする方向や場所によっては、全く海藻が邪魔をしないポイントがあることが判った。海藻がなければストレスなく釣りに集中出来るし、願わくば、直ぐにでも反応が返って来て欲しい所だが、そこは贅沢と云うべきかも知れない。
そこで、蟹の横這い釣法で出来るだけ海藻の密度の低いポイントを選んでは、キャスティングを繰り返したが、たまに反応があるものゝ針掛かりさせられず、悔しい思いをさせられるばかりで、この日の飛ばしウキ作戦は失敗だったか?と思った程。
反応が薄い中、海藻がないポイントを行ったり来たりして、コンタクトを待ったが、ないまゝ時間が経ち、この日最初の獲物を手にしたのは、入釣後約1時間経った19:50頃のことだった。
場所は、35番スポット付近で、サイズは20cm位のぷっくらとした可愛娘ちゃんを手に出来、取り敢えずボーズ回避がなって一安心。
やっと、動き出したか・・・・と後続を期待したが、それっきりコンタクトがなくなってしまった。
そこでへの字カーブの手前のポイントは諦めて、凸部方向に移動することにし、途中で、海藻が少なそうに見えるポイントでキャストしてみたが、悉く海藻が邪魔をして来るため、粘ることも出来ず、結局、凸部のいつものポイントに到達してしまった。
この日の凸部は意外と空いていて、テトラ帯とテトラ帯の切れ目を縫って可愛娘ちゃんを探すことが出来、また、これまで通り海藻は殆どないので、安心して釣りに専念も出来るが、コンタクトはないまゝ。
仕方がないので、久し振りに凸部の先に向かうことにしたが、こちらでは海藻のある所とない所が疎らになっている様子で、キャストして海藻が掛かれば少し方向を変えてキャストし直して、海藻の邪魔がなければじっくりと反応を待つと云った具合。
この日、2匹目が来たのは、1匹目を獲ってから1時間以上も経った21:05頃のことで、場所は117番スポット付近。
しかし、アタリは続かず、21:30頃、終点から折り返しに入った。
折り返しに入って間もない21:37頃、やっとの思いで3匹目をゲット。ポイントは129番スポット付近。
この頃から、可愛娘ちゃんのご機嫌が少し良くなったと見えて、この後は入れ掛かりには程遠い状態ながら、ポツリポツリと退屈しない程度の間隔でコンタクトがあった。
21:43 4匹目 128番
21:57 5匹目 122番
22:08 6匹目 109番
22:20 7匹目 105番
22:23 8匹目 103番
22:52 9匹目 68番
そして、23:11頃、36番スポット付近でツ抜けを達成し、23:20頃、風が強くなって来たこともあってStopFishingとし、久し振りに満足して引き揚げて来た。
今回、釣果としては10匹だったが、実は、海藻に巻かれたり敷石やテトラの隙間に入られたりして、残念ながら、獲れなかったのが同じ位あった。潮位が低い時間帯の釣りで、型もソコソコ良かったので、ドラグを目一杯締めていたにも拘わらず、強い引きに負けてしまったのは無念としか云い様がない。
また、長竿に飛ばしウキを使う釣り方は、メバリングを始めたばかりの頃にやっていたのだが、その頃は、まだキャスティング自体が覚束なかったために、ジグの重さを稼いでキャストし易くする目的だった。
今回、ISBSさんの言葉を思い出して、やってみたのだが、出足こそ良くなかったものゝ、型も20cm超が揃って、最終的には楽しい思いをさせて貰ったので、海藻が繁茂している時期の釣り方として、引き出しの一つにしても良いだろう。
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