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2019年釣行記(40) – EG

2019年 Eging 釣行記

日 時:06月17日(月) 03:30~12:40
潮回り:大潮(↑↓)
場 所:KBRT-TB
釣 果:ナシ
同行者:YGWさん

先日、雨のために流れてしまったYGWさんとのコラボ・エギングだが、改めてKBRT-TBで出来ることになった。
KBRT-TBは、エギングにドップリと嵌っていた時期にも、行きたいと思いつつもその機会がないまゝだった憧れの釣り場で、しかもYGWさんのエギング・テクを隣りで間近に拝見出来るまたとないチャンス。

KBRT-TBまでは独りでも辿り着けるが、駐車場所などについては不案内なので、途中のパーキングで01:30頃に落ち合った後、YGWさんの先導で現地に向かうことになった。
待ち合わせの場所までは1時間半と想定したが、夜中の移動とは云え事故渋滞もあり得るので、15分余裕を見て23:45に自宅を出ることにした。そして今回の釣行は、徹夜に近い状態になることから、少しでも休んでおこうと、22:00前に床に入った。所が、遠足の前日の子供の様に興奮してなかなか寝付けず、ウトウトしただけ。
自宅でウダウダと時間を潰したが、結局、待ち合わせ時刻より2時間も前の23:30には車を走らせていた。時間は充分過ぎる程あるので、ゆっくりと走ったが、こう云う時に限って信号の巡り合わせが極めて良くて、信号待ちは殆どなく、しかも、事故渋滞もなかったので、パーキングには00:40頃到着してしまった。

01:20頃、YGWさんの先導で、パーキングを出発。
この行程も順調で、KBRT-TBには予定時刻の1時間も前の03:00過ぎに到着してしまった。
直ぐに様子を見に行った所、小生の想像よりも規模の小さな突堤で、中央より先端方向には、日曜日の深夜(月曜日の早朝)にも拘わらず、既に数人のアングラーが入っており、下手をするとアブれかねない。そこで、道具を取りに戻って、取り敢えず場所を確保することにした。

YGWさんによれば、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんが来るのは、5:00を回ってからなので、早過ぎるとのことだが、道具を持って岸壁に立っていて何もしないでいる訳にも行かず、4:00前から様子見のキャスティングを開始した。

エギはYGWさんに倣ってシャロー・タイプにしたが、20~25カウントで根掛かってしまう。しかし、ラインをグイッと引っ張るとズルリと海藻が抜けて来る。
その海藻をよく見ると、沢山の気泡が付いているので、海底から立ち上がっているホンダワラの類だろう。ホンダワラがアオリイカの産卵床になっているのかどうかは定かではないが、少なくとも海藻があればベイトが居るし、ベイトが居れば可愛娘ちゃんも居ておかしくはない。

日の出時刻の4:30を回って背後の山蔭から太陽が顔を出して、すっかり周囲が明るくなり、YGWさんの云う5:00が近付いて来るにつれ、期待がドンドン大きくなって来るが、音沙汰がない。
アオリイカの場合は、何の前触れもなく、いきなりドンと来ることが多い。従って、油断せずキャスティングを続けていることが肝要と自らを鼓舞していたが、時間の経過と共に徐々に気持ちが落ちて来て、ひょっとすると、今日も駄目かも知れないと弱気の虫が頭をもたげて来てしまう。

06:30を回った頃、遂にYGWさんは一休みをすると云って車に戻ってしまい、小生は居残ってキャスティングを続けることに。勿論、YGWさんが休んでいる隙に、1杯掛けて悔しがらせてやろうと云う助平心があったのは、云うまでもない。
07:00頃、そんな気持ちを抱きながらキャスティングを続けている小生をあざ笑う様に、小さな漁船が2艘現れて、目の前で網を打ち始めてしまった。しかも、悪いことに、丁度、エギの着水点。
これでは、キャスティングが出来ない所か、折角寄って来た可愛娘ちゃんも怯えて逃げて行ってしまう。
これで、辛うじて繋がっていた気持ちも切れてしまって、小生も一旦引き揚げて休むことに。

シートを倒してウツラウツラしている内に暑さで目が覚め、YGWさんの様子を見行ったりを何度も繰り返し、落ち着かないまゝ時間を過ごしていたが、その内、フッと寝てしまったのだろう。気が付くとYGWさんの車はもぬけの殻で、遠くの突堤には黒い服装のアングラーの姿が見える。目の悪い小生にはしかとは判らないが、どうやら眠りから覚めたYGWさんらしい。

ロッドも持たずに確かめに行くと、やはりそのアングラーはYGWさんで、アタリは依然としてないとのこと。

時刻は、11:00頃で、陽は高くドピーカンに晴れ渡って、潮位は最も低い大潮の干潮とあって、小生には全く釣れる気がしない。しかし、YGWさんによれば、干潮でも充分に可能性があるとのこと。他の場所に移動することも相談したが、最終的にもう少しKBRT-TBで頑張ることに。

そこで、仕切り直しのキャスティングを再開したが、気持ちがどうしても入らない。

どうやらこの日は、可愛娘ちゃんのご機嫌が良くなることはなくロッドが曲がっている所を見たのは2度だけ。
一度目は、小生達の到着前からシャクリ続けていたエギンガーが、突堤の先端に移動して間もなく、アオリイカを浮かした所。二度目はYGWさんの沖側の隣りのヤエン師が、ロッドを曲げてやり取りをしている所。

二人で相談の上13:00まで頑張ることにしたが、流されて来たゴミでキャストも出来なくなったのを機に、12:40頃StopFishingとした。

これで、アオリ・エギング5連敗。しかも、その全てがアタリさえもない完全試合ばかり。アオリ・エギングは、アジングやメバリングと違って、元々何杯も掛けられる釣りではないことは、充分に承知しているが、それにしてもパーフェクト・ゲームばかりと云うのは、如何にも悔しい!
次回もアオリ・エギングで可愛娘ちゃんの顔を見るべく粘って見るのか、それとも諦めて他に切り替えるのか、今の所決め兼ねているのだが・・・・・。