2024年釣行記(46) – MG&AJ
2024/07/26
日 時:07月26日(金) 17:30~21:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 17、マゴチ x 0
同行者:単独、(ICNHさん)
天気予報によると、この日の夜は南西or西南西の風が1~2m程度と弱いらしい。風が弱いのはアジングには持って来いの状況なので、いつものことであれば、喜び勇んで出掛ける所。しかし、酷暑続きのこの時期では寧ろ蒸し暑さの素。出来れば、もう少し吹いて欲しいと思うのだが・・・・。
雨は嫌、風は嫌などと云ってばかりいては、自然相手の遊びなど出来る訳はない。無理をするのは禁物だが、行ってみて我慢が出来ない様なら中断して引き揚げれば良いと考え直して自宅を出発した。
17:10頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、人影は皆無でガランとしている。
茹だる様な酷暑の毎日で外出を控えているためかも知れないが、釣れても釣れなくても、週に1度は通って来る小生には、釣り場が空いていることは寧ろ有り難い。
今回は、マゴチが釣れたとの情報があったので、明るい時間帯はマゴチ、陽が落ちてからはアジに切り替える予定で、最奥に釣り座を構えて準備に取り掛かった。
17:30頃、BlueCurrentⅢ 82/Bにいつものヘビ・キャロでキャスティングを開始。
マゴチはどの様な反応をして来るのか?
反応があれば、即座に合わせに行っても良いのか?
それとも、喰い込むまで待つべきなのか?
兎にも角にも、マゴチを釣ったのは生涯に1度しかなく、しかもマグレとあっては、全てが手探り状態。YouTubeには、マゴチ釣りの解説動画が沢山あって、当然、小生もその動画を観て勉強はしているのだが、所詮は畳の上の水練。実際に釣って初めて解説の云わんとしていることが、腑に落ちると云うもの。
しかし、いつもと同じで反応がない。
誰も居ない釣り場を少しづつ移動しながら、マゴチの居場所を探したが、何処に居るのかコツンとも来ない。それどころか、根掛かりで仕掛けをロストする始末。
そこで、仕掛けを簡単な直リグに替えてマゴチ探しを続けている所に、ICNHさんがニコニコと笑いながら登場。
19:00を過ぎて周囲の光量が減って来て、イヨイヨ、夕マヅメの到来。
マゴチにしろアジにしろ、時間的には喰いが立って来る時間帯に入って来たが、マゴチ調査を続けても反応が返って来る気配が感じられず、反応を引っ張り出す自信もない。と云う訳で、今回も早々にマゴチを諦め、ロッドをSaltyStage改に持ち替えてアジングに切り替えた。
しかし、アジからの反応もない。
前回、前々回ともアジが回って来たのは20:00を過ぎてからだったので、それまでは駄目かも知れないと思い始めた頃、モゾとした反応が返って来て、この日初の獲物をゲット。
時刻は19:28のことで、サイズも20cm程のマアマアと云った所。その後は19:34、19:51と追加することは出来たが、テンポがもう一つ良くない。
そして、20:00に4匹目をゲットし、イヨイヨこれから前回の再現かと期待をしたが、テンポは上がらず20:16、20:36、20:44、20:47とポツリポツリと返って来る反応を拾うだけ。この調子でも、湾奥に位置するKMI’sでは、時期にもよるが決して悪いとは云えないのだが、前回の良かった際の記憶が残っているだけに、余計にテンポが悪く感じてしまう。
所が、21:00を廻った頃から、それまで殆んど吹いていなかった風が、突然吹き出して来た。しかも、左から右に抜ける北風で、時間が経つに連れて強くなって来た。それまでは蒸し風呂の中で釣りをしている様なものだったので、この風は殊更に気持ちが良く生き返った気持ちだった。しかし、夏のこの時期に、突然、北風が吹き出すのは天気が変わる前触れのことが多い。心配になって上空を見上げると一面に雲が広がってはいるが、遥か上空を飛行している飛行機のランプがはっきりと見えるので、雨雲ではない筈。
例え、雨が降り出しても夕立の様なもので長くは続かないだろう。とは云え、濡れるのは勘弁して貰いたいと思いつゝキャスティングを繰り返していると、強い風に大きく膨らんだラインの動きがおかしい。念の為、合わせを入れてみると、これがアジから帰って来た反応で、21:12にようやく9匹目をゲット。
この9匹目からがこの日のハイライト。同じ様なラインの吹けアタリで調子良く本命を連続ゲットし、21:36に17匹目をゲットするまでの30分足らずの時間で9匹も追加出来た。
所が、好事魔多しの例え通りで、心配していた雨が降り出して来た。いきなり本降りになることはなかったが、徐々に雨粒が大きくなって来たので、後ろ髪を引かれる思いで急いで道具を片付けて、21:45頃、StopFishingとした。
所で、最近、ジグ単のアジングでは専らAldebaran BFSXのリールを使っていたのだが、この日は久し振りに月下美人 Air TW PE Specialを持ち出してみた。
ベイト・アジングを始めた際、Aldebaranと月下美人のリールを色々と比較した結果、Aldebaranはアジングに、月下美人はメバリングに使う様になって現在に至っている。とは云え、月下美人をアジングに使っても何ら問題はなく、使い分けのポイントはリールの重量で、より軽いAldebaranをよりシビアな釣りになるアジング用にしたもの。
と云う訳で、メバリンングのシーズンが終わって出番がなくなった月下美人を、使って見る気になっただけで、他意はなかった。
そして、使ってみた結果、どう云う訳かライン・トラブルの続出。
20:00台はキャストの度に縺れたラインを解く作業を行っていた。こうなるとアジの反応に気を使うよりも、キャスティングに気を使うことなり、結果としてテンポが悪かったのかも知れない。
21:00近くになって、ようやくライン・トラブルになることも減って来て、釣りに集中出来る様になったことが、テンポの良い釣りに繋がったとも云えるだろう。
と云う訳で、これまでと同じAldebaranのリールを使っていれば、前回と同じ釣果を挙げられたのかも知れない。ひょっとすると月下美人とロッドのSaltyStage改の相性が良くなかったことも考えられる。
このまゝで終わっては月下美人が可哀想なので、次回も月下美人に頑張って貰おうと思う。
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19:28 1匹目 21:17 11匹目
19:34 2匹目 21:20 12匹目
19:51 3匹目 21:27 13匹目
20:00 4匹目 21:29 14匹目
20:16 5匹目 21:32 15匹目
20:36 6匹目 21:34 16匹目
20:44 7匹目 21:36 17匹目
20:47 8匹目
21:12 9匹目
21:15 10匹目