2016年釣行記(50) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 47、マゴチ x 1
同行者:単独(UHRさん、KRHRさん)

週に2回の徹夜アジングは、老齢の身には些かきついが、前回から2日も経ちその時の疲れが抜けて来るとまたぞろ孤島に行きたい虫が頭をもたげて来て・・・・。

今回は、孤島’に行くと云うSGMRさんとは別行動で、孤島には小生単独で行くことにしたが、何となく年老いたヒナの巣立ちの様相(笑)

孤島には16:00過ぎに到着。週末の金曜日なのでアングラーは多いと思っていたが、果たせるかな、この時刻で既に6人ものアジンガーがキャスティングをしている。その他にも黒鯛師やエサ師がいて突堤は満員状態。
突堤に上がった所で、去年ここで何度も顔を合わせたUHRさんと云う中田英寿似の若者に1年振りの再会。今シーズンになって1度も顔を見ることがなかったので、どうしているのかと折に触れ思い出していたが、元気な姿を見ることが出来てことの他嬉しく思った。
彼は小生よりも少し早く着いたとのことだが、やはりアングラーの多さに少々辟易気味で、突堤の幅が狭くなった所にクーラーを置いて釣り座を確保したまま竿も出さずに様子を眺めていた由。
突堤の幅が狭くなった所は、釣り上げたアジの置き場に困るので、小生も好きではないし出来れば避けたいが、他に場所がないので仕方がない。彼の隣りで釣りをすることにした。

風は予報通り右手から左手に抜ける南寄りだが、強さは予報よりもかなり強目。良いポジションに入れなかった上、この風では・・・と早くも孤島’にしておけば良かったかとの思いが、頭の片隅に浮かんで来る始末。

今回のラインナップは前回と同じEmeraldas改8326#1BSoare改の3本で、先発は横風の強さを考慮してEmeraldas改に1.5gのJHの組み合わせにして、16:30頃、キャスティングを開始。

小生を含めて8人程のアジンガーが、ズラリと並んでキャスティングを繰り返したが、アジからのコンタクトは誰にもなく、皆、黙々とロッドを振るだけ。

17:00頃、突堤の航路側にいたエサ師が引き揚げて行ったので、小生は早くも場所替え。ここは右から左に潮が流れる時は釣り難くなるものゝ、足場が広くなっているので、狭い所よりは遥かに良い。
気分を変えてキャスティングを繰り返したが、やはりコンタクトはない。

18:00頃、KRHRさんが夕日をバックに登場。

aj-2016-034この日最初のコンタクトがあったのは、19:00少し前。

少し風の強さも弱くなっていたので、ロッドをSoare改に替え1.0gのJHの組み合わせにしてアクションを付けていると、クッと感じる小さなアタリがあって、サイズはもう一つだが、取り敢えずはボーズ逃れの嬉しい1匹が来てくれた。

この1匹を皮切りにアタリが出始めて、21:00前にはツ抜け達成、日付が変わる直前には早くも30匹と、山や谷はあったが前回よりは遥かに良いペース。
ペースは良いが、しかし、サイズが前回よりは一回り小さい。
アタリがない時は、小さくてもアタッて欲しいと願い
小さいものが続けば、少しでも大きいものが来て欲しい
と願うのは釣り人の我が侭か・・・。
そうとは解っていても、前回が良くその印象がまだ強く残っているだけにやはりサイズについては若干不満の残る所。

日付が変わり風が強めの北に変わった頃から、ペースダウン。
アタリがないので休もうと思うと、アタリが出て、次を狙うとアタリが遠くなったりの繰り返しで、中々踏ん切りがつかなかったが、2:00頃から1時間程の仮眠を取って3:00頃から再開。

aj-2016-035再開した途端、コツンと小気味の良いアタリがあって、強い引きに良型アジを期待したが、上がって来たのは30cm程のマゴチ

一月ほど前、マゴチを狙い見事に空振りに終わったことがあったが、この場所で来るとは思わずビックリ。サイズがもう少し大きければお土産にする所だったが、今回は写真を撮ってリリース。

マゴチの後はポツリポツリとたまに来るアタリを拾う釣りで、StopFishingとした5:00頃には47匹の釣果。
もう少し頑張って切りの良い50匹で終わりたかったが、それでも自己記録更新で楽しい釣りだった。

この日は、日付けが変わって北寄りの風が強く吹き出して来るまではSoare改を使っていたが、本当に微かなアタリでもものに出来たし、掛けてからのやり取りが非常に面白かった。
隣りのアジンガーが興味を持ってくれたので、彼にも使って貰ったが、極めて良い評価を得られた。彼も使っていないSoareを素材にアジング・ロッドを作ろうとまで云ってくれたが、社交辞令にしても嬉しい評価だった。

北風が強くなってからは8326#1Bにロッドを持ち替えたが、これまでは柔らかいと思っていたのに、Soare改の柔らかさが手元に残っていたので、殊更に硬く感じたのかも知れない。
しかし、強い風の雑音の中でも、アジのアタリを確実に伝えてくれることが解って、Soare改との使い分けが出来そう。

また、隣りのアジンガーの御仁は、水産関係の仕事をされている由で、アジでもツボ抜きが有効である旨を教えて頂き、そのための割りばしまで提供して頂いた。
ツボ抜きそのものはメバルですることはあったが、アジにしようとの発想はなかった。しかし、考えてみれば、エラを切って血抜きをするよりも、ハラワタからエラまで全てを抜く方が鮮度を保つには良いだろう。と云う訳で次回からはツボ抜きで〆ようと思う。

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