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釣行記(9)

2006年

潮回り:長潮  場所:三崎・秋谷  釣果:ナシ 同行者:ナシ

去年の初釣果は丁度一年前の5月23日。ならば、今日は必ず出る筈!!!
で、何処に行くか?ある人の情報では三浦は未だ早いとのこと、であれば伊豆に行くか? 真鶴か福浦辺りが良さそう。
2時半に起床して、暫く走ってから大事なアオリイカポイントガイドを忘れたことに気が付いた。今更戻るのも億劫だし、ハンドルを握りながら考えた。
未だ夜が明けずに暗い中で、勝手を全く知らない漁港をウロウロするのは心許無いし、危険でもある。
マタマタ、怪我をすると何を云われるか・・・。云われるだけなら未だ良い方だろう。呆れた様な眼差しで・・・。
ここは君子危うきに近寄らず。勝手知った所に行くしかない。
と云う訳で三崎には3時半頃着いた。
ポイントはtokeiさんと一緒に来た時と同じ白灯防波堤。
先端の白灯下ではアジの活き餌釣り師が一人。赤い光が波間にユラユラ。その手前の前回tokeiさんが入ったった所が丁度空いているので、迷わず道具を降ろして釣りの準備。
風は少々強く吹いているが背中からのフォロー。潮は左から右。
早速、期待を込めての第一投。
暗くて良く見えないが、遥か前方に着水した模様。
カウントを充分とってラインのフケを取ろうとリールのハンドルを回すと、ラインを通して違和感が伝わって来る。
少し送り込む様にしてから、ロッドを煽ると、ガツンッ!!!
来たか???
ラインを張ったままためを作って見てる。
でも、グィーンがない(涙)
最初から根掛り。しかも、ラインを持ってグッと引っ張るとプツンッ。リーダーとの結び目付近でブレイク。
気を取り直してキャスティングの繰り返し。追い風だからエギは気持ち良く飛んで呉れるが、イカからのラブ・コールはなし。
明るくなって活き餌師も最後の味を使い切って帰り支度。右手の籠釣り師にも全く魚信がないまま。
それでも我慢をしていたが、6時半頃秋谷に転戦することにして撤収。
秋谷には7時過ぎに到着。所が、駐車する場所が空いていないし、防波堤にはエギンガーが鈴なり。
車は前田川の橋の上に駐車し、道具を担いでエッチラオッチラ。
防波堤に着くと南風が強く吹いている。そんな中、数えて見ると15人のエギンガーが盛んにシャクッている。
こんな風じゃ釣りにならないとYMT氏の横に座り込んで、最近の様子を尋ねると・・・。
この2?3日は、殆ど出ていないとのこと。
そうこうする内、諦めて切り上げるエギンガーが出て来たので、その後に入釣するが、只、風と波で揉まれているだけで、全く釣れそうな雰囲気もない。
今年は冬が例年よりも寒かったし、風薫る5月に入ったのに雨や曇りの日が続き日照時間が少ない。まるで気温が上がらぬままに入梅した見たいで、農業に影響があるとのニュース。
海の中も同じ傾向か?
どうも今年はムラが大きい様だ。

これまでは、足のリハビリが中心だった(?)けれど、こんなにもボーズが続くんじゃ、そろそろ本気にならなきゃ・・・!!!