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2025年釣行記(28) – MB

2025年 Mebaring 釣行記

日 時:05月15日(木) 18:45~22:10
潮回り:中潮
(↑↓) 150→157→120cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:メバル x 14、カサゴ x 1
同行者:単独

今週後半は、前回から中2日を置いた金曜日にMHR-KGNに行く予定にしていた所、水曜日の夜YTさんからMHR-KGNでは良型が数出ているヨとの連絡があった。
釣りは水物なので前日良かったからと云って当日も良いとは限らず、寧ろ、昨日はあんなに良かったのに・・・と云うことが多い。とは云えこんな耳寄りな情報を聞いたからには、ジッとしている訳には行かない。急遽、一日前倒しをして木曜日に行くことにした。

現地到着は18:25頃。
いつもの場所に車を停めて支度を始めていると、思いの外強い風が吹いている。予報では南寄りの風が3~4m/sとあったので、風については全く気を留めていなかったので、若干心配になって来る。
しかし、岸壁に出てみるとそれ程強くもなく、釣りには先ず影響はなさそうで、一安心。あとはYTさんの情報宜しく可愛娘ちゃんと遊ぶだけ。

YTさんの情報ではへの字カーブ付近までが良かったとのことだったので、今回は入釣ポイントである18番スポット付近からスタートすることにした。

今回使用するロッドは、Sephia S806ML-S
このロッドはアオリイカ狙いで手に入れたエギング用のものだが、最近はめっきり出番がなくなっていた。エギング用だけにメバルには強過ぎるが、このロッドのティップ部分はソリッドで柔らかいので、メバルのバイトを弾くこともないだろう。更に、
テトラ帯より沖目を狙うため飛距離が欲しい上、
釣れるサイズが20~25cm程で引きが強く、
敷石に潜られたり、海藻に巻かれない様に強引に引っ張って来る必要があり、場合によっては、海藻ごと抜き上げて来ることもあり得る
と考えて、敢えてこのロッドを持ち出した。

潮回りは大潮明けの中潮、しかも満潮時刻とあって潮位は高くてテトラ帯の頂上が所々に見えるだけだが、海藻が至る所に浮かんでいる。

18:45頃、キャスティングを開始。
昨日と同じ様に可愛娘ちゃんのご機嫌が良ければ・・・・と思いつゝキャスティングを繰り返したが、ゴツゴツと感じる海藻の感触しか伝わって来ない。
そこで、少しづつ場所を移動しながら可愛娘ちゃんの居場所を探ったが、反応はない。
そして、21番スポット付近にやって来た時、正面に見えるテトラ帯の頂上の横を狙ってキャストし、いつもの様に軽くリフト&フォールを繰り返していると、この日初めてモゾと小さな反応が返って来て、口開けの1匹目をゲット。時刻は19:01のことでサイズは22cm位の良型だった。
良し良し、饗宴の始まりだ・・・
一人ニヤついてキャスティングを繰り返して、直後にコツ。頂いた!と思ったが、残念ながら海藻に巻かれてフック・アウト。しかし、海藻が濃い時期のメバリングなので、海藻に邪魔をされて獲れないことは当然織り込み済み。釣りはまだ始まったばかりなので、余裕を持って次を狙った。所が、バラシたのが良くなかったのか、音沙汰がなくなってしまった。

そこで、又々蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんを探していると、25番スポット付近でモソと反応があって、やっとの思いでこの日の2匹目をゲット。時刻は19:29のことだった。しかし、後続はなく3匹目をものにしたのは、それから30分近くも経った19:56のことで、ポイントは25番と26番スポットの中間付近。
そして、この後の約30分間がこの日のハイライトで、3匹目に続いて
20:05 4匹目 25番スポット付近
20:10 5   24
20:12 6   ↓
20:16 7   ↓
20:22 8   ↓
と立て続けに可愛娘ちゃんをゲット出来、ツ抜けは目前。
何とか2匹を追加してツ抜けをと思ったが、同じポイントで4匹も出しては、場が荒れるのは当然で、その後は反応が消えてしまった。そこで、更に先に進むことも考えたが、生憎、進行方向にはヘチ釣りの年寄カップルの姿がある。いつもなら、このカップルを追い越して行くのだが、この日は何故かその気にならず、移動するのは諦めて22番スポットと24番スポットの間をウロウロとした。
しかし、音沙汰はない。

数はツ抜けには2匹足りないものゝ、ロッドを曲げてくれた可愛娘ちゃんYTさんの情報通りサイズは23cm前後で体高のあるグラマーなばかりだったので充分に満足していた。そこで、少し早目の21:00過ぎだが気持ち良く引き揚げることにした。

所が、車に戻った所で、このまゝ引き揚げるのは勿体ないとの思いが込み上げて来た。そこで、この日の2回戦を入口近辺で軽くやってみることにした。

そして、21:15頃、8番スポット付近に立って2回戦の開始。
この付近はMHR-KGNに通い始めた頃には良く入っていたが、この3~4年は全く入ることもなく素通りしていたポイントで、この時も反応が返って来ることはないだろうと思っていた。
所が、数投した所でモゾ。
抜き上げてみるとやはりグラマーな可愛娘ちゃんで、時刻は21:21のことだった。
こうなると、軽くやろうという気持ちは何処へやら、やる気が沸々と湧いて来て、8番から10番スポットの間を行ったり来たりして6匹をゲット。結局、前半、後半を合わせて都合14匹の釣果を上げて、22:10頃、StopFishingとして帰路に着いた。

所で、MHR-KGNメバリングでこれまでにない結果を出せたのは、何と云ってもYTさんからのホットな情報があったからこそで、タイミング良く情報を流してくれたYTさんには感謝するしかない。
もう一つの要因を挙げるとすると、エギング用のロッドを引っ張り出したことだろう。このロッドを使ったことで、リールのドラグを目一杯締め込んで、強引にやり取りが出来、敷石に張り付かれたり海藻に巻かれてバラすことが減らせたことだろう。そういう意味では、MHR-KGNでのメバリングに一つ引き出しを増やすことが出来た様に思う。