2025年釣行記(30) – AJ
2025/05/23
日 時:05月23日(金) 18:30~22:15
潮回り:若潮(↓↑) 100→79→90cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 9
同行者:KMIさん
予報では、正面から受けることになる東北東or東風が4~5m/s。釣りの世界では向かい風を釣れと云われているが、小生は余り好きな風向きではないので、出来れば避けたい所。しかし、21:00を回った頃から3m/sに弱くなるとのこと。更に、最近はのアジが回遊して来る時間帯は21:00頃からになっているので、タイミングとしては悪くない。3m/sならば何とかなるだろうと出撃することにした。
現地到着は17:45頃。
先着していたKMIさんに迎えられて岸壁に出たところ、KMIさん以外の先行者はタコ狙いの若者が一人しか居らず、少々拍子抜け。
KMIさんは事務机前に釣り座を構えていたので、小生は最奥の奥でこの日のアジングをすることにして準備に取り掛かった。
今回使用するロッドはSaltyStage改。風は右から左に強めに吹いているので1.2gのJHをチョイスした。
しかし、この日の日没時刻は18:45なので、まだ1時間近くも間があって周囲は未だまだ明るいため、アジが回って来ることもなさそう。と云う訳で、黒猫の相手やキャスティングの肩慣らしなどで時間を潰し、本格的に開始したのは18:30頃。
海の色は前回ほど澄んではいないが、濁りもない。しかし、流れが殆ない。
そこで、少し軽めの1.0gのJHに交換してみたが、0.2gしか軽くないにも拘らずやはり風の影響が強く出てやり難い。元に戻そうとも思ったが、何とかなりそうなので暫くこれで通すことにした。
日没時刻を過ぎ、周囲の光量が徐々に減って来たが、反応は返って来ない。隣りのKMIさんもまだロッドを曲げていないので、アジが寄って来ていないことは確実。しかし、2日前に入った仲間から19:30頃から反応が出始めたとの情報が寄せられていたので、回遊パターンが変わったことも考えられる。
期待と不安が綯い交ぜになった気持ちのまゝキャスティングを繰り返していると、足元でトンといきなり反応が返って来た。
時刻はまだ暗くなり切っていない18:56のことだったので些か驚いたが、反射的な合わせが決まって抜き上げた獲物は、立派な本命のアジ。
この日はお持ち帰りの予定はなかったので、サイズは17cmで稍小振りだが、この獲物はKMIさんに進呈。
そして、
19:05 2匹目
19:07 3
少し間をおいて、
19:16 4匹目
19:20 5
と反応があって、やはり回遊パターンが変わったと見える。
この頃になると、当たった。あっ、外れた!と云う声が隣りのKMIさんから何度も繰り返し聞こえて来る様になった。
そこで持ち合わせていたシャープナーで針先を研いで貰った所、様変わり。それまでがまるで嘘だった様に、順調にロッドを曲げる様になり、アッと云う間に追い付かれてしまった。
その後も、
19:33 6匹目
19:38 7
19:43 8
とポツリポツリながらも順調に反応があって、ツ抜けも目前。
上手く行けば、20:00前にツ抜け達成出来るだろうとまだ獲ってもいない狸の皮の数を数えだした途端、反応がぱったりと返って来なくなってしまった。どうやら、アジの群れが去って行ったと見える。
隣りで好調にロッドを曲げていたKMIさんも徐々に曲げることがなくなって、遂には二人揃ってダンマリ状態になってしまった。
21:00頃(?)、夜食のパンを噛じって小休止をした後、アジングを再開したが状況に変化はなく、反応は返って来ないまゝ。
21:21、突然コツと反応があって、9匹目をゲットし何とかツ抜け直前までに漕ぎ着けた。その直後にKMIさんもロッドを曲げたので、やっとアジの群れがやって来たらしい。
これでツ抜け達成が出来ると喜んだが、それっきりで元の木阿弥。
結局、22:00過ぎまで粘ったがツ抜け達成ならず、22:15頃、KMIさんを残して独りStopFishingとした。
所で、この2~3日は季節先取りの暑さが続いていたが、この夜は一変。
東寄りの風が吹く予報だったので、念の為前回よりもシャツを一枚多く着て臨んだのだが、それでも尚寒く冬用のジャケットを着て来れば良かったと後悔した程。途中で車に戻ってレイン・ジャケットを着込んで何とか凌げたので事なきを得たが、レイン・ジャケットがなければ20:00頃には、我慢出来ずに引き揚げていただろう。
結果的には、20:00頃には釣れなくなっていたので、その方が良かったのかも知れないが・・・・。