2017年釣行記(59) – TC
2017/09/21
日 時:9月21日(木)
潮回り:大潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:ナシ
同行者:単独
前回、アタリを一度も感じることなく悔しい思いをしながらUMKZ-Pから引き揚げる道すがら考えた通り、今回はUMB-FPに行くことに。
前回のUMKZ-Pではアジにしろタチウオにしろ、すっかり暗くなってからは全くアタリがなくなっていたので、夕間詰めを狙うべきだろうと考えて、自宅を15:00頃に出発。現地に到着したのは、予定通りの16:20頃。
何年振りかのUMB-FPに何となく懐かしさを感じつつ、以前と同じ様に奥に向かって歩いて行ったが、平日にも拘らず、結構なアングラーがロッドを振っている。
ここでは、やはり一番奥に入りたいが、こんな時刻に来てすんなりと入れる筈もない。しかし、幸いなことに、2番街灯の直下に入っているカップル・アングラーの手前隣りに釣り座を確保することが出来た。
道具を後ろのベンチに置いて、釣り支度を開始。
今回持ち込んだのはSoare改とEarly+81Mの2本。8320#1Bを実戦に配備して以来、Soare改は殆んど出番がなかったが、UMB-FPのアジ様の大きさを考えて、久し振りに使って見ようと考えた。
先発はEarly+81Mに20gのメタルジグ。このUMB-FPでメタルジグを投げたことはなかったので、先ずは水深の計測。キャストしてラインの出方を見ながらカウントすると、27~30カウントで着底するので、UMKZ-Pよりもかなり深く、根掛かりする様子もなく安心してキャスト出来そう。
未だ明るい時間帯なので、タチウオがいるとしたら底に着いている筈とそのままメタルジグを投げていると、若者アングラーが隣りに入らせて貰っても良いですか?と声を掛けて来た。
どうぞ!!良いですヨ。
すると、今度は向う隣りのアングラーにも挨拶をしているのが聞こえて来た。
礼儀の正しい若者だなぁ!
と感心したが、少々間隔が狭過ぎる。
そこで左手のカップルアングラーに少し間を詰めて貰って、釣り座間隔を調整した上で、キャスティングを再開。
暫くの間、並んでキャスティングを続けたがアタリがない。ワインディングを続けているのも、結構、疲れるので休憩を兼ねて、その若者に声を掛けた所、彼もタチウオ狙いでUMB-FPに通っているとのこと。
彼によれば、UMB-FPでのタチウオは11~12月が最盛期であること。また、最近の釣れる時間帯は18:00頃から1時間程であること等々、色々とUMB-FPでのタチウオに関する情報を頂いた。
後ろのベンチに座って、そんな話をしていると、餌釣りのアングラーがタチウオを掛けた場面を目撃。時計を見ると18:00少し前の17:45頃で少し早めだが、我々もワインディングを再開。
すると、間もなくその若者が大きくロッドを曲げて、指3本程のタチウオを抜き上げた。流石に通っているだけのことはある。タチウオは群れで回遊しているので、直ぐにでも小生のロッドもガツンと止まるかと期待したが、音沙汰はなく、若者にも後続がない。
暫くシャクッてアタリがなければ休憩、休憩してはキャスティングを繰り返したが、こんな時は、話し相手がいるのは非常に助かる。今回は、隣りに気持ちの良い若者が入って来てくれたので、休憩の度に色々と釣り談義が出来、退屈することは全くなかった。
波間に浮かんでいる餌釣り師の電気ウキは、ジワーッと海中に沈んで行くことが度々ある。しかし、掛けた場面を見ることがない。タチウオは近くに寄って来ているが、活性が低くて、喰い込みが悪い様子。彼によれば、こんな場合は、スローテンポのアクションが良いとのこと。
彼の助言に従って、アクションのテンポを遅くしたり、逆に早くしたり色々と変化を加えて見たが、全く反応がない。
時刻は定かではないが、19:00を回った頃だったと思う。
マナティーにケミホタルを差し込んでキャストして、15カウント程の所でワインディングを開始した所、いきなりガツンとロッドに衝撃が伝わって、待望のタチウオのアタリ。
思わず、若者に向かって
来た!!
と叫んでいた。
所が、タチウオの強烈な締め込みを感じつゝ、リーリングを始めた所、フッとロッドが軽くなって、無念のバラシ。
続くコンタクトを期待したが、その後は何の変化もなくなってしまった。
その後も二人並んでワインディングを続けたが、電気ウキの動きもなくなり群れが去って行った雰囲気に、若者は、明朝も来るから、今夜はこの辺で・・・と引き揚げて行った。
時計を見ると未だ20:00少し前。小生が引き揚げるには早過ぎる時刻なので、次の回遊を待って居残ってタチウオを狙うことに。
しかし、タチウオからのコンタクトは全くなく、餌釣り師も諦めて引き揚げて行き始める程の状況。気分転換にSoare改にロッドを替えて、アジングをしたものゝ、こちらも空振り。
結局、今回、ターゲットからのアタリを感じたのは、ワインディングでは1度だけ、アジングでは完全な空振りで、又々、空手でのご帰還を強いられる結果。しかし、タチウオはこれから最盛期を迎えると云うことなので、暫くは、タチウオ狙いに特化して通って見ようと思いながら、21:30頃、StopFishingとした。