2025年釣行記(46) – AJ&MG

2025年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月24日(木) 17:40~22:40
潮回り:大潮
(↓) 176→120cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 17、マゴチ x 0
同行者:KMIさん

今週の前半の釣行は一昨日の火曜(22日)だったので、次回の釣行を金曜(25日)にする積もりにしていた。と云うのは、後期高齢者ともなると、若い頃と違って一晩寝ただけで疲れが取れることは殆んど皆無に等しく、釣行の翌日、翌々日にも気怠さが澱の様に身体にズシーンと残っていることが多い。そんなことから、いつの間にか自然に2日間の休みを入れることがパターン化していて、今回もそんなパターンに従って金曜日を予定していた。
そんな所にKMIさんから金曜日に休みが取れたので、木曜に行くがどうかとの連絡が入った。小生は365連休の身分なので、平日の釣行を旨としている。そのため、現役組の皆さんと一緒になるのはたまたま釣り場で一緒になる以外ないので、有り難く申し出を受けることにした。と云っても、何かと口煩いカミさんのご機嫌を取ってOKを貰えたからだが・・・。

現地到着は17:30頃。
岸壁には入り口に立川から通っているスバル乗りの年配者、そして最奥KMIさんの二人の姿があるだけだったので、小生は事務机前に釣り座を構えた。

この日は3~4m/sの南風が吹いている筈だが、岸壁に立ってみると殆んど吹いておらず蒸し暑くて堪らない。アングラーが少ないのも、この暑さ故かも知れないが、この日は北海道の北見や帯広で40℃にもなる猛暑とのことで、人間様はこの暑さに参っているが、蚊だけは元気一杯。バッカンやクーラーを机の上に置いている間にも群がって来るので、先ずは虫よけを顔や手に塗ることから準備を始めた。

今回も前回と同じ明かるい時間帯はマゴチ、暗くなってからアジを狙う算段。しかし、アジは一昨日に持ち帰っているので、今回は敢えて持ち帰る必要はないため、場合によってはマゴチ狙いに比重を置く前提で、17:40頃、Sephia S809M/FスリーパーマッチョDX 18gのJHを組み合わせてマゴチ調査を開始した。

このKMI’sの沖は砂や泥地の海底になっており、キスが釣れているのでマゴチも居るだろうと思って調査を続けているのだが、これまで1度もそれらしい反応を感じたことがない。しかも、小生以外にマゴチを狙っているアングラーを見掛けたことがないので、KMI’sには生息していないのかも知れない。
不安に思いつゝこの岸壁の主のKMIさんに訊ねると、
シーズンになると、朝マヅメの時間帯には入り口から中央付近に掛けてマゴチ狙いのアングラーが並んでいるが、皆、ハゼやキスの泳がせ釣りだとのこと。
であれば場所の選定は間違えていないが、違っている点は活きエサかプラスティック製のワームかと云うこと。釣りの原点からから考えると活きエサが有利なのは当然なので、少し心が揺れるが・・・。

兎に角、何か反応して欲しいと思いながらズルズルと底を引き摺っていると、突然、ブルブルと何かの反応が返って来た。反射的にロッドを煽って合わせを入れたが残念ながら空振りで、手元に戻って来たワームをチェックすると尻尾がなくなっている。恐らくカサゴフグの仕業だろう。
とは云え、その正体を見届けた訳ではない上、マゴチを掛けた経験は皆無なので断定も出来ない。正体を確認しようとワームを取り替えてキャスティングを繰り返したが、その後は無反応。

それからも立ち位置を替えながらマゴチを探したが、ブルブルとした反応でワームの尻尾を食い千切られたことが1度あったものゝ、マゴチは見付けられず仕舞い。

日没時刻の18:51を過ぎて、ソロソロ、アジングに切り替えようかと考え出した頃、アクションの付け方を変えてみることを思い付いた。それまでは海底のズル引き一辺倒で引いて来るスピードを変化させるだけだったが、軽くリフト&フォールするのはどうかと考えた。メバリングにしろ刀狩りにしろ小生の釣り方は軽いリフト&フォールを主体に展開しているのだが、どう云う訳か、マゴチではズル引きしかして来なかった。そこで、駄目で元々とばかりに試してみると、何やら反応が出て来る様になり、1度はコツンとはっきりと感じるものもあった。残念ながらこれも空振りに終わり、その後は反応がなくなったので、何とも云えないが、少し光が見えた様な・・・・。

19:00を回った所で、狙いをアジに替えることにした。
今回使用するロッドはXSC-59ST-Pro。このロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0GのJHを組み合わせて、19:15頃、アジングを開始した。

前回の口開けのアジをゲットした19:30頃を回っても、何も反応がない。
今日の出足は遅そうだと思いつゝキャスティングを繰り返していると、隣りのKMIさんからあたったよと声が掛かり、程なくして小生にも反応が・・。
と云ってもはっきりとしたアタリではなく、ラインの揺れで獲ったもの。サイズは18cm、時刻は19:41のことだった。
漸く、回って来たか・・・と後続を期待したが、後が続かない。結局、2匹目をゲットしたのは1匹目から20分も経った20:04のことで、サイズも19cmと前回と同じ金太郎飴状態。

その後は20:277匹目をゲットするまで比較的順調だったが、潮の流れが左から右に強くなり、手持ちの中では最も重たい1.3gのJHに替えて臨んだが、ピタリと反応がなくなってしまった。対して、隣りのKMIさんはピッチを早めて抜き上げだし、アッと云う間に抜き去られ差を開けられてしまった。
隣りで好調に竿を絞っているのに、何も反応が感じられないのは切歯扼腕。釣り人として忸怩たるものがあるが、アジの居場所が変わってしまったのでは、戻って来てくれることを願う以外どうすることも出来ない。
そこで、再度マゴチに狙いを替えたが、こちらも梨の礫

結局、再度アジングに戻って、潮上に当たる隣りのKMIさんの竿下を狙ってキャストして何とか活路を開いてポツリポツリと拾うことが出来た。

その強い潮の流れも21:30頃になって漸く緩み、同時にアジも戻って来て山を迎えたが、22:00を回った頃には何処かに去って行ってしまったと見えて、今度は二人共に反応がなくなってしまった。

それでも、気の合う仲間との釣りは楽しくて、ついついダラダラと続けてしまい、気が付けば時刻は22:30過ぎ。そこで漸く見切りを付けて、KMIさんを残して小生はStopFishingとした。

それにしても、この日の釣果の殆んどはラインの動きで獲ったもので、コツンと感じる明確な反応では獲れないものが多かった。はっきりと感じる反応で掛けることが出来なければ、何とか掛けてやろうと熱くなるのはアングラーの性。これはこれで面白く、この日も何とかしてやろうとしたが、結局、答えは出せなかった。

そして、今回もマゴチ調査は空振りだったが、最後の最後になってこれまでと違う反応があったので、チャンスがあるかも知れない。
老いの一徹ではないが、次回も続けようと思う。

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19:41 1匹目 18cm 21:36 11匹目 18cm
20:04 2 19 21:40 12 19.5
20:07 3 18 21:45 13 19
20:10 4 18 21:47 14 18.5
20:15 5 18 21:49 15 17
20:17 6 19.5 22:04 16 18
20:27 7 16 22:09 17 17
20:42 8 19
21:22 9 17
21:32 10 19

 

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