2025年釣行記(79) – LEG&AJ

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月01日(月) 16:00~21:30
潮回り:中潮
(↓↑) 140→50→57cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:ヒイカ x 0、アジ x 23、サバ x 2
同行者:単独

予報によると、この日の夜は南西の風が3m/s。となると、MHR-KGNメバリングをするにしろKMI’sアジングをするにしろ申し分のない条件なので、どちらにするか迷う所。しかし、前回のKMI’sではパーフェクト・ゲームに抑え込まれて悔しい思いをさせられたが、記念すべきエイジ・シュートとなる79回目の今回だけは、そんな思いをしたくはない。となるとMHR-KGNと云うことになるが、この日の潮回りは中潮で、生憎なことに、釣りをしている時間帯は下げ潮で20:22には49cmまで潮位が落ちてしまう。これでは到底釣りになりそうもない。

と云う訳で、前回の二の舞いにならないことを願いつゝKMI’sに行き、定番のアジではなくヒイカをメイン・ターゲットとすることにした。
と云うのも、アジは前回の例がある上、仮に釣れたとしても時合は極々短く、しかもサイズも小さくなっているので、楽しめる要素がかなり減って来ている。
対して、ヒイカは好ポイントとされているFRYに近く、何よりもつい先日には眼と鼻の先のWNDで釣果が出たとの情報があった。だからと云ってKMI’sで釣れる確証はなく、寧ろ、過去にも何度か挑戦したことはあるが結果は芳しくなかったことを考えると、今回も空振りに終わる公算が大きい。しかし、アジとは違ったヌメーッとした反応を味わいたくて敢えて試してみることにした。勿論、ヒイカでパーフェクト・ゲームを喰らっても、余り実績のないKMI’sでのことなので、アジ程の悔しさはない筈との打算の上でのことは云う迄もない・・・。

15:45頃、現地に到着。
早速、岸壁に出て見ると先行者の姿は見えず小生の貸し切りだったので、いつもの最奥に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回使用するロッドは、久し振りに引っ張り出して来たスピニング・ロッドのTenryu改。験を担いだ訳ではないが、このロッドは小生が初めてヒイカを掛けた際に使用していたもので、スピニング・ロッドの方がベイト・ロッドよりも何かと小回りが効くと考えてチョイスしたもの。このロッドに組み合わせる仕掛けは、まだ明かるい時間帯なのでヒイカはボトムに着いていると考えて、リーダーの先端に1.5号のナス錘を結び、その40cm程上にスッテを結んだものにした。

キャスティングを始めたのは16:00頃。
海は前回と同じ様に波はなくノッペリとしていて、風も殆んどなくエギングをするには文句のない所だが、何となく釣れそうな雰囲気がない。ヒイカアジと同じ様に群れで回遊しているとのことなので、回遊して来るのを待つ以外にない。それまでは只ひたすらキャスティングを続けるしかないが、KMI’sにも寄って来るのか?
寄って来るとして、そのタイミングはいつか?
等々考えながらキャスティングを繰り返していた。
しかし、何となく、アジなら来そうな気がしてならない。この日のターゲットはヒイカでアジは保険だと云い聞かせたが、アジングをするならこのタイミングしかないとの意見に負けて、アジングに切り替えることにした。

そこで、SaltyStage改のロッド、Aldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、16:30頃、アジングを開始。
だが、やはり反応はない。反応はないが、実績があるだけに続けていれば必ず回って来ると思える点がヒイカとは大きく違っていて、何となく余裕がある。

この日初めて反応が返って来たのは、10分程経った16:40のことだった。
何の前触れもなく突然トン。合わせが決まってやり取りを始めたが、思いの外引きが強い。
ひょっとするとクロダイかも・・と思ったが、クロダイにしてはトルク感がない。
何だろうと思いながら抜き上げたのはアジで、しかもサイズは22cmの良型。
釣れるのはロリ・サイズが多くなった冬パターンに入った筈なのに、まだ明るい時間帯に良型アジが来たことに驚いたが、これ1匹では老夫婦の食卓用としても到底足りない。何とか追加しなければと思いつゝキャストすると、今度はモソとした微かな反応があって強い引きが伝わって来た。良し、良し!!これでお土産は確保出来たと喜んだが、今度の獲物は右に左に強い力で走り回る。ひょっとすると・・と思った通り、抜き上げた獲物は30cm程のサバ。もう少し大きければこれ1匹でお土産に出来るが帯に短し襷に長しで如何にも中途半端。そのまゝリリースしようと思ったが、背後で小生の釣りを見守ってくれていた黒猫に進呈することにした。その黒猫も最初はバタバタと暴れるサバを持て余していたが、やがて、少し大人しくなったサバを咥えて背後の茂みに入って行った。

良型アジボーズを喰らうことから逃れられたが、このサバが暴れ回ったためか、反応がピタリと消えてしまった。時合の短い冬パターンに入っているので、これで終わっても仕方ないが、せめて何とか1匹でも追加を・・
その願いが通じたのか16:552匹目をゲット。しかし、サイズは16cm程しかない。立派なアジだがこのサイズではどうしようもないので、そのまゝ海に帰って貰ってキャスティングを続けた。そして、少し時間を置いた17:143匹目をゲット。しかし、サイズは同じ16cmで即リリース。

この3匹目は表層で反応して来たので、狙いを表層に替えて後続を狙って17:16に同サイズの4匹目をゲット。そこで狙いを表層に絞ったが、案に相違して反応がない。そこでボトム付近に狙いを替えると反応が返って来て、5匹目となる21cmの良型を17:21にゲット。良型はやはり底近くに居ると判断してボトムを狙うと反応が続かない。表層に替えると反応があるが、続かず単発に終わってしまって、どうにも落ち着かない。

しかし、20cm超を2匹キープ出来、お土産の心配はなくなったので、後は数釣りを楽しもうと表層狙いに徹することにした。すると、あったり遠退いたりしながらも退屈する間もなく反応が続いて18:16にはツ抜けを達成。

冬パターンに入っているのにこんなにも早い時間にツ抜けを達成出来たのは望外の喜びだが、この日の主役はヒイカの筈。
早くヒイカに切り替えたいと思いながらも、なかなか踏ん切りが付けられずそのまゝアジングを続け、1時間足らずで10匹のアジを追加し19:11ダブル・ツ抜けに成功。その後更に2匹追加した所で、アジングを止めてTenryu改にロッドを持ち替えてヒイカに狙いを替えた。

しかし、ヒイカからは何も反応が返って来ない。仕掛けをエギ単に替えたりもしたが空振りで、結局2時間程で諦めて片付けに入った。

そして、最後の最後にSaltyStage改を手に未練のキャストをすると、コツと反応があって21:3723匹目アジをゲット。これで未練も断ち切ることが出来てこの日の釣りを終えることにした。

と云う訳で、この日は本命のヒイカにはパーフェクトに抑えられ、半ば諦めていたアジの好釣果に救われた格好で、謂わば主客転倒と云った結果だったが、何としてでもヒイカを釣りたい。
次回は、他に目移りがしない様に、アジ狙いのタックルは持参せずに臨んでみようと思う。

***************************************************

16:40 1匹目 22cm 18:17 11匹目 17cm 19:12 21匹目 16cm
16:55 2 16 18:21 12 15 19:13 22 17
17:14 3 16 18:23 13 16 21:37 23 16
17:16 4 16 18:26 14 17
17:21 5 21 18:29 15 17
17:30 6 17 18:58 16 20
17:48 7 15 19:00 17 16
18:04 8 17 19:03 18 17
18:06 9 16 19:06 19 19
18:16 10 17 19:11 20 16

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

トラックバックURL:
https://mizoken.info/WordPress/fishing/wp-trackback.php?p=15789

«